JPH0683721U - 手バンド付き無塵衣 - Google Patents

手バンド付き無塵衣

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JPH0683721U
JPH0683721U JP2785693U JP2785693U JPH0683721U JP H0683721 U JPH0683721 U JP H0683721U JP 2785693 U JP2785693 U JP 2785693U JP 2785693 U JP2785693 U JP 2785693U JP H0683721 U JPH0683721 U JP H0683721U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
cuffs
free garment
hand
free
Prior art date
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Pending
Application number
JP2785693U
Other languages
English (en)
Inventor
利幸 小山
順子 松沢
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MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 袖口部3に1本または複数本の手バンド2が
設けられている無塵衣1。前記手バンド2は、伸縮性を
有する材料または伸縮性を有さない材料から構成される
ことができる。また手バンド2の長さは、調節可能であ
ることができる。 【効果】 無塵衣の袖口が手首にしっかりと固定される
ので、無塵衣の袖口のずれを防止することができる。従
って、手首が環境中に露出することもなく、袖口及び手
首からの発塵を防止することができるので、クリーンル
ーム内の清浄性が向上する。さらに、無塵衣の着用者は
袖口のずれに気をとられることがなくなり、作業性も向
上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バイオクリーンルーム、工業用クリーンルーム及び手術室等におい て使用される無塵衣に関する。さらに詳しく説明すると、本考案は、手バンドを 袖口部に設けることによって、上記クリーンルーム等における発塵を防止または 大幅に軽減することができるようにした無塵衣に関する。
【0002】
【従来の技術】
無塵衣は、バイオクリーンルーム、工業用クリーンルーム及び手術室等におい て、作業者の身体及びその作業者が着用している下着や衣服からの発塵を防止ま たは軽減するために着用される衣服として、従来より知られ、使用されている。
【0003】 無塵衣を着用する場合には、無塵衣によって覆われていない部分からの発塵及 び無塵衣の開口部分からの発塵を防止することが問題となる。そのような開口部 分の1つである袖口やその先に伸びる手からの発塵は、一般的に、着用した無塵 衣の長袖を覆うようその上から手袋を着用することにより防止されている。 しかし、このような状態で作業を行うと、手袋の下の無塵衣の袖口がずれやす く、それによって手袋の袖口もずれ、作業者の手首がクリーンルームの環境中に 露出して、発塵量が増加し、さらに、このようなずれが作業者に不快感を与え、 作業性も低下するという不都合が生じる。
【0004】 このような無塵衣及び手袋の袖口のずれを防止することによって、袖口及び作 業者の手からの発塵を防止するための技術として、袖口部を構成する布帛の材料 や構造を特定のものとして、袖口部を締める方法等が提案されている(例えば、 特開昭61−113803号及び同61−138703号公報参照)。
【0005】 しかしながら、このような従来の技術によっても、作業時の袖口のずれを完全 に防止することはできず、特に、その上から手袋を着用して無塵衣の袖口を覆っ た場合に、袖口のずれ及びそれによる手袋のずれを防止することが困難であった 。従って、袖口のずれを有効に防止することができる無塵衣の開発が望まれてい た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案は、このような従来の欠点が解消された無塵衣、即ち袖口のず れが生じることがなく、袖口及び作業者の手からの発塵を防止することができ、 さらには作業性の低下も防止することができる無塵衣を提供することをその目的 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、上記の目的を達成するために無塵衣の構成について研究を重ね た結果、無塵衣の袖口部に1本または複数本の手バンドを設けて、その手バンド を作業者の指の間に掛けることによって、袖口のずれを容易に防止することがで きることを見出し、本考案を完成させた。
【0008】 即ち、本考案は、各袖口部に1本または複数本の手バンドが設けられているこ とを特徴とする無塵衣からなる。この手バンドは、伸縮性を有する材料または伸 縮性を有さない材料から構成されていてもよい。また、この手バンドの長さは、 調節可能になっていてもよい。また、手バンドが設けられている無塵衣は、従来 のいずれのタイプのものであってもよい。
【0009】
【作用】
本考案の無塵衣は、各袖口部に手バンドが設けられているので、袖口が手首に 固定され、作業中に無塵衣の袖口がずれることによって手首が環境中に露出する こともなく、作業者の手からの発塵を防止または大幅に軽減することができる。 また、袖口のずれによって作業者に不快感を与えることもないので、作業性を大 幅に向上させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、添付の図面を参照しつつ本考案の好適な実施例を挙げて、本考案をさら に詳しく説明する。 図1は、本考案による無塵衣1の1好適例の正面図である。図1において、2 は手バンド、3は袖口である。
【0011】 手バンド2は、指に掛けて使用されるが、着用者の都合により、いずれの指に 掛けても、またはいずれの指と指の間に掛けてもよい。即ち、手バンド2は、手 バンドが少なくとも1箇所の指間を通るように掛ければよい。例えば、隣接する いずれかの指と指の間にかけてもよく、親指と人指し指の間、人指し指と中指の 間、中指と薬指の間または薬指と小指の間に掛けることができる。 図2は、本考案による無塵衣の手バンド2を親指と人指し指の間に掛けた状態 を示す図であるが、このように、親指と人指し指の間に手バンド2を掛けること は、袖口3における固定性及び作業性の面から特に好ましい。
【0012】 尚、一般的には、無塵衣の上から無塵衣の袖を覆うように、手袋を着用する。 また、手バンド2が掛けられる作業者の手には、予め手袋が着用されていてもよ い。無塵衣の着用前に手袋を着用することは防塵効果を高めるために好ましい。
【0013】 また、本考案の無塵衣の手バンドは、無塵衣の袖口部に複数本設けられていて もよい。図3は、手バンド2が複数本設けられている本考案の1好適例の無塵衣 の袖口3を示す図である。
【0014】 また、手バンドを構成する材料は、ゴムのような伸縮性を有するものでも、通 常の布のような伸縮性を有さないものであってもよい。伸縮性を有する材料で構 成されている場合は、無塵衣の着用者の手の大きさの大小に関わらず、無塵衣の 袖口を着用者の手首に固定することができるので好ましい。
【0015】 また、手バンドを無塵衣の着用者の手の大きさに合わせるために、手バンドの 長さは調節可能なようになっていてもよい。例えば、無塵衣の袖口部の裏側にホ ック、ボタン、ファスナー等の着脱部材を設けて、手バンドの長さを、着用者に よって、着用時毎に調節できるようにしてもよい。図4は、袖口3の裏側の1部 及び手バンド2の一方の端部付近に自在ファスナー4、5が設けられていて、手 バンド2の長さを調節可能にしたものを示す図である。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、無塵衣の袖口に手バンドを設けるとい う構成を採用することによって、無塵衣の袖口が手首にしっかりと固定されるの で、無塵衣の袖口のずれを防止することができる。従って、手首が環境中に露出 することもなく、袖口及び手首からの発塵を防止することができるので、クリー ンルーム内の清浄性が向上する。さらに、無塵衣の着用者は、作業中に袖口のず れに気をとられることがなくなるので、作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の無塵衣の正面図である。
【図2】本考案の無塵衣の手バンドを指に掛けた状態を
示す図である。
【図3】本考案の無塵衣の複数本の手バンドを指に掛け
た状態を示す図である。
【図4】本考案の無塵衣の手バンドの長さが調節可能に
なっているものを示す図である。
【符号の説明】
1 無塵衣 2 手バンド 3 袖口 4 自在ファスナー 5 自在ファスナー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袖口部に1本または複数本の手バンドが
    設けられていることを特徴とする無塵衣。
  2. 【請求項2】 前記手バンドが、伸縮性を有する材料ま
    たは伸縮性を有さない材料から構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の無塵衣。
  3. 【請求項3】 前記手バンドの長さが、調節可能である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無塵衣。
JP2785693U 1993-04-28 1993-04-28 手バンド付き無塵衣 Pending JPH0683721U (ja)

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JP2785693U JPH0683721U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 手バンド付き無塵衣

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JP2785693U JPH0683721U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 手バンド付き無塵衣

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JPH0683721U true JPH0683721U (ja) 1994-11-29

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