JPS6338545Y2 - - Google Patents

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JPS6338545Y2
JPS6338545Y2 JP13222083U JP13222083U JPS6338545Y2 JP S6338545 Y2 JPS6338545 Y2 JP S6338545Y2 JP 13222083 U JP13222083 U JP 13222083U JP 13222083 U JP13222083 U JP 13222083U JP S6338545 Y2 JPS6338545 Y2 JP S6338545Y2
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JP
Japan
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insulating tube
spacer
voltage
contact
screw
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JP13222083U
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JPS6040982U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、高電圧接続装置に関し、接続作業が
容易でかつ、確実に行なわれるようにするもので
ある。
〔考案の背景〕
従来、テレビジヨン受信機においては、ブラウ
ン管のアノードに10〜30KVの高電圧を印加して
使用しているため、例えば高電圧を発生するフラ
イバツクトランスと高圧電線との接続や、高電圧
安定化の目的からブラウン管のアノードとアース
との間に抵抗器を接続するために高電圧接続装置
を必要としていた。第1図は従来の高電圧接続装
置の従来例を示したもので、1は高圧電線、2は
高圧電線1の先端に設けた高圧端子、3は高圧端
子2と接続するコイルスプリング状コンタクト、
4はコイルスプリング状コンタクト3を固定する
ためのコンタクト、5は、コンタクト4に接続し
た導体、6はコンタクト4に嵌合してなるプラス
チツク性絶縁筒、7はコンタクト4、導体5、絶
縁筒6の一部を絶縁するために充填した例えばエ
ポキシレジン等の絶縁物、8はシリコーンゴム等
の弾性絶縁チユーブ、9は絶縁筒6の一端に設け
たねじ部6′に螺合させるキヤツプである。
この構成において、コンタクト4に高圧端子2
の外径よりも内径の小さい先端部を固定したコイ
ルスプリング状コンタクト3は、他端の内径を上
記高圧端子2の外径よりも大にし、上記高圧電線
1を挿入してない状態では、上記コンタクト4に
嵌合固定した絶縁筒6の突起6″に接触するまで
伸びている。また、中心の穴に高圧電線1を密に
嵌入した弾性絶縁チユーブ8はその内径を高圧電
線1の外径より若干小さくし、その外径は絶縁筒
6の内径よりも若干大きくして、その長さを上記
突起6″の上面から上記ねじ6′付側の絶縁筒6の
開口部上面までの長さよりも若干長くしており、
上記弾性絶縁チユーブ8の高圧電線1に対する固
定位置を予め下記のように設定しておく。すなわ
ち、上記高圧電線1を上記弾性絶縁チユーブ8と
ともに絶縁筒6内に圧入した場合に、高圧電線1
の上記高圧端子2がコイルスプリング状コンタク
ト3の内径の大きい部分に入つて内径の小さい部
分を圧縮し、大半収縮したところで上記弾性絶縁
チユーブ8の先端が突起6″の上面に圧接するよ
うに設定しておく。以上のように組付けた後、上
端に高圧電線1がわずかな間隙をもつて挿通する
穴9′を有するキヤツプ9を絶縁筒6のねじ6′に
螺着してなるものである。
ところで弾性絶縁チユーブ8を絶縁筒内に圧入
するにはキヤツプ9をねじ6′にねじ込むことに
より弾性絶縁チユーブ8が突起6″側に押されて
いくわけであるが、弾性絶縁チユーブ8′はシリ
コーンゴム等のゴムで出来ているためキヤツプ9
の内底部と弾性絶縁チユーブ8′の端との摩擦が
大きく、キヤツプ9をねじ込みにくい問題があ
る。これが良くねじ込まれなければ絶縁筒6内の
気密が保てなく、吸湿時にリークが発生する危険
がある。
この対策としてキヤツプ9の内底部に三角状の
突起9″を設けることにより、弾性絶縁チユーブ
8との接触を面接触より線接触にすると摩擦は少
なくなるが、弾性絶縁チユーブ8がゴム等のやわ
らかい材質のため、三角状突起9″で傷ついたり、
ゴムがへこむことにより効果を得られない問題が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、従来技術の問題点をなくし、
キヤツプ9を絶縁筒6のねじ部6′に螺着する際、
弾性絶縁チユーブ8とキヤツプ9の摩擦を小さく
し、螺着作業の容易な高電圧接続装置を提供する
ことにある。
〔考案の概要〕
本考案では、弾性絶縁チユーブ8に直接キヤツ
プ9が接触しないようにするため、両者間にスペ
ーサを介在させるものである。
〔考案の実施例〕
以下第2図に基づいてこの考案の説明をする。
なお、第1図と同一の部位には同一の符号をつけ
る。まず構成を説明すると、弾性絶縁チユーブ8
の絶縁筒6のねじ部6′側端に穴の明いた板状の
スペーサ10を取ける。スペーサ10は、高圧電
線1の外径より若干大きな内径の穴を有し、外径
は弾性絶縁チユーブ8の外径とほゞ同一とする。
この穴に高圧電線1を挿入し、弾性絶縁チユーブ
8の反対側にキヤツプ9を取付る。スペーサ10
の材質は、例えば0.5mmのポリエステルフイルム
のように、ある程度硬い材質で表面がなめらかな
ものとする。キヤツプ9の内底部は、スペーサ1
0と線接触するように三角状の突起9′を設ける。
この状態でキヤツプ9を絶縁筒6のねじ部6′
にねじ込むと、スペーサ10と弾性絶縁チユーブ
8とは面接触して摩擦が大きいが、キヤツプ9と
スペーサ10間は三角状突起で接するため摩擦が
非常に小さくなる。このため、キヤツプ9をねじ
込むに当り、弾性絶縁チユーブに直接接触しない
ばかりでなく、接触部が硬い材質間となり線接触
となるので非常になめらかとなる。この結果、小
さな力で容易にキヤツプ9を螺着出来、弾性絶縁
チユーブに傷付けることもなくなるため弾性絶縁
チユーブが確実に絶縁筒6内に圧入できる。この
結果絶縁筒6内が完全に密封されるため、吸湿し
ても高電圧がリークすることはなくなり、大幅に
信頼性が向上する。
なおここではスペーサ10の材質としてポリエ
ステルフイルムを一例としてあげたが、他のプラ
スチツク材料でもよく、うすい金属板でも効果は
同じである。
〔考案の効果〕
上記のように本考案によると、キヤツプ9を螺
着する作業が従来に比較し非常に容易となるばか
りでなく、弾性絶縁チユーブ8に傷つくこともな
く、又確実に弾性絶縁チユーブ8が絶縁筒内に圧
入可能となるため信頼性の高い高電圧接続装置が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高電圧接続装置の例を示す断面
図、第2図は本考案の一実施例の高電圧接続装置
を示す断面図である。 1……高圧電線、2……高圧端子、3……コイ
ルスプリング状コンタクト、4……コンタクト、
5……導体、6……絶縁筒、6′……絶縁筒6の
ねじ部、6″……絶縁筒6の突起、7……絶縁物、
8……弾性絶縁チユーブ、9……キヤツプ、9′
……キヤツプ9の三角状突起、10……スペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気絶縁材料からなり、かつ内側中間部分に突
    起を有する円筒の一方の開口側の外側にねじを設
    け、他方の開口側の内側にコイルスプリング状コ
    ンタクトを固定し、上記ねじを設けた方の開口側
    から弾性絶縁チユーブに密に嵌装し、かつ先端に
    高圧端子を設けた高圧電線を密に嵌入して、上記
    弾性絶縁チユーブの先端を上記突起に、また上記
    高圧端子を上記コイルスプリング状コンタクトに
    それぞれ圧接させ、ねじ側の絶縁チユーブ端に、
    内径が高圧電線の外径より若干大きく、外径が絶
    縁チユーブの外径とほゞ同じ板状のスペーサを設
    け、スペーサの穴に高圧電線を通し、絶縁チユー
    ブの反対側(スペーサに対して)より、スペーサ
    に線接触するような穴起を設けたキヤツプを上記
    円筒のねじに螺合させたことを特徴とする高電圧
    接続装置。
JP13222083U 1983-08-29 1983-08-29 高電圧接続装置 Granted JPS6040982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13222083U JPS6040982U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 高電圧接続装置

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JP13222083U JPS6040982U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 高電圧接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040982U JPS6040982U (ja) 1985-03-22
JPS6338545Y2 true JPS6338545Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30298663

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JP13222083U Granted JPS6040982U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 高電圧接続装置

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JPS6040982U (ja) 1985-03-22

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