JPH068496Y2 - 記録紙巾変更可能な円筒記録計 - Google Patents

記録紙巾変更可能な円筒記録計

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JPH068496Y2
JPH068496Y2 JP16920088U JP16920088U JPH068496Y2 JP H068496 Y2 JPH068496 Y2 JP H068496Y2 JP 16920088 U JP16920088 U JP 16920088U JP 16920088 U JP16920088 U JP 16920088U JP H068496 Y2 JPH068496 Y2 JP H068496Y2
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JP
Japan
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cylinder
cylindrical
recorder
circuit board
plate
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JP16920088U
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JPH01117722U (ja
Inventor
利明 鈴木
Original Assignee
利明 鈴木
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は源振を水晶発振子とした動力源を円筒自体が持
って自転する円筒記録計に於いて記録紙の巾の変更を可
能にしようとする。本考案による実施例について図面を
用いて説明する。
第1図は本考案による円筒記録計の断面図である。1は
ベース、2は固定中心歯車、3は中心軸であって1,
2,3は静止部材を構成する。4は回転板、5は回転板
4の周囲にはまって回転する円筒、6は円筒5の上方に
あって中心軸3によって支軸される軸受板である。4,
5,6は動作する自転体を構成する。7は自転体の脱離
を防ぐためのナット、8はピンである。回転板4は上方
にムーブメント9、柱17を介して回路基板10を保持
している。ムーブメント9は下方にカナ11を持ちカナ
11は固定中心歯車2に噛み合っている。カナ11が回
るとカナ11は固定中心歯車2の周囲を自交転する。こ
の結果、回転板4に乗った円筒5は自転することにな
る。実施例の一つの形態ではあるが、カナ11の歯数を
44枚としてムーブメント9からの出力軸の周期を12
時間とすれば円筒5の周期は24時間となる。このこと
は通常の時計のムーブメントをそのまま利用して1日1
周の記録計が構成できるので便利である。出力軸12の
端部13は回転板4から一体かつ段違いでほぼ平行に延
出した受板14で支持されている。出力軸12は少なく
とも両端支持であるので軸受負担が少なく自転体そのも
のの負荷駆動に耐えることが出来る。言うまでもなく固
定中心歯車2とカナ11との噛み合い性能確保されてい
る。回転板4は樹脂成形さされた一体品である。15は
受板をつき当て成形するための金型コアが進入する穴で
ある。回転板4を断面一層の形状として成形の金型構造
を簡単にしている。ピン8も含めて断面一層形状は可能
である。またベース1と円筒5の間隔16はJISでは
円筒呼び径93mmのとき12.0mmと狭く決められてい
るところ、この様な回転板4と単純な歯車構成でこれを
可能にした。28は出力軸12を駆動する歯車、29は
スリップバネであって歯車28と出力軸12の間を適当
なスリップトルクのもとにトルクを伝える。このスリッ
プトルクは記録紙のスタートセットの際に円筒5を手回
ししてセットする際にスリップして機能するものであ
る。更にこのスリップは使用者が回転板4に手を触れて
回した時にムーブメント9を構成している出力軸12よ
りも高速で軽負荷の歯車部の破損を防止するものであ
る。このためスリップをかける所は低速で重荷重の所が
好ましい。出力軸12がスリップするか、或はカナ11
が出力軸12に対してスリップするのが好ましい。17
は回転板4に一体の柱、18は回路カバーである。回路
カバー18は回路基板10を弾性的に抱えて保持してい
る。よって、外部からの水滴が電気回路にかからないよ
うに傘の様な防滴構造となっている。19はネジであっ
て回路カバー18と回路基板10を柱17に固定してい
る。20は電池である。電池20からはフレキシブルな
リード線21′が回路基板10に接続している。回路基
板10は少なくとも水晶発振子、分周回路を備えてい
る。回路基板10からの出力はムーブメント9に電気接
続されている。21はこのためのフレキシブルなリード
線である。ムーブメント9は少なくともステップモータ
ーを備えて上記出力で動作し設定された出力軸12及び
円筒5の周期を定める。22は軸受板に設けた窓、23
はシグナルランプ、26はスイッチである。
以上の説明を要約すると、円筒記録計の動作部は、回転
板4と回転板下方に上記固定中心歯車に噛み合って自交
転するカナ11と回転板上方にこのカナを駆動すべきム
ーブメント9及び電池20よりなる下動作部と、回路カ
バー18及び回路基板10よりなる上動作部と、上記回
転板4の周囲にはまって回転する円筒5と、円筒端面に
あって上記中心軸3によって支軸される軸受板6と、下
動作部と上動作部とを連結する柱17とからなること
と、上記ムーブメント9及び電池20と上記回路基板1
0とはフレキシブルなリード線21,21′で接続され
ている事になる。
第1図による円筒記録計から、記録紙の巾を広く変更す
ることを考える。例えばJISによれば円筒呼び径が1
27mmのとき円筒の高さは130mm、175mm及び18
0mmに設定されている。
第2図は第1図から円筒の高さを高くした実施例の断面
図である。又円筒の高さに応じて軸受板の高さも変わ
り、例えばJISでは84mm、111mmのごとく設定さ
れている。第2図のものは第1図のものを元に高い円筒
5′(高い位置に軸受板6を備えている。)と長い中心
軸3′を取り替えて構成される。27は継ぎ柱であって
その一端は柱17にねじこまれ、他端はネジ19によっ
て回路カバー18と回路基板10とが保持されている。
この継ぎ柱17によって回路基板10を含むユニットは
軸受板6に添って高く位置ぎめされる。この高い円筒
5′に換えても窓22を介してスイッチ26の操作、ラ
ンプ等の確認が第1図のものと同じようにできる。電池
20と回路基板10及びムーブメント9と回路基板10
との電気接続はフレキシブルなリード線21,21′で
接続されている。第1図の状態では余裕をもってたわま
せて置き、第2図の高い状態ではこれを延ばすだけです
む。高さの変更に際して新たな電気接続作業を必要とし
ない。このため使用者は記録紙の巾の変更が簡単に出来
て便利である。なお、本考案の目的は記録紙の交換性を
良くするものなので、継ぎ柱の数又は組み合わせ、送択
のあることを含み、柱17が回転板4に一体成形である
ことにはこだわらない。更に、円筒記録計の仕様が簡単
でスイッチ26等の付属品はいらない物でも本考案に含
まれるものである。
本考案によって記録紙の巾の交換性の良い円筒記録計の
製造及び販売が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による円筒記録計の断面図、第2図は本
考案による高い円筒記録計の断面図である。 1……ベース、2……固定中心歯車、3……中心軸、4
……回転板、5……円筒、6……軸受板、9……ムーブ
メント、10……回路基板、11……カナ、17……
柱、27……継ぎ柱、21,21′……フレキシブルな
リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース、固定中心歯車、ベースに固定され
    た中心軸よりなる静止部材にはまって自転する円筒記録
    計に於いて、動作部は、回転板と回転板下方に上記固定
    中心歯車に噛み合って自交転するカナと回転板上方にこ
    のカナを駆動すべきムーブメント及び電池よりなる下動
    作部と、回路カバー及び回路基板よりなる上動作部と、
    上記回転板の周囲にはまって回転する円筒と、円筒端面
    にあって上記中心軸によって支軸される軸受板と、下動
    作部と上動作部とを連結する柱とからなることと、上記
    ムーブメント及び電池と上記回路基板とはフレキシブル
    なリード線で接続されていることと、上記柱につなぐ継
    ぎ柱のあることと、継ぎ柱をつなげば上動作部と下動作
    部との間隔が広がり、長い中心軸と高い位置に軸受板を
    備えた高い円筒への変更を可能にするべく構成したこと
    を特徴とする記録紙巾変更可能な円筒記録計。
JP16920088U 1988-12-28 1988-12-28 記録紙巾変更可能な円筒記録計 Expired - Lifetime JPH068496Y2 (ja)

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JP16920088U JPH068496Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 記録紙巾変更可能な円筒記録計

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JP16920088U JPH068496Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 記録紙巾変更可能な円筒記録計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01117722U JPH01117722U (ja) 1989-08-09
JPH068496Y2 true JPH068496Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31459044

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JP16920088U Expired - Lifetime JPH068496Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 記録紙巾変更可能な円筒記録計

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