JP3535999B2 - クリーンルーム用ウエア - Google Patents
クリーンルーム用ウエアInfo
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Description
内等で着用され、発塵を防止するクリーンルーム用ウエ
アに関する。
ンルーム内では、作業者は非発塵性で防塵性の高い素材
でできたクリーンルーム用ウエアを着用していた。この
クリーンルーム用ウエアとしては、ワンピース形とツー
ピース形があった。ワンピース形ウエアは、クリーン度
が高い作業環境で使用され、低い発塵性と高い防塵性を
有する生地で作られている。さらに、一層高いクリーン
度の作業環境では、ワンピース形ウエアの下には、ある
程度発塵性の低い中間着を着用していることがあった。
この中間着は、ワンピース形ウエアの素材よりも防塵性
や発塵性が劣るものであるが、防塵性の高いウエアは、
通気性吸湿性が悪く、肌に直接触れる着方はできないも
のであり、中間着が必要であった。
合、低い発塵性と高い防塵性を有する生地で作られてい
るため、蒸れて暑くなりやすく、着用感が良くなかっ
た。特に、ワンピース形ウエアは腰を曲げる等、体を大
きく動かすときに生地が突っ張り、動きにくいものであ
った。また、体形がはっきりと出やすいものであった。
さらに、ワンピース形ウエアの下には中間着を着用して
いるものの、中間着は防塵性が低いため、クリーン度が
それほど要求されない場所でもワンピース形ウエアを脱
いだり、ワンピース形ウエアのファスナーを開けたりす
ることができなかった。
に分かれているため、体を動かしやすく体形がわかりに
くく、着用感が比較的良好であった。しかし、上着とズ
ボンの隙間から発塵するため、クリーン度が極めて高い
作業環境には適していなかった。
れたものであり、高い防塵性を有し、着用感が良好なク
リーンルーム用ウエアを提供することを目的とする。
シャツ部が連結されたワンピース本体が設けられ、上記
ズボン部は高い防塵性を有する素材で作られ、上記シャ
ツ部は通気性が良く発塵性の低い素材で作られているク
リーンルーム用ウエアである。上記ズボン部とシャツ部
の境界は、腰の部分から胸までの間で適宜設定可能であ
る。
る上着を備え、この上着は高い防塵性を有する素材で作
られている。上記上着は、フード部を有し、袖口と裾部
は伸縮可能に絞られている。また、上記上着は裾部から
着脱するかぶり式であり、着脱用のファスナーが設けら
れていない。
リーン度が極めて高いクリーンルームではワンピース本
体の上に上着を着用する。そして、クリーン度がそれほ
ど高くない場所では上着を着用せずワンピース本体だけ
で対応することができる。また、このワンピース本体の
シャツ部は、適度な通気性を有するため着用感がよい。
て図面に基づいて説明する。図1,図2は、この発明の
一実施形態を示すもので、この実施形態のクリーンルー
ム用ウエア10は、図2に示すワンピース本体12が設
けられている。ワンピース本体12は、ズボン部14
と、シャツ部16が設けられ、ウエスト部18で連結さ
れている。ズボン14は、非発塵性、防塵性、通気性、
耐久性に優れたポリエステル製の高密度織物素材等で作
られている。ズボン部14の裾の内側には、図示しない
足首に密着する絞り部を有した筒状の内裾が設けられて
いる。そしてシャツ部16は半袖で、ズボン部14を作
っている高密度織物素材と比較して通気性や吸湿性また
は透湿性が高く、着用感が良好な素材で作られている。
この素材は通気性に優れているため、非発塵性や防塵性
に関してはズボン部14の素材と比較するとやや劣るも
のである。シャツ部16の繊維もポリエステル繊維を用
いることができ、表面処理を施して吸湿性を高めても良
い。
なり、首に密着するように編み物等の伸縮性素材で作ら
れている。袖口22も腕に密着するように編み物等の伸
縮性素材で作られている。ウエスト部18は、伸縮性を
有し、フィット性及び防塵性を高めている。また、襟2
0の前中心からズボン部14に連続して、着脱用のファ
スナー24が身体の前側中心に沿って取り付けられてい
る。
上着26が着用可能に設けられている。上着26は、ワ
ンピース本体12のズボン部14と同じ防塵性の高い素
材で作られている。上着26にはファスナー等着脱用の
開口部がなく、かぶり式に着脱する。そして、上着26
は長袖で、袖口部28はゴム等が挿通されて手首に密着
するように伸縮性を有し、さらに袖口部28の内側に
は、手首の少し上部付近に密着する筒状の内部が設けら
れている。上着26の下端部は、ワンピース本体12の
ウエスト部18を覆う長さとなり、一周して裾部30が
取り付けられている。裾部30は腰に密着するように伸
縮性を有して作られ、着脱を容易にしている。
部32が一体に設けられている。フード部32は上着2
6と同じ素材で作られ、目周辺部を除いて頭部と口や鼻
部分の顔を一体に覆う形状に形成されている。
0の使用方法と効果について説明する。まず、クリーン
度が高い作業環境ではワンピース本体12の上に上着2
6を着用する。これにより、上着26とワンピース本体
12のシャツ部16が二重になるため、高い防塵性能を
実現することができる。そして、クリーン度が高くない
作業環境では、上着26を着用せず、ワンピース本体1
2だけで対応することができる。シャツ部16は、ある
程度の非発塵性や防塵性を有する生地で作られ、襟20
と袖口22が身体に密着しているため、塵埃流出を抑
え、クリーン度を維持することが可能である。このよう
に上着26を着用したり脱いだりするだけで、クリーン
度の異なるルーム間を容易に行来することができる。
が半袖であるため腰を曲げたり腕を上げたりしても生地
が突っ張らず、動きやすい。また、シャツ部16は通気
性を有するため、着心地が良好である。また、ワンピー
ス本体12のシャツ部16はある程度のクリーン度を維
持することが可能なため、ワンピース本体12の下に従
来のような中間着を着用する必要がなく、一般的な下着
の上に直接ワンピース本体12を着用することができ、
この点からも快適なものとなり便利である。さらに、ク
リーン度が極めて高いクリーンルームでは、ワンピース
本体12の上に上着26を着用するが、ツーピースのよ
うに形成されているので、体形がわかりにくく外観がよ
い。
は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、素材
は自由に変更可能である。また、ワンピース本体は、袖
の長さやファスナーの位置等自由に変更可能であり、下
着を覆う大きさで、首や手首、足首に密着するものであ
ればよい。そして上着の形状も適宜変更可能で、フード
部が別体のものでも良い。
実施例について、防塵性能を確認する試験を行った結果
を示す。試験方法は、この発明のクリーンルーム用ウエ
ア及び従来の各種クリーンルームウエアを着用し、上体
捻りの動作をしたときの、床付近の発塵個数を測定した
ものである。塵の粒径は、0.1μm以上のものであ
る。この試験の結果を以下の表に示す。 この結果から、この発明のクリーンルーム用ウエアは、
高い防塵性を有していることがわかった。上着を着用せ
ずワンピース形ウエアのみの場合も、従来のセパレート
形ウエアより高い防塵性を有することがわかった。
塵性を有し動きやすく快適に着用することができる。上
着を脱ぐと通気性が良くより快適となり、また上着を脱
いでも極端に発塵する事がないため、ある程度のクリー
ン度までは着用しなくても良く、必要に応じて上着を着
脱することができ、便利である。
アを着用した状態の斜視図である。
ピース本体のみを着用した状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ズボン部とシャツ部が連結されたワン
ピース本体が設けられ、上記ズボン部は高い防塵性を有
する素材で作られ、上記シャツ部は通気性が良く発塵性
の低い素材で作られており、上記ワンピース本体の上に
着用する上着を備え、この上着は高い防塵性を有する素
材で作られていることを特徴とするクリーンルーム用ウ
エア。 - 【請求項2】 上記上着は、フード部を有し、袖口と
裾部は伸縮可能に絞られていることを特徴とする請求項
1記載のクリーンルーム用ウエア。
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1999
- 1999-11-29 JP JP33767199A patent/JP3535999B2/ja not_active Expired - Fee Related
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