JPH0683681U - 掴持装置 - Google Patents

掴持装置

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JPH0683681U
JPH0683681U JP2568993U JP2568993U JPH0683681U JP H0683681 U JPH0683681 U JP H0683681U JP 2568993 U JP2568993 U JP 2568993U JP 2568993 U JP2568993 U JP 2568993U JP H0683681 U JPH0683681 U JP H0683681U
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JP
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drum
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lower frame
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JP2568993U
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淳 西出
重治 澤田
久雄 青木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い場所や被搬送物が密集している場所でも
人手を介すことなく容易に搬送できるようにする。 【構成】 爪部材34をドラム缶13に近接させて下降
させるようにし、下降させた後、上部フレーム22に対
する下部フレーム27の下降により案内部材32及び爪
部材34を回動させてドラム缶13に爪部材34を当接
させ、作動範囲を極めて狭くし、狭い場所やドラム缶1
3が密集している場所でも人手を介すことなく容易に搬
送可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被搬送物(例えばドラム缶)を掴持して吊上げ所定位置に移動させ る掴持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホイスト等の昇降装置が設置されたドラム缶置場においては、掴持装置でドラ ム缶を保持し、昇降装置により掴持装置と共にドラム缶を吊上げて所定位置に移 動させる。
【0003】 図5乃至図7に基づいて従来の掴持装置を説明する。図5は従来の掴持装置の 側面図、図6は図5中のVI−VI線矢視図、図7は爪部材の拡大図を示してある。
【0004】 図5、図6に示すように、昇降装置(図示省略)のワイヤ1にはフレーム2が 支持され、フレーム2はガイド部材3に案内されて昇降する。フレーム2の中央 部には平歯車4が回転自在に支持され、平歯車4は小平歯車5によって回転駆動 される。フレーム2には減速機付の駆動装置6が設けられ、駆動装置6によって 小平歯車5が駆動される。
【0005】 フレーム2には平歯車4の中心に向って延び両端にストッパを備えた案内杆7 が4本固定され、各案内杆7には摺動筒8がストッパ間を摺動自在に支持されて いる。各摺動筒8には腕部9を介して爪部材10が取付けられている。
【0006】 各摺動筒8にはブラケット11が取付けられ、ブラケット11にはレバー12 の一端がそれぞれ枢支されている。レバー12の他端は平歯車4にそれぞれ枢支 され、平歯車4の回転によりレバー12を介して各摺動筒8が同時に往復移動す る。
【0007】 上述した掴持装置の作用を説明する。
【0008】 ワイヤ1を介して懸垂された掴持装置のフレーム2をガイド部材3に沿って下 降させ、フレーム2を被搬送物であるドラム缶13の上部に位置決めする。ドラ ム缶13には、胴部13aの両端に周縁張出部13bが形成され、フレーム2を ドラム缶13の上部に位置決めした際、爪部材10は周縁張出部13bの外方下 側に到達する(図7中二点鎖線で示した状態)。
【0009】 駆動装置6の作動により、小平歯車5を介して平歯車4を図6中反時計回り方 向(矢印S方向)に回動させると、レバー12を介して摺動筒8が案内杆7に沿 って内側(矢印S方向)に摺動し、爪部材10がドラム缶13側に移動して周縁 張出部13bの下部に当接する。この状態でワイヤ1を介してフレーム2を引上 げることにより、爪部材10で周縁張出部13bを引掛けてドラム缶13を吊上 げ、所定位置に搬送する。
【0010】 搬送後、掴持装置を待機状態に戻す場合、平歯車4を図6中時計回り方向(矢 印r方向)に回動させ、爪部材10を外側(矢印r方向)に戻してフレーム2を 引上げる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従来の掴持装置では、爪部材10を水平方向に移動させてドラム缶13の周縁 張出部13bの下部に当接させているため、作動範囲が広くなり、狭い場所や多 数のドラム缶13が密接している場所での作業が困難であった。しかも、爪部材 10の位置を精度良く位置決めしてフレーム2を下降させる必要があり、人手を 介在させることが多かった。また、簡単な動作であるにもかかわらず、装置が大 型且つ複雑であるため、高価な装置となり補修の頻度が高いものであった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の構成は、昇降移動装置に支持される上部フ レームと、この上部フレームに昇降自在に支持される下部フレームと、この下部 フレームの昇降駆動を行なう駆動装置と、前記下部フレームに複数設けられそれ ぞれ内側に回動自在な案内部材と、この案内部材に基端部が枢支される爪部材と 、前記案内部材に対応して前記上部フレームに一端が枢支されると共に前記案内 部材に対する枢支点より内側における爪部材に他端が枢支され前記下部フレーム の昇降により各爪部材を内側に回動させる連結杆とからなることを特徴とする。
【0013】
【作用】
昇降移動装置により上部フレームを被搬送物の上方に下降させ、案内部材及び 爪部材を被搬送物の側部に位置させる。駆動装置の駆動により上部フレームに対 して下部フレームを下降させることにより、連結杆を介して案内部材に対して爪 部材を内側にそれぞれ回動させる。更に下部フレームを下降させ、下部フレーム に対して案内部材を内側に回動させ、爪部材を被搬送物に当接させる。上部フレ ームを上昇させ、爪部材により被搬送物を引掛けて吊上げ、所定位置に搬送する 。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る掴持装置の全体図、図2,図3は案内部材の拡 大図、図4は動作説明図を示してある。本実施例では被搬送物として図5で示し たドラム缶13を用いて説明する。
【0015】 図1に示すように、掴持装置21の上部フレーム22には掛け金23が設けら れ、ホイスト(図示省略)によって昇降移動される昇降装置としてのフック24 に掛け金23が支持される。上部フレーム22は車輪25を介してガイド部材2 6に沿って昇降動する。上部フレーム22の下面側には下部フレーム27が昇降 自在に支持され、上部フレーム22は下部フレーム27の昇降駆動を行なう駆動 装置28が設けられている。即ち、下部フレーム27の上面には上部フレーム2 2に摺動自在に貫通するスライド軸29が取付けられ、駆動装置28には駆動部 である吊設杆30が設けられ、吊設杆30の下端が下部フレーム27の上面に連 結されている。駆動装置28の駆動により、スライド軸29が上部フレーム22 を摺動して下部フレーム27が昇降動する。
【0016】 図1乃至図3に示すように、下部フレーム27には枢軸31を介して案内部材 32が複数支持され、案内部材32は内側(ドラム缶13側)に回動自在となっ ている。案内部材32には枢軸33を介して爪部材34の基端部が回動自在に支 持され、爪部材34は内側に回動が許容されると共に、下部ストッパ35により 外側への回動が阻止されている。また、爪部材34は上部ストッパ36により回 動量が案内部材32に対して略45度までに規制されている。案内部材32の先 端32aは漸次幅狭の鋭角状態になっている。
【0017】 案内部材32に対応して上部フレーム22には枢軸37を介して連結杆38の 一端(上端)が枢支され、連結杆38の他端(下端)は枢軸39を介して爪部材 34に枢支されている。枢軸39の位置は、爪部材34の案内部材32に対する 枢支点である枢軸33の内側となっている。枢軸37,39間の距離(連結杆3 8の長さ)は一定であるため、下部フレーム27が上部フレーム22に対して下 降することで、爪部材34は図3の状態から図2の状態に(内側に向かって)回 動する。
【0018】 上記構成の掴持装置21の作用を図4を参照して説明する。
【0019】 ドラム缶13を搬送する場合、掛け金23にフック24を引掛けて掴持装置2 1をドラム缶13の直上まで移動させる。ドラム缶13の直上で掴持装置21を 下降させ、案内部材32をドラム缶13の側部に位置させる。この時、掴持装置 21の下降位置が多少ずれて案内部材32がドラム缶13の周縁張出部13bに 当接した場合でも、案内部材32の先端32aは鋭角状態になっているので、掴 持装置21は下降中に水平方向に案内移動されて所定の位置に移動する。また、 ドラム缶13が密集して立ち並んでいる場合でも、ドラム缶13間に案内部材3 2が割込んで侵入し所定の位置に位置決めされる。(図4(a)参照)
【0020】 掴持装置21が所定位置に到達した後、駆動装置28の駆動により吊設杆30 を介し上部フレーム22に対して下部フレーム27を下降させる。下部フレーム 27が下降して案内部材32が下がると、爪部材34は連結杆38を介して上部 フレーム22側に支持されているので、爪部材34は内側(ドラム缶13側)に 回動する。(図4(b)参照)爪部材34は案内部材32の上部ストッパ36に 当接するまで回動して停止する。(図4(c)参照)
【0021】 下部フレーム27を更に下降させると、爪部材34の回動は上部ストッパ36 によって阻止されているので、案内部材32が下部フレーム27に対して内側( ドラム缶13側)に回動し、爪部材34がドラム缶13の外周に当接して停止す る。(図4(d)参照)
【0022】 この状態で掴持装置21を上昇させることで、ドラム缶13の周縁張出部13 bが爪部材34に引掛けられてドラム缶13が吊上げられる。ドラム缶13を吊 上げて所望の場所に移動させる。
【0023】 搬送後、掴持装置21を待機状態に戻す場合、下部フレーム27を上部フレー ム22に対して上昇させ、爪部材の回動を戻す。
【0024】 上述した掴持装置21は、爪部材34をドラム缶13の周縁張出部13bに近 接させて下降させることができ、下降させた後に爪部材34をドラム缶13に当 接させるため、作動範囲を極めて狭くすることができる。また、下部フレーム2 2の昇降によって案内部材34を回動させているので、小型で構造が簡素となる 。
【0025】
【考案の効果】
本考案の掴持装置は、爪部材を被搬送物に近接させて下降させることができ、 下降させた後に爪部材を被搬送物に当接させるため、作業範囲を極めて狭くする ことができる。この結果、狭い場所や被搬送物が密集している場所でも容易に適 用することができ、しかも下降位置精度を高く維持するために人手を介在させる 必要がない。
【0026】 また、下部フレームの昇降により案内部材及び爪部材を回動させているので、 小型で構造が簡素となる。この結果、低価格化が図れ補修の手間が大幅に減少す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る掴持装置の全体図。
【図2】案内部材の拡大図。
【図3】案内部材の拡大図。
【図4】動作説明図。
【図5】従来の掴持装置の側面図。
【図6】図5中のVI−VI線矢視図。
【図7】爪部材の拡大図。
【符号の説明】
21 掴持装置 22 上部フレーム 27 下部フレーム 28 駆動装置 31,33,37,39 枢軸 32 案内部材 34 爪部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降移動装置に支持される上部フレーム
    と、この上部フレームに昇降自在に支持される下部フレ
    ームと、この下部フレームの昇降駆動を行なう駆動装置
    と、前記下部フレームに複数設けられそれぞれ内側に回
    動自在な案内部材と、この案内部材に基端部が枢支され
    る爪部材と、前記案内部材に対応して前記上部フレーム
    に一端が枢支されると共に前記案内部材に対する枢支点
    より内側における爪部材に他端が枢支され前記下部フレ
    ームの昇降により各爪部材を内側に回動させる連結杆と
    からなることを特徴とする掴持装置。
JP1993025689U 1993-05-18 1993-05-18 掴持装置 Expired - Lifetime JP2588446Y2 (ja)

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JP2588446Y2 JP2588446Y2 (ja) 1999-01-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004333423A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 溶融固化体吊下装置
JP2009107796A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ihi Corp 昇降装置及び移載装置
CN116002512A (zh) * 2023-03-24 2023-04-25 佛山市通润热能科技有限公司 一种夹具及转运设备

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