JPH0683747B2 - ゲーム機 - Google Patents

ゲーム機

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JPH0683747B2
JPH0683747B2 JP3268179A JP26817991A JPH0683747B2 JP H0683747 B2 JPH0683747 B2 JP H0683747B2 JP 3268179 A JP3268179 A JP 3268179A JP 26817991 A JP26817991 A JP 26817991A JP H0683747 B2 JPH0683747 B2 JP H0683747B2
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並彦 小笠原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ遊技機やスロッ
トゲーム機等のゲーム機に係り、特に一斉に作動を開始
した可変表示装置の複数の表示部が順次停止されると共
に、可変表示装置の停止された結果表示における特定態
様の発生確率を外部からの操作により複数段階に調整で
きるようにしたゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム機として例えば、パチンコ遊技機
の前面パネルに、各ドラムの外周上に複数種類の識別情
報を描いたドラム形式等の可変表示装置を配設した可変
表示装置付遊技機が、特開昭54−108737号公報
等により知られている。この可変表示装置付遊技機は、
打球の入賞により可変表示装置の可変表示が開始され、
遊技者がそのドラムに対応した各停止スイッチをその都
度手動操作することによって可変表示を順次に停止さ
せ、または、停止スイッチが操作されない場合にはその
ドラム駆動用モータをタイマのタイムアップ出力により
一斉に停止させ、その停止時の表示に基づいて所定の遊
技価値(例えば役物の開成数又は開成時間の制御、払い
出す賞品球数の制御等)を遊技者に付与するようにした
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のゲーム
機の可変表示装置の可変表示制御は、遊技者が各ドラム
毎に対応する停止スイッチを操作してドラム毎に停止を
行ったり、またはタイマのタイムアップにより単に一斉
に停止されるものであるから遊技者の可変表示装置の可
変表示に対する特定態様発生期待感が高揚されず遊技意
欲の低下を招いていた。例えば、最初に停止スイッチを
操作して賞態様を成さない図柄が停止したドラムに表わ
れてしまうと、次の停止スイッチを操作する気力がなく
なってしまったり、或いは各停止スイッチを全く操作し
ないでタイマのタイムアップを待っていると、複数のド
ラムが一斉に停止してしまって遊技の醍醐味となる特定
態様発生期待感が全く得られない。更に、その結果表示
の特定態様の発生確率は、そのゲーム機の製造時から所
定の確率値に固定的に設定されており、遊技店側の営業
方針にもとづいてこの発生確率を外部から複数段階的に
調整することができなかった。このため、例えば従来
は、可変表示装置の可変表示ゲーム回数に対応して特定
態様が発生することとなり易く比較的に熟練した遊技者
だけが有利になって、未熟な遊技者には不利となり易
く、遊技店側にとってすべての遊技者に公平にサービス
をしたいという要望を満足することができないという不
都合がある。また、遊技店にとっては可変表示装置の特
定態様の発生により利益状態が大きく変動する為、利益
指数とするところの毎日の目標利益の設定が立て難く、
立地条件や客層に対応して遊技店側の利益と遊技者側の
利益とのバランスを図りながら、合理的な効率のよい遊
技店経営を行うことに支障が出ていた。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、開始指令信号発生手段の指令信号出力に基づいて一
斉に可変表示作動を開始した可変表示装置の複数の表示
部が、停止指令信号発生手段の指令信号出力に基づいて
表示停止遅延手段により自動的に順次停止することによ
り、遊技者に遊技の醍醐味となる特定態様発生の期待感
を持たせ、遊技意欲を高めた興趣あるゲームを構成でき
ると共に、遊技者により一層公平にサービスすることが
でき、かつ遊技店の営業にとっても遊技者との利益のバ
ランスを図ることができて好都合である実用的なゲーム
機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるゲーム機は、前面側に臨み、表示部を
可変表示して可変表示ゲームを行う可変表示装置(例え
ばルーレットチャッカー103A〜103E及びスロッ
トゲーム盤105)と、前記可変表示装置の可変表示を
開始する指令信号を発生する開始指令信号発生手段(例
えば検出器S1,S2及び入賞レジスタ201)と、前
記可変表示装置の可変表示を停止する指令信号を発生す
る停止指令信号発生手段(例えばストップスイッチ10
6,またはタイマ231等)と、前記開始指令信号発生
手段の指令信号出力に基づいて前記可変表示装置の可変
表示作動を開始し、前記停止指令信号発生手段の指令信
号出力に基づいて前記可変表示装置の可変表示作動を停
止する表示作動制御手段(例えばフリップフロップ20
2,210,220、発振器203,212,222、
リングカウンタ205、10進カウンタ213,223
等)と、停止された前記可変表示装置のゲーム結果表示
が、予め定められた特定態様であるか否かを判定する判
定手段(例えばアンド回路250等)と、前記判定手段
の判定結果に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与す
る遊技価値付与手段(例えばフリップフロップ253、
発振器256、シフトレジスタ257等)と、前記可変
表示装置の停止された結果表示における前記特定態様の
発生確率を、外部からの操作により複数段階に設定する
発生確率設定操作手段(例えば接続端子280等)と、
前記発生確率設定操作手段により設定された当該確率値
に基づいて、前記可変表示装置に前記特定態様を発生さ
せる特定態様発生確率制御手段(例えばリングカウンタ
205、10進カウンタ213,223等)とから成
り、前記可変表示装置の表示部は、第1表示部分(例え
ば数字表示素子LED216)と第2表示部分(例えば
数字表示素子LED215)と第3表示部分(例えばル
ーレットチャッカー103A〜103E)との複数によ
り構成し、前記表示作動制御手段は、前記した可変表示
装置の各表示部分に対して、前記停止指令信号発生手段
の指令信号出力に基づいて第1表示部分の可変表示を停
止させるとともに、第1表示部分が可変表示を停止した
所定時間経過後に第2表示部分の可変表示を停止させ且
つ第2表示部分が可変表示を停止した所定時間経過後に
第3表示部分の可変表示の停止を各々行わせる表示停止
遅延手段(例えばタイマ217,207)を、備えてい
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】可変表示装置の複数の表示部である第1表示部
分と第2表示部分と第3表示部分とが開始指令信号発生
手段の指令信号により各々一斉に可変表示を開始し、停
止指令信号発生手段の指令信号に基づいて表示停止遅延
手段により、第1表示部分が停止後の所定時間経過後に
第2表示部分が停止し、この第2表示部分が停止後の所
定時間経過後に第3表示部分が停止するように順次可変
表示作動を停止制御する。判定手段が表示部分の組合せ
結果表示態様を判定し、特定態様であれば遊技価値付与
手段により遊技者に対して所定の遊技価値を付与する。
(本実施例では変動入賞装置を所定の条件にもとづいて
開放制御する。)遊技店側では、発生確率設定操作手段
を操作してその日の営業方針にもとづいて複数ある確率
値の中から1つを選択設定することにより、特定態様発
生確率制御手段が可変表示装置の特定態様の発生状態を
上記設定された確率値にもとづいて制御する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る例えばパチンコ機1
0よりなるゲーム機の正面図である。受皿100の球は
発射ダイヤル101を操作することにより発射され、ガ
イドレール102に案内されながら遊技部11内に導か
れる。パチンコ機10には多数の障害釘、打球入賞装置
としての機能を有し内部に発光源を装着したルーレット
チャッカー103A〜E、変動入賞装置104A〜C、
デジタルLEDを備えたスロットゲーム盤105、通常
の打球入賞装置並びにスロットゲーム盤105のストッ
プスイッチ106等が設けられている。
【0009】表示部として機能するルーレットチャッカ
ー103A〜E及び表示部として機能するスロットゲー
ム盤105はパチンコ機10の前面側に臨み、複数の表
示部(第1、第2、第3表示部分)を可変表示する可変
表示装置を構成する。
【0010】これら上記した個々の遊技機構は、以下の
様に動作する様に構成されている。
【0011】ルーレット・チャッカー103A〜Eのう
ち103B及び103Dが特定チャッカーとして特定さ
れており、これらの特定チャッカーに打球が入賞すると
開始指令信号発生手段としての検出器S1,S2(図
2)がこれを検出して指令信号を送出して、例えば第3
表示部分としてのルーレットチャッカー103A〜Eは
順次可変表示し、例えば第1、第2表示部分としてのス
ロットゲーム盤(2個のデジタルLED215,216
からなる)105がそれぞれ0〜9までの数字の連続可
変表示を一斉に開始する。また、チャッカー103Cに
打球が入賞すると変動入賞装置104A〜Cが順次1秒
ずつ開動作する。前記ルーレットチャッカー103A〜
E及びスロットゲーム盤105は、遊技者が停止指令信
号発生手段としてのストップスイッチ106を押圧する
と各表示部分の可変表示が順次停止し、組合せ結果表示
が次に示す表示態様に応じて変動入賞装置104A〜C
が開動作する。
【0012】 (a)特定態様としての“大当り” 可変表示装置のルーレット・チャッカー103Cが点灯
停止し、スロットゲーム盤105の数字が“7”“7”
で停止した場合:変動入賞装置104A〜Cは順次開放
し大受口となり、この状態が例えば30秒間続く。
【0013】 (b)“当り” 可変表示装置のルーレット・チャッカー103C以外の
ものが点灯停止し、スロットゲーム盤105の数字が
“7”“7”で停止した場合:変動入賞装置104A〜
Cは開放し10秒間大受口となる。
【0014】 (c)その他の組み合わせの場合 変動入賞装置104A〜Cは、開放し5秒間大受口とな
る。
【0015】更に上記の(a)の“大当り”に於いて、
変動入賞装置104A〜Cが開動作中(30秒間)に特
定変動入賞装置104Bに打球が入賞した場合には閉動
作の後、再び“大当り”の状態が継続する。すなわち
“大当り”の状態の時、特定変動入賞装置104Bに打
球を入賞させれば、この“大当たり”の状態を継続して
繰り返すことが可能で例えば打ち止めになるまで等の所
定期間大当りを継続させることができる。
【0016】また前記ルーレットチャッカー103A〜
Eとスロットゲーム盤105の可変表示は一斉に作動開
始した後、例えば10秒経過してもストップスイッチ1
06が押圧されない場合は自動的に順次可変停止する様
に構成されている。
【0017】図2は、本実施例のゲーム機に係るパチン
コ機の制御回路の回路図例である。ルーレットチャッカ
ー103B,Dに取り付けられて、ルーレットチャッカ
ー103A〜Eとスロットゲーム盤105の可変表示を
開始する指令信号を発生する検出器S1,S2のそれぞ
れの出力はOR回路200に入力されている。OR回路
200の出力は検出器S1,S2からの指令信号がある
ごとに演算して記憶され、その記憶値が所定数の1以上
になると出力を開始する記憶演算手段としての入賞レジ
スタ201を介してフリップフロップ(以下、FFとす
る)202のセット端子に入力されており、FF202
の出力は更にアンド回路204の一方の入力端子に供給
されている。アンド回路204の他方の入力端子には発
振器203が接続されている。従ってアンド回路204
の出力端子にはルーレットチャッカー103B又は10
3Cに打球が入賞すると発振器203の周波数Fのパル
スが出力される。この信号はリングカウンタ205によ
りカウントされ、それぞれの出力端子0,1,2,3,
4に接続されているドライバ206によりルーレットチ
ャッカー103A〜Eのランプを可変表示する。このラ
ンプの配列はリングカウンタ205の出力端子5へ出力
が現われた時、及び後述する機能点検の時のモニタース
イッチ240によりリングカウンタ205がリセットさ
れ、かつ強制的にルーレットチャッカー103Cが表示
状態になるようにリングカウンタ205の出力端子0に
ルーレットチャッカー103C用のランプが接続されて
いる。
【0018】一方、入賞レジスタ201の出力は、別の
FF210,220のセット端子に入力されている。F
F210,220の出力はアンド回路211,221の
一方の入力端子にそれぞれ入力されており、アンド回路
211,221の他方の入力端子には発振器212,2
22が接続されている。アンド回路211,221の出
力側には10進カウンタ213,223が接続され、そ
の出力はドライバ214,224を介してスロットゲー
ム盤105を構成する数字表示素子LED215,21
6に接続されこれを一斉に作動するようにしている。前
記した10進カウンタ213,223はプリセットをか
けることで“7”を表示する構成となっている。また、
10進カウンタ213,223からドライバ214,2
24へのBCD出力のLSBをハイレベル又はローレベ
ルとすることによりLED215,216上に“7”
“7”の現われる確率を変更することができる。
【0019】本実施例においては、スロットゲーム盤1
05においての数字が“7”“7”の組み合わせで可変
停止する確率を3段階に調整できるようになっている。
ゲーム結果表示の特定態様が、ルーレットチャッカー1
03Cに可変停止する確率が1/5であり、そしてスロ
ットゲーム盤105の数字表示素子LED215,21
6の個別については、数字“7”で停止する確率が1/
10であることから、全体では1/5×1/10×1/
10=1/500の低確率となる。そして、例えば10
進カウンタ213の出力端子Q1へ常時ハイレベル信号
を与えるようにすれば数字表示素子LED215は奇数
の範囲でのみ順次可変表示することになり、数字“7”
で可変停止する確率は1/5となる。従って、この場
合、特定態様が発生する確率は1/5×1/5×1/1
0=1/250となり、同様に10進カウンタ223の
出力端子Q1へも常時ハイレベル信号を与えるようにす
れば、数字表示素子LED216も奇数の範囲でのみ順
次可変表示することになる結果、特定態様である“大当
り”が発生する確率は1/5×1/5×1/5=1/1
25となり、通常の場合に比べて4倍の高確率となる。
【0020】すなわち、ルーレットチャッカー103A
〜Eとスロットゲーム盤105よりなる可変表示装置の
結果表示における特定態様の発生確率を、例えば接続端
子280よりなる発生確率設定操作手段によって外部か
ら操作し、1/500,1/250,1/125等の複
数段階に設定する。
【0021】また上記したルーレットチャッカー103
A〜E、スロットゲーム盤105の“ゲーム”動作、す
なわち可変表示を停止するための機構であるストップス
イッチ106よりなる停止指令信号発生手段の指令信号
出力はオア回路230に入力されており、オア回路23
0の出力信号はFF220のリセット端子に接続されて
いる。
【0022】このようにして、FF202,210及び
220,発振器203,212及び222,リングカウ
ンタ205,10進カウンタ213,223等は、検出
器S1,S2の指令信号出力による入賞レジスタ201
の記憶出力に基づいてルーレットチャッカー103A〜
Eの可変表示作動及びスロットゲーム盤105の一斉可
変表示作動を開始し、ストップスイッチ106等の指令
信号出力に基づいてルーレットチャッカー103A〜E
の可変表示作動とスロットゲーム盤105の可変表示作
動とを順次停止する表示作動制御手段を構成する。
【0023】リングカウンタ205,10進カウンタ2
13,223等は、例えば接続端子280よりなる発生
確率設定操作手段により設定された当該確率値に基づい
てルーレットチャッカー103A〜Eとスロットゲーム
盤105よりなる可変表示装置に特定態様を発生させる
特定態様発生確率制御手段を構成する。
【0024】また、入賞レジスタ201の記憶出力はF
F220を介して停止指令信号発生手段としてのタイマ
231に接続されている。従ってルーレット・チャッカ
ー103A〜E及びスロットゲーム盤105が作動開始
した後、一定時間(例えば10秒間)経過してもストッ
プスイッチ106が押圧されないときはタイマ231の
出力信号がオア回路230に入力され、FF220は強
制的にリセットされる。従って、アンド回路221を介
しての発振器222の10進カウンタ223によるカウ
ントは停止し、第1表示部分としての数字表示素子LE
D216はその時のカウント表示で停止する。またFF
220の他方の出力信号は同時にタイムラグ設定用のタ
イマ217に入力されており、設定時間経過後FF21
0をリセットし、アンド回路211を介して発振器21
2の出力の10進カウンタ213への供給を停止させ
る。そして第2表示部分としての数字表示素子LED2
15は数字表示素子LED216と比較すると、ある程
度のタイムラグ後に10進カウンタ213のカウント数
表示状態で停止する。またFF210の出力はタイムラ
グ設定用のタイマ207に入力されており、前記したの
と同様にアンド回路204の出力を停止し、リングカウ
ンタ205のカウントに対応する第3表示部分としての
ランプ(A〜E)は一定のタイムラグの後循環点灯を停
止する。
【0025】このようにして、タイマ217,207は
数字表示素子LED216(第1表示部分)が可変表示
を停止した所定時間経過後に数字表示素子LED215
(第2表示部分)の可変表示を停止させ、且つ数字表示
素子LED215が可変表示を停止した所定時間経過後
にランプA〜E(第3表示部分)の可変表示の停止を各
々行わせる表示停止遅延手段を構成する。
【0026】またモニタスイッチ240が設けられてお
り、これを押圧することによりFF202,210,2
20のリセットのH信号とで各アンド回路を開くように
してリセット,プリセットをかけて強制的に前記した特
定態様である“大当り”の状態となるように構成されて
いる。
【0027】リングカウンタ205の出力端子0は例え
ばアンド回路250よりなる可変停止されたルーレット
チャッカー103A〜E及びスロットゲーム盤105の
結果表示が予め定められた特定態様であるか否かを判定
する判定手段の一方の入力端子に接続されており、10
進カウンタ213,223のBCD出力は多入力アンド
回路251に入力されており、多入力アンド回路251
の出力はアンド回路250の他方の入力端子に接続され
ている。従ってアンド回路250の出力は“大当り”で
あるルーレットチャッカーが103Cで停止しており、
スロットゲーム盤105が“7”“7”で停止している
時のみ出力が現われる。アンド回路250の出力はアン
ド回路266の一方の入力端子に接続されており、アン
ド回路266の他方の入力端子にはFF202の他方の
出力が接続されている。従ってアンド回路266はスト
ップスイッチ106が押圧され、スロットゲーム盤10
5の表示が停止した後、スロットゲームが終了したため
にFF202がリセットされる時の信号と、アンド回路
250の出力信号が一致した時、すなわち“大当り”の
時のみオア回路252に出力を供給する。そしてFF2
53はセットされ、その出力信号はオア回路254を介
してアンド回路255の1つの入力端子に供給される。
【0028】また発振器256の出力がアンド回路25
5の入力端子に入力されている。このときシフトレジス
タ257はオア回路254の出力がない時は、リセット
されているのでシフトレジスタ257の端子3はゼロレ
ベルである。従ってシフトレジスタ257の1入力には
ハイレベルの信号が入力されているので、アンド回路2
55は発振器256の出力信号をシフトレジスタ257
のクロック信号として供給する。そしてシフトレジスタ
257の端子1,2,3はハイレベルの信号出力とな
り、ドライバ258を介して変動入賞装置104A〜C
のソレノイド259A〜Cを励磁し、変動入賞装置10
4は開放状態となる。またシフトレジスタ257の端子
がハイレベルとなるとインバータを介してアンド回路2
55に供給されている信号がローレベルとなるので、ア
ンド回路255の出力はローレベルで停止する。そし
て、シフトレジスタ257は端子1,2,3がハイレベ
ルのまま保持される。FF253,発振器256,シフ
トレジスタ257等が、判定手段の判定結果に基づいて
遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技価値付与手段を
構成する。一方、シフトレジスタ257の端子3の信号
はタイマ260に接続されており、端子3がハイレベル
となると同時にタイマ260が作動する。このタイマ2
60は前記した様に30秒にセットされている。従って
30秒経過すると出力信号を発生しFF253をリセッ
トする。従ってFF253がリセットされると、この信
号はオア回路254,インバータを介してシフトレジス
タ257のリセット端子に接続されているので、シフト
レジスタ257はリセットされ、ソレノイド259A〜
Cは非励磁となるので変動入賞装置104A〜Cは閉状
態になる。また、オア回路254の出力は入賞レジスタ
201のリセット端子にインバータを介して接続されて
いるので、オア回路254の出力信号がローレベルとな
ると入賞レジスタ201は1宛減算される。
【0029】そして、上記した様に変動入賞装置104
A〜Cが開放動作中にそのうちの変動入賞装置104B
に球が入賞すると、この変動入賞装置を再度開放状態に
する継続スイッチ261からアンド回路262の一方の
入力端子に出力を供給する。そしてアンド回路262の
他方の入力端子には、前記FF253のハイレベル信号
が供給されている。従って、FF263はセットされ、
その出力信号はオア回路252を介してFF253のセ
ット端子に入力されるので、タイマ260が30秒経過
した後もFF253はアンド回路262の出力により再
びセット状態を維持する。従って、変動入賞装置は特定
態様である“大当り”となった以後は、所定期間例えば
打止めまで開放状態を繰り返し維持する可能性がある。
【0030】また、多入力アンド回路251の出力はア
ンド回路264の一方の入力端子に接続されており、ア
ンド回路264の他方の入力端子にはアンド回路250
の出力がインバータを介して入力されている。従って、
アンド回路264はスロットゲーム盤105が“7”
“7”であり、ルーレットチャッカー103がC以外で
停止した時にハイレベル信号を出力する。そして、この
出力信号はアンド回路265の一方の入力端子に接続さ
れている。アンド回路265の他方の入力端子には前記
同様FF202の他方の出力が入力されている。よっ
て、FF267の他方の出力に接続されている。よって
FF267がセットされ、この出力信号がオア回路25
4に供給される。
【0031】以下、“大当り”で述べた様にソレノイド
259A〜Cが励磁され、今度はタイマ268が作動さ
れる。そしてタイマ268の設定時間10秒が経過する
とFF267はリセットされソレノイド259A〜Cは
消磁する。同様にしてアンド回路269の一方の入力端
子にはアンド回路250の出力がインバータを介して入
力されており、アンド回路269の他方の入力端子には
FF202の出力が入力されている。従ってアンド回路
269の出力はその他の組合わせの時FF270に出力
を供給し、ソレノイド259A〜Cをタイマ271の設
定時間である5秒間励磁する。
【0032】以上述べた構成に加えてパチンコ機10の
制御回路には、後に詳述する様にFF253の出力に、
その出力に応動するソレノイド409(又は413)が
好適なドライバ272を介して接続されており、“大当
り”信号がFF253から出力されている時はソレノイ
ド409(413)が励磁される。
【0033】次に、図3について説明する。
【0034】図3は、図1に示したパチンコ機10の遊
技部11の裏側を示す図であり、補給樋300から補給
された球は上タンク301に貯留される。この上タンク
301の球は賞球誘導部302を経由して賞球排出装置
303に案内されている。そして打球の入賞結果に対応
して賞球排出装置303により排出され、賞球誘導路3
04から上部受皿又は受皿100に案内される。
【0035】この様な構成のパチンコ機10に於いて
は、通常図4に示す様な打球供給停止装置400が設け
られている。この装置400は上タンク301の球が空
になると、タンク301下部に設けられた玉不足検出踏
板401が玉の重みでA方向に押圧されていた力から解
放され、B方向に移動する。そして、この移動は玉不足
検出踏板401に接続されているリンクレバー402の
軸を支点としてB方向に回転させる。そしてリンクレバ
ー402の回転はリンクレバー402に連結されている
連動ロッド403に伝達され、リンクレバー404を同
様にB方向に回転させる。そして、リンクレバー404
はその軸の回転により、同軸の表示板407付リンク4
14を回転し、ピン415を介してシャッタ部材405
をB方向に移動させ、球が流入口406から発射装置側
に供給されないようにすると共に表示板407により発
射不能状態であることを遊技者に知らせる。
【0036】一方、この状態となると前記球不足検出板
401と連動する様に設けられた図示しない検出装置に
より上タンク301の球の不足信号が管理室に届く様に
構成されている。しかし最初に述べた様に本実施例に係
るパチンコ機に於いては、変動入賞装置がスロットゲー
ム・ルーレットゲーム等で“大当り”となり開放されて
いる時間は上タンク301の球の有無に関わらず、例え
ば30秒間と設定されているので、上記球の不足信号が
管理室に届いているにもかかわらず、従業員が気付いて
補給スイッチをONして補給装置が作動し、上タンクが
満杯となり再び発射可能となるには、かなりの時間がか
かってしまい、最悪の場合には発射不能状態のまま変動
入賞装置の“大当り”の開放時間が終了してしまう。こ
の球の補給動作を自動的に行う機構を有するパチンコ機
に於いても同様である。従って、実施例のパチンコ機
は、変動入賞装置がスロットゲーム等で“大当り”で開
放の時、打球供給停止装置400の動作を無効にする装
置を備えている。この装置例えば流入路開放装置408
は、FF253の出力信号に応動して作用されるドライ
バ272に連結されるソレノイド409からなる。この
ソレノイド409の連結杆410は好適な係止片411
によりシャッタ部材405の係止片416に結合されて
おり、励磁されるとシャッター部材405を矢印A方向
に移動させ、上タンク301の球の有無にかかわらず発
射装置に球を送給できる位置を保持する。また、この流
入路開放装置408はこの位置に限定されるものではな
く、図中鎖線で示した様に連動ロッド403の好適な位
置に係合部412を設け、この係合部412と対応する
位置にソレノイド413を設け、ソレノイド413が励
磁されると係合部412がソレノイド413の磁力によ
りソレノイド413と接合するように設けてもよい。従
って、遊技者は所謂“大当り”の発生後において、上タ
ンク301の球の有無に拘わらず発射装置に球が送給さ
れて、弾発遊技が続行できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
始指令信号により一斉に可変表示作動を開始した可変表
示装置の複数の表示部が、停止指令信号発生手段の指令
信号出力に基づいて表示停止遅延手段により自動的に順
次停止することにより遊技者に遊技の醍醐味となる特定
態様発生の期待感を持たせ、遊技意欲を高めた興趣ある
ゲームを構成できると共に、可変表示装置の停止された
結果表示態様における特定態様の発生確率を、外部から
の操作により複数段階に設定する発生確率設定操作手段
と、該発生確率設定操作手段により設定された当該確率
値に基づいて、前記可変表示装置に前記特定態様を発生
させる特定態様発生確率制御手段とを備えるようにした
ので、遊技店においては、各ゲーム機を個別に発生確率
設定操作手段を開店以前に任意操作することにより、遊
技店のその日の営業方針に基づいて特定態様を発生させ
ることができる。したがって、各ゲーム機の特定態様発
生確率が異なるように多様化できるため、特定の熟練し
た遊技者だけが有利となる不都合がなくなり、未熟な遊
技者でも特定態様発生確率値の高いゲーム機に当たるこ
とにより、特定態様の発生チャンスが多々あるので、十
分にゲームを楽しめるとともに、遊技店側にとってすべ
ての遊技者に公平にサービスをすることができる好適な
ゲーム機となるのである。
【0038】また、発生確率設定操作手段により、遊技
店においては、その日の利益指数が立て易く、目標利益
が設定できるので、立地条件や客層に合わせて遊技店側
の利益と遊技者側の利益とのバランスを図りながら合理
的な、かつ効率のよい遊技店経営ができるのである。
【0039】さらには、発生確率設定操作手段を操作す
ることにより特定態様の発生確率を毎日変えることもで
きるので、特定態様の発生タイミングを遊技者に予め予
測されてしまう等の不都合も解消されて、特定態様発生
への期待感が一層高まり、ゲームの興趣が向上するゲー
ム機が提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機の正面図
【図2】同上のゲーム機の制御回路図
【図3】図1の裏側を示す図
【図4】打球供給停止装置を示す斜視図
【図5】別の作動位置を示す図4に対応する斜視図
【図6】図4の要部の拡大図
【符号の説明】
103A〜E ルーレットチャッカー 105 スロットゲーム盤 106 ストップスイッチ 201 入賞レジスタ 202,210,220 フリップフロップ 203,212,222 発振器 205 リングカウンタ 213,223 10進カウンタ 253 フリップフロップ 256 発振器 257 シフトレジスタ 280 接続端子 S1,S2 検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側に臨み、表示部を可変表示して可
    変表示ゲームを行う可変表示装置と、前記可変表示装置
    の可変表示を開始する指令信号を発生する開始指令信号
    発生手段と、前記可変表示装置の可変表示を停止する指
    令信号を発生する停止指令信号発生手段と、前記開始指
    令信号発生手段の指令信号出力に基づいて前記可変表示
    装置の可変表示作動を開始し、前記停止指令信号発生手
    段の指令信号出力に基づいて前記可変表示装置の可変表
    示作動を停止する表示作動制御手段と、停止された前記
    可変表示装置のゲーム結果表示が、予め定められた特定
    態様であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段
    の判定結果に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与す
    る遊技価値付与手段と、前記可変表示装置の停止された
    結果表示における前記特定態様の発生確率を、外部から
    の操作により複数段階に設定する発生確率設定操作手段
    と、前記発生確率設定操作手段により設定された当該確
    率値に基づいて、前記可変表示装置に前記特定態様を発
    生させる特定態様発生確率制御手段と、から成り、前記
    可変表示装置の表示部は、第1表示部分と第2表示部分
    と第3表示部分との複数により構成し、前記表示作動制
    御手段は、前記した可変表示装置の各表示部分に対し
    て、前記停止指令信号発生手段の指令信号出力に基づい
    て第1表示部分の可変表示を停止させるとともに、第1
    表示部分が可変表示を停止した所定時間経過後に第2表
    示部分の可変表示を停止させ且つ第2表示部分が可変表
    示を停止した所定時間経過後に第3表示部分の可変表示
    の停止を各々行わせる表示停止遅延手段を、備えている
    ことを特徴とするゲーム機。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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