JPS6222050Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222050Y2 JPS6222050Y2 JP3388680U JP3388680U JPS6222050Y2 JP S6222050 Y2 JPS6222050 Y2 JP S6222050Y2 JP 3388680 U JP3388680 U JP 3388680U JP 3388680 U JP3388680 U JP 3388680U JP S6222050 Y2 JPS6222050 Y2 JP S6222050Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- filter
- tube
- lens
- lens barrel
- light
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、包装紙に印刷された位置決め用の
マークを検出して包装紙を定寸裁断するよう制御
回路へ信号を出したり、びんなどの容器へ薬品の
錠剤などの内容物を自動充填する場合に内容物の
流れを検出してその個数を検出するのに用いられ
たりする光電スイツチに関し、特にその対物レン
ズに装着するフイルタの取付機構を改善した光電
スイツチに関する。
マークを検出して包装紙を定寸裁断するよう制御
回路へ信号を出したり、びんなどの容器へ薬品の
錠剤などの内容物を自動充填する場合に内容物の
流れを検出してその個数を検出するのに用いられ
たりする光電スイツチに関し、特にその対物レン
ズに装着するフイルタの取付機構を改善した光電
スイツチに関する。
光電スイツチにおいては、色の差に着目してマ
ークを検出する場合等に光学フイルタを用いる。
例えば、包装紙等では種々様々な色で種々のデザ
インが表わされており、位置決め用のマークはこ
の中の色の1つを使つて作られる。従つて、マー
クの色と下地の色との関係では、光電スイツチの
光源と受光素子の分光特性上、検出しにくい場合
がある。一例を挙げれば、白熱電球を光源として
用い、この白熱電球からの光を被検出物体に向け
て投射し、その反射光を視感度領域に良好な感度
を有する受光素子に導くようにして構成される光
電スイツチを使つて、赤成分がやや強い色の下地
に付された緑成分がかなり強いマークを検出しよ
うとする場合には、下地の部分とマークの部分に
おける反射光は総量的には光量の差が微少である
ため、このままでは検出しにくい。そこで、赤か
緑の光線を減光する光学フイルタを通すようにす
れば、下地の部分とマークの部分との反射光の光
量の差が判然とし、検出することができるように
なる。
ークを検出する場合等に光学フイルタを用いる。
例えば、包装紙等では種々様々な色で種々のデザ
インが表わされており、位置決め用のマークはこ
の中の色の1つを使つて作られる。従つて、マー
クの色と下地の色との関係では、光電スイツチの
光源と受光素子の分光特性上、検出しにくい場合
がある。一例を挙げれば、白熱電球を光源として
用い、この白熱電球からの光を被検出物体に向け
て投射し、その反射光を視感度領域に良好な感度
を有する受光素子に導くようにして構成される光
電スイツチを使つて、赤成分がやや強い色の下地
に付された緑成分がかなり強いマークを検出しよ
うとする場合には、下地の部分とマークの部分に
おける反射光は総量的には光量の差が微少である
ため、このままでは検出しにくい。そこで、赤か
緑の光線を減光する光学フイルタを通すようにす
れば、下地の部分とマークの部分との反射光の光
量の差が判然とし、検出することができるように
なる。
さて、従来においてはこの光学フイルタは、第
1図に示すように、対物レンズ2を保持するため
のレンズ筒1内に円板形の光学フイルタ3を挿入
し、リング形のねじ4,5により締め付け固定し
たり、あるいは第2図に示すように、光学フイル
タ3をリング形のねじ7等で固着したフイルタ筒
6をレンズ筒1に嵌め合わせている。ところが第
1図のものではねじ止めするというものであるか
ら、種々のフイルタを順次交換して検出テストを
する場合には不便であり、また第2図のものでは
フイルタ3をねじ7によりフイルタ筒6に固着す
るというものであるから、フイルタ筒6そのもの
の製作コストが高くなつてしまう等の欠点があ
る。
1図に示すように、対物レンズ2を保持するため
のレンズ筒1内に円板形の光学フイルタ3を挿入
し、リング形のねじ4,5により締め付け固定し
たり、あるいは第2図に示すように、光学フイル
タ3をリング形のねじ7等で固着したフイルタ筒
6をレンズ筒1に嵌め合わせている。ところが第
1図のものではねじ止めするというものであるか
ら、種々のフイルタを順次交換して検出テストを
する場合には不便であり、また第2図のものでは
フイルタ3をねじ7によりフイルタ筒6に固着す
るというものであるから、フイルタ筒6そのもの
の製作コストが高くなつてしまう等の欠点があ
る。
本考案は、対物レンズを保持するためのレンズ
筒にフイルタを簡単に着脱でき、しかも製作コス
トも極めて安価となるようなフイルタの取付機構
を有する光電スイツチを提供することを目的とす
る。
筒にフイルタを簡単に着脱でき、しかも製作コス
トも極めて安価となるようなフイルタの取付機構
を有する光電スイツチを提供することを目的とす
る。
以下、本考案の一実施例について第3図以降の
図面を参照しながら説明する。第3図において、
光電スイツチの筐体11内に白熱電球等でなる光
源12が内蔵され、その光が投光レンズ13及び
ハーフミラー14を透過し、更に対物レンズ15
を通つて被検出物体16に集束される。この被検
出物体16からの反射光は、対物レンズ15をへ
てハーフミラー14により反射され、更に受光レ
ンズ17をへて受光素子18に照射される。被検
出物体16は例えば包装紙等であり、そのマーク
を検出する場合には下地部分に光を当て、その反
射光が受光素子18に入射するようにしておき、
この状態のとき回路部19からケーブル20をへ
て出力が生じないように参照光量を調整する。す
なわち光源12の光の一部が参照光量として他の
受光素子に導かれており、この参照光量と下地部
分における反射光量とが略同じになるように調整
する。するとマークが検出された場合にはマーク
からの反射光の光量が前記参照光量より増えるか
または減るので、回路部19によりこれに応じて
検出出力を得ることができる。
図面を参照しながら説明する。第3図において、
光電スイツチの筐体11内に白熱電球等でなる光
源12が内蔵され、その光が投光レンズ13及び
ハーフミラー14を透過し、更に対物レンズ15
を通つて被検出物体16に集束される。この被検
出物体16からの反射光は、対物レンズ15をへ
てハーフミラー14により反射され、更に受光レ
ンズ17をへて受光素子18に照射される。被検
出物体16は例えば包装紙等であり、そのマーク
を検出する場合には下地部分に光を当て、その反
射光が受光素子18に入射するようにしておき、
この状態のとき回路部19からケーブル20をへ
て出力が生じないように参照光量を調整する。す
なわち光源12の光の一部が参照光量として他の
受光素子に導かれており、この参照光量と下地部
分における反射光量とが略同じになるように調整
する。するとマークが検出された場合にはマーク
からの反射光の光量が前記参照光量より増えるか
または減るので、回路部19によりこれに応じて
検出出力を得ることができる。
なお、対物レンズ15はレンズ筒21により保
持されており、このレンズ筒21は筐体11に設
けられた開口11aに装着されている。筐体11
には他にも開口11bが設けられており、この開
口11bには閉塞筒22が装着されている。レン
ズ筒21と閉塞筒22とを交換すれば、90度異つ
た方向での検出ができる。
持されており、このレンズ筒21は筐体11に設
けられた開口11aに装着されている。筐体11
には他にも開口11bが設けられており、この開
口11bには閉塞筒22が装着されている。レン
ズ筒21と閉塞筒22とを交換すれば、90度異つ
た方向での検出ができる。
下地とマークの色によつては反射光の光量が微
少になり、マークの検出ができない場合がある。
このような場合には光学フイルタをレンズ筒21
に装着できるようになつている。すなわちレンズ
筒21には、第4図に示すように、その外周に1
周する2つの係合溝21aが設けられている。そ
してフイルタ筒31は第5図A,Bに示すよう
に、合成樹脂によりリング形の一部を切除してC
形となしたものからなり、その内周を1周するよ
う内周側に突出している係合突部34が設けられ
ている。更に内周側に突出する2列の把持爪3
2,33が形成されていて、この把持爪32,3
3間に光学フイルタ41の外周縁がその両面から
挾持される。レンズ筒31はC形に形成されてお
り、合成樹脂でなるため可撓性があるのでその切
除部を押し拡げてフイルタ41を嵌め込むことが
でき、こうして嵌め込んだ後再び押し拡げてレン
ズ筒21の先端係合溝21aのいずれかに係合突
部34が係合するようにすれば、第6図に示すよ
うにフイルタ筒31をレンズ筒21に装着するこ
とができる。このようにフイルタ41をすこぶる
簡単に装着でき、またフイルタ筒31はレンズ筒
21の外周上を円周方向に摺動可能であるから、
フイルタ筒31の切除部を任意の方向に向けるこ
とができ、フイルタ筒31を装着したままでもこ
の切除部を通して投射光の状態を目視確認するこ
とがどの方向からでも可能である。
少になり、マークの検出ができない場合がある。
このような場合には光学フイルタをレンズ筒21
に装着できるようになつている。すなわちレンズ
筒21には、第4図に示すように、その外周に1
周する2つの係合溝21aが設けられている。そ
してフイルタ筒31は第5図A,Bに示すよう
に、合成樹脂によりリング形の一部を切除してC
形となしたものからなり、その内周を1周するよ
う内周側に突出している係合突部34が設けられ
ている。更に内周側に突出する2列の把持爪3
2,33が形成されていて、この把持爪32,3
3間に光学フイルタ41の外周縁がその両面から
挾持される。レンズ筒31はC形に形成されてお
り、合成樹脂でなるため可撓性があるのでその切
除部を押し拡げてフイルタ41を嵌め込むことが
でき、こうして嵌め込んだ後再び押し拡げてレン
ズ筒21の先端係合溝21aのいずれかに係合突
部34が係合するようにすれば、第6図に示すよ
うにフイルタ筒31をレンズ筒21に装着するこ
とができる。このようにフイルタ41をすこぶる
簡単に装着でき、またフイルタ筒31はレンズ筒
21の外周上を円周方向に摺動可能であるから、
フイルタ筒31の切除部を任意の方向に向けるこ
とができ、フイルタ筒31を装着したままでもこ
の切除部を通して投射光の状態を目視確認するこ
とがどの方向からでも可能である。
第7図はフイルタ筒の他の実施例を示してお
り、この第7図では第5図及び第6図の把持爪3
3をなくし、把持爪32とレンズ筒21の端縁と
の間にフイルタ41をその両面から挾んで保持す
るようにしたものである。
り、この第7図では第5図及び第6図の把持爪3
3をなくし、把持爪32とレンズ筒21の端縁と
の間にフイルタ41をその両面から挾んで保持す
るようにしたものである。
これらいずれの実施例の場合でも、フイルタ4
1が不要の場合にはフイルタ筒31からフイルタ
41を取り外してフイルタ筒31のみをレンズ筒
21に装着するようにしておけば、このフイルタ
筒31を外光除去のためのフードとして機能させ
ることができる。
1が不要の場合にはフイルタ筒31からフイルタ
41を取り外してフイルタ筒31のみをレンズ筒
21に装着するようにしておけば、このフイルタ
筒31を外光除去のためのフードとして機能させ
ることができる。
以上実施例について説明したように、本考案に
よれば、フイルタの交換が極めて容易で、しかも
その構造が簡単であり低価格で製造できるフイル
タ取付機構を有する、光電スイツチが実現でき
る。
よれば、フイルタの交換が極めて容易で、しかも
その構造が簡単であり低価格で製造できるフイル
タ取付機構を有する、光電スイツチが実現でき
る。
第1図及び第2図は従来例を示す半断面側面
図、第3図は本考案の一実施例の縦断面図、第4
図は第3図のレンズ筒21を拡大して示す半断面
側面図、第5図A,Bは一実施例に係るフイルタ
筒を示すものでAは半断面側面図、Bは底面図、
第6図は第5図A,Bのフイルタ筒を第4図のレ
ンズ筒に装着した状態での半断面側面図、第7図
は他の実施例に係るフイルタ筒をレンズ筒に装着
した状態での半断面側面図である。 1,21……レンズ筒、2,15……対物レン
ズ、3,41……光学フイルタ、4,5,7……
リング形のねじ、6,31……フイルタ筒、11
……筐体、12……光源、13……投光レンズ、
14……ハーフミラー、16……被検出物体、1
7……受光レンズ、18……受光素子、19……
回路部、20……ケーブル、22……閉塞筒、2
1a……係合溝、32,33……把持爪、34…
…係合突部。
図、第3図は本考案の一実施例の縦断面図、第4
図は第3図のレンズ筒21を拡大して示す半断面
側面図、第5図A,Bは一実施例に係るフイルタ
筒を示すものでAは半断面側面図、Bは底面図、
第6図は第5図A,Bのフイルタ筒を第4図のレ
ンズ筒に装着した状態での半断面側面図、第7図
は他の実施例に係るフイルタ筒をレンズ筒に装着
した状態での半断面側面図である。 1,21……レンズ筒、2,15……対物レン
ズ、3,41……光学フイルタ、4,5,7……
リング形のねじ、6,31……フイルタ筒、11
……筐体、12……光源、13……投光レンズ、
14……ハーフミラー、16……被検出物体、1
7……受光レンズ、18……受光素子、19……
回路部、20……ケーブル、22……閉塞筒、2
1a……係合溝、32,33……把持爪、34…
…係合突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対物レンズを保持するためのレンズ筒の外周
に一周する係合溝を設け、リング形の一部を切
除してC形となした合成樹脂製フイルタ筒の内
周側に突出する係合突部を設けて、この係合突
部を前記係合溝に係合させることによつてこの
フイルタ筒を前記レンズ筒に装着するようにす
るとともに、このフイルタ筒の内周側に円板形
光学フイルタの外周縁を把持する把持爪を設け
たことを特徴とする光電スイツチ。 (2) 前記把持爪は、円板形光学フイルタをその両
面から挾持するよう2列に配列されていること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の光電スイツチ。 (3) 前記把持爪は、円板形光学フイルタを片面側
から押さえるよう1列に配列されており、フイ
ルタ筒をレンズ筒に装着したときにこの1列の
把持爪とレンズ筒の端縁とにより円板形光学フ
イルタをその両面から挾持することを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の光電ス
イツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3388680U JPS6222050Y2 (ja) | 1980-03-15 | 1980-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3388680U JPS6222050Y2 (ja) | 1980-03-15 | 1980-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56135633U JPS56135633U (ja) | 1981-10-14 |
JPS6222050Y2 true JPS6222050Y2 (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=29629532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3388680U Expired JPS6222050Y2 (ja) | 1980-03-15 | 1980-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6222050Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008076698A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Nidec Copal Corp | レンズ鏡筒 |
-
1980
- 1980-03-15 JP JP3388680U patent/JPS6222050Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56135633U (ja) | 1981-10-14 |
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