JPH0683455B2 - 色相調整回路 - Google Patents

色相調整回路

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JPH0683455B2
JPH0683455B2 JP23924884A JP23924884A JPH0683455B2 JP H0683455 B2 JPH0683455 B2 JP H0683455B2 JP 23924884 A JP23924884 A JP 23924884A JP 23924884 A JP23924884 A JP 23924884A JP H0683455 B2 JPH0683455 B2 JP H0683455B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、PAL信号、NTSC信号及び信号形態はNTSC信
号であるがサブキヤリア周波数が4.43MHz(PAL信号のサ
ブキヤリア周波数)の擬似NTSC信号を共通の回路で復調
できる色復調回路の特に色相調整回路に関する。
〔従来の技術〕
PAL信号とNTSC信号の搬送色信号の類似性から、両方式
の搬送色信号を共通の回路で復調できる色復調回路が従
来からある。
第3図はこの従来の色復調回路の一例である。
同図において、(1)〜(4)はNTSC信号の復調時はN
側、PAL信号復調時はP側に切り換えられるスイツチで
ある。
NTSC信号復調時は、スイツチ(1)〜(4)がN側に切
り換えられているから、入力端(11)を通じたNTSC信号
の搬送色信号は搬送色信号用アンプ(12)を通じて復調
回路(13)及び(14)に供給される。
また、スイツチ(1)を通じたNTSC搬送色信号は、NTSC
用色相調整用移相回路(21)を通じてAPC回路(23)に
供給される。そして、このAPC回路(23)においてバー
スト信号が抽出され、これに基づいてサブキヤリア周波
数3.58MHzでバースト信号に位相ロツクした連続波信号
が形成される。この連続波信号は移相回路(24)に供給
され、これよりはR-Y軸の位相の信号SR及びその逆相の
信号▲▼と、B-Y軸の位相の信号SBが得られる。そ
して、このNTSC信号復調時においては、スイツチ(5)
は図のように切り換えられて常に信号SRがこのスイツチ
(5)から得られ、この信号SRが復調回路(13)に供給
されてこれよりは赤の色差信号R-Yが復調されて得ら
れ、出力端(18)に導出される。
また、移相回路(24)からの信号SBは復調回路(14)に
供給されて、これよりは青の色差信号B-Yが復調されて
得られ、出力端(19)に導出される。
この場合、NTSC用色相調整用移相回路(21)はコイル
(211)とコンデンサ(212)と可変抵抗器(213)とか
らなり、可変抵抗器(213)を調整することにより3.58M
Hzのバースト信号の位相が可変されて色相調整がなされ
る。
次にPAL信号復調時は、スイッチ(1)〜(4)がP側
に切り換えられているので、入力端(11)を通じたPAL
信号の搬送色信号は、そのまま減算回路(15)及び加算
回路(16)に供給されるとともに1水平ライン分の遅延
回路(17)を通じてこれら減算回路(15)及び加算回路
(16)に供給される。そして、減算回路(15)からはR-
Y成分のみが1水平ライン毎に逆極性となる状態で取り
出され、これが復調回路(13)に供給され、また、加算
回路(16)からはB-Y成分のみが取り出され、これが復
調回路(14)に供給される。
またスイッチ(1)を通じたPAL搬送色信号はPAL用色相
調整用移相回路(22)を通じてAPC回路(23)に供給さ
れ、これよりはPAL信号のサブキヤリア周波数4.43MHz
連続波信号が得られる。そして移相回路(24)よりの信
号SR,▲▼及びSBは位相はNTSCの場合と同様で周波
数が4.43MHzとされ、信号SBは復調回路(14)に供給さ
れる。一方、信号SRと▲▼はスイツチ(5)が1ラ
イン毎に交互に切り換えられることによつて、減算回路
(15)からの1ライン毎に極性反転するR-Y成分の位相
に対応するようにされ、このスイツチ(5)よりの信号
が復調回路(13)に供給される。したがつて、復調回路
(13)からは赤の色差信号R-Yが復調されて得られ、こ
れが出力端子(18)に導出され、復調回路(14)からは
青の色差信号B-Yが復調されて得られ、これが出力端子
(19)に導出される。
この場合、PAL用移相回路(22)はコイル(221)とコン
デンサ(222)と半固定の可変抵抗器(223)からなる。
PAL信号は、本来的にこのような色相調整用回路は不要
であるが、バースト信号の位相を正しく合わせないと多
少性能が劣化するので、カラーテレビジヨンセツト毎に
工場で位相調整をなす。このため、移相回路(22)に半
固定の可変抵抗器(223)を設けて、調整をなすもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来装置の場合、NTSC用とPAL用の移相回路が回
路(21)と(22)というようにそれぞれ別個に必要にな
る。
また、PAL用カラーテレビ受像機でNTSC信号を再現する
目的でNTSC信号をVTRで再生するとき、そのサブキヤリ
ア周波数を4.43MHzとした擬似NTSC信号として再生する
場合があるが、従来装置では、この擬似NTSCの色相調整
は、ユーザーが調整できるのは可変抵抗器(213)であ
るので移相回路(21)で行なう必要がある。ところが、
サブキヤリア周波数が通常のNTSC信号と異なるため同じ
可変抵抗器(213)を調整しても通常のNTSC信号と色相
の可変範囲が異なつてしまう。
この発明はこられの欠点を解消したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図はこの発明の一例を示すもので、この例ではスイ
ツチ(1)は設けられず、APC回路(23)の前段に、共
通の1個の色相調整用移相回路(30)を設け、これにア
ンプ(12)よりの搬送色信号が供給される。そして、こ
の移相回路(30)の制御端子に対してNTSC信号復調時は
N側、PAL信号復調時はP側に切り換えられる第1のス
イツチ(31)が接続される。そして、この第1のスイツ
チ(31)のN側接点は第2のスイツチ(32)とアンプ
(33)との並列回路を介して可変抵抗器(34)の可動子
に接続される。また、第1のスイツチ(31)のP側接点
は可変抵抗器(35)の可動子に接続される。この場合、
アンプ(33)は入力を約1.2倍(4.43MHz/3.58MHz≒1.
2)にするゲインを有する。つまり、擬似NTSC信号とNTS
C信号のサブキヤリア周波数をそれぞれ12とする
と、ゲインGはG=12の関係にされている。
また移相回路(30)はその制御端子に供給される直流電
圧により制御できるようなものとされている。
〔作用〕
PAL信号復調時は、スイツチ(31)がP側に切り換えら
れるから、半固定の可変抵抗(35)により定まる直流電
圧VR2に従い移相角度が決まる。
NTSC信号復調時は、スイツチ(31)がN側に、スイツチ
(32)はオフとされ、可変抵抗器(34)により定まる直
流電圧VR1がアンプ(33)により約1.2倍にされて移相回
路(30)の制御端子に供給され、可変抵抗器(34)を調
整することによつて色相調整がなされる。
また、擬似NTSC信号復調時は、スイツチ(31)がN側に
切り換えられるとともにスイツチ(32)がオンとされ、
可変抵抗器(34)により定まる直流電圧VR1が、アンプ
(33)を介さず、スイツチ(32)を介して移相回路(3
0)の制御端子に供給される。
つまり、サブキヤリア周波数4.43MHzのときは、可変抵
抗器(34)又は(35)からの直流電圧がそのまま移相回
路(30)に供給され、サブキヤリア周波数3.58MHzのと
きは、周波数の違いに応じたゲインのアンプ(33)を通
じて可変抵抗器(34)からの直流電圧が移相回路(30)
に供給される。したがつて周波数が変化しても移相角の
変化を補償でき、色相可変範囲は異ならない。
〔実施例〕
第2図は色相調整用移相回路(30)、第1及び第2のス
イツチ(31)(32)、アンプ(33)、可変抵抗器(34)
及び(35)の部分の一実施例である。
同図において、点線の右側は移相回路(30)を構成する
もので、(301)はアンプ(12)よりの搬送色信号の入
力端子、(302)は出力端子、(303)は制御端子であ
る。そして、トランジスタ(304)(305)(306)及び
抵抗(307)、コンデンサ(308)からなる回路は移相角
±45°の可変範囲の移相器を構成し、制御端子(303)
に供給される直流電圧に応じてトランジスタ(304)及
び(305)のベース電位が変えられ、これにより定まる
移相量だけ入力信号が移相されて出力端子(302)に得
られる。
また、第2図の点線の左側の部分はスイツチ(31)等の
移相回路(30)に接続される回路部分で、トランジスタ
(311)及び(312)は第1のスイツチ(31)を構成し、
トランジスタ(320)は第2のスイツチ(32)を構成す
る。また、トランジスタ(331)及び(332)、抵抗(33
3)及び(334)によりアンプ(33)が構成され、トラン
ジスタスイツチ(320)がスイツチング信号入力端子(3
21)よりの信号SWN′によつてNTSC信号復調時オンとさ
れると抵抗(335)が抵抗(334)に並列に接続され、ゲ
インがこの抵抗(335)が挿入されない場合の約1.2倍に
される。
また、トランジスタ(361)(362)及び抵抗(363)(3
64)からアンプ(36)が構成される。このアンプ(36)
はスイツチングトランジスタ(320)がオフのときはア
ンプ(33)と同ゲインとなるようにされている。
そして、PAL信号復調時は、スイツチング信号入力端(3
1P)を通じてトランジスタ(311)に供給される信号SWP
が「1」となり、また、スイツチング信号入力端(31
N)を通じてトランジスタ(312)に供給される信号SWN
が「0」となるため、トランジスタ(311)がオン、ト
ランジスタ(312)がオフとなり、アンプ(36)が動作
状態、アンプ(33)は非動作状態となる。このため、可
変抵抗器(35)により設定された直流電圧に応じた電圧
が移相回路(30)の制御端子に供給される。
NTSC信号復調時は、信号SWPが「0」、信号SWNが「1」
となるため、トランジスタ(311)がオフ、トランジス
タ(312)がオンとなり、アンプ(36)は非動作、アン
プ(33)が動作状態となる。そして、このときは入力端
(321)を通じた信号SWN′は「1」でトランジスタ(32
0)がオンであるので、アンプ(33)のゲインはこのト
ランジスタ(320)がオフであるときの1.2倍となり、可
変抵抗器(34)により設定された直流電圧に対応する電
圧が1.2倍にされて移相回路(30)の制御端子(303)に
供給される。
次に、擬似NTSC信号復調時は、この状態から入力端子
(321)を通じる信号SWN′が「0」となつて、トランジ
スタ(320)がオフとなる。このため、アンプ(33)の
ゲインはアンプ(36)と同一ゲインとなる。
したがつて、移相回路(30)に供給される制御電圧は純
粋のNTSC信号時とは変えられ、移相可変範囲は入力端子
(301)を通じた入力信号のサブキヤリア周波数の違い
が補償されることになる。
〔発明の効果〕
周波数の異なる入力信号に対し、共通の一個の移相回路
で移相すると、移相角が周波数により変化してしまう
が、この発明においては、移相回路の制御直流電圧を周
波数に応じて変えるようにしたので、共通の一個の移相
回路でPAL信号、NTSC信号、擬似NTSC信号の色相調整が
できる。したがって、移相回路が1個でよいため、構成
が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一実施例の系統図、第2図はこ
の要部の具体的回路例を示す図、第3図は従来の装置の
一例の系統図である。 (13)及び(14)は復調回路、(23)及び(24)は復調
用基準信号を形成するためのAPC回路及び移相回路、(3
0)は共通の移相回路、(31)は第1のスイツチ、(3
2)は第2のスイツチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PAL信号、NTSC信号及び擬似NTSC信号の搬
    送色信号を復調する色復調回路における色相調整回路に
    おいて、 上記3種の信号が共通に入力されて後段のAPC回路に位
    相が制御された信号を与えると共に直流電圧により信号
    の位相が制御可能な制御端子を有する色相調整用移相回
    路と、 上記PAL信号復調時に上記色相調整用移相回路の上記制
    御端子に供給される第1の制御用直流電圧を調整する第
    1の電圧調整手段と、 上記NTSC信号及び上記擬似NTSC信号復調時に上記色相調
    整用移相回路の上記制御端子に供給される第2の制御用
    直流電圧を調整する第2の電圧調整手段と、 上記第2の電圧調整手段からの調整電圧を上記NTSC信号
    と上記擬似NTSC信号の色副搬送波の周波数の比で定まる
    倍率で増幅し、制御用直流電圧として出力する増幅器
    と、 上記PAL信号復調時に上記第1の電圧調整手段の第1の
    制御用直流電圧を第1のスイッチの第1の系路を介して
    上記制御端子に与え、上記擬似NTSC信号復調時に上記第
    2の電圧調整手段の第2の制御用直流電圧を第2のスイ
    ッチ系路を介して上記制御端子に与え、上記NTSC信号復
    調時には上記増幅器の制御用直流電圧出力を上記の制御
    端子に供給する第1のスイッチと、 上記擬似NTSC信号復調時に上記第2の電圧調整手段から
    の第2の制御用直流電圧として上記第1のスイッチの第
    2の系路を介して供給する第2のスイッチとより構成し
    たことを特徴とする色相調整回路。
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