JPH0755472Y2 - ハロゲンランプを有するセンサ - Google Patents

ハロゲンランプを有するセンサ

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JPH0755472Y2
JPH0755472Y2 JP1990115325U JP11532590U JPH0755472Y2 JP H0755472 Y2 JPH0755472 Y2 JP H0755472Y2 JP 1990115325 U JP1990115325 U JP 1990115325U JP 11532590 U JP11532590 U JP 11532590U JP H0755472 Y2 JPH0755472 Y2 JP H0755472Y2
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JP
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halogen lamp
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corner
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仁夫 高田
義孝 辻
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ハロゲンランプを有するセンサの構造に関
し、特にハロゲンランプの脱着構造に関する考案であ
る。
[従来の技術] ハロゲンランプを有するセンサとしては、例えば、カラ
ーセンサ等がある。このカラーセンサ(同軸反射光学
系)を第3図(断面図)に示す。センサ本体2の内部に
位置するランプ保持体24には、ハロゲンランプ4が取り
付けられている。このハロゲンランプ4にはランプ端子
が設けられており、ランプ保持体24に形成されている端
子孔に挿入され(図示せず)、脱着可能に取り付けられ
ている。
ハロゲンランプ4が発する照射光は、投光光学系の投光
レンズ51,52を通してハーフミラー53に反射し、前面レ
ンズ54から検出対象物30に投射される。検出対象物30に
投射された照射光は反射し、反射光として再度、前面レ
ンズ54から入射する。この反射光はハーフミラー53を透
過し、受光レンズ55で集光され、カラーセンサ素子61に
照射される。
カラーセンサ素子61はこの照射光を三成分に分解し、R
信号、G信号及びB信号を、各々Rアンプ62、Gアンプ
63及びBアンプ64に与える。R信号、G信号及びB信号
は、それぞれのアンプで増幅された後、A/D変換器65で
デジタル信号に変換され、マイクロプロセッサ66に取り
込まれる。
マイクロプロセッサ66は所定の演算処理を行い、予め記
憶させておいた基準色の色データと比較し色識別を行
う。そして、この結果を入出力回路67を通じてケーブル
10から出力する。
カラーセンサは、色測定の安定した性能を保持する為、
一定の期間ごとにハロゲンランプ4を交換する必要があ
る。この場合は、センサ本体2にネジ止めされた蓋(図
示せず)を開口し、ランプ保持体24からハロゲンランプ
4を取り外して交換作業を行う。
[考案が解決しようとする課題] 従来のセンサには、以下に示すような問題がある。ハロ
ゲンランプ4をランプ保持部24から取り出し交換作業を
行う場合、指紋等の汚れがハロゲンランプ4に付着する
おそれがある。この汚れがハロゲンランプ4の表面で焦
げつき、発光スペクトルに影響を与えて、誤動作を生じ
ることがあった。従って、ハロゲンランプ4を取り付け
る場合、指紋等が付着しないように注意を払いながら作
業を行う必要がある。
更に、次のような問題もある。ハロゲンランプ4とラン
プ保持部24との電気的接続を完全なものとする為、通
常、ランプ保持部24の端子孔の内径は、ランプ端子の外
形とほぼ同径に形成されている。すなわち、ランプ保持
部24からハロゲンランプ4が容易に抜け落ちないように
なっている。
従って、端子孔にランプ端子を挿入する際には正確な位
置合せが必要であり、ハロゲンランプ4の取り付け作業
の効率が更に低下するという問題がある。
そこで本考案は、ハロゲンランプ脱着時におけるハロゲ
ンランプへの指紋等の付着を回避して誤動作を防止し、
かつ作業効率の向上を図ることができるハロゲンランプ
を有するセンサの提供を目的とする。
[課題を解決する為の手段] 本考案に係るハロゲンランプを有するセンサは、 端子孔が形成されたセンサ本体、 端子孔に挿入されるランプ端子を有し、センサ本体から
着脱可能に設けられたハロゲンランプ、 ハロゲンランプからの照射光を検出対象物に向けて投光
する投光光学系、 検出対象物からの反射光を受光し、受光信号を出力する
受光光学系、 受光信号を取り込み、所定の検出動作を行う検出回路、 を備えたハロゲンランプを有するセンサにおいて、 センサ本体の角部が切り欠かれており、当該角部に対し
て閉塞または開放自在に角部カバーが設けられており、
当該角部の内側に前記端子孔が位置し、端子孔にランプ
端子を挿入したときハロゲンランプが当該角部に位置
し、 センサ本体には、本体嵌合部が形成されており、 ハロゲンランプには、ランプ嵌合部が形成されたランプ
ホルダであって、ハロゲンランプの周囲を囲むように位
置するランプホルダが固定されており、 ランプホルダは、ハロゲンランプからの検出の為の光軸
を遮断しないように位置しており、 本体嵌合部にランプ嵌合部が嵌合したとき、端子孔にラ
ンプ端子が挿入される、 ことを特徴としている。
[作用] 本考案に係るハロゲンランプを有するセンサにおいて
は、ハロゲンランプには、ランプ嵌合部が形成されたラ
ンプホルダであって、ハロゲンランプの周囲を囲むよう
に位置するランプホルダが固定されている。そして、こ
のランプホルダは、ハロゲンランプからの検出の為の光
軸を遮断しないように位置している。
したがって、ハロゲンランプの脱着の際、ランプホルダ
を持つことができ、ハロゲンランプに触れることなく作
業を行なうことができる。また、光軸が遮断されないた
め、検出に支障を来すことがない。
また、本体嵌合部にランプホルダのランプ嵌合部を嵌合
させたとき、端子孔にランプ端子が挿入されるようにな
っている。
したがって、本体嵌合部とランプ嵌合部を嵌合させるだ
けで、端子孔にランプ端子を導くことができる。
さらに、センサ本体の角部が切り欠かれており、角部に
対して閉塞または開放自在に角部カバーが設けられてい
る。そして、角部の内側に端子孔が位置し、端子孔にラ
ンプ端子を挿入したときハロゲンランプが角部に位置す
るようになっている。
したがって、ハロゲンランプは開放された角部カバーの
角部の空間に位置することになり、ハロゲンランプの脱
着を用意に行なうことができる。
[実施例] 本考案に係るハロゲンランプを有するセンサの一実施例
を図面に基づいて説明する。まず、第1図Aに、本考案
の一実施例であるカラーセンサの断面図を示す。
センサ本体2の内部に位置するランプ保持体24には、ハ
ロゲンランプ4が取り付けられる。ハロゲンランプ4の
備えるランプ端子4Tが、ランプ保持体24に形成されてい
る端子孔24aに挿入され、電気的に接続される。このハ
ロゲンランプ4は、ランプ保持体24から自在に脱着する
ことができるようになっている。尚、図においてハロゲ
ンランプ4が取り付けられた状態は示されていない。
ハロゲンランプ4が発する照射光は、投光光学系の投光
レンズ51,52を通してハーフミラー53に反射し、前面レ
ンズ54から検出対象物30(第3図参照)に投射される。
検出対象物30に投射された照射光は反射し、反射光とし
て再度、前面レンズ54から入射する。この反射光はハー
フミラー53を透過し、受光レンズ55で集光され、カラー
センサ素子61に照射される。このカラーセンサ素子61へ
の照射光に基づき、検出回路6は所定の色検出動作を行
い、検出結果をケーブル10から出力する。
次に、ハロゲンランプ4とランプ保持体24との接続構造
の詳細について説明する。第1図Bにハロゲンランプ4
の平面図を示す。ハロゲンランプ4には、図に示すよう
にハロゲンランプ4の周囲を囲むようにランプホルダ45
が固定されている。ランプホルダ45の中心貫通孔45aに
ハロゲンランプ4が位置している為、ハロゲンランプ4
からの光軸がランプホルダ45によって遮断されることは
ない。
又、例えば、ハロゲンランプ4を交換する際には、ハロ
ゲンランプ4に触れることなくランプホルダ45を持って
脱着することができる。この為、ハロゲンランプ4に指
紋等の汚れが付着することはない。
ランプホルダ45の両側には、ランプ嵌合部としてのホル
ダ突出部42が形成されている。一方、ランプ保持体24の
近傍には、本体嵌合部である挿入溝が22が設けられてい
る。この挿入溝22はセンサ本体2の内面壁に形成されて
おり、ホルダ突出部42が挿入される。
挿入溝22にホルダ突出部42が挿入された場合、ランプ端
子4Tが端子孔24aに導かれ嵌合するようになっている。
この為、ランプ端子4Tと端子孔24aとの位置合せを容易
に行うことができる。
ハロゲンランプ4の脱着を行う場合は、角部カバーとし
てのランプカバー2Cを開放する。ランプカバー2Cを開い
た状態を第2図に示す。ランプカバー2Cはカバー軸2Jに
よってセンサ本体2に軸支されており、カバー軸2Jを中
心として開閉可能なように備えられている。このよう
に、センサ本体2の角部は切り欠かれており、この角部
に対して閉塞または開放自在にランプカバー2Cが設けら
れている。
そして、この角部の内側に端子孔24aしており、端子24a
にランプ端子4Tを挿入したときハロゲンランプ4が角部
に位置するようになっている。従ってランプカバー2Cを
開いた時、図に示すように、センサ本体2から、ランプ
ホルダ45に固定されたハロゲンランプ4が突出するよう
になる。この為、ランプホルダ45が持ち易く、ハロゲン
ランプ4の脱着作業を容易に行うことができるという効
果を生じる。
尚、この実施例においてはカラーセンサを示したが、本
考案は、ハロゲンランプを有するものであれば他のセン
サにも応用することができる。
[考案の効果] 本考案に係るハロゲンランプを有するセンサにおいて
は、ハロゲンランプには、ランプ嵌合部が形成されたラ
ンプホルダであって、ハロゲンランプの周囲を囲むよう
に位置するランプホルダが固定されている。そして、こ
のランプホルダは、ハロゲンランプからの検出の為の光
軸を遮断しないように位置している。
すなわち、ハロゲンランプの脱着の際、ランプホルダを
持つことができ、ハロゲンランプに触れることなく作業
を行なうことができる。したがって、指紋等の付着を回
避することによって誤動作を防止することができる。ま
た、ランプホルダを持つことによってハロゲンランプの
取り出しが容易となり、脱着作業の効率を向上させるこ
とができる。
さらに、光軸が遮断されないため、検出に支障を来すこ
とがない。したがって、正確な検出を行なうことができ
る。
また、本体嵌合部にランプホルダのランプ嵌合部を嵌合
させたとき、端子孔にランプ端子が挿入されるようにな
っている。
すなわち、本体嵌合部とランプ嵌合部を嵌合させるだけ
で、端子孔にランプ端子を導くことができる。したがっ
て、端子孔とランプ端子との位置合せを容易に行なうこ
とができ、ハロゲンランプ取り付けの作業効率をさらに
向上させることができる。
さらに、センサ本体の角部が切り欠かれており、角部に
対して閉塞または開放自在に角部カバーが設けられてい
る。そして、角部の内側に端子孔が位置し、端子孔にラ
ンプ端子を挿入したときハロゲンランプが角部に位置す
るようになっている。
すなわち、ハロゲンランプは開放された角部カバーの角
部の空間に位置することになり、ハロゲンランプの脱着
を容易に行なうことができる。したがって、ハロゲンラ
ンプ取り付けの作業効率をさらに向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、本考案の一実施例にかかるカラーセンサの
側面を示す断面図、 第1図Bは、本考案の一実施例にかかるカラーセンサの
ハロゲンランプであって、ランプホルダが取り付けられ
たハロゲンランプを示す平面図、 第2図は、第1図Aのカラーセンサのランプカバーを開
いた状態を示す斜視図、 第3図は、従来のカラーセンサの側面を示す断面図であ
る。 2……センサ本体 4……ハロゲンランプ 4T……ランプ端子 6……検出回路 22……挿入溝 24a……端子孔 42……ホルダ突出部 45……ランプホルダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子孔が形成されたセンサ本体、 端子孔に挿入されるランプ端子を有し、センサ本体から
    着脱可能に設けられたハロゲンランプ、 ハロゲンランプからの照射光を検出対象物に向けて投光
    する投光光学系、 検出対象物からの反射光を受光し、受光信号を出力する
    受光光学系、 受光信号を取り込み、所定の検出動作を行う検出回路、 を備えたハロゲンランプを有するセンサにおいて、 センサ本体の角部が切り欠かれており、当該角部に対し
    て閉塞または開放自在に角部カバーが設けられており、
    当該角部の内側に前記端子孔が位置し、端子孔にランプ
    端子を挿入したときハロゲンランプが当該角部に位置
    し、 センサ本体には、本体嵌合部が形成されており、 ハロゲンランプには、ランプ嵌合部が形成されたランプ
    ホルダであって、ハロゲンランプの周囲を囲むように位
    置するランプホルダが固定されており、 ランプホルダは、ハロゲンランプからの検出の為の光軸
    を遮断しないように位置しており、 本体嵌合部にランプ嵌合部が嵌合したとき、端子孔にラ
    ンプ端子が挿入される、 ことを特徴とするハロゲンランプを有するセンサ。
JP1990115325U 1990-10-31 1990-10-31 ハロゲンランプを有するセンサ Expired - Fee Related JPH0755472Y2 (ja)

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