JPH0684843U - 収納式壁付き犬のトイレ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家の中で飼う犬が、オシッコをしても、その
オシッコが、トイレの外に飛び出さず、家の床、壁、家
具などを、汚したり、腐らせたりせず、安心して使用で
きる、また、犬がオシッコや、ウンチをしている姿を、
来客に見せる事なく後始末できる、また、壁に描かれ
た、絵、柄、模様などを、目で見て楽しめる、収納式壁
付き犬のトイレを提供する。 【構成】 犬のトイレ本休（１）を設け、その犬のトイ
レ本休（１）の、底の部分に敷くための、格子状の下敷
きマット（２）を設け、犬のトイレ本体（１）の後部下
部分を、蝶番状固定部（３）で固定された、後部壁
（４）を設け、その後部壁（４）の両側部に、蝶番状固
定部（３）で固定された、側部壁（５）を設けたことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、犬のトイレの後部と、両側部を、高い壁で囲った、収納式壁付き 犬のトイレに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、低い壁に囲まれた、あるいは、一部分を高い壁に囲まれた、犬のトイレ があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 ほとんどの場合、このような犬のトイレは、家で飼う犬が使用するわけだが、メ ス犬の場合、現在市販されているトイレでも問題ないが、特にオス犬の場合、オ シッコをする時、どうしても本能で片足を上げてするため、まわりが低い壁に覆 われているものだと、オシッコがトイレから飛び出し、トイレの置き場所により 、家具、床、壁などを汚したり、腐らせたりし、トイレの意昧を成さないばかり か、後始末、また、よけいな家の掃除までしなければならなかった。 また、来客などがあった場合、神経質な犬は、他人の目を気にして、なかなかウ ンチ出来なく、また、来客にとっても、見なくてもよいウンチを、目の当たりに して、不愉快な思いをする人もいた。 また、現在市販されている、一部高い壁のトイレは、トイレそのものの高さがあ るため、店に並べる場合、または、倉庫などに保管する場合も、かさばって、よ くなかった。 本考案は、それらの欠点を除くために考案したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

犬のトイレ本体（１）を設け、その犬のトイレ本体（１）の、底の部分に敷く ための、格子状の下敷きマット（２）を設け、犬のトイレ本体（１）の後部下部 分を、蝶番状固定部（３）で固定された、後部壁（４）を設け、その後部壁（４ ）の両側部に、蝶番状固定部（３）で固定された、側部壁（５）を設ける。 本考案は、以上のような構成よりなる、収納式壁付き犬のトイレである。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であるから、犬のトイレ本体（１）の底の部分に 折りたたんで収納された、後部壁（４）と、側部壁（５）を、蝶番状固定部（３ ）を軸に、後ろへ引き上げ、後部壁（４）の両側部に取りつけてある、蝶番状固 定部（３）を軸に、それぞれの側部壁（５）を、コの字型に広げて安定させ、犬 のトイレ本体（１）の底の部分に、格子状の下敷きマット（２）を敷けばよい。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明する。 図１〜図２に示される実施例では、犬のトイレ本体（１）を設け、そ犬のトイ レ本体（１）の、底の部分に敷くための、格子状の下敷きマット（２）を設け、 犬のトイレ本体（１）の後部下部分を、蝶番状固定部（３）で固定された、後部 壁（４）を設け、その後部壁（４）の両側部に、蝶番状固定部（３）で固定され た、側部壁（５）を設けたものからなる、収納式壁付き犬のトイレである。 以上のような構成であるから、犬のトイレ本体（１）の、底の部分に折りたた んで収納された、後部壁（４）と、側部壁（５）を、蝶番状固定部（３）を軸に 、後ろへ引き上げ、後部壁（４）の両側部に取りつけてある、蝶番状固定部（３ ）を軸に、それぞれの側部壁（５）を、コの字型に広げて安定させ、犬のトイレ 本体（１）の底の部分に、格子状の下敷きマット（２）を敷けばよい。

【０００７】 図３に示される実施例では、犬のトイレ本体（１）を設け、その犬のトイレ本 体（１）の、底の部分に敷くための、格子状の下敷きマット（２）を設け、犬の トイレ本体（１）の後部下部分を、蝶番状固定部（３）で固定された、後部壁（ ４）を設け、その後部壁（４）の両側部に、蝶番状固定部（３）で固定された、 側部壁（５）を設け、その側部壁（５）の前面側部に、蝶番状固定部（３）で固 定された、前部壁（６）を設けたものからなる、収納式壁付き犬のトイレである 。 以上のような構成であるから、犬のトイレ本体（１）の、底の部分に折りたた んで収納された、後部壁（４）と、側部壁（５）と、前部壁（６）を、蝶番状固 定部（３）を軸に、後ろへ引き上げ、後部壁（４）の両側部に取りつけてある、 蝶番状固定部（３）を軸に、それぞれの側部壁（５）を、コの字型に広げて、か つ、側部壁（５）の、前面側部に取りつけてある、蝶番状固定部（３）を軸に、 それぞれの前部壁（６）を、犬のトイレ本体（１）の、前面部両側の、一部分づ つを覆うように広げて安定させ、犬のトイレ本体（１）の底の部分に、格子状の 下敷きマット（２）を敷けばよい。 なお、本考案の目的にそうものであれば、犬のトイレ本体（１）、格子状の下 敷きマット（２）、蝶番状固定部（３）、後部壁（４）、側部壁（５）、前部壁 （６）の色、絵柄、素材、大きさ、高さ、形などなど、特にそれを問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、１つの後部壁（４）と、２つの側部 壁（５）、２つの前部壁（６）からなる壁を、蝶番状固定部（３）により、犬の トイレ本体（１）に、固定する事を問わず、着脱式、独立型などなど、特にそれ を問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、犬のトイレ本体（１）の底に敷く、 格子状の下敷きマット（２）も、特に格子状と限定せず、穴の形、穴の大きさ、 穴の数などなど特に問わず、また、格子状の下敷きマット（２）の大きさ、形、 数も、１枚と限定せず、小さい物を何枚か敷いて、底を覆うなど、特にそれを間 わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、蝶番状固定部（３）の構造も、一般 的な蝶番だけでなく、溝をつけたものなどなど、特にそれを問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、犬のトイレ本体（１）の構造上、後 部壁（４）と、側部壁（５）と、前部壁（６）の固定が不安定な場合、犬のトイ レ本体（１）の壁部分と、後部壁（４）と、側部壁（５）と、前部壁（６）の壁 部分に、フック部、磁石、マジックテープ、ひもなどなどを設けて、固定するな ど、壁の安定化を目的とする、その固定方法を、特に問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、前部壁（６）により、覆われる、ト イレの前面部の範囲も、特に問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、収納された、後部壁（４）と、側部 壁（５）と、前部壁（６）からなる壁部の、取り出しを容易にするために、壁部 の一部分に、みぞ、取っ手などなどを取りつける事を、特に問わない。 また、その取り付け場所、形、大きさ、材質などなども、特に問わない。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されるので、次に記載する効果を奏する。 これまでの犬のトイレでは、トイレの回りを囲っていた壁が、低かったために、 特に、オス犬を飼っている家庭では、色々な手を打って、回りにオシッコが、飛 び出さないように、対処したわりには、置き場所によって、壁、床、家具などを 、汚す、あるいは、傷める、腐らせる事も、多々見受けられ、また、後始末や、 掃除なども大変であったが、この収納式壁付き犬のトイレならば、それらの問題 が一掃されるばかりでなく、収納式なので、現在市販されている、犬のトイレと 大きさ、特に、高さが、ほぼ同じですむので、かさばる事もなく、店頭にならべ る場合、在庫として管理する場合も楽であり、また、今までの犬のトイレと違い 、高い壁で覆われるので、その壁に、絵、柄、模様などを描けば、目で見ても楽 しめ、今までの、犬のトイレのイメージより、はるかに良くなり、神経質な犬は 、来客などあった場合でも、ウンチなどする時、回りを気にせず用を足せ、また 、客に対しても、ウンチやオシッコを直接見せずに、不愉快な思いをさせずに処 理でき、大変によい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の実施例を示す分解斜視図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】従来の犬のトイレの斜視図である。

【符号の説明】

１ 犬のトイレ本体 ２ 格子状の下敷きマット ３ 蝶番状固定部 ４ 後部壁 ５ 側部壁 ６ 前部壁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 犬のトイレ本体（１）を設け、その犬の
   トイレ本体（１）の、底の部分に敷くための、格子状の
   下敷きマット（２）を設け、犬のトイレ本体（１）の後
   部下部分を、蝶番状固定部（３）で固定された、後部壁
   （４）を設け、その後部壁（４）の両側部に、蝶番状固
   定部（３）で固定された、側部壁（５）を設けたものか
   らなる、収納式壁付き犬のトイレである。