JPH0684078A - 火災感知器の検査装置 - Google Patents

火災感知器の検査装置

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JPH0684078A
JPH0684078A JP23349692A JP23349692A JPH0684078A JP H0684078 A JPH0684078 A JP H0684078A JP 23349692 A JP23349692 A JP 23349692A JP 23349692 A JP23349692 A JP 23349692A JP H0684078 A JPH0684078 A JP H0684078A
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Eiji Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子の視野角に対応した箇所に取り付け
られた再帰性反射板を有し、この再帰性反射板により火
災感知器と監視範囲を容易に確認することのできる火災
感知器の検査装置を提供する。 【構成】 高さ方向のほぼ中間部に隔壁18が設けら
れ、隔壁18の一方の側に火災感知器のカバー4のリブ
12に嵌入する溝20を有し、隔壁18の他方の側を受
光素子14の視野角θに対応した高さに設定した外筒1
7と、隔壁18の下面に取り付けられた受光素子14の
視野角θに対応した外径の再帰性反射板21とからな
り、火災感知器に着脱可能な検査治具16を備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炎から放射される赤
外線または紫外線を感知して作動する火災感知器の検査
装置に係り、さらに詳しくは、設置した火災感知器に取
り付けてその火災感知器の監視範囲を検査する検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】火災感知器に、受光素子として例えば焦
電形の赤外線検出素子(以下、焦電素子という)を使用
し、火災の炎から発する赤外線の特定波長領域の光を検
出して火災の発生を検知するものがある。
【0003】図16は従来のこの種の火災感知器の一例
を示す断面図である。図において、41は筐体で、底板
43を有する円筒状の本体42と、係止爪45によって
本体42に結合されたカバー44とからなり、カバー4
4は本体42に結合される円筒部と傾斜部とによりほぼ
富士山状に形成され、上面に設けた凹部46には透光窓
47が設けられている。48は凹部46内に嵌入され、
接着剤49によりカバー44に接着固定されたサファイ
ヤ等からなる保護板である。
【0004】50は増幅回路、火災判別回路、スイッチ
ング回路等(図示せず)を構成する電気部品が実装され
たプリント基板で、筐体41内に収容され、ネジ51に
より底板43に固定されている。52は炎の赤外線を受
光する受光素子で、例えばキャン内に焦電素子が収容さ
れ、上面に設けた受光部はシリコン板で封止され、その
リード線53がプリント基板50にはんだ付けされてい
る。なお、この時、受光素子52の受光部は保護板48
に対向し、かつ近接して配設される。
【0005】上記のように構成した火災感知器は、受光
素子52が有する指向特性を生かして炎からの赤外線を
受光できる範囲、つまり、監視範囲を考え、未監視範囲
が発生しないように部屋の天井等に設置される。そし
て、監視範囲内で火災が発生すると、受光素子52の受
光部は保護板48を透過した炎の赤外線を受光して特定
波長領域の光を検出し、この検出信号をリード線53を
介してプリント基板50の回路等に送り、火災の発生を
検知して例えば火災受信機に知らせる。この時、火災発
生場所がこの火災感知器の監視範囲であることがはじめ
て確認される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、熱式や煙式の
火災感知器は、消防法により天井高さ4m未満の耐火構
造による火災感知器1個の監視範囲が、例えば、 差動式感知器1種…90m2 、定温式感知器特種…70
2 煙式感知器1種…150m2 と決められており、これらの火災感知器の設置場所は決
められた監視範囲に基づいて未監視範囲が発生しないよ
うに設置されている。
【0007】しかし、炎式火災感知器は、指向特性によ
る漏斗状の監視範囲を持ち、この監視範囲を考慮して例
えば部屋全体を監視できる場所に設置するようにしてい
る。
【0008】ところで、このような火災感知器において
は、図17に示すように、天井Tと床面Yが平行な部屋
の場合は、天井Tのほぼ中央部に火災感知器を設置して
いる。しかしながら、図18に示すように、例えば体育
館などの天井Tと床面Yが平行でない部屋の場合や、図
19に示すように、天井T等に障害物Sがある部屋の場
合は、火災感知器を部屋の壁に設置したり、天井Tに傾
けて設置しなければならず、その設置場所や設置角度に
よって監視範囲Aは変わってしまい、この監視範囲Aを
確認することは極めて困難であった。また、火災感知器
に使用する受光素子52の種類等によって監視範囲Aが
異なるので、それぞれの監視範囲Aを確認し、その監視
範囲Aに合った設置場所を決めることは大変難しかっ
た。
【0009】さらに、図18の矢印Bで示すような死角
部分、つまり、未監視範囲Bは、実際に未監視範囲Bか
ら炎を出して火災感知器が作動しなかった時にはじめて
わかるので、この未監視範囲Bを事前に発見することは
難しく、また、実際に炎を使用して監視範囲Aを確認す
ることは危険かつ面倒であり、新しいビルディング等で
行うには不都合であった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、受光素子の視野角に対応した箇
所に取り付けられた再帰性反射板を有し、この再帰性反
射板により火災感知器の監視範囲を容易に確認すること
のできる火災感知器の検査装置を提供することを目的と
したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る火災感知
器の検査装置は、受光素子を有し、視野角内の炎を検知
する火災感知器の監視範囲を検査する装置において、火
災感知器の筐体に着脱自在に嵌合される取付部と、取付
部と隔壁を介して設けられた凹部と、凹部の底壁に設け
られた再帰性反射板とを備えたものである。また、凹部
の内壁を筒状または截頭円錐状に形成したものである。
【0012】さらに、高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設
けられ、この隔壁の一方の側に火災感知器のカバーのリ
ブに嵌入する溝を有し、隔壁の他方の側を受光素子の視
野角に対応した高さに設定した外筒と、隔壁の下面に取
り付けられた受光素子の視野角に対応した外径の再帰性
反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を
備えたものである。
【0013】また、高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設け
られ、この隔壁の一方の側に火災感知器のカバーのリブ
に嵌入する溝を有し、隔壁の中央部に受光素子の視野角
に整合する截頭円錐状の取付部を備えた外筒と、この外
筒の取付部の内周面の一部または全面に取り付けられた
再帰性反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査
治具を備えたものである。
【0014】さらに、高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設
けられ、この隔壁の一方の側に火災感知器のカバーのリ
ブに嵌入する溝を有し、隔壁の他方の側に受光素子の視
野角に合わせて断面台形状に形成した凹部を備えた外筒
と、この外筒の凹部の底面に取り付けられた再帰性反射
板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を備え
たものである。また、外筒の凹部の底面および内周面
に、色の異なる再帰性反射板を取り付けたものである。
【0015】さらに、高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設
けられ、この隔壁の一方の側に火災感知器のカバーのリ
ブに嵌入する溝を有し、隔壁の他方の側に下面を受光素
子の視野角に整合する逆截頭円錐状に形成した凸部を備
えた外筒と、この外筒の凸部の下面の一部または全面に
取り付けられた再帰性反射板と、凸部の傾斜面の一部ま
たは全面に取り付けられた前記再帰性反射板と異なる色
の再帰性反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検
査治具を備えたものである。
【0016】また、弾性材からなり、上部内周に検査治
具の外筒に設けた係合溝に係合する係止部を有する複数
の係止片を備え、下部に操作棒の嵌合部を有する着脱具
を備えたものである。
【0017】さらに、薄い合成樹脂材料からなり、火災
感知器の本体の外径と同じかまたは僅かに小さい内径の
大径部と、この大径部から縮径されて底板に連続する傾
斜部と、底板から突設し、受光素子の視野角に対応した
高さに設定した小径部とから構成され、火災感知器の筐
体を着脱可能に覆う防塵カバーの底板の下面に、受光素
子の視野角に対応した外径の再帰性反射板を取り付けた
ものである。
【0018】
【作用】ビルディングの室内の天井等に設置された火災
感知器のカバーのリブに検査治具の溝を嵌入し、火災感
知器に検査装置を装着する。そして、その火災感知器の
警戒区域に立ち、その床面からほぼ1.2mの高さの位
置から検査治具を目視し、検査治具に取り付けられた再
帰性反射板の見え方で検査位置が火災感知器の監視範囲
内であるかを検査する。この時、再帰性反射板が全て見
える場合は、検査位置が監視範囲内であると判断され、
また、再帰性反射板内の一部が少しでも欠けて見える場
合は、検査位置が監視範囲外であると判断される。
【0019】また、隔壁の中央部に受光素子の視野角に
整合する截頭円錐状の取付部を備えた外筒と、この外筒
の取付部の内周面の一部または全面に取り付けられた再
帰性反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治
具を備えること、隔壁の他方の側に受光素子の視野角に
合わせて断面台形状に形成した凹部を備えた外筒と、こ
の外筒の凹部の底面に取り付けられた再帰性反射板とか
らなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を備えるこ
と、あるいは、隔壁の他方の側に下面を受光素子の視野
角に整合する逆截頭円錐状に形成した凸部を備えた外筒
と、この外筒の凸部の下面の一部または全面に取り付け
られた再帰性反射板と、凸部の傾斜面の一部または全面
に取り付けられた前記再帰性反射板と異なる色の再帰性
反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を
備えることにより、監視範囲の検査の視認性が向上す
る。
【0020】さらに、外筒の凹部の底面および内周面
に、色の異なる再帰性反射板を取り付けることにより、
監視範囲と未監視範囲を色の違いによって認識できるの
で、監視範囲の検査が容易となる。
【0021】また、弾性材からなり、上部内周に検査治
具の外筒に設けた係合溝に係合する係止部を有する複数
の係止片を備え、下部に操作棒の嵌合部を有する着脱具
を備えることにより、高い場所などに設置された火災感
知器において検査装置の着脱がより容易になり、監視範
囲の検査を迅速に行うことができる。
【0022】さらに、薄い合成樹脂材料からなり、火災
感知器の本体の外径と同じかまたは僅かに小さい内径の
大径部と、この大径部から縮径されて底板に連続する傾
斜部と、底板から突設し、受光素子の視野角に対応した
高さに設定した小径部とから構成され、火災感知器の筐
体を着脱可能に覆う防塵カバーの底板の下面に、受光素
子の視野角に対応した外径の再帰性反射板を取り付ける
ことにより、使い捨て防塵カバーを利用することができ
てコストも掛からない。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の第1の実施例の構成説明図
である。図において、1は火災感知器の筐体で、底板を
有する円筒状の本体2と、係止爪によって本体2に結合
されたカバー4とからなり、カバー4は本体2に結合さ
れる結合部と、この結合部から縮径された傾斜部と、こ
の傾斜部の上方に形成された有底円筒部とによりほぼ逆
富士山状に形成されており、有底円筒部の中心部には第
1の凹部5と第2の凹部6とが設けられ、第2の凹部6
には透光窓7が設けられている。
【0024】8は第2の凹部6に嵌入された光学フィル
タ、9は第1の凹部5に嵌入された保護板である。10
は第1の凹部5において、光学フィルタ8と保護板9と
の間に介装されたパッキン、11は中心部に窓穴を有す
る合成樹脂を成型してなる押えリング、12はカバー4
の有底円筒部の側壁から傾斜部にかけてほぼ等間隔に形
成された複数個のリブである。
【0025】13は筐体1内に収容されたプリント基
板、14は炎の赤外線を受光する受光素子で、受光素子
14の受光部が透光窓7に対向し、かつ近接して配設さ
れるようにプリント基板13に実装されており、外周に
は保護部材15が設けられている。
【0026】16はカバー4の有底円筒部に取り付けら
れた検査治具である。この検査治具16はゴム、合成樹
脂等の弾性材からなり、図2に示すように、円筒状の外
筒17と、その高さ方向のほぼ中間部に設けた隔壁18
と、隔壁18の上面に外筒17と同心的に突設された外
筒17より低いストッパー19と、隔壁18より上部の
外筒17に設けられ、カバー4のリブ12に対応してリ
ブ12が嵌入する複数個の縦溝20とから構成されてい
る。なお、外筒17の隔壁18より上部の内径はカバー
4の有底円筒部の外径d1より僅かに小さく形成されて
おり、縦溝20の溝幅はリブ12の厚さと同じかまたは
やや狭く形成されている。また、隔壁18から下方の外
筒17の高さhは受光素子14の視野角θ(例えば10
0゜)に対応して定められている。
【0027】21は検査治具16の隔壁18の下面に取
り付けられた再帰性反射板で、その外径d2は受光素子
14の視野角θに対応して定められる。従って、再帰性
反射板21の外縁21aと、検査治具16の外筒17の
下端部の内周円17aと、この火災感知器の監視範囲の
外縁とは一致する。なお、再帰性反射板21はガラスビ
ーズをシートに内蔵し、あるいは、多数のコーナープリ
ズムで構成し、入射光を光源の方向にまっすぐ戻す再帰
性反射効果を備えたものである。また、22は例えば懐
中電灯などの投光器で、検査時に再帰性反射板21が見
えにくい場合に再帰性反射板21の強い反射光を得て見
えやすくするための入射光の光源として用いる。
【0028】次に、この発明の作用について説明する。
例えばビルディングの室内の天井T等に設置された火災
感知器に検査治具16を取り付ける場合、まず、検査治
具16の外筒17に設けた縦溝20をカバー4のリブ1
2に嵌入させると、検査治具16のストッパー19が有
底円筒部の先端部に当たって嵌入が止まり、検査治具1
6が装着される。この時、再帰性反射板21の外縁21
aと、検査治具16の外筒17の下端部の内周円17a
と、この火災感知器の監視範囲の外縁とが一致する。
【0029】そして、ある位置(火災感知器の警戒区
域)に立ち、その床面からほぼ1.2mの高さの位置か
ら検査治具16を目視し、その検査治具16に取り付け
られた再帰性反射板21の見え方によって立った場所、
つまり検査位置が火災感知器の監視範囲内であるかを検
査する。この時、例えば真下方向から検査治具16を見
た場合は、図3に示すように、再帰性反射板21は検査
治具16の中心に見え、斜め方向から検査治具16を見
た場合は、図4に示すように、再帰性反射板21は見て
いる方向側に近寄って見える。この場合、図4に示すよ
うに、再帰性反射板21が全て見えている時は、その検
査位置が監視範囲内であると判断され、また、図5に示
すように、再帰性反射板21が全て見えず、少なくとも
再帰性反射板21の一部が欠けている時は、その検査位
置が監視範囲外であると判断される。検査後は火災感知
器から検査治具16を取り外し、火災感知器は検査した
監視範囲内の監視を行う。
【0030】なお、検査時において、検査状況による違
いはあるいが室内に設置された火災感知器の検査を行う
場合、再帰性反射板21が見えずらく再帰性反射板21
を確実に確認できないことが多いように考えられるの
で、図1に示すように、投光器22で検査治具16、つ
まり再帰性反射板21を照らして再帰性反射板21の反
射光を強くするなど、投光器22を原則として用いるこ
とが望ましい。
【0031】実施例2.図6はこの発明の第2の実施例
の構成説明図である。この実施例の検査治具16aは第
1の実施例の検査治具16の隔壁18より下方の外筒1
7を省略して、ストッパー19とほぼ同じ高さを上端部
とし、受光素子14の視野角θに整合する内形で截頭円
錐状の取付部23を設け、その内周面の一部または全面
に再帰性反射板21を取り付けたものである。なお、こ
の実施例では、取付部23の下端部23aは外筒17の
外周の範囲内に形成している。
【0032】このように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に筐体1に検査治具
16aを装着し、再帰性反射板21および再帰性反射板
21が取り付けられていない部分21bの見え方によっ
て監視範囲の検査を行う。この時、再帰性反射板21が
取り付けられていない部分21bが全て見える場合は、
その検査位置が監視範囲内であると判断され、また、図
7に示すように、再帰性反射板21が取り付けられてい
ない部分21bが一部でも欠けて見える場合は、その検
査位置が監視範囲外であると判断される。そして、検査
後は検査治具16aを取り外し、火災感知器は検査した
監視範囲内の監視を行う。
【0033】実施例3.図8はこの発明の第3の実施例
の構成説明図である。この実施例の検査治具16bは第
1の実施例の検査治具16の隔壁18の下方を受光素子
14の視野角θに合わせて断面台形状(截頭円錐状)の
凹部24に形成し、その底面24aに再帰性反射板21
を取り付けたものである。
【0034】このように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に筐体1に検査治具
16bを装着し、再帰性反射板21の見え方によって監
視範囲の検査を行う。この時、再帰性反射板21が全て
見える場合は、その検査位置が監視範囲内であると判断
され、また、図9に示すように、再帰性反射板21の一
部でも欠けて見える場合は、その検査位置が監視範囲外
であると判断される。
【0035】なお、上述の実施例では再帰性反射板21
を凹部24の底面24aに設けた場合を示したが、図1
0に示すように、凹部24の傾斜内周面24bの一部ま
たは全面にも再帰性反射板21を設けてもよく、この場
合、底面24aの再帰性反射板21と傾斜内周面24b
の再帰性反射板21とを異なる色にすると、底面24a
と傾斜内周面24bの境目、つまり監視範囲と未監視範
囲の境目が認識しやすくなり、監視範囲の検査が容易と
なる。
【0036】実施例4.図11はこの発明の第4の実施
例の構成説明図である。この実施例の検査治具16cは
第1の実施例の検査治具16の隔壁18より下方の外筒
17を省略して、頂角が受光素子14の視野角θにほぼ
対応し、隔壁18の下面25aの外縁が視野角θに整合
した形状の逆截頭円錐状の凸部25を形成し、凸部25
の下面25aに再帰性反射板21を取り付け、凸部25
の外周傾斜面25bの一部または全面に下面25aの再
帰性反射板21と異なる色の再帰性反射板21cを取り
付けたものである。
【0037】このように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に筐体1に検査治具
16cを装着し、再帰性反射板21,21cの見え方に
よって監視範囲の検査を行う。この時、図12に示すよ
うに、再帰性反射板21が再帰性反射板21cの内側に
欠けることなく全て入っている場合は、その検査位置が
監視範囲内であると判断され、また、再帰性反射板21
が再帰性反射板21cの外側に一部でもはみ出している
場合は、その検査位置が監視範囲外であると判断され
る。
【0038】つまり、見る方向から一番遠くになる側の
再帰性反射板21の外縁21aと、同じく見る方向から
一番遠くになる側の再帰性反射板21cの外縁21dと
が一致する検査位置が、監視範囲と未監視範囲の境目と
なる。
【0039】実施例5.図13はこの発明の第5の実施
例の構成説明図である。図において、16dは第1の実
施例の検査治具16の外筒17の下方の外周に後述する
検査治具の着脱具27の係止片と係合する係合溝26を
形成し、外筒17の外縁17bを切除した検査治具であ
る。27は例えばシリコンゴムなどの弾性材からなる断
面ほぼY字状の着脱具で、その上部内周には検査治具1
6dの係合溝26と係合する係止部28aを有する複数
個の係止片28が設けられ、着脱具27の脚部27aに
は着脱具27を操作する操作棒29が嵌合する嵌合部3
0が形成されている。また、着脱具27の上部には実施
例1の検査治具16の縦溝20と同様な複数個の縦溝
(図示せず)が設けられている。31は着脱具27と操
作棒29とを接続するピン32が挿入されるピン穴で、
着脱具27の脚部27aのほぼ中間部に設けられてい
る。
【0040】このように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に筐体1に検査治具
16dを装着し、再帰性反射板21の見え方によって監
視範囲の検査を行う。
【0041】検査後、操作棒29に接続された着脱具2
7を検査治具16dに合わせて押し上げ、検査治具16
dを着脱具27内に嵌入する。この時、着脱具27に設
けた縦溝によって着脱具27の上部は一旦押し広げら
れ、検査治具16dの係合溝26に係止片28の係止部
28aが係止すると着脱具27の上部は元の状態に戻
り、着脱具27と検査治具16dは結合される。そし
て、操作棒29を引き下げると着脱具27とともに筐体
1から検査治具16dが外れる。
【0042】なお、上記の着脱具27は上述した実施例
1〜4の検査治具16〜16cに用いてもよく、この場
合、検査治具16〜16cの外筒17に着脱具27の係
止片28の係止部28aが係合する係合溝26を設ける
必要がある。
【0043】実施例6.図14はこの発明の第6の実施
例の要部の拡大図である。この実施例の検査治具16e
は第5の実施例の検査治具16dの係合溝26を螺旋状
に形成したものである。
【0044】このように構成したこの実施例において
は、まず、予め着脱具に検査治具16eを結合させてお
き、この検査治具16eを操作棒を使って筐体1に装着
する。装着後、着脱具を取り外す方向に操作棒を押しな
がら回転させると、着脱具の係止片の係止部が係合溝2
6に沿って動き、係止部が係合溝26の端に来ると検査
治具16eと着脱具が離れて着脱具のみが外れる。そし
て、実施例1で説明した作用と同様に再帰性反射板の見
え方によって監視範囲の検査を行う。検査後、再び検査
治具16eに着脱具の係止部が係合溝26に係合するよ
うに着脱具を押し当てる。そして、操作棒を着脱具を取
り付ける方向に回転させ、回転が止まったところで操作
棒を引っ張って筐体1から検査治具16eを取り外す。
【0045】実施例7.一般に、火災感知器をビルディ
ング等に設置する場合は、塵埃の侵入や衝撃等から保護
するために火災感知器に薄い合成樹脂材料からなり内形
が火災感知器の外形に合わせた形状の防塵カバーを取り
付けており、工事が終了した時に取り外して廃棄するよ
うにしている。この実施例はこの防塵カバーを利用した
もので、図15にこの発明の第7の実施例の構成説明図
を示す。
【0046】図において、33は例えば0.1〜0.3
mm程度の薄い合成樹脂材料からなり、本体2の外径d
3より僅かに小さい内径を有する大径部34と、大径部
34から下方に向かって縮径されて底板37に連続する
傾斜部35と、底板37から突設し、高さが受光素子1
4の視野角θに対応して定められたカバー4の有底円筒
部の外径とほぼ等しい内径を有する小径部36とから構
成された断面椀状の筐体1を覆う防塵カバーで、底板3
7の下面には受光素子14の視野角θに対応して定めら
れた外径を有する再帰性反射板21が取り付けられてい
る。なお、防塵カバー33はきわめて薄い合成樹脂なの
で、多少の変形が可能であり、装着の際は大径部34が
本体2の外径d3の大きさに広げられ、外力を加えない
かぎり筐体1から外れないようになっている。
【0047】このように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に再帰性反射板21
の見え方によって監視範囲の検査を行う。そして、検査
後は防塵カバー33を軽く引っ張って筐体1から取り外
し、外した防塵カバー33は廃棄する。
【0048】以上この発明の実施例について説明した
が、この発明はこれに限定するものではなく、例えば以
下に説明するように適宜変更することができる。 (1)検査治具16〜16eにおいて、外筒17の隔壁
18の上面にストッパー19を突設した場合を示した
が、ストッパー19を省略して検査治具の外筒17の上
部に設けた縦溝20をストッパーとしてもよい。
【0049】(2)また、実施例1〜6において、外筒
17の隔壁18の上部の内径をカバー4の有底円筒部の
外径d1より僅かに小さく形成するとともに、縦溝20
の横幅をカバー4のリブ12の厚さと同じかまたはやや
狭く形成して、有底円筒部およびリブ12の2箇所で検
査治具16〜16eを火災感知器に装着させる場合を示
したが、装着は有底円筒部またはリブ12のどちらか1
箇所でもよく、例えば有底円筒部だけで装着させると、
リブ12が省略された火災感知器にも対応させることが
できる。
【0050】(3)さらに、実施例7において、大径部
34の内径を本体2の外径d3より僅かに小さく形成す
るとともに、小径部36の内径をカバー4の有底円筒部
の外径とほぼ等しく形成して、本体2および有底円筒部
の2箇所で防塵カバー33を火災感知器に装着させる場
合を示したが、装着は本体2または有底円筒部の1箇所
でもよく、例えば有底円筒部だけで装着させると、本体
2が天井等に埋め込まれた火災感知器にも対応させるこ
とができる。
【0051】(4)実施例1,3および4では、隔壁1
8、凹部24の底面24aおよび隔壁18の下面25a
にそれぞれ円形の再帰性反射板21を取り付けた場合を
示したが、この再帰性反射板21は円形に限定するもの
ではなく、例えば外径が受光素子14の視野角θに整合
し、中心部が切除されたドーナツ状の再帰性反射板を取
り付けてもよい。
【0052】(5)投光器22において、懐中電灯の連
続的な光を用いた場合を示したが、レーザー光などの強
い光や火災感知器用作動試験器などの断続的な光を用い
て反射光を確認しやすくしてもよい。また、検査する火
災感知器が遠くに設置されている場合は、投光器22と
望遠鏡を一体に構成してもよい。 (6)また、検査治具の下端部や再帰性反射板21に蛍
光塗料を塗布して光らせ、暗闇における検査装置の設置
場所の確認や、検査の視認性を向上するようにしてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る火災感知器
の検査装置は、火災感知器の筐体に着脱自在に嵌合され
る取付部と、取付部と隔壁を介して設けられた凹部と、
凹部の底壁に設けられた再帰性反射板とを備えたので、
構造が簡単かつ小形で取扱いの便利な検査装置を得るこ
とができる。
【0054】また、高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設け
られ、この隔壁の一方の側に火災感知器のカバーのリブ
に嵌入する溝を有し、隔壁の他方の側を受光素子の視野
角に対応した高さに設定した外筒と、隔壁の下面に取り
付けられた受光素子の視野角に対応した外径の再帰性反
射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を備
えたので、1つの検査装置でいくつもの火災感知器の取
り付け位置における監視範囲を視覚によって簡単に検査
することができて便利である。また、検査装置の着脱が
容易で、例えば懐中電灯などの手軽でかつコストの掛か
らない投光器で検査することができる。
【0055】さらに、隔壁の中央部に受光素子の視野角
に整合する截頭円錐状の取付部を備えた外筒と、この外
筒の取付部の内周面の一部または全面に取り付けられた
再帰性反射板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査
治具を備えた、また、隔壁の他方の側に受光素子の視野
角に合わせて断面台形状に形成した凹部を備えた外筒
と、この外筒の凹部の底面に取り付けられた再帰性反射
板とからなり、火災感知器に着脱可能な検査治具を備え
た、あるいは、隔壁の他方の側に下面を受光素子の視野
角に整合する逆截頭円錐状に形成した凸部を備えた外筒
と、この外筒の凸部の下面の一部または全面に取り付け
られた再帰性反射板と、凸部の傾斜面の一部または全面
に前記再帰性反射板と異なる色の再帰性反射板とからな
り、火災感知器に着脱可能な検査治具を備えたので、監
視範囲の検査の視認性を向上することができる。
【0056】また、外筒の凹部の底面および内周面に、
色の異なる再帰性反射板を取り付けたので、監視範囲と
未監視範囲との境目が色の違いによって認識しやすくな
り、監視範囲の検査を正確に行うことができる。
【0057】さらに、弾性材からなり、上部内周に検査
治具の外筒に設けた係合溝に係合する係止部を有する複
数の係止片を備え、下部に操作棒の嵌合部を有する着脱
具を備えたので、高い場所などに設置された火災感知器
における検査装置の着脱が容易となって監視範囲の検査
を迅速に行うことができ、使い勝手の良い検査装置を得
ることができる。
【0058】また、薄い合成樹脂材料からなり、火災感
知器の本体の外径と同じかまたは僅かに小さい内径の大
径部と、この大径部から縮径されて底板に連続する傾斜
部と、底板から突設し、受光素子の視野角に対応した高
さに設定した小径部とから構成され、火災感知器の筐体
を着脱可能に覆う防塵カバーの底板の下面に、受光素子
の視野角に対応した外径の再帰性反射板を取り付けたの
で、着脱の容易な使い捨て防塵カバーを利用して監視範
囲を検査することができ、コストも掛からない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成説明図である。
【図2】この発明に係る検査治具の外観図である。
【図3】この発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図4】この発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図5】この発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図6】この発明の第2の実施例の構成説明図である。
【図7】この発明の第2の実施例の作用説明図である。
【図8】この発明の第3の実施例の構成説明図である。
【図9】この発明の第3の実施例の作用説明図である。
【図10】この発明の他の実施例の要部の拡大図および
作用説明図である。
【図11】この発明の第4の実施例の構成説明図であ
る。
【図12】この発明の第4の実施例の作用説明図であ
る。
【図13】この発明の第5の実施例の構成説明図であ
る。
【図14】この発明の第6の実施例の要部の拡大図であ
る。
【図15】この発明の第7の実施例の構成説明図であ
る。
【図16】従来の火災感知器の一例を示す断面図であ
る。
【図17】従来の火災感知器の設置状態を示す説明図で
ある。
【図18】従来の火災感知器の設置状態を示す説明図で
ある。
【図19】従来の火災感知器の設置状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体 2 本体 4 カバー 12 リブ 14 受光素子 16,16a,16b,16c,16d,16e 検査
治具 17 外筒 18 隔壁 19 ストッパー 20 縦溝 21,21c 再帰性反射板 22 投光器 23 取付部 24 凹部 24a 底面 25 凸部 25a 下面 25b 外周傾斜面 26 係合溝 27 着脱具 28 係止片 28a 係止部 29 操作棒 30 嵌合部 33 防塵カバー 34 大径部 35 傾斜部 36 小径部 37 底板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知す
    る火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 前記火災感知器の筐体に着脱自在に嵌合される取付部
    と、該取付部と隔壁を介して設けられた凹部と、該凹部
    の底壁に設けられた再帰性反射板とを備えたことを特徴
    とする火災感知器の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部の内壁を筒状に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の火災感知器の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部の内壁を截頭円錐状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の火災感知器の検査装
    置。
  4. 【請求項4】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知す
    る火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設けられ、該隔壁の一方
    の側に前記火災感知器のカバーのリブに嵌入する溝を有
    し、前記隔壁の他方の側を前記受光素子の視野角に対応
    した高さに設定した外筒と、前記隔壁の下面に取り付け
    られた前記受光素子の視野角に対応した外径の再帰性反
    射板とからなり、前記火災感知器に着脱可能な検査治具
    を備えたことを特徴とする火災感知器の検査装置。
  5. 【請求項5】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知す
    る火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設けられ、該隔壁の一方
    の側に前記火災感知器のカバーのリブに嵌入する溝を有
    し、前記隔壁の中央部に前記受光素子の視野角に整合す
    る截頭円錐状の取付部を備えた外筒と、該外筒の取付部
    の内周面の一部または全面に取り付けられた再帰性反射
    板とからなり、前記火災感知器に着脱可能な検査治具を
    備えたことを特徴とする火災感知器の検査装置。
  6. 【請求項6】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知す
    る火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設けられ、該隔壁の一方
    の側に前記火災感知器のカバーのリブに嵌入する溝を有
    し、前記隔壁の他方の側に前記受光素子の視野角に合わ
    せて断面台形状に形成した凹部を備えた外筒と、該外筒
    の凹部の底面に取り付けられた再帰性反射板とからな
    り、前記火災感知器に着脱可能な検査治具を備えたこと
    を特徴とする火災感知器の検査装置。
  7. 【請求項7】 前記外筒の凹部の底面および内周面に、
    色の異なる再帰性反射板を取り付けたことを特徴とする
    請求項6記載の火災感知器の検査装置。
  8. 【請求項8】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知す
    る火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 高さ方向のほぼ中間部に隔壁が設けられ、該隔壁の一方
    の側に前記火災感知器のカバーのリブに嵌入する溝を有
    し、前記隔壁の他方の側に下面を前記受光素子の視野角
    に整合する逆截頭円錐状に形成した凸部を備えた外筒
    と、該外筒の凸部の下面の一部または全面に取り付けら
    れた再帰性反射板と、前記凸部の傾斜面の一部または全
    面に取り付けられた前記再帰性反射板と異なる色の再帰
    性反射板とからなり、前記火災感知器に着脱可能な検査
    治具を備えたことを特徴とする火災感知器の検査装置。
  9. 【請求項9】 弾性材からなり、上部内周に前記検査治
    具の外筒に設けた係合溝に係合する係止部を有する複数
    の係止片を備え、下部に操作棒の嵌合部を有する着脱具
    を備えたことを特徴とする請求項4〜8記載の火災感知
    器の検査装置。
  10. 【請求項10】 受光素子を有し、視野角内の炎を検知
    する火災感知器の監視範囲を検査する装置において、 薄い合成樹脂材料からなり、前記火災感知器の本体の外
    径と同じかまたは僅かに小さい内径の大径部と、該大径
    部から縮径されて底板に連続する傾斜部と、前記底板か
    ら突設し、前記受光素子の視野角に対応した高さに設定
    した小径部とから構成され、前記火災感知器の筐体を着
    脱可能に覆う防塵カバーの底板の下面に、前記受光素子
    の視野角に対応した外径の再帰性反射板を取り付けたこ
    とを特徴とする火災感知器の検査装置。
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