JPH0684649A - 複合コイル - Google Patents

複合コイル

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Publication number
JPH0684649A
JPH0684649A JP25409492A JP25409492A JPH0684649A JP H0684649 A JPH0684649 A JP H0684649A JP 25409492 A JP25409492 A JP 25409492A JP 25409492 A JP25409492 A JP 25409492A JP H0684649 A JPH0684649 A JP H0684649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
drum
composite
primary
Prior art date
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Pending
Application number
JP25409492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Saito
英明 斉藤
Shinkichi Shimakage
新吉 島影
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
Priority to JP25409492A priority Critical patent/JPH0684649A/ja
Publication of JPH0684649A publication Critical patent/JPH0684649A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランス、フィルター等に使用される一次コイ
ルと二次コイルが巻かれたトロイダルコアと補正用コイ
ルが巻かれたドラム状コアを一体に配置することにより
小型化する。 【構成】 一次コイル12と二次コイル13が巻かれた
トロイダルコア11、補正用コイル15、16が巻かれ
たドラム状コア14、ドラム状コア14を被って上下動
可能に配置されたキャップコア17からなる。 【効果】 一次コイルと二次コイルが巻かれたトロイダ
ルコアと補正用コイルが巻かれたドラム状コアを一体に
配置する。また、ドラム状コアに上下動可能なキャップ
コアを被せ、上下動させてインダクタンス値を補正す
る。そのため、複合コイルのインダクタンス値が正確に
決定でき、面積も小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次コイルと二次コイ
ルが巻かれたトロイダルコア、該一次コイルと二次コイ
ルのインダクタンス値を補正する為に一次コイルと二次
コイルに接続された補正用コイルが巻かれたドラム状コ
アを一体とした複合コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、トランス、フィルター等に使用
される一次コイルと二次コイルが巻かれたトロイダルコ
アの平面図である。2つのコイル間の結合を強くし、か
つ、高いQ値を得るためには、この様にトロイダルコア
41に一次コイル42と二次コイル43が巻かれる。
【0003】しかし、トロイダルコア41に巻線された
一次コイル42と二次コイル43のインダクタス値は、
トロイダルコアの形状寸法や、巻線状態のバラツキ等の
影響を受けバラツキが生じる。そのため、精度の高いイ
ンダクタンス値をトロイダルコア単体で得ることは困難
であった。精度の高いインダクタンス値を必要とする場
合は、トロイダルコアとは別の補正用インダクタを実現
するコイルが必要であり、基板の面積が大きかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の課題
を一次コイルと二次コイルが巻かれたトロイダルコア、
該一次コイルと二次コイルのインダクタンス値を補正す
る為の補正用コイルが巻かれたドラム状コアを一体に配
置し、省スペース化することで解決し、複合コイルを提
供することにある。この様な複合コイルとすることによ
り、トランス、フィルター等が小型化できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複合コイルは、
一次コイルと二次コイルが巻かれたトロイダルコア、該
一次コイルと二次コイルに接続された補正用コイルが巻
かれたドラム状コア、及び該ドラム状コアを被って上下
動可能に配置されたキャップコアを一体化したことを特
徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の複合コイルの実施例を示す図
1、図2を参照しながら説明する。図1は複合コイルの
説明図、図2は複合コイルの回路図である。
【0007】図1において、11はトロイダルコア、1
4はドラム状コア、10は基板である。基板10の上側
の表面の中央には、凸部が設けられている。その凸部の
上にはドラム状のコア14、凸部のまわりにはトロイダ
ルコア11が夫々載置されている。18A、18Dは、
基板10に植設された端子である。トロイダルコア11
には、一次コイル12と二次コイル13が巻かれてい
る。そして、ドラム状コア14には、同じ溝に一次コイ
ル12に接続されたコイル16と、二次コイル13に接
続されたコイル15が巻いてある。ドラム状コア14の
上には、ネジ溝が設けられた、キャップコア17が被さ
っている。キャップコア17は、上下動可能に金属のケ
ース19の内側面に螺合されている。
【0008】この様に構成された複合コイルは、図2の
様に接続されている。図1におけるトロイダルコア11
の部分は、点線で囲った部分21に対応する。また、点
線で囲った部分22は、ドラム状コア14の部分を示し
ている。そして、図1では、端子18A、18Dの2本
しか示されていないが、図2の様に18A、18B、1
8C、18D、18E、18Fの6本の端子が用いられ
ている。
【0009】一次コイル12の一端は、端子18Aに接
続され、他端は端子18Bに接続されている。そして、
補正用コイル16の一端は、端子18Bに接続され、他
端は、18Cに接続されている。つまり、コイル12と
コイル16は、直列に接続されている。同様に、二次コ
イル13の一端は、端子18Dに接続され、他端は端子
18Eに接続されている。そして、補正用コイル15の
一端は、端子18Eに接続され、他端は、端子18Fに
接続されている。つまり、コイル13とコイル15は、
直列に接続されている。なお、コイル12とコイル1
6、コイル13とコイル15夫々が直接接続されれば端
子18Bと端子18Eは必要ない。この様にして、コイ
ル15とコイル16のインダクタンス値を同時に変える
ことにより、コイル12とコイル13のインダクタンス
値を補正している。なお、補正用のコイル15とコイル
16のインダクタンス値は、キャップコア17を上下動
させて調節する。
【0010】図3は、本発明の小型複合コイルの別の実
施例を示す回路図である。なお、トロイダルコアとドラ
ム状コアの配置は、図1と同じである。図1におけるト
ロイダルコア11の部分は、点線で囲った部分31に対
応する。また、コイル34は図1のドラム状コア14に
巻かれている。一次コイル12と二次コイル13は、端
子18Gと端子18H間に直列に接続されている。そし
て、一次コイル12と二次コイル13の接続点にドラム
状コア14のコイル34の一端が接続され、他端は、端
子18I、18Jに接続されている。
【0011】なお、本発明の複合コイルは、実施例に限
られない。例えば、図1の凸部をなくして、トロイダル
コアの内側にドラム状コアを配置しても良い。また、図
1のドラム状のコアとトロイダルコアの位置を逆にする
方法もある。例えば、トロイダルコアを金属ケースの上
に取り付けることもできる。さらに、ドラム状コアの横
にトロイダルコアを配置しても良い。例えば、基板とキ
ャップコアの間にトロイダルコアを立てたり、トロイダ
ルコアを金属ケースの側面に取り付けたりすることもで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明の複合コイル
は、一次コイルと二次コイルが巻かれたトロイダルコア
と補正用コイルが巻かれたドラム状コアを一体に配置し
てある。このことにより、複合コイルが平面的に小型化
できる。そして、キャップコアを上下動させることによ
り、補正用コイルのインダクタンス値を変化させること
が出来る。トロイダルコイルとドラムコイルの巻軸が9
0度違うため、磁束も90度違う。そのために、トロイ
ダルコアのコイルとドラム状コアのコイルは、お互いに
干渉しない。また、ドラムキャップ構造のため、漏れ磁
束が少ない。
【0013】これらにより、トロイダルコアに巻かれた
コイルとドラム状コアに巻かれたコイルの結合が少ない
ので、補正用のコイルで複合コイルのインダクタンス値
を正確に決定できる。また、トロイダルコイルとドラム
コイルを同一基板上に構成するため、従来に比べ面積を
小さくできる。かつ、高精度の小型複合コイルができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の小型複合コイルの実施例を示す説明
図である。
【図2】 本発明の小型複合コイルの回路図である。
【図3】 本発明の小型複合コイルの他の実施例の回路
図である。
【図4】 従来のトロイダルコイルである。
【符号の説明】
10 基板 11 トロイダルコア 12 一次コイル 13 二次コイル 14 ドラムコア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイルと二次コイルが巻かれたトロ
    イダルコア、該一次コイルと二次コイルに接続された補
    正用コイルが巻かれたドラム状コア、及び該ドラム状コ
    アを被って上下動可能に配置されたキャップコアを一体
    化したことを特徴とする複合コイル。
  2. 【請求項2】 該補正用コイルが、一次コイルと二次コ
    イルに夫々接続された2つのコイルからなる請求項1の
    複合コイル。
  3. 【請求項3】 該補正用コイルが、一次コイルと二次コ
    イルの共通接続点に接続された単一のコイルからなる請
    求項1の複合コイル。
JP25409492A 1992-08-28 1992-08-28 複合コイル Pending JPH0684649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25409492A JPH0684649A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 複合コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25409492A JPH0684649A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 複合コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684649A true JPH0684649A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17260143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25409492A Pending JPH0684649A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 複合コイル

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JP (1) JPH0684649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1808871A1 (en) 2006-01-17 2007-07-18 Sumida Corporation Coil component

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1808871A1 (en) 2006-01-17 2007-07-18 Sumida Corporation Coil component
US7567161B2 (en) 2006-01-17 2009-07-28 Sumida Corporation Coil component

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