JPH0684673A - 内装形変流器 - Google Patents

内装形変流器

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Publication number
JPH0684673A
JPH0684673A JP4237898A JP23789892A JPH0684673A JP H0684673 A JPH0684673 A JP H0684673A JP 4237898 A JP4237898 A JP 4237898A JP 23789892 A JP23789892 A JP 23789892A JP H0684673 A JPH0684673 A JP H0684673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current transformer
base
case
type current
interior type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4237898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Uchimura
和彦 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変流器をベースに固定するためのボルト締め
付け作業を従来に比し、簡便にすることができる内装形
変流器を提供することを目的とする。 【構成】二次導体２をベースに巻装し軸方向に加圧して
絶縁ガス封入容器１内に一次導体５と同心に装架する内
装形変流器において、上記加圧手段７が、ケース７１内
に収納されたばね体７３を有していることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二次導体をベースに巻
装し軸方向に加圧して絶縁ガス封入容器内に一次導体と
同心に装架する内装形変流器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、例えば、実開昭６１−８１１２
５号公報に開示されている種類の変流器を示したもので
ある。同図において、１は金属容器、２は変流器の低圧
側導体（二次コイル）、３は変流器取付けベース、５は
高圧側導体（一次側導体）、４は固定装置であり、押さ
え金具４１、固定ボルト４２、固定台４３からなる。６
は金属容器１内に封入されている絶縁ガスでる。
【０００３】変流器２は１ケ又は複数個まとめて、変流
器取付けベース３に収納するが、この際、押さえ金具４
１を変流器２に当接し、ベース３にもうけた固定台４３
から固定ボルト４２を螺入し、この固定ボルト４２を締
め付けて変流器２をベース３にしっかりと固定する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記固定ボルト４２に
よる締め付けは、相互管に絶縁物が介在する変流器２の
締め付けであるために、乾燥工程のあとで、再度締め付
けをおこなう必要があり、工程が増えるという問題があ
った。
【０００５】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、変流器をベースに固定するためのボルト締め
付け作業を従来に比し簡便にすることができる内装形変
流器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、
【０００７】請求項１では、二次導体をベースに巻装し
軸方向に加圧して絶縁ガス封入容器内に一次導体と同心
に装架する内装形変流器において、上記加圧する手段
が、ケースに収納されたばね体を有し、上記ベース上の
固定部を螺合貫通して当該ケースの開口から延びる締め
付けボルトにより圧縮されている構成とした。
【０００８】請求項２では、ケースの開口はシール材で
密閉されるようにした。
【０００９】
【作用】本発明では、二次導体をベースに巻装し軸方向
に加圧するのに、ばねを圧縮してその反力で加圧する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図面を参照して説
明する。
【００１１】図１および図２において、７は固定装置で
あって、固定台４３、固定ボルト４２、バネケース７
１、ばね受け７２、１枚もしくは複数枚の皿ばね７３か
らなる。７４はバネケース７１の開口７１Ａ部分に充填
された半硬化性の樹脂である。変流器２の固定に際して
は、バネケース７１を変流器２に当接し、このバネケー
ス７１の開口７１Ａから固定ボルト４２を挿入し、ばね
受け７２を介し皿ばね７３を圧縮する。この固定作業が
終わると、固定ボルト４２の回りにできはた隙間に半硬
化性の樹脂７４を充填する。
【００１２】本実施例では、１枚もしくは複数枚の皿ば
ね７３に予負荷を与えて変流器を締め付けているから、
前記した乾燥工程により絶縁物が収縮しても、それに追
随して１枚もしくは複数枚の皿ばね７３が弾性変位し、
締め付け力を一定に維持することになり、再締め付けは
行なわなくても済む。
【００１３】この皿ばねの変位等があると、摺動による
金属粉が発生して絶縁耐力の低下を招く恐れがあるが、
本実施例では、バネケース７１の開口７１Ａを半硬化性
の樹脂で密閉しているから、上記金属粉が金属容器内へ
浮遊する事はない。
【００１４】なお、バネケース７１の開口７１Ａの密閉
には、図２に示すようにＯリング７５を用いてもよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、二次導体を
ベースに巻装し軸方向に加圧するのに、ばねの圧縮して
その反力て加圧するから、この加圧後に二次導体の絶縁
物の収縮等があっても、初期の加圧力を作用させること
ができ、再度の加圧作業を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す正面断面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す正面断面図である。
【図３】従来の内装形変流器の断面図でる。
【符号の説明】
２ 二次導体 ３ ベース ７ 固定装置 ４２ 固定ボルト ４３ 固定台 ７１ ばねケース ７１Ａ ばねケースの開口 ７２ ばね受け ７３ 皿ばね ７４ 充填材 ７５ Ｏリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 二次導体をベースに巻装し軸方向に加圧
    して絶縁ガス封入容器内に一次導体と同心に装架する内
    装形変流器において、 上記加圧する手段が、ケースに収納されたばね体を有
    し、上記ベース上の固定部を螺合貫通して当該ケースの
    開口から延びる締め付けボルトにより圧縮されているこ
    とを特徴とする内装形変流器。
  2. 【請求項２】 ケースの開口はシール材で密閉されるこ
    とを特徴とする請求項１記載の内装形変流器。
JP4237898A 1992-09-07 1992-09-07 内装形変流器 Pending JPH0684673A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5128023B1 (ja) * 2012-03-23 2013-01-23 三菱電機株式会社 計器用変流器
CN106960722A (zh) * 2017-05-02 2017-07-18 华建电气有限公司 穿心式电流互感器

Cited By (3)

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JP5128023B1 (ja) * 2012-03-23 2013-01-23 三菱電機株式会社 計器用変流器
WO2013140618A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 三菱電機株式会社 計器用変流器
CN106960722A (zh) * 2017-05-02 2017-07-18 华建电气有限公司 穿心式电流互感器

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