JPH068426Y2 - 燃焼器具用外気補給装置 - Google Patents
燃焼器具用外気補給装置Info
- Publication number
- JPH068426Y2 JPH068426Y2 JP1986000712U JP71286U JPH068426Y2 JP H068426 Y2 JPH068426 Y2 JP H068426Y2 JP 1986000712 U JP1986000712 U JP 1986000712U JP 71286 U JP71286 U JP 71286U JP H068426 Y2 JPH068426 Y2 JP H068426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- air
- air supply
- outside air
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
Description
この考案は、ガスレンジ等の燃焼器具の燃焼部に外気を
補給する装置の改良に関する。
補給する装置の改良に関する。
近時の建物は気密性が高くなり、また、所要の換気口を
設けているのが普通であるが、寒冷地では暖房を必要と
する時期になるとその換気口を閉じ、少なくとも自然換
気が行われないようにしている。 このため、特にガスレンジ等の燃焼器具を使用する場合
に酸素不足による不完全燃焼を起こすおそれがあり、か
つこのとき、備え付けの換気扇で排気するだけでは自然
消火の原因となる。 この考案は、このような事態の発生を、当該燃焼器具の
内部構造を特有のものにして製造したり変更したりする
ことなしに、防止できるようにした外気補給装置を提案
するものである。
設けているのが普通であるが、寒冷地では暖房を必要と
する時期になるとその換気口を閉じ、少なくとも自然換
気が行われないようにしている。 このため、特にガスレンジ等の燃焼器具を使用する場合
に酸素不足による不完全燃焼を起こすおそれがあり、か
つこのとき、備え付けの換気扇で排気するだけでは自然
消火の原因となる。 この考案は、このような事態の発生を、当該燃焼器具の
内部構造を特有のものにして製造したり変更したりする
ことなしに、防止できるようにした外気補給装置を提案
するものである。
この考案の燃焼器具用外気補給装置の構成は次のとおり
である。 ガスレンジ１等の燃焼器具が当該部屋の床２上に外壁３
との間に所要の間隙をおいて設置されている。 その燃焼器具の燃焼部４の外壁側近傍に空気吹出口５を
設けている。また、上記間隙の部分の床２に空気取入口
筒７を貫設している。 さらに、上記間隙には、上端側を空気吹出口５に、下端
側を空気取入口筒７に接続した送気管８を縦設してい
る。
である。 ガスレンジ１等の燃焼器具が当該部屋の床２上に外壁３
との間に所要の間隙をおいて設置されている。 その燃焼器具の燃焼部４の外壁側近傍に空気吹出口５を
設けている。また、上記間隙の部分の床２に空気取入口
筒７を貫設している。 さらに、上記間隙には、上端側を空気吹出口５に、下端
側を空気取入口筒７に接続した送気管８を縦設してい
る。
送気管を通じて外気が床下から燃焼部へ補給され、酸欠
や自然消火を起こすことがない。
や自然消火を起こすことがない。
１は厨房の床２上に外壁３との間に所要の間隙をおいて
設置したガスレンジ、４はそのガスレンジ１の燃焼部で
ある。 ５はガスレンジ１の天板後辺の起立壁６に間設した、す
なわち、燃焼部４の外壁３側近傍に設けた空気吹出口、
７は床２に貫設した空気取入口筒、８はガスレンジ１の
背面と外壁３との間の上記間隙において空気吹出口５と
空気取入口筒７との間に架設し、両者を接続した送気管
である。 空気吹出口５にダンパーを、また、送気取入口筒７に防
塵、防虫用スクリーンを図示はしていないがそれぞれ架
設している。 ９は換気扇を内装したレンジフード、１０は吊戸棚であ
る。 空気吹出口５のダンパーを開いておけば、床下の外気は
送気管８を通じ燃焼部４に補給される状態となる。
設置したガスレンジ、４はそのガスレンジ１の燃焼部で
ある。 ５はガスレンジ１の天板後辺の起立壁６に間設した、す
なわち、燃焼部４の外壁３側近傍に設けた空気吹出口、
７は床２に貫設した空気取入口筒、８はガスレンジ１の
背面と外壁３との間の上記間隙において空気吹出口５と
空気取入口筒７との間に架設し、両者を接続した送気管
である。 空気吹出口５にダンパーを、また、送気取入口筒７に防
塵、防虫用スクリーンを図示はしていないがそれぞれ架
設している。 ９は換気扇を内装したレンジフード、１０は吊戸棚であ
る。 空気吹出口５のダンパーを開いておけば、床下の外気は
送気管８を通じ燃焼部４に補給される状態となる。
本考案によれば、床下の外気が、当該燃焼器具と外壁と
の間に形成された間隙に縦設された送気管を通じて、そ
の燃焼器具の燃焼部に補給され、該燃焼部には常に所要
の量の空気が、すなわち、その燃焼部における燃焼状況
に応じて必要なだけ自動的に送風機等の動力装置を介す
ることなしに補給される。 したがって、冬期間のように部屋の換気口を閉じている
時期においても、酸素不足による不完全燃焼を起こすと
いうようなおそれがなく、また、換気扇を使って排気を
したとしても自然消火させてしまうおそれがない。 特に、この考案は、ガスレンジ等の燃焼器具と当該部屋
の外壁との間に形成の間隙の部分の床に空気取入口筒を
貫設しているから、その空気取入口筒に下端側を接続し
て上記間隙に縦設する送気管の上端側を外壁側近傍の空
気吹出口に接続することにより、簡単に所期の外気補給
装置を構成できるもので、したがって、当該燃焼器具は
外壁との間に上記間隙を形成する位置に適宜設置すれば
よい。 すなわち、当該燃焼器具の本体内部を通じて床下外気を
取り入れる場合のように、その燃焼器具の構造や大きさ
等に応じて空気取入口の設置位置を変更するような面倒
がなく、送気管を縦設の間隙に対応する場所に当該燃焼
器具を設置しさえすればよいもので、そのセットは極め
て簡単にできる。
の間に形成された間隙に縦設された送気管を通じて、そ
の燃焼器具の燃焼部に補給され、該燃焼部には常に所要
の量の空気が、すなわち、その燃焼部における燃焼状況
に応じて必要なだけ自動的に送風機等の動力装置を介す
ることなしに補給される。 したがって、冬期間のように部屋の換気口を閉じている
時期においても、酸素不足による不完全燃焼を起こすと
いうようなおそれがなく、また、換気扇を使って排気を
したとしても自然消火させてしまうおそれがない。 特に、この考案は、ガスレンジ等の燃焼器具と当該部屋
の外壁との間に形成の間隙の部分の床に空気取入口筒を
貫設しているから、その空気取入口筒に下端側を接続し
て上記間隙に縦設する送気管の上端側を外壁側近傍の空
気吹出口に接続することにより、簡単に所期の外気補給
装置を構成できるもので、したがって、当該燃焼器具は
外壁との間に上記間隙を形成する位置に適宜設置すれば
よい。 すなわち、当該燃焼器具の本体内部を通じて床下外気を
取り入れる場合のように、その燃焼器具の構造や大きさ
等に応じて空気取入口の設置位置を変更するような面倒
がなく、送気管を縦設の間隙に対応する場所に当該燃焼
器具を設置しさえすればよいもので、そのセットは極め
て簡単にできる。
図面はこの考案をガスレンジに適用した場合の説明図で
ある。 １……ガスレンジ、２……床、３……外壁、４……燃焼
部、５……空気吹出口、７……空気取入口筒、８……送
気管。
ある。 １……ガスレンジ、２……床、３……外壁、４……燃焼
部、５……空気吹出口、７……空気取入口筒、８……送
気管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−118570（ＪＰ，Ａ) 実開 昭47−19256（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−101823（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭46−30604（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭58−48498（ＪＰ，Ｙ２) 実開 昭60−176046（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ガスレンジ等燃焼器具を当該部屋の床上に
外壁との間に所要の間隙をおいて設置するとともに、そ
の燃焼器具の燃焼部の外壁側近傍に空気吹出口を設け、
上記間隙の部分の床に空気取入口筒を貫設し、同間隙に
は、上端側を上記空気吹出口に、下端側を上記空気取入
口筒に接続した送気管を縦設してなることを特徴とする
燃焼器具用外気補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000712U JPH068426Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 燃焼器具用外気補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000712U JPH068426Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 燃焼器具用外気補給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62115029U JPS62115029U (ja) | 1987-07-22 |
| JPH068426Y2 true JPH068426Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30777934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986000712U Expired - Lifetime JPH068426Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 燃焼器具用外気補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068426Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4719256U (ja) * | 1971-04-05 | 1972-11-04 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP1986000712U patent/JPH068426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62115029U (ja) | 1987-07-22 |
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