JPH0683989B2 - 円形プラスチックレンズ端部切断方法 - Google Patents
円形プラスチックレンズ端部切断方法Info
- Publication number
- JPH0683989B2 JPH0683989B2 JP12303284A JP12303284A JPH0683989B2 JP H0683989 B2 JPH0683989 B2 JP H0683989B2 JP 12303284 A JP12303284 A JP 12303284A JP 12303284 A JP12303284 A JP 12303284A JP H0683989 B2 JPH0683989 B2 JP H0683989B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic lens
- circular plastic
- cutting
- rotary blade
- circular
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は円形プラスチックレンズ端部切断方法に関する
ものである。
ものである。
従来例の構成とその問題点 従来の円形プラスチックレンズの自動切断は回転刃を用
いて行なう方式や、ウォータージェット法、レーザーカ
ッティング法などが主であった。しかし回転刃を用いて
行なう場合は溶融物が円形プラスチックレンズ本体に付
着し、ウォータージェット法では一部欠けが発生し、ま
た、レーザーカッティング法ではヒビ割れや切断面がダ
レるなどの種々の欠点があった。
いて行なう方式や、ウォータージェット法、レーザーカ
ッティング法などが主であった。しかし回転刃を用いて
行なう場合は溶融物が円形プラスチックレンズ本体に付
着し、ウォータージェット法では一部欠けが発生し、ま
た、レーザーカッティング法ではヒビ割れや切断面がダ
レるなどの種々の欠点があった。
発明の目的 本発明は、前記従来の欠点を解消するものであり、高精
度の切断ができる回転刃を用いた円形プラスチックレン
ズ端部切断方法の提供を目的とする。
度の切断ができる回転刃を用いた円形プラスチックレン
ズ端部切断方法の提供を目的とする。
発明の構成 本発明は、円形プラスチックレンズの外周に突出した不
要端部を切断するための円形プラスチックレンズ端部切
断方法であって、 前記円形プラスチックレンズを、そのレンズ面と同一平
面内で、かつ前記円形プラスチックレンズの中心と前記
不要端部を結ぶ直線に対して垂直方向に移送するととも
に、 前記回転刃の回転面が前記円形プラスチックレンズのレ
ンズ面に対して垂直になるように、かつ前記回転刃の回
転面が前記プラスチックレンズの移送方向に対して１゜
〜３゜傾斜するように、前記回転刃を保持して前記円形
プラスチックレンズの不要端部を切断することを特徴と
する。
要端部を切断するための円形プラスチックレンズ端部切
断方法であって、 前記円形プラスチックレンズを、そのレンズ面と同一平
面内で、かつ前記円形プラスチックレンズの中心と前記
不要端部を結ぶ直線に対して垂直方向に移送するととも
に、 前記回転刃の回転面が前記円形プラスチックレンズのレ
ンズ面に対して垂直になるように、かつ前記回転刃の回
転面が前記プラスチックレンズの移送方向に対して１゜
〜３゜傾斜するように、前記回転刃を保持して前記円形
プラスチックレンズの不要端部を切断することを特徴と
する。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例における円形プラスチックレン
ズ端部切断方法を図面を参照しながら説明する。
ズ端部切断方法を図面を参照しながら説明する。
第１図は切断の対象である円形プラスチックレンズの形
状と切断位置を示す説明図、第２図は本発明の円形プラ
スチックレンズ端部切断方法における円形プラスチック
レンズと回転刃との相対関係を示す説明図、第３図は同
円形プラスチックレンズ端部切断方法を行なうための装
置の一例を示した図である。
状と切断位置を示す説明図、第２図は本発明の円形プラ
スチックレンズ端部切断方法における円形プラスチック
レンズと回転刃との相対関係を示す説明図、第３図は同
円形プラスチックレンズ端部切断方法を行なうための装
置の一例を示した図である。
第１図および第２図において、１は円形プラスチックレ
ンズ本体を示している。２は切断されるべきプラスチッ
クレンズの不要端部であり成形時のゲートの一部分であ
る。３は回転刃であり円形プラスチックレンズ本体１と
不要端部２の位置関係を示している。
ンズ本体を示している。２は切断されるべきプラスチッ
クレンズの不要端部であり成形時のゲートの一部分であ
る。３は回転刃であり円形プラスチックレンズ本体１と
不要端部２の位置関係を示している。
第３図において、４は円形プラスチックレンズ本体１と
不要端部２を保持させるための治具である。５は治具４
内から円形プラスチックレンズ本体１を吸引保持させる
エヤー通路であり、６は治具４を移動させるプレートで
ある（ただし、移動手段は図示しない）。７は回転刃３
に傾斜角を設けさせるための調節用ナットであり、８は
回転刃３を回転させる駆動体、９は前記駆動体８の保持
ブラケットであり、10のハンドルと11のネジにより移動
自在に構成されている。12は回転刃３を昇降する昇降シ
リンダーであり、13のガイドに案内されている。
不要端部２を保持させるための治具である。５は治具４
内から円形プラスチックレンズ本体１を吸引保持させる
エヤー通路であり、６は治具４を移動させるプレートで
ある（ただし、移動手段は図示しない）。７は回転刃３
に傾斜角を設けさせるための調節用ナットであり、８は
回転刃３を回転させる駆動体、９は前記駆動体８の保持
ブラケットであり、10のハンドルと11のネジにより移動
自在に構成されている。12は回転刃３を昇降する昇降シ
リンダーであり、13のガイドに案内されている。
以下その動作について説明する。
治具４上に載せられた円形プラスチックレンズ本体１が
吸引力により固定され移動プレート６が移動を始めると
回転刃３は昇降シリンダー12により下降させられ、か
つ、駆動体８により回転させられ移動プレート６上の円
形プラスチックレンズ本体１の不要端部２を適切な移動
スピードで切断していく。回転刃３は調節用ナット７で
傾斜角を決められ固定されている。移動プレート６は完
全に回転刃３を抜けきった状態で元に戻す。
吸引力により固定され移動プレート６が移動を始めると
回転刃３は昇降シリンダー12により下降させられ、か
つ、駆動体８により回転させられ移動プレート６上の円
形プラスチックレンズ本体１の不要端部２を適切な移動
スピードで切断していく。回転刃３は調節用ナット７で
傾斜角を決められ固定されている。移動プレート６は完
全に回転刃３を抜けきった状態で元に戻す。
上記動作において、回転刃３を、円形プラスチックレン
ズ本体１の移送方向に対して回転刃３の回転面が１゜〜
３゜傾斜するように調節用ナット７で支持することによ
り、不要端部２の切断時における切削抵抗が回転刃３と
回転面と円形プラスチックレンズ本体１の移送方向が平
行であった従来例に比べ、かなり低減されるため、切断
時に生じる溶融物の拡がりがきわめて小さく（ダレはほ
とんどない）、円形プラスチックレンズ本体１に付着す
ることがほとんどない。
ズ本体１の移送方向に対して回転刃３の回転面が１゜〜
３゜傾斜するように調節用ナット７で支持することによ
り、不要端部２の切断時における切削抵抗が回転刃３と
回転面と円形プラスチックレンズ本体１の移送方向が平
行であった従来例に比べ、かなり低減されるため、切断
時に生じる溶融物の拡がりがきわめて小さく（ダレはほ
とんどない）、円形プラスチックレンズ本体１に付着す
ることがほとんどない。
さらに、上記切削抵抗の低減に伴い、不要端部２の切断
部分に無理な荷重もかからないため、ヒビ割れや欠けも
発生しにくい。
部分に無理な荷重もかからないため、ヒビ割れや欠けも
発生しにくい。
なお、回転刃３を、円形プラスチックレンズ本体１の移
送方向に対して、回転刃３の回転面を３゜より大きく傾
斜させてしまうと、回転刃３が円形プラスチックレンズ
本体１に接触し、破損する恐れがあるため、適切でな
い。
送方向に対して、回転刃３の回転面を３゜より大きく傾
斜させてしまうと、回転刃３が円形プラスチックレンズ
本体１に接触し、破損する恐れがあるため、適切でな
い。
発明の効果 以上のように、本発明の円形プラスチックレンズ端部切
断方法は、円形プラスチックレンズの外周に突出した不
要端部を切断するための円形プラスチックレンズ端部切
断方法であって、 前記円形プラスチックレンズを、そのレンズ面と同一平
面内で、かつ前記円形プラスチックレンズの中心と前記
不要端部を結ぶ直線に対して垂直方向に移送するととも
に、 前記回転刃の回転面が前記円形プラスチックレンズのレ
ンズ面に対して垂直になるように、かつ前記回転刃の回
転面が前記プラスチックレンズの移送方向に対して１゜
〜３゜傾斜するように、前記回転刃を保持して前記円形
プラスチックレンズの不要端部を切断することを特徴と
するものであり、従来のウォータージェット法やレーザ
ーカッティング法などのように一部欠けが発生するとか
ヒビ割れやダレるなどという切断面が一定しないという
欠点を除去したものでありプラスチックレンズの高精度
の自動切断を可能にしたものである。
断方法は、円形プラスチックレンズの外周に突出した不
要端部を切断するための円形プラスチックレンズ端部切
断方法であって、 前記円形プラスチックレンズを、そのレンズ面と同一平
面内で、かつ前記円形プラスチックレンズの中心と前記
不要端部を結ぶ直線に対して垂直方向に移送するととも
に、 前記回転刃の回転面が前記円形プラスチックレンズのレ
ンズ面に対して垂直になるように、かつ前記回転刃の回
転面が前記プラスチックレンズの移送方向に対して１゜
〜３゜傾斜するように、前記回転刃を保持して前記円形
プラスチックレンズの不要端部を切断することを特徴と
するものであり、従来のウォータージェット法やレーザ
ーカッティング法などのように一部欠けが発生するとか
ヒビ割れやダレるなどという切断面が一定しないという
欠点を除去したものでありプラスチックレンズの高精度
の自動切断を可能にしたものである。
第１図は本発明における円形プラスチックレンズの形状
と切断位置を示す説明図、第２図は円形プラスチックレ
ンズと回転刃との相対関係を示す説明図、第３図は本発
明の一実施例に於ける円形プラスチックレンズ切断装置
の一部断面正面図である。 １……円形プラスチックレンズ本体、２……円形プラス
チックレンズ外周に生じた不要端部、３……回転刃。
と切断位置を示す説明図、第２図は円形プラスチックレ
ンズと回転刃との相対関係を示す説明図、第３図は本発
明の一実施例に於ける円形プラスチックレンズ切断装置
の一部断面正面図である。 １……円形プラスチックレンズ本体、２……円形プラス
チックレンズ外周に生じた不要端部、３……回転刃。
Claims (1)
- 【請求項１】円形プラスチックレンズの外周に突出した
不要端部を切断するための円形プラスチックレンズ端部
切断方法であって、 前記円形プラスチックレンズを、そのレンズ面と同一平
面内で、かつ前記円形プラスチックレンズの中心と前記
不要端部を結ぶ直線に対して垂直方向に移送するととも
に、 前記回転刃の回転面が前記円形プラスチックレンズのレ
ンズ面に対して垂直になるように、かつ前記回転刃の回
転面が前記プラスチックレンズの移送方向に対して１゜
〜３゜傾斜するように、前記回転刃を保持して前記円形
プラスチックレンズの不要端部を切断することを特徴と
する円形プラスチックレンズ端部切断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12303284A JPH0683989B2 (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 円形プラスチックレンズ端部切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12303284A JPH0683989B2 (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 円形プラスチックレンズ端部切断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS614696A JPS614696A (ja) | 1986-01-10 |
| JPH0683989B2 true JPH0683989B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14850524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12303284A Expired - Lifetime JPH0683989B2 (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 円形プラスチックレンズ端部切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683989B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4761532B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2011-08-31 | 東海光学株式会社 | 眼鏡レンズの供給システム |
| JP5703056B2 (ja) * | 2011-02-16 | 2015-04-15 | Hoya株式会社 | 多焦点眼鏡レンズ成型用モールドの製造装置 |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12303284A patent/JPH0683989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS614696A (ja) | 1986-01-10 |
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