JPH068417U - 道路鋲 - Google Patents

道路鋲

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Publication number
JPH068417U
JPH068417U JP022650U JP2265092U JPH068417U JP H068417 U JPH068417 U JP H068417U JP 022650 U JP022650 U JP 022650U JP 2265092 U JP2265092 U JP 2265092U JP H068417 U JPH068417 U JP H068417U
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JP
Japan
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road
storage frame
tack
frame
main body
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Pending
Application number
JP022650U
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English (en)
Inventor
秀昭 古賀
Original Assignee
秀昭 古賀
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Publication date
Application filed by 秀昭 古賀 filed Critical 秀昭 古賀
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Publication of JPH068417U publication Critical patent/JPH068417U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇降機能を有する道路鋲の収納枠内への路面か
らの異物等の侵入とその堆積を防止して、常時その昇降
機能が持続出来るようにする。 【構成】昇降機能を有する道路鋲本体(1)と道路鋲収
納枠(2)との間にシール材(3)を密着摺動するよう
に設けて、路面からの異物等の侵入を防止する。そして
道路鋲収納枠の内壁には数本の排気溝(2a)を設け
て、車輪等によって道路鋲本体が降下した時、収納枠内
の圧力の高まった空気を排気溝(2a)を通して噴出さ
せることによって、収納枠の開口部付近に介在した異物
等や枠内に侵入した泥水等を枠外へ放出させる。これに
よって、道路鋲収納枠内での異物等の堆積や侵入が防止
され、昇降機能が常時持続されることになる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は道路の区画線や横断歩道等の視認性を向上させる道路鋲に関するも のである。
【従来の技術】
従来の道路鋲は路面上に突起物として固定されたものである為、運転者に対 する安全性及び快適性を考慮するとその利用範囲は車線区画等限られたものであ る。突起物としての欠点を解決する為に、車輪等により荷重がかかる時は突起部 が降下する道路鋲が考案されている。しかし、これら従来の昇降機能を有する道 路鋲はその収納枠内に路面から異物等が侵入して堆積する為、突起部が降下不能 及び動作不能となり、昇降機能を長期間にわたり持続するのが困難である。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は昇降機能を有する道路鋲の収納枠内深部に砂等道路上に散在する異 物等が侵入して堆積したり、道路鋲本体(1)と該収納枠(2)との間に異物等 が介在して、道路鋲本体(1)が動作不能になることを防止する為、道路鋲収納 枠(2)深部へ異物等が侵入することを防止すると共に、路面近くの開口部付近 に介在した異物等や収納枠内へ侵入した泥水等を枠外へ放出して、昇降機能が常 時作動するような道路鋲を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案が提案する道路鋲は、路面(5)に開口部をもつ道路鋲収納枠(2) に道路鋲本体(1)を昇降可能に収納し、常時は道路鋲本体(1)の頭部に設置 した反射体(1a)が路面(5)より上部に突出するようにし、車輪等により道 路鋲本体(1)に下方への荷重が作用した場合には反射体(1a)が路面(5) 以下に沈降するような付勢手段を設けたものに、道路鋲収納枠(2)と道路鋲本 体(1)との間にシール材(3)を密着摺動するように設け、そして道路鋲収納 枠(2)の内壁に垂直な排気溝(2a)を設けたものである。シール材(3)は 道路鋲本体(1)の外周部に設け道路鋲収納枠内壁を密着摺動するようにして異 物等が枠内深部へ侵入するのを防止する。又、道路鋲収納枠(2)の内壁には数 本の細い排気溝(2a)を枠の開口部近くに向けて設け、道路鋲本体(1)が降 下した時、該収納枠内の圧力の高まった空気を排気溝(2a)を通して噴出させ 、よって開口部付近に介在した異物等や枠内に溜った泥水等を噴出力によって枠 外へ放出させる。この時、該収納枠内の内部圧を高める為、道路鋲収納枠の深さ は道路鋲本体(1)が最も沈降した時、収納枠と道路鋲本体の底面(1b)で囲 まれた空間(6)が極小になるように設定されたものである。
【作用】
常時は弾性体(4)の復元力によって道路鋲本体(1)はその外周部に設け られた凸部(1c)が道路鋲収納枠(2)の内側に設けられた凹状の溝(2b) の上部に達するまで上昇され、その時点で反射体(1a)は路面(5)より突起 した状態になっている。この状態では路面上の異物等はシール材(3)によって 道路鋲収納枠(2)内深部への侵入を防止されることになり、路面近くの開口部 付近にわずかに介在するのみとなる。車輪等が反射体(1a)を沈降させ道路鋲 本体(1)が降下すると、シール材は摺動しながら密着性を保持し、上部からの 異物等の侵入を防ぐと共に収納枠内の内部圧が上昇して道路鋲収納枠(2)内壁 に設けた細い排気溝(2a)との間から圧力の高まった空気を噴出する。その時 、路面近くに介在した異物等や枠内の泥水等は噴出空気と共に枠外へ放出される 。この為、道路鋲収納枠内深部に異物等が堆積して道路鋲本体(1)が降下不能 になることや道路鋲本体(1)と該収納枠との間に異物等が介在して動作不能に なることが防止され、昇降機能を常時作動させることができる。
【実施例】
図1は本考案の実施例の断面図を示したもので、路面(5)に道路鋲収納枠 (2)を垂直に埋設し、その内部に道路鋲本体(1)と弾性体(4)とシール材 (3)を配置したものである。道路鋲本体(1)の上部は再回帰性反射材を付加 した反射体(1a)を形成し、反射体(1a)が路面(5)より突起するように 道路鋲本体(1)は常時上方へ弾性体(4)の復元力によって付勢されている。 (1c)は道路鋲本体(1)の抜け外れ防止と反射体(1a)の突出高を規制す る為に道路鋲本体側面の外周部に設けた凸部であり、道路鋲収納枠(2)の内周 部に設けた凹状の溝(2b)と嵌合するようになっている。シール材(3)はリ ング状に道路鋲本体の外周部に嵌合されたもので、その内側には弾性材(3a) を設けてシール材が道路鋲収納枠内壁を密着摺動するように付勢されている。道 路鋲収納枠(2)の内壁には、内周部に設けた溝(2b)の上端から開口部付近 に向けた垂直の細かい排気溝(2a)を数本設ける。この排気溝(2a)の上端 の位置は道路鋲本体(1)が突起の状態にある時のシール材(3)の位置までと して、該状態にある時異物等が排気溝(2a)に侵入しないようにする。また道 路鋲本体(1)が最も降下した時、収納枠内の内部圧が最高になるようにする為 、道路鋲収納枠(2)の内壁の深さは、道路鋲本体底面(1b)が道路鋲収納枠 内の底面に届く程度の深さに設定されている。付勢手段としての弾性体(4)は コイル状のスプリング等で道路鋲本体底面(1b)と収納枠の底面とに設けた凹 状の溝内に格納して、図2に示すように道路鋲本体底面(1b)が最も降下した 時、スプリング等がこの溝内に納まるようにして、該底面(1b)と収納枠との 間に余分な空間が発生しないようにしている。
【考案の効果】
以上のように本考案の道路鋲は、過酷な条件のもとに設置されてもその昇降 機能を常時持続できるものである。その結果、横断歩道や道路区画線等の表示物 として利用しても車両通過時には道路鋲本体が沈降する為、運転者への安全性及 び快適性が保持されると共に道路鋲の反射体が路面より突起している為、雨天夜 間時でもその冠水が少なくなるので運転者からの視認性が確保され、安全な車両 走行に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
図1は反射体が路面より突起している時の本考案の実施
例を示す断面図である。図2は道路鋲本体が降下した時
の状況を示す断面図である。図3は図1のA−A部の切
断面を示した図である。
【符号の説明】
(1)・・・・・道路鋲本体 (1a)・・・・・
反射体 (2)・・・・・道路鋲収納枠 (2
a)・・・・排気溝 (3)・・・・・シール材
(4)・・・・・弾性体 (5)・・・・・
路面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降機能を有する道路鋲本体(1)と道路
    に埋設した道路鋲収納枠(2)との間にシール材(3)
    を設けて、道路鋲収納枠内への異物等の侵入を防止した
    道路鋲。
  2. 【請求項2】「請求項1」の道路鋲本体(1)が降下し
    た時、枠内の圧力の高まった空気を排気させる排気溝
    (2a)を道路鋲収納枠(2)の内壁に数本設け、噴出
    する空気と共に路面近くの開口部付近に介在する異物等
    や枠内の泥水等を枠外へ放出させる構造を有する道路
    鋲。
JP022650U 1992-02-26 1992-02-26 道路鋲 Pending JPH068417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP022650U JPH068417U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 道路鋲

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JP022650U JPH068417U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 道路鋲

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JPH068417U true JPH068417U (ja) 1994-02-04

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ID=12088724

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP022650U Pending JPH068417U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 道路鋲

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JP (1) JPH068417U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403521B1 (ko) * 2001-03-12 2003-10-30 조영제 도로 표시병
JP2017031679A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 積水樹脂株式会社 可撓式標示柱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403521B1 (ko) * 2001-03-12 2003-10-30 조영제 도로 표시병
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