JP2654998B2 - スキャナ用蛍光ランプ、スキャナ用蛍光ランプユニットおよびスキャナ装置 - Google Patents

スキャナ用蛍光ランプ、スキャナ用蛍光ランプユニットおよびスキャナ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スキャナ用蛍光ランプ、スキャナ用蛍光ラ
ンプユニットおよびスキャナ装置に関する。
[従来の技術] 複写機、ファクシミリおよびコンピュータの入力手段
としてのイメージスキャナ等のオフィスオートケーショ
ン機器には、原稿等の被読み取り体を読み取るスキャナ
装置が使用されている。
従来、カラースキャナ装置の場合、図4の一部切欠断
面図を示すように光の3原色すなわち赤R、緑G、青B
の光色を発光する3本のアパーチャ形蛍光ランプ41R、4
1G、41Bを互いに近接してケーシング42内に配置し、各
ランプを順次点灯するとともに、原稿等の被読み取り体
43を蛍光ランプに対して相対的に移動させて被読み取り
体43を照明し、被読み取り体43からの反射光をケーシン
グ42の導光窓44を介して光学系45により集光して光セン
サ46で読み取る構成が用いられている。
各蛍光ランプ41R、41G、41Bは、図5の斜視図に示す
ように、開口51が被読み取り体の方向に向くよう予め所
定の位置関係に設定されたうえで、その両端が一対の端
板52、52により支持されてスキャナ用蛍光ランプユニッ
ト53が構成されている。
アパーチャ系蛍光ランプ41は、図6に示すように透光
性のガラスバルブ61の内周面のほぼ全長にわたって開口
(アパーチャ)62を形成するように反射膜63を被着し、
さらに可視光がガラスバルブの開口から集中的に放射さ
れるように所望の蛍光体層64をガラスバルブの内部にお
いて反射膜の内面に被膜してなるものである。実公昭63
−21896号公報に開示されている蛍光ランプも基本的に
は図6のものと同様である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のスキャナ装置では、各蛍光ラン
プ41R、41G、41Bが相互に接近して配置されているの
で、蛍光ランプから放射される光線の一部が第4図の点
線で示すように隣接する蛍光ランプのガラスバルブの周
外面で反射して光学系に入射し、これが迷光となり、光
センサの読み取り精度を低下させることが分かった。こ
の迷光は、蛍光ランプ41Rから出ている点線のように、
いったん被読み取り体43で反射してから蛍光ランプ41B
のガラスバルブ外周面に入射し、かつ、反射するもの
と、蛍光ランプ41Bから出ている点線のように、直接隣
接する蛍光ランプ41Gの外周面に入射し、かつ、反射す
るものとがある。これらの迷光が読み取り精度に与える
影響は光センサ46の感度が高くなるに従って無視し得な
くなってくるのである。この問題は、モノクロームタイ
プのスキャナにおいても蛍光ランプを複数本使用する場
合はもとより、1本の蛍光ランプを使用する場合にも程
度の差こそあれ、基本的には同様に存在する。
このため、従来は各蛍光ランプ41を収容するケーシン
グ42の内面に黒色塗膜等を形成しているが、ケーシング
42の内面に入射した光の反射を防止することはできて
も、前記のような蛍光ランプのガラスバルブの外周面で
生じる光の反射による迷光を防止することはできなかっ
た。
一方、蛍光ランプ41は、ガラスバルブ61と蛍光体層64
との間に反射膜63を有しているが、これは専ら蛍光体層
64の輻射する可視光をなるべく開口62に集中するように
作用させようとするために形成されるているものであ
る。そして、この反射膜63は、金属酸化物微粉末を薄い
層に形成したものを使用するのが一般的であるため、可
視光を完全に遮断することはできない。このため、反射
膜63を貫通してある程度の可視光が外部に放射されるこ
とは事実である。さらに、決定的な問題は、蛍光ランプ
の外部からガラスバルブの外周面に入射する光に対し
て、上記反射膜63は全く遮光作用がないことである。す
なわち、ガラスバルブ61の外面での光の反射は、ガラス
バルブ61の内面がいかなる構成となっているかに無関係
に発生するからである。
本発明は、蛍光ランプのガラスバルブの外周面で発生
する光反射により発生する迷光を効果的に低減するスキ
ャナ用蛍光ランプ、スキャナ用蛍光ランプユニットおよ
びスキャナ装置を提供ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 請求項1の発明のスキャナ用蛍光ランプは、透光性の
ガラブバルブと;ガラスバルブの内周面のほぼ全長にわ
たって開口を形成するように被着された反射膜と;可視
光がガラスバルブの開口から集中的に放射されるように
少なくとも反射膜の内面に形成された蛍光体層と;開口
を除いてガラスバルブの外周面を覆うように形成された
遮光膜と;を具備している。
ガラスバルブとしては、直管だけでなく、U字形、W
字形等任意の形状であってもよい。蛍光体層は反射膜に
よって形成された開口を覆うように被着してもよく、蛍
光体層によって開口を形成するように被着してもよい。
いずれも、この種蛍光ランプにおいては周知の構成であ
る。蛍光体としては、既知の種々の蛍光体を使用するこ
とができる。遮光膜とては、ガラスバルブに対して外部
から入射する光を遮光する作用があればどのようなもの
でも許容されるが、例えば黒色系のビニール、ポリエス
テル等のテープを貼り付けることにより形成することが
できる。
請求項2の発明のスキャナ用蛍光ランプユニットは、
開口を除いてガラスバルブの外周面に遮光膜が形成さ
れ、各開口が被読み取り体方向に向かうように互いに近
接して配置された複数個の光導出開口を有する蛍光ラン
プと;上記各蛍光ランプを、その両端を支持することに
より、所定の位置関係に保持する一対の端板と;を具備
している。
請求項3記載のスキャナ装置は、開口を除いてガラス
バルブの外周面に遮光膜が形成され、各開口が被読み取
り体方向に向かうように互いに近接して配置された複数
個の光導出開口を有する蛍光ランプと;蛍光ランプを収
容するケーシングと;蛍光ランプを点灯する手段と;被
読み取り体から反射した蛍光ランプの光を集光する光学
系と;光学系を介して受光した光情報を電気情報に変換
する光センサと;を具備している。ケーシングの内面
は、従来と同様に内面を黒色に形成することができる。
[作用] 請求項1の発明においては、ガラスバルブの開口を除
いた外周面が遮光膜で覆われているので、この蛍光ラン
プをスキャナ装置に使用した場合、たとえ蛍光ランプの
外部から光がガラスバルブに入射したとしても、遮光膜
によりその光は遮断され、光学系に到達することがな
い。遮光膜を形成するには、ガラスバルブの外周面に形
成するので、ガラスバルブの外周面に機械的に支持され
るだけでよいから、簡便な既知の種々の方法を用いるこ
とができる。
請求項2の発明においては、複数個の蛍光ランプを端
板によって予め所定の位置関係に固定することができ
る。従って、光学的位置合わせは工場内で行えるから、
スキャナ装置に対する蛍光ランプの装着時には都度位置
調整をしなくてもよい。
請求項3の発明においては、蛍光ランプから放射され
た光が直接または被読み取り体等を介して間接的に他の
蛍光ランプのガラスバルブの外周面に入射した場合、そ
の光は遮光膜によって効果的に遮断される。このため、
反射光は殆ど発生しないので、反射光による迷光は著し
く低減される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を説明する。
図1は本発明のスキャナ用蛍光ランプの横断面図であ
る。図において、11は透光性ガラスバルブ、12は反射膜
で、ガラスバルブの一部に長手方向に沿って開口13を形
成するようにガラスバルブ11の内周面に形成される。開
口13を形成するには、最初ガラスバルブ11の全内周面に
反射膜を形成し、次に開口13の部分の反射膜を除去する
方法を採用することができる。14は蛍光体層で、本実施
例では反射膜および開口全体を覆うように形成される。
カラースキャナ用の蛍光ランプの場合、蛍光体としては
赤、緑、青を発光する蛍光体を使用することができる。
モノクロームスキャナの場合は周知のように視感度特性
の高い緑光系の蛍光体を使用することができる。
15は遮光膜で、ガラスバルブ11の外周面を開口13の部
分を除いて覆うように黒色のプラスチックテープをガラ
スバルブ外周面に接着して形成されている。以上のよう
にして、スキャナ用蛍光ランプ16が構成されている。
図2は本発明のスキャナ用蛍光ランプユニットの実施
例を示す斜視図である。本実施例では、蛍光ランプは赤
色発光の16R、緑色発光の16G、および青色発光の16Bの
3本を用いている。各蛍光ランプは、開口13が被読み取
り体方向に向かうように互いに近接させて蛍光ランプを
両端部を一対の端板21、21によって支持されており、こ
れによって、スキャナ用蛍光ランプユニット22が構成さ
れている。なお、図中15は蛍光ランプのガラスバルブの
外周面に形成された遮光膜である。
図3は本発明のスキャナ装置の実施例を示す断面図で
ある。図において、31はケーシング、32は被読み取り
体、33はケーシング31に設けられたスリット、34は光学
系で、スリット33を介して取り出した光を集光する。35
はCCD素子等の光センサで、光学系34で集光した光情報
を受光して電気情報を得る。なお、図中22は蛍光ランプ
ユニットで、16R、16G、16Bは各蛍光ランプである。
次に、図3の実施例の作用について図を参照しながら
説明する。各蛍光ランプはガラスバルブの外周面に開口
13を除いて遮光膜15を形成してあるから、例えば蛍光ラ
ンプ16Rから点線aで示す光が被読み取り体32に反射し
て、蛍光ランプ16Bの外周面に到達した場合、ガラスバ
ルブの外周面に遮光膜を形成してあるので、この光は遮
断され、実質的には反射しない。従って、この光が光学
系34に入射することはない。同様に蛍光ランプ16Bから
出た点線bで示す光が直接隣接の蛍光ランプ16Gの外周
面に到達しても、遮光膜15により光は遮断さるため、光
学系に入射することはない。
[発明の効果] 請求項1の発明によれば、ガラスバルブの外周面に開
口を除いて遮光膜を形成したので、スキャナ装置の蛍光
ランプから出た光が蛍光ランプの外周面に到達したとし
ても、その光は遮光膜によって遮断され、ガラスバルブ
の外周面で反射した光が光学系に入射して迷光を生じる
ことが低減し、従ってスキャナの読み取り精度を向上す
ることのできるスキャナ用蛍光ランプを提供することが
できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加
えて、複数個の蛍光ランプを用いるスキャナ装置の場合
に、予め各蛍光ランプを所定の位置関係に設定しておく
ことができるから、ユニット全体をスキャナ装置に対し
て着脱するだけでよく、メインテナンス性を向上するこ
とのできるスキャナ用蛍光ランプユニットを提供するこ
とができる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果を奏
するスキャナ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のスキャナ用蛍光ランプの実施例の横断
面図、図2は本発明のスキャナ用蛍光ランプユニットの
実施例の斜視図、図3は本発明のスキャナ装置の実施例
の断面図、図4は従来のスキャナ装置の断面図、図5は
同じくスキャナ用蛍光ランプユニットの斜視図、図6は
同じくスキャナ用蛍光ランプの横断面図である。 11:ガラスバルブ 12:反射膜 13:開口 14:反射膜 15:遮光膜 16:スキャナ用蛍光ランプ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性のガラスバルブと; ガラスバルブの内周面のほぼ全長にわたって開口を形成
    するように被着された反射膜と; 可視光がガラスバルブの開口から集中的に放射されるよ
    うに少なくとも反射膜の内面に形成された蛍光体層と; 開口を除いてガラスバルブの外周面を覆うように形成さ
    れた遮光膜と; を具備していることを特徴とするスキャナ用蛍光ラン
    プ。
  2. 【請求項2】開口を除いてガラスバルブの外周面に遮光
    膜が形成され、各開口が被読み取り体方向に向かうよう
    に互いに近接して配置された複数個の光導出開口を有す
    る蛍光ランプと; 上記各蛍光ランプを、その両端を支持することにより、
    所定の位置関係に保持する一対の端板と; を具備していることを特徴とするスキャナ用蛍光ランプ
    ユニット。
  3. 【請求項3】開口を除いてガラスバルブの外周面に遮光
    膜が形成され、各開口が被読み取り体方向に向かうよう
    に互いに近接して配置された複数個の光導出開口を有す
    る蛍光ランプと; 蛍光ランプを収容するケーシングと; 蛍光ランプを点灯する手段と; 被読み取り体から反射した蛍光ランプの光を集光する光
    学系と; 光学系を介して光情報を電気情報に変換する光センサ
    と; を具備していることを特徴とするスキャナ装置。
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