JPH0683336B2 - サ−マルヘツド駆動方式 - Google Patents
サ−マルヘツド駆動方式Info
- Publication number
- JPH0683336B2 JPH0683336B2 JP60274076A JP27407685A JPH0683336B2 JP H0683336 B2 JPH0683336 B2 JP H0683336B2 JP 60274076 A JP60274076 A JP 60274076A JP 27407685 A JP27407685 A JP 27407685A JP H0683336 B2 JPH0683336 B2 JP H0683336B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- thermal head
- heating element
- drive system
- data
- Prior art date
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ライン型サーマルヘッドを用いた感熱または
熱転写記録装置において、ドットの多段階変調記録を行
うためのサーマルヘッド駆動方式に関し、ライン型サー
マルヘッドを用いたプリンタやファクスやコピア等に適
用できるものである。
熱転写記録装置において、ドットの多段階変調記録を行
うためのサーマルヘッド駆動方式に関し、ライン型サー
マルヘッドを用いたプリンタやファクスやコピア等に適
用できるものである。
従来技術 従来、ライン型サーマルヘッドの駆動方式として、特開
昭57−34986号公報に開示されているように、同一の発
熱エレメントが連続して駆動される場合は、それに対す
る印加パルスの幅を短くするとともに、駆動直後の発熱
エレメントと隣接する発熱エレメントについてもその印
加パルスの幅を短くすることによって、印字濃度の均一
化を図る方法が知られているが、多段変調をするには不
適切である。
昭57−34986号公報に開示されているように、同一の発
熱エレメントが連続して駆動される場合は、それに対す
る印加パルスの幅を短くするとともに、駆動直後の発熱
エレメントと隣接する発熱エレメントについてもその印
加パルスの幅を短くすることによって、印字濃度の均一
化を図る方法が知られているが、多段変調をするには不
適切である。
また、現に駆動される当該発熱エレメントおよびその両
隣接発熱エレメントに対するレベルデータ、並びにこれ
ら発熱エレメントについての1ライン前のレベルデータ
を検出し、それらのレベルデータに応じた濃度補正の重
み付けをし、その重みにしたがって当該発熱エレメント
に印加される電力の印加時間または波高値を制御するこ
とにより、印字濃度を自動的に調整する方法も提案され
ている。しかし、この方法では、実施する装置が複雑な
構成となるばかりでなく、データの処理も複雑である。
隣接発熱エレメントに対するレベルデータ、並びにこれ
ら発熱エレメントについての1ライン前のレベルデータ
を検出し、それらのレベルデータに応じた濃度補正の重
み付けをし、その重みにしたがって当該発熱エレメント
に印加される電力の印加時間または波高値を制御するこ
とにより、印字濃度を自動的に調整する方法も提案され
ている。しかし、この方法では、実施する装置が複雑な
構成となるばかりでなく、データの処理も複雑である。
目的 本発明の目的は、濃度制御回路を簡略化できるととも
に、制御特性を向上(高精度化)できるサーマルヘッド
駆動方式を提供することにある。
に、制御特性を向上(高精度化)できるサーマルヘッド
駆動方式を提供することにある。
構成 この目的を達成するため、本発明では、複数の重みをも
つレベルデータを1ラインについて各重みごとに振り分
け、発熱エレメントを、同一レベルのものは同時にレベ
ルごとに分けて駆動する。
つレベルデータを1ラインについて各重みごとに振り分
け、発熱エレメントを、同一レベルのものは同時にレベ
ルごとに分けて駆動する。
以下、本発明の実施例について詳述する。
本駆動方式では、画像データがレベル0、レベル1、レ
ベル2、レベル3の4値の重みをもつものとする。第1
図はそれを実施する電気回路のブロック図で、ホストマ
シンから送られてきた1ラインについての画像データ
は、データ振り分けおよび0検出部(10)でレベル1、
レベル2、レベル3ごとに振り分けられ、各レベルごと
にそのレベルデータが有るときは“1"、無いときは“0"
のバイナリコードにして対応するレベルバッファ(1
11)・(112)・(113)に記憶される。また、同時に、
ドット有無検出部(12)でレベル1、レベル2、レベル
3のどれかであれば“1"、レベル0であれば“0"として
検出され、現ラインバッファ(13)に記憶された後、次
ラインのデータ入力時に前ラインバッファ(14)に転送
される。
ベル2、レベル3の4値の重みをもつものとする。第1
図はそれを実施する電気回路のブロック図で、ホストマ
シンから送られてきた1ラインについての画像データ
は、データ振り分けおよび0検出部(10)でレベル1、
レベル2、レベル3ごとに振り分けられ、各レベルごと
にそのレベルデータが有るときは“1"、無いときは“0"
のバイナリコードにして対応するレベルバッファ(1
11)・(112)・(113)に記憶される。また、同時に、
ドット有無検出部(12)でレベル1、レベル2、レベル
3のどれかであれば“1"、レベル0であれば“0"として
検出され、現ラインバッファ(13)に記憶された後、次
ラインのデータ入力時に前ラインバッファ(14)に転送
される。
第2図に、入力された画像データの重みと、それについ
てのデータ振り分け部(10)でのレベル振り分け態様、
および1ライン前の画像データの重みとそれについての
ドット有無検出部(12)での検出態様の関係を示す。
てのデータ振り分け部(10)でのレベル振り分け態様、
および1ライン前の画像データの重みとそれについての
ドット有無検出部(12)での検出態様の関係を示す。
各レベルバッファ(111)・(112)・(113)の内容は
比較部(15)のシフトレジスタ(16)に順次入力され、
同時に前ラインバッファ(14)の内容も比較部(15)の
レジスタ(17)に順次入力される。比較部(15)では、
各レベルごとに、当該発熱エレメントXの両隣接発熱エ
レメントA・Bについての前記バイナリコード、および
当該発熱エレメントの1ライン前にドットデータCのド
ット有無コードを参照してエンコーダ(18)によって重
み付けを行う。その重みの態様を第3図において左欄に
示す。この後、各レベルごとにパルス幅変換部(19)で
重みに応じた幅の印加パルスをつくり、レベル1、レベ
ル2、レベル3の順序でサーマルヘッドの各発熱エレメ
ントに印加する。印加パルスの幅は第4図に示す如く
t1、t2、t3、t4の4段階に設定され、その差はTa、Tb、
Tc、Tdという基準時間にしたがい、(t1=Ta)、(t2=
Ta+Tb)、(t3=Ta+Tb+Tc)、(t4=Ta+Tb+Tc+T
d)という関係になっている。この基準時間はレベルご
とに異なり、たとえば第5図に示すような関係になって
いる。
比較部(15)のシフトレジスタ(16)に順次入力され、
同時に前ラインバッファ(14)の内容も比較部(15)の
レジスタ(17)に順次入力される。比較部(15)では、
各レベルごとに、当該発熱エレメントXの両隣接発熱エ
レメントA・Bについての前記バイナリコード、および
当該発熱エレメントの1ライン前にドットデータCのド
ット有無コードを参照してエンコーダ(18)によって重
み付けを行う。その重みの態様を第3図において左欄に
示す。この後、各レベルごとにパルス幅変換部(19)で
重みに応じた幅の印加パルスをつくり、レベル1、レベ
ル2、レベル3の順序でサーマルヘッドの各発熱エレメ
ントに印加する。印加パルスの幅は第4図に示す如く
t1、t2、t3、t4の4段階に設定され、その差はTa、Tb、
Tc、Tdという基準時間にしたがい、(t1=Ta)、(t2=
Ta+Tb)、(t3=Ta+Tb+Tc)、(t4=Ta+Tb+Tc+T
d)という関係になっている。この基準時間はレベルご
とに異なり、たとえば第5図に示すような関係になって
いる。
第6図に、上述した動作の主な流れを示し、第7図に、
各レベルによる転写の具体的な動作の流れを示す。
各レベルによる転写の具体的な動作の流れを示す。
効果 以上述べたように本発明によれば、発熱エレメントを、
同一レベルのものは同時にレベルごとに分けて駆動する
ため、各レベルのドット面積や濃度の再現が良くなり、
かつ装置を簡略化できるとともにデータ処理も簡素にな
る。
同一レベルのものは同時にレベルごとに分けて駆動する
ため、各レベルのドット面積や濃度の再現が良くなり、
かつ装置を簡略化できるとともにデータ処理も簡素にな
る。
また、当該発熱エレメントについての1ライン前のドッ
ト有無データおよびその両隣接発熱エレメントについて
のレベルデータを参照して重み付けをし、その重みに応
じて当該発熱エレメントへの印加パルスの幅を調整する
ことにより、濃度ムラのない高品質の記録が得られる。
ト有無データおよびその両隣接発熱エレメントについて
のレベルデータを参照して重み付けをし、その重みに応
じて当該発熱エレメントへの印加パルスの幅を調整する
ことにより、濃度ムラのない高品質の記録が得られる。
第1図は本発明の駆動方式を実施する電気回路のブロッ
ク図、第2図はデータ処理態様を説明する図、第3図は
発熱エレメントを制御するための重み付けとそれに応じ
た印加パルス幅との対応図、第4図は印加パルスの幅を
説明する図、第5図はレベルによって発熱エレメントの
印加時間が異なることを説明する図、第6図は全体の動
作の概要を説明するフローチャート、第7図は転写動作
を具体的に説明するフローチャートである。
ク図、第2図はデータ処理態様を説明する図、第3図は
発熱エレメントを制御するための重み付けとそれに応じ
た印加パルス幅との対応図、第4図は印加パルスの幅を
説明する図、第5図はレベルによって発熱エレメントの
印加時間が異なることを説明する図、第6図は全体の動
作の概要を説明するフローチャート、第7図は転写動作
を具体的に説明するフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】ライン型サーマルヘッドの発熱エレメント
を複数の重みをもつレベルデータにしたがって駆動する
サーマルヘッド駆動方式において、前記レベルデータを
1ラインについて前記重みごとに振り分け、前記発熱エ
レメントを、同一レベルのものは同時にレベルごとに分
けて駆動することを特徴とするサーマルヘッド駆動方
式。 - 【請求項2】当該発熱エレメントについての1ライン前
のドット有無データおよびその両隣接発熱エレメントに
ついての現ラインのレベルデータを参照して重み付けを
し、その重みに応じて当該発熱エレメントへの印加パル
スの幅を調整することを特徴とする前記特許請求の範囲
第1項に記載のサーマルヘッド駆動方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274076A JPH0683336B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方式 |
US06/937,014 US4779102A (en) | 1985-12-05 | 1986-12-02 | Head drive system for a thermal printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274076A JPH0683336B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133857A JPS62133857A (ja) | 1987-06-17 |
JPH0683336B2 true JPH0683336B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=17536637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274076A Expired - Fee Related JPH0683336B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683336B2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60274076A patent/JPH0683336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133857A (ja) | 1987-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |