JP3124165U - 箱型簡易トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】外観上トイレと判断しにくいため、部屋等の中に置いても違和感がないことに加え、要介護者が着座した状態にあっても介護者が介護行為をすることが可能な箱型簡易トイレを提供すること。
【解決手段】本考案の箱型簡易トイレ1は、箱型のトイレ本体10を備え、当該トイレ本体10は、天面部11を覆い、上下方向に回動自在に設けられた蓋板18を備え、また、トイレ本体10の2つの側面部12,13及び背面部の少なくとも一つには手が抜き差し可能な開口部131が形成され、トイレ本体10の正面から内部には、上面が開放された引き出し形状の貯蔵部15,16が、正面から手前に引き出し可能に複数個縦並びに載置されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、箱型簡易トイレに関する。更に詳しくは、身体能力の低下した高齢者、病人、及び身体障害者等の要介護者が介護者の手助けを借りて使用する箱型簡易トイレに関する。
病人、身体障害者、及び身体能力の低下した高齢者等の要介護者にとって、トイレにおける用便は負担のかかる作業の一つであった。かかる用便にあっては、要介護者が自力でトイレまで移動するのが望ましいが、要介護者は歩行が困難な場合が多く、通常はベッド等に載置された尿瓶やオマルを使用して用を足すか、介護者に補助されてトイレまで移動するかのいずれかであった。一方、前者においては尿瓶等の使用が手指の細かな作業を伴うことからかなり面倒な作業であり、また、後者においては、介護者の負担が大きいことや、介護者が不在の場合は用を足すことができない等の問題があり、いずれも好ましいものではなかった。
このようなことから、近年にあっては、ベッド等の近くに設置された、運搬及び移動可能な簡易トイレが利用されるようになっている。簡易トイレは、便座の下に取り外し可能な排泄物を貯蔵する容器が配置されており、この簡易トイレを用いて部屋等の中で用を足すことにより、トイレの使用における負担の軽減を図っている。また、介護者は、使用者の排泄後に、この容器を取り外して排泄物を処分し、容器を洗浄するという作業を行っている。そして、かかる簡易トイレとしては、様々な構成のものが提案されているが、可搬式のトイレ本体と、便座と、蓋体と、トイレ本体に収納、取り外し自在に設けられた汚物容器とを備える構成が一般的であり(例えば、特許文献1を参照。)、また、椅子型の簡易トイレも提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2000−287880号公報([請求項1]、[図1]) 特開2005−152276号公報([請求項1]、[図1])
しかしながら、従来の簡易トイレは、椅子型のものも含め、その外観から一見してトイレと判断できる構成のものが多く、部屋等に置いた場合には違和感があった。加えて、要介護者にとっては他人にトイレを見られることによる心理的負担が大きく、要介護者の自立支援における障害の一つとなっていた。
また、要介護者が簡易トイレで用を足す場合にあっては、介護者が要介護者に浣腸や座薬を注入したり、用便後の清掃やお尻等を拭いたりする処理等の介護行為をする必要があるが、従来の簡易トイレにあっては、要介護者が着座した状態にあっては、手を抜き差しできるような構成ではなかった。そのため、介護者が介護行為を行う場合には要介護者が強制的に腰を上げて便座から臀部を離す必要があるが、このような行為は身体能力の低下した要介護者にとっては負担の大きいものであった。
本考案の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、外観上トイレと判断しにくいため、部屋等の中に置いても違和感がないことに加え、要介護者が着座した状態であっても介護者が介護行為をすることが可能な箱型簡易トイレを提供することにある。
本考案の請求項1の箱型簡易トイレは、天面部を便座とするトイレ本体を備え、当該天面部に形成された排泄孔から前記トイレ本体の内部に排泄物を排泄する簡易トイレであって、前記トイレ本体が箱型であり、当該トイレ本体は、前記天面部を覆い、上下方向に回動自在に設けられた蓋板を備え、前記トイレ本体の2つの側面部及び背面部の少なくとも一つには手が抜き差し可能な開口部が形成され、前記トイレ本体の正面から内部には、上面が開放された引き出し形状の貯蔵部が、正面から手前に引き出し可能に複数個縦並びに載置されていることを特徴とする。
本考案の請求項2の箱型簡易トイレは、前記請求項1において、前記貯蔵部が2個縦並びにされ、上段の貯蔵部の高さが下段の貯蔵部の高さより高いことを特徴とする。
本考案の請求項3の箱型簡易トイレは、前記請求項2において、前記上段の貯蔵部の高さと、前記下段の貯蔵部の高さの比が、上段の貯蔵部/下段の貯蔵部=5/4〜2/1であることを特徴とする。
本考案の請求項4の箱型簡易トイレは、前記請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、外観が木目調であることを特徴とする。
本考案の請求項1の箱型簡易トイレは、トイレの主構成をなす天面部を便座とするトイレ本体が箱型であり、また、このトイレ本体は、天面部を覆い、上下方向に回動自在に設けられた蓋板を備えているため、トイレを使用しない状態にあっては、便座である天面部も蓋板により隠れ、外観上は、単なる箱体でトイレということを感じさせないので、部屋やベッドの近くにおいても違和感がない。加えて、部屋等の中においても外観上トイレと感じさせないことから、要介護者の心理的負担を軽減することができ、要介護者の自立支援を援助することもできる。
また、トイレ本体の2つの側面部及び背面部の少なくとも一つには手が抜き差し可能な開口部が形成されていることや、トイレ本体の正面から内部には、引き出し形状の貯蔵部が、正面から手前に引き出し可能に複数個縦並びに載置されている構成であるため、貯蔵部を引き出しあるいは取り外すことにより、介護者が開口部から手を容易に抜き差しできることになり、要介護者が着座した状態でもお尻等を拭いたりする処理等の介護行為を容易かつ簡便に行うことができる。更には、要介護者が着座した状態で介護行為を実施できるので、要介護者の負担も軽減することができる。なお、本考案の箱型簡易トイレにあっては、開口部は、2つの側面部及び背面部の全てに形成することが好ましい。
加えて、引き出し形状の貯蔵部が、複数個縦並びに載置されているので、例えば、便座である天面部に近い側の貯蔵部を排泄物の収容部として、それ以外の貯蔵部を、飛び散った尿や、用便後の清掃における水分の受け部とする等、多目的に使用することができる。
そして、このように側面部等に開口部を形成し、貯蔵部を容易に引き出し等することができるので、内部の清掃も容易となり、トイレを長期間清潔な状態で保つことができる。
本考案の請求項2の箱型簡易トイレは、貯蔵部が2個縦並びにされ、この縦並びに載置された2個の貯蔵部のうち便座である天面部に近い側の上段の貯蔵部が下段の貯蔵部より高さが高いため、上段の貯蔵部を引き出しあるいは取り外した状態にあっては、開口部から手を抜き差しやすくなり、また、トイレ本体内部にも大きなスペースが空くことから、介護行為をより効率よく実施することができる。
本考案の請求項3の箱型簡易トイレは、上段の貯蔵部の高さと、下段の貯蔵部の高さの比を特定の範囲としているので、上段の貯蔵部と下段の貯蔵部が、上段の貯蔵部の高さが高い状態でバランスよく載置され、前記した請求項2の効果をより効率よく奏することができる。
本考案の請求項4の箱型簡易トイレは、外観が木目調であることから、外観としてトイレでないという効果が高められ、要介護者の心理的負担を更に軽減することができる。
[第1実施形態]
以下、本考案の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(I)本考案の箱型簡易トイレ1の構成:
図1ないし図6を用いて、本考案の箱型簡易トイレの構成の一態様を説明する。図1は、本考案の第1実施形態に係る箱型簡易トイレを示す斜視図、図2は図1において上段の貯蔵部を引き出した状態を示す斜視図、図3は図1において蓋部を閉じた状態を示す斜視図、図4は図3において背面部から見た状態を示す斜視図、図5は図1において上段の貯蔵部及び下段の貯蔵部を取り外した状態を示す斜視図、図6は、トイレ本体から取り外された上段の貯蔵部と下段の貯蔵部を示す斜視図、をそれぞれ示す。図1ないし図6中、1は箱型簡易トイレ、10はトイレ本体、11は便座となる天面部、111は排泄孔、12は左側面部、13は右側面部、14は背面部、15は上段の貯蔵部、16は下段の貯蔵部、17は仕切り板、18は蓋板、19は底板、をそれぞれ示す。
図1等に示すように、本実施形態の箱型簡易トイレ1は、底板19に対して2枚の側面部12,13及び背面部14を立設し、これらの上方に天面部11を載置してなる箱型のトイレ本体10を主構成として備え、当該天面部11を使用者(図示しない。以下同じ。)の臀部が載置される便座としたものである。そして、この天面部11には、略六角形状の排泄孔111が形成されており、使用者が便座に着座し、当該排泄孔111から箱型のトイレ本体10の内部に小便や大便等の排泄物を排泄するようにして使用される。
なお、図5等に示すように、トイレ本体10の内部においては、上段の貯蔵部15と下段の貯蔵部16は仕切り板17により仕切られ、かかる仕切り板17に対しても略正方形状の開口部(仕切り板の開口部171)が形成されている。また、かかる仕切り板17は、トイレ本体10に載置される上段の貯蔵部15と下段の貯蔵部16を仕切るとともに、上段の貯蔵部15を底方向から支持することになる。
トイレ本体10は蓋板18を備え、トイレ本体10の天面部11は、使用しない場合にあっては、図3及び図4のように蓋板18に覆われることになるため、外観上は単なる箱体となり、また、排泄孔111も蓋板18に覆われ、異臭がトイレ本体の外部に漏れることを防止することができる。図4等に示すように、蓋板18は、トイレ本体10の背面部14と蝶番181を介して連結され、上下方向に回動自在になっているため、使用時には図1等に示すように背面部14と略平行ないしはやや傾いた状態に持ち上げることができ、排泄孔111を開放状態とすることが可能となる。なお、かかる蓋板18は、使用時にあっては使用者の背面に存在することになるため、使用者の背もたれとして使用することもできる。
本実施形態にあっては、トイレ本体10の2つの側面部(左側面部12及び右側面部13)並びに背面部14には、略正方形状の開口部121,131,141が形成されており、これにより、外部からトイレ本体10の内部に対して手が抜き差し可能となる。本実施形態の箱型簡易トイレ1にあっては、トイレ本体10の2つの側面部12,13及び背面部14の全てに121,131,141を形成するようにしているので、3つの方向から手を抜き差しすることが可能となり、また、介護行為を実施する際にもトイレ本体10の内部に光が差しやすくなり、内部がよく見えるようにもなる。
また、トイレ本体10には、上面が開放された引き出し形状の貯蔵部15,16が載置される。貯蔵部15,16は、正面から見て上段に載置される上段の貯蔵部15と、下段に載置される下段の貯蔵部16が、正面から手前に引き出し可能に2つ縦並びに載置されている。
図6は、トイレ本体10から取り外された上段の貯蔵部15と下段の貯蔵部16の斜視図を示す。本実施形態にあっては、上段の貯蔵部15と下段の貯蔵部16は、上面が開放された引き出し形状という点で共通するが、上段の貯蔵部15の高さHが下段の貯蔵部16の高さHより高く形成されている。上段の貯蔵部の高さHと、下段の貯蔵部Hの高さの比は、H/H=5/4〜2/1であることが好ましい。このように上段の貯蔵部15の高さHと、下段の貯蔵部16の高さHの比を特定の範囲とすれば、上段の貯蔵部15の高さHが高い状態でバランスよく載置される。かかる比は、H/H=4/3〜5/3であることが更に好ましく、H/H=3/2であることが特に好ましい。
なお、図1等に示すように、本実施形態にあっては、これら2つの貯蔵部15,16の前面(トイレ本体10の正面側)には、トイレ本体10からの引き出し行為を容易にするため、突起状の掴み部151,161が設けられている。
本考案の箱型簡易トイレ1は、例えば、木材からなる板材、合板、合成樹脂からなる板材等を組み合わせて形成することができる。また、箱型簡易トイレ1のサイズ(幅W、長さL、高さH。図5参照。)、及び上段の貯蔵部の高さH並びに下段の貯蔵部の高さHは、概ね、下記のようにすればよい。一方、下記する値はあくまでも一例であるため、これらの値には特段限定されず、他の値を採用しても構わない。
トイレ1の幅W:55〜65cm
トイレ1の長さL:55〜65cm
トイレ1の高さH:40〜50cm
上段の貯蔵部15の高さH:25〜30cm
下段の貯蔵部16の高さH:15〜20cm
(II)本考案の箱型簡易トイレ1の使用方法の一例:
本考案の箱型簡易トイレ1は、使用しない状態にあっては、トイレ本体10の天面部11が蓋板18によって覆われ、排泄孔111が外部から見えない状態となっている。また、上段の貯蔵部15及び下段の貯蔵部16もトイレ本体10に完全に収納される。
一方、使用に際しては、蓋板18を持ち上げ、図1等に示すように排泄孔111を開放状態とする。そして、使用者である要介護者が便座である天面部11に臀部を載置して、排泄孔111からトイレ本体10の内部に小便ないしは大便を排泄する。排泄物は上段の貯蔵部15に溜まるので、図2のように当該上段の貯蔵部15を引き出し、取り出して清掃、処理するようにすればよい。
また、上段の貯蔵部15を引き出しあるいは取り外した状態にあっては、2つの側面部12,13や背面部14に形成された3つの開口部121,131,141から手を抜き差しすることができるため、使用者である要介護者が着座したままで介護者が要介護者に浣腸や座薬を注入したり、用便後の清掃や各種処理等の介護行為を行うことができることになる。なお、本実施形態にあっては、上段の貯蔵部15の高さHが下段の貯蔵部16の高さHより高いため、上段の貯蔵部15を引き出しあるいは取り外した状態にあっては、開口部121,131,141から手を抜き差しやすくなり、また、トイレ本体10の内部にも大きなスペースが空くことから、介護行為をより効率よく実施することができる。
(III)本考案の効果:
前記した構成の本考案の箱型簡易トイレ1は、使用しない状態にあっては、外観上は単なる箱体でトイレということを感じさせないので、部屋やベッドの近くにおいても違和感がなく、トイレの存在に気づかれる等といった要介護者の心理的負担を軽減することができる。また、かかる心理的負担の軽減により、要介護者の自立支援を援助することもできる。
箱型簡易トイレ1を構成するトイレ本体10の2つの側面部12,13及び背面部14の全てに開口部121,131,141が形成されていることや、トイレ本体10の正面から内部にかけて、上段の貯蔵部15及び下段の貯蔵部16が縦並びに載置されているので、貯蔵部15,16を引き出しあるいは取り外すことにより、介護者が開口部121,131,141から手を抜き差しできることになり、要介護者が着座した状態にあっても介護行為を容易かつ簡便に行うことができるトイレとなる。更には、要介護者が着座した状態で介護行為を実施できるので、要介護者の負担も軽減することができる。加えて、上段の貯蔵部15と下段の貯蔵部16について、例えば、前者を排泄物の収容部として、後者を、飛び散った尿や、用便後の清掃における水分の受け部とする等、多目的に使用することができる。
そして、このように2つの側面部12,13や背面部14に開口部121,131,141を形成したり、2つの貯蔵部15,16が容易に引き出したり取り外したりすることができるので、トイレ本体10内部の清掃も容易となり、長期間清潔な状態で保つことが可能な箱型簡易トイレ1となる。
[実施形態の変形]
なお、以上説明した態様は、本考案の一態様を示したものであって、本考案は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本考案の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本考案の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本考案を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本考案の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本考案は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本考案に含まれるものである。
例えば、前記した実施形態では、2つの貯蔵部15,16について、上段の貯蔵部15の高さHが、下段の貯蔵部16の高さHより高い態様を示したが、これには限定されず、上段の貯蔵部15の高さHと下段の貯蔵部16の高さHを同じとしてもよく、また、下段の貯蔵部16の高さHを上段の貯蔵部15の高さHより高くしても問題はない。更には、貯蔵部の数についても、2つには限定されず、3つ以上としても構わない。
なお、上段の貯蔵部15や下段の貯蔵部16等の貯蔵部には、消臭剤等をあらかじめ載置しておくようにしてもよい。
前記した実施形態では、2つの側面部12,13及び背面部14の全てに開口部121,131,141を形成した態様を示したが、開口部はこれらのいずれかに形成されていればよい。また、開口部の形状やサイズについても限定はなく、任意に決定することができる。
前記した実施形態では、箱型簡易トイレ1の外観デザインを特定しなかったが、例えば、外観を木目調とすることにより、外観としてトイレでない効果が高められ、要介護者の心理的負担を更に軽減することができる。外観を木目調とするには、前記した板材について、木材からなる板材をそのまま用いてもよく、また、所定の板材の外側を木目調となるような加工を施してもよく、その手段については任意である。
その他、本考案の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本考案の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本考案は、例えば、医療分野や社会福祉分野における福祉ないし介護用途の箱型簡易トイレとして有利に使用することができる。
本考案の第1実施形態に係る箱型簡易トイレを示す斜視図である。 図1において、上段の貯蔵部を引き出した状態を示す斜視図である。 図1において、蓋部を閉じた状態を示す斜視図である。 図3において、背面部から見た状態を示す斜視図である。 図1において、上段の貯蔵部及び下段の貯蔵部を取り外した状態を示す斜視図である。 トイレ本体から取り外された上段の貯蔵部と下段の貯蔵部を示す斜視図である。
符号の説明
1 … 箱型簡易トイレ
10 … トイレ本体
11 … 天面部(便座)
111… 排泄孔
12 … 左側面部
121… 左側面部の開口部
13 … 右側面部
131… 右側面部の開口部
14 … 背面部
141… 背面部の開口部
15 … 上段の貯蔵部
151… 掴み部
16 … 下段の貯蔵部
161… 掴み部
17 … 仕切り板
171… 仕切り板の開口部
18 … 蓋板
181… 蝶番
19 … 底板

Claims (4)

  1. 天面部を便座とするトイレ本体を備え、当該天面部に形成された排泄孔から前記トイレ本体の内部に排泄物を排泄する簡易トイレであって、
    前記トイレ本体が箱型であり、
    当該トイレ本体は、前記天面部を覆い、上下方向に回動自在に設けられた蓋板を備え、
    前記トイレ本体の2つの側面部及び背面部の少なくとも一つには手が抜き差し可能な開口部が形成され、
    前記トイレ本体の正面から内部には、上面が開放された引き出し形状の貯蔵部が、正面から手前に引き出し可能に複数個縦並びに載置されていることを特徴とする箱型簡易トイレ。
  2. 前記貯蔵部が2個縦並びにされ、
    上段の貯蔵部の高さが下段の貯蔵部の高さより高いことを特徴とする請求項1に記載の箱型簡易トイレ。
  3. 前記上段の貯蔵部の高さと、前記下段の貯蔵部の高さの比が、上段の貯蔵部/下段の貯蔵部=5/4〜2/1であることを特徴とする請求項2に記載の箱型簡易トイレ。
  4. 外観が木目調であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の箱型簡易トイレ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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