JPH054891Y2 - - Google Patents
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- JPH054891Y2 JPH054891Y2 JP1987113822U JP11382287U JPH054891Y2 JP H054891 Y2 JPH054891 Y2 JP H054891Y2 JP 1987113822 U JP1987113822 U JP 1987113822U JP 11382287 U JP11382287 U JP 11382287U JP H054891 Y2 JPH054891 Y2 JP H054891Y2
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- JP
- Japan
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- rotating
- motor
- axis
- workpiece
- bender
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、べンダー用作業ロボツトに関する。
[従来技術]
かかるロボツトは知られている。しかし、ワー
クの表裏反転はワークの両端を別個のロボツトで
把持して行い、ワークの左右反転は別個の反転装
置で行つていた。従つて、装置全体が大型化し、
高価になるという欠点があつた。
クの表裏反転はワークの両端を別個のロボツトで
把持して行い、ワークの左右反転は別個の反転装
置で行つていた。従つて、装置全体が大型化し、
高価になるという欠点があつた。
すなわち、例えば特開昭62−16819号公報や特
開昭60−27421号公報に記載されているべンダー
用の作業ロボツトでは一端を折り曲げたワークを
把持した状態で反対側の端部を同じ方向に折り曲
げることができず、ワークを把持しなおさねばな
らない。なんとなれば単にワーク回転させただけ
では反対端の折り曲げ方が前回と逆方向に折り曲
げられるからである。また把持用のアームが邪魔
になり、ワークをベンダーに位置させることがで
きない。
開昭60−27421号公報に記載されているべンダー
用の作業ロボツトでは一端を折り曲げたワークを
把持した状態で反対側の端部を同じ方向に折り曲
げることができず、ワークを把持しなおさねばな
らない。なんとなれば単にワーク回転させただけ
では反対端の折り曲げ方が前回と逆方向に折り曲
げられるからである。また把持用のアームが邪魔
になり、ワークをベンダーに位置させることがで
きない。
[解決する課題]
したがつて本考案の目的は、ワークを把持した
状態で両端を同じ方向に折り曲げることができる
べンダー用作業ロボツトを提供するにある。
状態で両端を同じ方向に折り曲げることができる
べンダー用作業ロボツトを提供するにある。
[課題を解決する手段]
本考案によれば、ワークの両端を折り曲げるた
めのベンダー用作業ロボツトにおいて、ベンダー
2の長手方向に直交するX軸方向にロボツト1が
スクリユー12で移動できる水平移動手段10が
設けられ、そして上下方向のZ軸回りの旋回手段
20とZ軸方向の昇降手段30とを備え、前記旋
回手段20は水平移動手段10の旋回固定台18
に設けた旋回モータ21で旋回できる旋回台26
を有し、前記昇降手段30は前記旋回台26に設
けた固定台32に設けた昇降用モータ35とその
昇降用モータ35で回転するスクリユー31に螺
合するナツト38に設けた昇降板39aに設けた
ガイド軸39bとを有し、さらに前記ガイド軸3
9bに設けられたベンダーの長手方向と平行なY
軸回りの回動手段40とY軸方向の移動手段50
とを備え、前記回動手段40は前記ガイド軸39
bに設けた固定台41とその固定台に設けた回動
用モータ47とY軸を中心として前記回動用モー
タで回転される回転軸43とを有し、前記移動手
段50は前記回転軸43に支持された一対の中空
の回転軸51,52とその一対の中空の回転軸5
1,52を回転させる駆動モータ56と前記一対
の中空回転軸51,52の一端に設けたナツトと
そのナツトと螺合してY軸方向反対方向に延びる
一対のスクリユー60,61とを有し、前記スク
リユー60,61の端部にはそれぞれ把持手段7
0のアーム71,72が固着され、それらのアー
ム71,72にはさらに前記回動手段40の回転
軸43を貫通して反対方向に延びるガイド軸6
4,65が固着され、かつ、前記アーム71,7
2にはそれぞれ互いに向い合う方向に設けた把持
手段70を含む回動手段80が設けられ、その回
動手段80の回動軸89がそれぞれアーム71,
72に回転可能に設けられ、その回動軸89と回
動する回動モータ81が設けられている。
めのベンダー用作業ロボツトにおいて、ベンダー
2の長手方向に直交するX軸方向にロボツト1が
スクリユー12で移動できる水平移動手段10が
設けられ、そして上下方向のZ軸回りの旋回手段
20とZ軸方向の昇降手段30とを備え、前記旋
回手段20は水平移動手段10の旋回固定台18
に設けた旋回モータ21で旋回できる旋回台26
を有し、前記昇降手段30は前記旋回台26に設
けた固定台32に設けた昇降用モータ35とその
昇降用モータ35で回転するスクリユー31に螺
合するナツト38に設けた昇降板39aに設けた
ガイド軸39bとを有し、さらに前記ガイド軸3
9bに設けられたベンダーの長手方向と平行なY
軸回りの回動手段40とY軸方向の移動手段50
とを備え、前記回動手段40は前記ガイド軸39
bに設けた固定台41とその固定台に設けた回動
用モータ47とY軸を中心として前記回動用モー
タで回転される回転軸43とを有し、前記移動手
段50は前記回転軸43に支持された一対の中空
の回転軸51,52とその一対の中空の回転軸5
1,52を回転させる駆動モータ56と前記一対
の中空回転軸51,52の一端に設けたナツトと
そのナツトと螺合してY軸方向反対方向に延びる
一対のスクリユー60,61とを有し、前記スク
リユー60,61の端部にはそれぞれ把持手段7
0のアーム71,72が固着され、それらのアー
ム71,72にはさらに前記回動手段40の回転
軸43を貫通して反対方向に延びるガイド軸6
4,65が固着され、かつ、前記アーム71,7
2にはそれぞれ互いに向い合う方向に設けた把持
手段70を含む回動手段80が設けられ、その回
動手段80の回動軸89がそれぞれアーム71,
72に回転可能に設けられ、その回動軸89と回
動する回動モータ81が設けられている。
[作用]
したがつて、把持手段70で端部が上方に折り
曲げられているワークの両側を把持し、Y軸回り
の回動手段40でワークを180°反転させる。する
と、ワークをベンダー2に対してロボツト1より
遠い位置に移動し、折り曲げた端部は下向きでベ
ンダー2から遠い位置に存している。次いでZ軸
回りの旋回手段20によりワークを180°旋回させ
ると、ワークはロボツト1とベンダー2との間に
位置し、折り曲げた端部は下向きである。そし
て、α軸回りの回動手段80でワークを180°回動
させると、ワークの折り曲げた端部は上向きとな
り、その反対端がベンダー2の方に位置するの
で、水平移動手段10、昇降手段30等によりこ
れから折り曲げようとする端部をベンダー2に位
置決めすればよい。
曲げられているワークの両側を把持し、Y軸回り
の回動手段40でワークを180°反転させる。する
と、ワークをベンダー2に対してロボツト1より
遠い位置に移動し、折り曲げた端部は下向きでベ
ンダー2から遠い位置に存している。次いでZ軸
回りの旋回手段20によりワークを180°旋回させ
ると、ワークはロボツト1とベンダー2との間に
位置し、折り曲げた端部は下向きである。そし
て、α軸回りの回動手段80でワークを180°回動
させると、ワークの折り曲げた端部は上向きとな
り、その反対端がベンダー2の方に位置するの
で、水平移動手段10、昇降手段30等によりこ
れから折り曲げようとする端部をベンダー2に位
置決めすればよい。
このように本考案によれば、ワークの両端を上
向きに同じ方向に折り曲げる場合に把持手段70
がワークを把持したままで、作業を行うことがで
きる。
向きに同じ方向に折り曲げる場合に把持手段70
がワークを把持したままで、作業を行うことがで
きる。
[実施例]
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図において、全体を符号1で示すロボツト
はそのX軸方向水平移動手段10がベンダー2の
長手方向に直交するように配置され、手段10の
両側には、手段10に平行して取出装置3と排出
コンベア9とが配置されている。
はそのX軸方向水平移動手段10がベンダー2の
長手方向に直交するように配置され、手段10の
両側には、手段10に平行して取出装置3と排出
コンベア9とが配置されている。
その取出装置3は、ワークスタツカ4と、スタ
ツカ4の上方にフレーム6により立設された公知
のエアシリンダ6と、シリンダ6のピストンロツ
ド6aの下端にプレート7を介して取付けられた
電磁石8,8とからなり、電磁石8,8でワーク
Wを吸着し、ピストンロツド6aを上昇してワー
クWをロボツト1と受け渡し可能位置に位置決め
するようになつており、排出コンベア9には、公
知のローラコンベアが用いられている。
ツカ4の上方にフレーム6により立設された公知
のエアシリンダ6と、シリンダ6のピストンロツ
ド6aの下端にプレート7を介して取付けられた
電磁石8,8とからなり、電磁石8,8でワーク
Wを吸着し、ピストンロツド6aを上昇してワー
クWをロボツト1と受け渡し可能位置に位置決め
するようになつており、排出コンベア9には、公
知のローラコンベアが用いられている。
ロボツト1には、全体を符号10で示すX,
Y,Z直交3軸のX軸方向水平移動手段が設けら
れ、その手段10の上には、全体を符号20で示
すZ軸回り旋回手段、全体を符号30で示すZ軸
方向昇降手段、全体を符号40で示すY軸回り回
動手段、全体を符号50で示すY軸方向相対移動
手段、全体を符号70で示す把持手段とが設けら
れており、把持手段70には全体を符号80で示
すY軸に平行なα軸回りの回動手段が設けられて
いる。なお、以下の説明において、X軸のベンダ
ー2側を前方とする。
Y,Z直交3軸のX軸方向水平移動手段が設けら
れ、その手段10の上には、全体を符号20で示
すZ軸回り旋回手段、全体を符号30で示すZ軸
方向昇降手段、全体を符号40で示すY軸回り回
動手段、全体を符号50で示すY軸方向相対移動
手段、全体を符号70で示す把持手段とが設けら
れており、把持手段70には全体を符号80で示
すY軸に平行なα軸回りの回動手段が設けられて
いる。なお、以下の説明において、X軸のベンダ
ー2側を前方とする。
第2図においてX軸方向水平移動手段10のフ
レーム11には、公知のボールスクリユー12が
軸受13,13を介して支持され、カツプリング
14を介してフレーム11に設けられた前後進用
モータ15に連結されている。そして、ボールス
クリユー12のナツト16には連結板17を介し
て旋回固定台18が連結され、その固定台18は
公知の直動案内軸受19を介してフレーム11に
前後進自在に支持されている。従つて、前後進用
モータ15を正逆転すると、旋回固定台18がX
軸方向に前後進するようになつている。
レーム11には、公知のボールスクリユー12が
軸受13,13を介して支持され、カツプリング
14を介してフレーム11に設けられた前後進用
モータ15に連結されている。そして、ボールス
クリユー12のナツト16には連結板17を介し
て旋回固定台18が連結され、その固定台18は
公知の直動案内軸受19を介してフレーム11に
前後進自在に支持されている。従つて、前後進用
モータ15を正逆転すると、旋回固定台18がX
軸方向に前後進するようになつている。
第3図において、Z軸回り旋回手段20の旋回
モータ21は旋回固定台18の内部に設けられ、
その出力軸は公知のハーモニツク減速機22に連
結されている。この減速機22の出力軸23は、
旋回固定台18に軸受24を介して支持され、旋
回固定台18に軸受25を介して支持された旋回
台26に連結されている。従つて旋回用モータ2
1を正逆回転すると、旋回台26がZ軸回りを時
計方向および反時計方向に旋回するようになつて
いる。
モータ21は旋回固定台18の内部に設けられ、
その出力軸は公知のハーモニツク減速機22に連
結されている。この減速機22の出力軸23は、
旋回固定台18に軸受24を介して支持され、旋
回固定台18に軸受25を介して支持された旋回
台26に連結されている。従つて旋回用モータ2
1を正逆回転すると、旋回台26がZ軸回りを時
計方向および反時計方向に旋回するようになつて
いる。
Z軸方向昇降手段30の公知のボールスクリユ
ー31は、固定台32に軸受33,33を介して
支持されており、固定台32には公知の直線運動
軸受34,34が設けられている。
ー31は、固定台32に軸受33,33を介して
支持されており、固定台32には公知の直線運動
軸受34,34が設けられている。
第2図において、昇降用モータ35は固定台3
2に固設され、その出力軸に設けられたタイミン
グプーリ36aはタイミングベルト37を介して
ボールスクリユー31に固設されたタイミングプ
ーリ36bに連結されている。
2に固設され、その出力軸に設けられたタイミン
グプーリ36aはタイミングベルト37を介して
ボールスクリユー31に固設されたタイミングプ
ーリ36bに連結されている。
第3図において、ボールスクリユー31のナツ
ト38には昇降板39aを介して直線運動軸受3
4,34に支持される昇降ガイド軸39b,39
bが連結され、昇降ガイド軸39b,39bの上
端にはY軸回り回動手段40の頭部固定台41が
設けられている。従つて昇降用モータ35を正逆
方向に回転すると、頭部固定台41がZ軸方向に
昇降するようになつている。
ト38には昇降板39aを介して直線運動軸受3
4,34に支持される昇降ガイド軸39b,39
bが連結され、昇降ガイド軸39b,39bの上
端にはY軸回り回動手段40の頭部固定台41が
設けられている。従つて昇降用モータ35を正逆
方向に回転すると、頭部固定台41がZ軸方向に
昇降するようになつている。
第4図において、Y軸回り回動手段40の頭部
固定台41には、軸受42,42を介して頭部回
転軸43が支持され、その回転軸43の端面に固
設されたタイミングプーリー44は、タイミング
ベルト45を介して頭部固定台41に固設された
回動用モータ47の出力軸に固設されたタイミン
グプーリー46に連結されている。従つて回動用
モータ47を回転すると頭部回転軸43が回転す
るようになつている。
固定台41には、軸受42,42を介して頭部回
転軸43が支持され、その回転軸43の端面に固
設されたタイミングプーリー44は、タイミング
ベルト45を介して頭部固定台41に固設された
回動用モータ47の出力軸に固設されたタイミン
グプーリー46に連結されている。従つて回動用
モータ47を回転すると頭部回転軸43が回転す
るようになつている。
第5図において、Y軸方向相対移動手段50の
一対の中空の回転軸51,52は、頭部回転軸4
3内に軸受53,53……を介して平行に支持さ
れ、それぞれの中程には互いに噛合うギヤ54,
55が設けられている。また、頭部回転軸43内
には駆動モータ56が設けられ、その出力軸に固
設されたタイミングプーリー57はタイミングベ
ルト58を介して回転軸51に固設されたタイミ
ングプーリー59に連結されている。そして、回
転軸51,52の端部には回転軸に挿通されたボ
ールスクリユー60,61のナツト62,63が
取付けられ、それらボールスクリユー60,61
の端部には、把持手段70のアーム71,72が
固設されている。そのアーム71,72には第4
図に示すようにガイド軸64,65が固設され、
それらガイド軸64,65は頭部回転軸43内に
設けられた直線運動軸受66,66……に支持さ
れている。従つて駆動モータ56を一方向に回転
すると、アーム71、72はそれぞれ右方、左方
へ、すなわちY軸方向に相対的に離反し、逆方向
に回転すると、アーム71,72はそれぞれ左
方、右方へ、すなわちY軸方向に相対的に接近す
るようになつている。
一対の中空の回転軸51,52は、頭部回転軸4
3内に軸受53,53……を介して平行に支持さ
れ、それぞれの中程には互いに噛合うギヤ54,
55が設けられている。また、頭部回転軸43内
には駆動モータ56が設けられ、その出力軸に固
設されたタイミングプーリー57はタイミングベ
ルト58を介して回転軸51に固設されたタイミ
ングプーリー59に連結されている。そして、回
転軸51,52の端部には回転軸に挿通されたボ
ールスクリユー60,61のナツト62,63が
取付けられ、それらボールスクリユー60,61
の端部には、把持手段70のアーム71,72が
固設されている。そのアーム71,72には第4
図に示すようにガイド軸64,65が固設され、
それらガイド軸64,65は頭部回転軸43内に
設けられた直線運動軸受66,66……に支持さ
れている。従つて駆動モータ56を一方向に回転
すると、アーム71、72はそれぞれ右方、左方
へ、すなわちY軸方向に相対的に離反し、逆方向
に回転すると、アーム71,72はそれぞれ左
方、右方へ、すなわちY軸方向に相対的に接近す
るようになつている。
第4図において、把持手段70のアーム71,
72の端部には、それぞれ把持部73がアームと
直交して設けられている。この把持部73は第6
図に示すように、エアシリンダ74と、シリンダ
74の一端にピン77,77を介して枢着された
一対の爪78,78とを備え、ピストンロツド7
5に突設されたピン76は爪78,78に形成さ
れた溝部79,79に共通に係合されている。従
つてエアシリンダ74を図示のように伸長する
と、爪78,78は相互に離反し、収縮すると、
爪78,78は相互に接近してワーク等を把持で
きるようになつている。
72の端部には、それぞれ把持部73がアームと
直交して設けられている。この把持部73は第6
図に示すように、エアシリンダ74と、シリンダ
74の一端にピン77,77を介して枢着された
一対の爪78,78とを備え、ピストンロツド7
5に突設されたピン76は爪78,78に形成さ
れた溝部79,79に共通に係合されている。従
つてエアシリンダ74を図示のように伸長する
と、爪78,78は相互に離反し、収縮すると、
爪78,78は相互に接近してワーク等を把持で
きるようになつている。
第4図において、この把持部73,73はアー
ム71,72にそれぞれY軸に平行なα軸回りの
回動手段80を介して取付けられている。
ム71,72にそれぞれY軸に平行なα軸回りの
回動手段80を介して取付けられている。
その回動手段80の回動用モータ81はアーム
71,72にブラケツト82を介して取付けら
れ、その出力軸は公知のハーモニツク減速機83
に連結されている。その減速機83の出力軸は軸
受84を介してブラケツト82に支持され、端部
にはタイミングプーリー85が固設されている。
他方、アーム71,72には軸受88を介して回
動軸89が支持され、その一端には把持部73が
取付けられ、他端に固設されたタイミングプーリ
ー87はタイミングベルト86を介してタイミン
グプーリー85に連結されている。従つて回動モ
ータ81を回動し、把持部73をα軸回りに回動
できるようになつている。
71,72にブラケツト82を介して取付けら
れ、その出力軸は公知のハーモニツク減速機83
に連結されている。その減速機83の出力軸は軸
受84を介してブラケツト82に支持され、端部
にはタイミングプーリー85が固設されている。
他方、アーム71,72には軸受88を介して回
動軸89が支持され、その一端には把持部73が
取付けられ、他端に固設されたタイミングプーリ
ー87はタイミングベルト86を介してタイミン
グプーリー85に連結されている。従つて回動モ
ータ81を回動し、把持部73をα軸回りに回動
できるようになつている。
次に作動について説明する。
先ず第1図においてアーム71,72を右方に
90°回動し、降下し、爪78,78でワークWの
両端を把持する。次いで、ワークWを前進させ、
左方に90°回動し、上昇、降下してベンダー2の
所定位置にセツトし、アーム71,72を後退し
たのち、プレス工程を行う。プレス工程が多工程
で、ワークWを表裏反転する場合は、アーム7
1,72を前進し、降下して相互に接近させて爪
78,78でワークWの両端を把持する。つい
で、ワークWを若干持ち上げ、爪78,78をα
軸回りに180°回動したのち、ワークWを下ろし、
爪78,78を開き、相互に離反してワークWを
ベンダー2にセツトする。
90°回動し、降下し、爪78,78でワークWの
両端を把持する。次いで、ワークWを前進させ、
左方に90°回動し、上昇、降下してベンダー2の
所定位置にセツトし、アーム71,72を後退し
たのち、プレス工程を行う。プレス工程が多工程
で、ワークWを表裏反転する場合は、アーム7
1,72を前進し、降下して相互に接近させて爪
78,78でワークWの両端を把持する。つい
で、ワークWを若干持ち上げ、爪78,78をα
軸回りに180°回動したのち、ワークWを下ろし、
爪78,78を開き、相互に離反してワークWを
ベンダー2にセツトする。
また、ワークWを左右反転するには、前述のよ
うにワークWを表裏反転し、次いで、アーム7
1,72をY軸回りに180°反転したのち、アーム
71,72をZ軸回りに180°旋回し、ワークWを
ベンダー2にセツトする。
うにワークWを表裏反転し、次いで、アーム7
1,72をY軸回りに180°反転したのち、アーム
71,72をZ軸回りに180°旋回し、ワークWを
ベンダー2にセツトする。
[考案の効果]
以上の如く、本考案によれば下記のすぐれた効
果を奏する。
果を奏する。
() ワークの一端を折り曲げた後にワークを
把持した状態でワークの他端を同方向に折り曲
げることができる。
把持した状態でワークの他端を同方向に折り曲
げることができる。
() そのために、ワークを一度降ろしてつか
み代えることがなく、全自動的に作業ができ
る。
み代えることがなく、全自動的に作業ができ
る。
() ワークのつかみ代えをしないので、人手
を要することがなく作業効率が向上する。
を要することがなく作業効率が向上する。
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、
第2図はX軸方向水平移動手段の側断面図、第3
図はY軸を含む垂直断面図、第4図は第3図のA
−A線矢視断面図、第5図は第3図のB−B線矢
視断面図、第6図は把持部の平面図である。 1……ロボツト、2……ベンダー、10……X
軸方向水平移動手段、12,31,60,61…
…ボールスクリユー、16,38,62,63…
…ボールスクリユーのナツト、15……前後進用
モータ、18……旋回固定台、20……Z軸回り
旋回手段、21……旋回用モータ、26……旋回
台、30……Z軸方向昇降手段、35……昇降用
モータ、40……Y軸回り回動手段、41……頭
部旋回台、43…………頭部旋回軸、47……旋
回用モータ、50……Y軸方向相対移動手段、5
1,52……回転軸、56……駆動モータ、70
……把持手段、71,72……アーム、73……
把持部、74……エアシリンダ、78……爪、8
0……α軸回り回動手段、81……回動用モー
タ、89……回動軸。
第2図はX軸方向水平移動手段の側断面図、第3
図はY軸を含む垂直断面図、第4図は第3図のA
−A線矢視断面図、第5図は第3図のB−B線矢
視断面図、第6図は把持部の平面図である。 1……ロボツト、2……ベンダー、10……X
軸方向水平移動手段、12,31,60,61…
…ボールスクリユー、16,38,62,63…
…ボールスクリユーのナツト、15……前後進用
モータ、18……旋回固定台、20……Z軸回り
旋回手段、21……旋回用モータ、26……旋回
台、30……Z軸方向昇降手段、35……昇降用
モータ、40……Y軸回り回動手段、41……頭
部旋回台、43…………頭部旋回軸、47……旋
回用モータ、50……Y軸方向相対移動手段、5
1,52……回転軸、56……駆動モータ、70
……把持手段、71,72……アーム、73……
把持部、74……エアシリンダ、78……爪、8
0……α軸回り回動手段、81……回動用モー
タ、89……回動軸。
Claims (1)
- ワークの両端を折り曲げるためのベンダー用作
業ロボツトにおいて、ベンダー2の長手方向に直
交するX軸方向にロボツト1がスクリユー12で
移動できる水平移動手段10が設けられ、そして
上下方向のZ軸回りの旋回手段20とZ軸方向の
昇降手段30とを備え、前記旋回手段20は水平
移動手段10の旋回固定台18に設けた旋回モー
タ21で旋回できる旋回台26を有し、前記昇降
手段30は前記旋回台26に設けた固定台32に
設けた昇降用モータ35とその昇降用モータ35
で回転するスクリユー31に螺合するナツト38
に設けた昇降板39aに設けたガイド軸39bと
を有し、さらに前記ガイド軸39bに設けられた
ベンダーの長手方向と平行なY軸回りの回動手段
40とY軸方向の移動手段50とを備え、前記回
動手段40は前記ガイド軸39bに設けた固定台
41とその固定台に設けた回動用モータ47とY
軸を中心として前記回動用モータで回転される回
転軸43とを有し、前記移動手段50は前記回転
軸43に支持された一対の中空の回転軸51,5
2とその一対の中空の回転軸51,52を回転さ
せる駆動モータ56と前記一対の中空回転軸5
1,52の一端に設けたナツトとそのナツトと螺
合してY軸方向反対方向に延びる一対のスクリユ
ー60,61とを有し、前記スクリユー60,6
1の端部にはそれぞれ把持手段70のアーム7
1,72が固着され、それらのアーム71,72
にはさらに前記回動手段40の回転軸43を貫通
して反対方向に延びるガイド軸64,65が固着
され、かつ、前記アーム71,72にはそれぞれ
互いに向い合う方向に設けた把持手段70を含む
回動手段80が設けられ、その回動手段80の回
動軸89がそれぞれアーム71,72に回転可能
に設けられ、その回動軸89と回動する回動モー
タ81が設けられていることを特徴とするべンダ
ー用作業ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113822U JPH054891Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113822U JPH054891Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6420912U JPS6420912U (ja) | 1989-02-01 |
JPH054891Y2 true JPH054891Y2 (ja) | 1993-02-08 |
Family
ID=31354004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987113822U Expired - Lifetime JPH054891Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054891Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6470865B1 (ja) * | 2018-10-03 | 2019-02-13 | 有限会社サイキ | 理美容用鋏の製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06135517A (ja) * | 1991-08-20 | 1994-05-17 | Kongo Kk | 棚装置 |
JPH06135516A (ja) * | 1991-08-20 | 1994-05-17 | Kongo Kk | 移動棚装置 |
JP2553304Y2 (ja) * | 1991-09-06 | 1997-11-05 | 株式会社アマダ | 板材折曲げ機における板材搬入装置 |
JP3634149B2 (ja) * | 1998-05-25 | 2005-03-30 | 本田技研工業株式会社 | ヘミング装置へのワーク投入方法 |
CN101322993B (zh) * | 2004-05-10 | 2011-09-21 | 倍科有限公司 | 修整设备 |
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JPS6027421A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 板状体自動折り曲げ装置 |
JPS6216819A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-26 | 株式会社アマダ | 金属板の精密折りたたみ方法および装置 |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP1987113822U patent/JPH054891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6470865B1 (ja) * | 2018-10-03 | 2019-02-13 | 有限会社サイキ | 理美容用鋏の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6420912U (ja) | 1989-02-01 |
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