JPH0683878U - ドアガード用緩衝部材 - Google Patents

ドアガード用緩衝部材

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JPH0683878U
JPH0683878U JP2670993U JP2670993U JPH0683878U JP H0683878 U JPH0683878 U JP H0683878U JP 2670993 U JP2670993 U JP 2670993U JP 2670993 U JP2670993 U JP 2670993U JP H0683878 U JPH0683878 U JP H0683878U
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door
arm
central portion
hook
main body
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JP2670993U
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徳房 西崎
宏幸 杉浦
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設のドアガードに使用でき、ドアの傷付き
を防止することができる。 【構成】 両側がドアガードのアーム22の底面(アー
ム22のスリット内にフック24を配置した状態でアー
ム22の上面となる面)と当接する平坦部30Aであ
り、中央部30Bがフック24をスライドさせるときに
その移動を妨げないよう湾曲している本体30と、前記
本体30の両端部から中央部30Bの湾曲方向と反対方
向に略直角を形成するように設けられている脚部32
と、本体中央部30Bの付け根部分から前記脚部32と
略平行になるように設けられている補助脚部34とを有
する。このような構成となっているため、本体30の平
坦部30Aと脚部32と補助脚部34により形成される
空間内にアーム22を把持することができ、緩衝部材2
8をアーム22に固着させる必要がない。そのため、中
央部30Bがドア12と当接するようにアーム22上を
スライドさせて調整することができ、又取り外しも自由
である。よって、ドアガードに特別な構成を必要とせ
ず、既設のドアガードにも使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として防犯用に用いられドアの開放角を制限するドアガードに用い られる緩衝部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
主として防犯用に用いられるドアガードは、ドアから突出するフックと、建物 本体へ軸支されフックへ係合するアームが設けられた構造を有している。
【0003】 このドアガードは確実にドアを閉止した後にアームをフックへ係合させるのが 正式な使用方法であるが、ドアガードはホテルの客室扉や集合住宅等の扉に使用 されることが多く、特にホテルの客室扉は自動ロックが付されていることが多い ため、室内の清掃時等で人の出入りの激しい時に、ドア閉止前にアームを倒して ドアガードをドアと建物本体との間に挟み、ドアが自動ロックされるのを防止す るような使い方をすることがある。このような使い方をすると、ステンレスや鋳 鉄等の金属で構成されているアームが閉止動作中のドアの表面に当接してドアに 傷をつけることがある。このドアの傷付きを防止するために、実開平4−103 976号公報に示すようにアームのドアへの対応部に緩衝材を設けた構造のドア ガードがある。
【0004】 しかし、このようなドアガードは緩衝材を設けるための特別な構造を採ってお り、当該構造を採っていない従来品へ実開平4−103976号公報に示される ようなドアガード用の緩衝部材を応用することができない。そのため、ドアの傷 付きを防止するためには既設のドアガードを上記構造のものに取り換える必要が あり、コストがかかるという欠点を有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮し、既設のドアガードに使用できる緩衝部材を得るこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ドアガードアームの平行部へ各々取付けられる一対の取付け部と、 これらの取付け部を互いに一体的に連結すると共にドアガードフックの移動軌跡 の外側に配置される連結部と、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の緩衝部材は一対の取付け部をドアガードの平行部へ取付ける。この取 付け部はアームを挟持させたり、アームへ接着する等の取付手段が適用できる。 アームを挟持する構造の場合には、アーム上をスライドさせて、緩衝部がドアと 当接するように調節することができ、又取り外しも自由に行うことができる。
【0008】 ドアガードの使用時にはアーム平行部間のスリット内にフックを配置する状態 でドアガードを作動位置へと回す。この状態でドアを開放すると、フックの球状 突起がスリット内をアーム端部までスライドすることによりドアが微少角度だけ 開放可能となる。このフックのスライド時には、緩衝部材の連結部がフックの移 動軌跡の外側に配置されているので、連結部がフックと干渉しない。又、ドアガ ードをドア開放後に使用状態として、その後のドア閉止によりドアと建物ドア開 口部との間へフックを配置して、ドアのオートロック閉止を防ぐ使用態様となっ た場合には、連結部がドアと当たるのでドアーの傷付きを防止できる。この状態 のドアへの当接部は連結部以外にも取付け部の一部をドアへの当接部とするべく 突出させる等の形状としてもよい。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例に係る緩衝部材が適用されたドアガードを図2及び図5か ら図8に基づいて説明する。
【0010】 図5はドア12の閉止状態であり、このドア12は図7の如く矢印A方向に開 放動作が行われる。図中(IN)は室内を(OUT)は室外を示している。この ドア12が取付けられている建物本体14には、図2に示される如くブラケット 16が板状のベース部材16Aを介して固着され、このブラケット16へピン1 8によってアーム22が軸支されている。
【0011】 このアーム22は略U字形であり、その平行部の先端である両端部23はブラ ケット16への軸支部となっており、中央ループ部はドア12へ固着されるフッ ク24と対応している。フック24は板状ベース部材24Bを介してドア12の 室内側に固着され、長手方向はドア閉止状態に於いてブラケット16方向へ屈曲 されている。またフック24の先端部には球状突起24Aが形成されドア閉止状 態でアームの両端部23内へ配置される。従って図6の如くアーム22がピン1 8回りに回転して倒されると(矢印B方向)、アーム22間へフック24が配置 され、ドア12の開放動作によって球状突起24Aはアーム22のスリット内を スライドして、ドア12の開放角度を図7の状態に維持するようになっている。
【0012】 このドアガードの作用を説明すると、図5がドア12の閉止状態であり、図6 に示される如くアーム22を矢印B方向に回転させてループ部をフック24へ覆 せた状態が使用状態となる。ここでドア12が開放されると図7に示される如く 球状突起24Aはアーム22のスリットと係合してドア12の開放角度を制限す る。このためドア12と建物本体14との間の隙間を通して室内の居住者は室外 の様子を窺うことができる。しかしこの隙間は人が通過するには不十分な大きさ である。
【0013】 図8はドア12を閉止する前にアーム22を倒した状態を示しており、ここで ドア12が閉止動作に移るとドア12の表面へアーム22が当接する。このとき 金属で構成されているアーム22がドア12と直接当接すると、ドア12の傷付 が生じる。そこで、このドアの傷付きを防止するためアーム22には緩衝部材2 8が取付けられる。
【0014】 本実施例に係る緩衝部材28は、図1に示す如くナイロン製の本体30と脚部 32と補助脚部34とから構成されている。
【0015】 本体30は両側に配置される一対の平坦部30Aと湾曲した中央部30Bから 成っていて、平坦部30Aはドアガードのアーム22の底面(アーム22を回転 してアーム22のスリット内にフック24を配置した状態でドア12と反対側に なる面)との当接部となっており、中央部30Bは平坦部30Aの連結部になっ ていると共に、アーム22のスリット内にフック24を配置した状態でフック2 4をスライドさせる場合に、フック24の球状突起24Aが通り抜けられるよう な逃げ部となって、すなわち、球状突起24Aの移動軌跡の外側に配置されてい る。
【0016】 本体30の両端部からは中央部30Bの湾曲方向とは反対方向に中央部30B から略直角に突出するように一対の脚部32が設けられている。又、脚部32の 端部32Aは本体30の平坦部30Aと略平行になるようにスリット中央に向か って曲げられている。
【0017】 本体30の湾曲した中央部30Bの付けね部分からは脚部32に対応する一対 の補助脚部34が設けられている。補助脚部34は脚部32と略平行となってお り、詳細には補助脚部34の略中央部がスリット中央に向かって山形を形成する ように若干湾曲した構成となってアーム22のスリット形状に沿っている。補助 脚部34の端部34Aは、本体30の平坦部30Aと略平行になるように脚部3 2に向かって曲げられている。
【0018】 本体30の平坦部30Aと、脚部32の端部32A及び補助脚部34の端部3 4Aとの間隔は、ドアガードのアーム22の高さと同じか若干小さくなっている 。又、脚部32と補助脚部34との間隔はアーム22の幅と同じか若干小さくな っている。これらの平坦部30A、脚部32、脚部32の端部32A、補助脚部 34、補助脚部34の端部34Aは緩衝部材28をアーム22に取付けるための 取付け部となっている。これらの取付け部はアーム22を挟持することによって アーム22に取付けられるが、接着等によってアーム22へ取付ける場合には接 着用とされる平坦部30A等を残して他の部分は削除してもよい。
【0019】 次に本実施例に係る緩衝部材28の作用を説明する。 図4に示す如く脚部32と本体30の平坦部30Aと補助脚部34により形成 される空間にアーム22を嵌め込むと、この実施例では本体30の平坦部30A と脚部32の端部32A及び補助脚部34の端部34Aとの間隔と、脚部32と 補助脚部34との間隔がそれぞれアーム22の高さ、幅と同じか若干小さくなっ ているため、アーム22に緩衝部材28を接着剤等により固着させることなく、 アーム22を挟持させることができる。そのためアーム22に固着させないで使 用する場合には緩衝部材28は着脱自在となっており、本体30の中央部30B がドア12と当接するようにアーム22上をスライドさせて調整することができ る。
【0020】 又、図6に示す如くアーム22を回転してアーム22のスリット内にフック2 4を配置した状態から、図7に示す如くドアを開放させた状態に移る場合でも、 図3に示すように本体30の中央部30Bが湾曲しているため、フック24の球 状突起24Aがスリット内をスライドすることを妨げない。
【0021】 次に図8に示される如く、アーム22をドア12の開放後に使用状態としてド ア12の閉止を防止する使用状態とした場合には、緩衝部材28の中央部30B がドア12と当たってドア12の閉止を防ぐので、アーム22がドア12へ直接 当たることによるドア12の傷付きを防止できる。中央部30Bをドア12へ当 てる以外にも平坦部30A等の他の部分に突起を設けてドア12へ当てるように してもよい。
【0022】 なお、本実施例においては本体30の中央部30Bを湾曲させた構成を採って いるが、フック24の球状突起24Aのスライドを妨げない構成であればよく、 特に上記構成に限定されるものではない。又、図8の使用状態ではアーム22が 反時計方向に図示状態よりも回転しない構成とされているが、アーム22が建物 本体14へ当たる迄回転できる場合には、緩衝部材28の一部を建物本体14へ 当てるようにして建物本体14の傷付きを防いでもよい。
【0023】 又、本考案に係る緩衝部材を断面が円形又は楕円形のアームに適用する場合に は、中央部30Bを除く本体30と脚部32と補助脚部34とでアームの外周の 一部を覆う構成となる。
【0024】 本考案に係る緩衝部材に使用される材料は、適度な強度を有するものであれば よく、ナイロンに限定されるものではない。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上記の構成としたことにより、ドアガード自体に特別な構造を必要と せず、既設のドアガードに使用することができる。このため、ドアの傷付きを防 止するためのドアガード全体の取り替えが不要となり、コストの低減を図ること ができる。又、緩衝部材をアームに固着させないで使用する場合には着脱自在で あり、緩衝部材が使用等により劣化した場合であっても緩衝部材のみを新しいも のに取り替えればよくコストの低減と共に作業の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る緩衝部材の斜視図である。
【図2】図1の緩衝部材が適用されたドアガードの正面
図である。
【図3】図1の緩衝部材が適用されたドアガードの使用
状態を示す斜視図である。
【図4】図3のVI−VI断面図である。
【図5】ドア閉止状態を示す平面図である。
【図6】ドアガードの使用状態を示す平面図である。
【図7】ドア開放状態を示す平面図である。
【図8】ドアガードをドアと建物本体との間に挟んだ状
態を示す平面図である。
【符号の説明】
28 緩衝部材 30 本体 30A 平坦部 30B 中央部 32 脚部 32A 端部 34 補助脚部 34A 端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアガードアームの平行部へ各々取付け
    られる一対の取付け部と、これらの取付け部を互いに一
    体的に連結すると共にドアガードフックの移動軌跡の外
    側に配置される連結部と、を有することを特徴とするド
    アガード用緩衝部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019046424A1 (en) * 2017-09-01 2019-03-07 Scott Thomas OSCILLATING BAR DOOR PROTECTION

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