JPH07112228B2 - サ−マルヘツド駆動方法 - Google Patents
サ−マルヘツド駆動方法Info
- Publication number
- JPH07112228B2 JPH07112228B2 JP60274075A JP27407585A JPH07112228B2 JP H07112228 B2 JPH07112228 B2 JP H07112228B2 JP 60274075 A JP60274075 A JP 60274075A JP 27407585 A JP27407585 A JP 27407585A JP H07112228 B2 JPH07112228 B2 JP H07112228B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- driven
- group
- thermal head
- maximum
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ライン型サーマルヘッドを用いた感熱または
熱転写記録装置において、ドットの多段階変調記録を行
うために、サーマルヘッドのエレメントを、中間レベル
を含む多段階の駆動レベルで駆動するサーマルヘッドの
駆動方法に関し、ライン型サーマルヘッドを用いたプリ
ンタやファクシミリや複写機等に適用できるものであ
る。
熱転写記録装置において、ドットの多段階変調記録を行
うために、サーマルヘッドのエレメントを、中間レベル
を含む多段階の駆動レベルで駆動するサーマルヘッドの
駆動方法に関し、ライン型サーマルヘッドを用いたプリ
ンタやファクシミリや複写機等に適用できるものであ
る。
従来技術 従来、ライン型サーマルヘッドによって中間レベルを含
んでドットの多段階変調記録を行うために、その多数の
エレメントを、奇数グループと偶数グループとに分けて
時間的にずらして駆動する方式が提案されている。この
方式は、同一グループでは、1ドットおきに(ドットピ
ッチにして2ピッチ分)離れてエレメントを駆動制御す
ることになるので、隣接ドット間で熱影響が少なく、階
調転写のためのドット毎の熱制御を高精度に行える利点
がある。しかし、反面、駆動レベルを最大にしてベタ画
(ドットとドットの間もうめつくされる連続ベタ記録)
を得るためには、ドットピッチにして2ピッチ分ずつ離
れているところをうめつくさなければならないため、エ
レメントに印加するエネルギーを多く必要とする。
んでドットの多段階変調記録を行うために、その多数の
エレメントを、奇数グループと偶数グループとに分けて
時間的にずらして駆動する方式が提案されている。この
方式は、同一グループでは、1ドットおきに(ドットピ
ッチにして2ピッチ分)離れてエレメントを駆動制御す
ることになるので、隣接ドット間で熱影響が少なく、階
調転写のためのドット毎の熱制御を高精度に行える利点
がある。しかし、反面、駆動レベルを最大にしてベタ画
(ドットとドットの間もうめつくされる連続ベタ記録)
を得るためには、ドットピッチにして2ピッチ分ずつ離
れているところをうめつくさなければならないため、エ
レメントに印加するエネルギーを多く必要とする。
目的 本発明は、奇数・偶数分離駆動方式による多段階変調記
録の利点を維持したまま上記のような不利を補い、少な
いエネルギーでベタ画の記録が行えるようにすることを
目的とする。
録の利点を維持したまま上記のような不利を補い、少な
いエネルギーでベタ画の記録が行えるようにすることを
目的とする。
構成 本発明は、基本的には、奇数番目のエレメントと偶数番
目のエレメントとにグループ分けし、中間レベルを含む
多段階の駆動レベルで駆動するものであるが、奇数・偶
数いずれか一方のグループの中で、駆動レベルが最大に
設定されしかも他方のグループに属する両側の隣接エレ
メントの駆動レベルも最大になっているエレメント、お
よび同じく一方のグループの中で、駆動レベルが最大に
設定されしかも他方のグループに属する両側の隣接エレ
メントの一方の駆動レベルが最大、他方の駆動レベルが
最小になっているエレメントは、他方のグループの駆動
時に最大の駆動レベルで駆動することを特徴とする。
目のエレメントとにグループ分けし、中間レベルを含む
多段階の駆動レベルで駆動するものであるが、奇数・偶
数いずれか一方のグループの中で、駆動レベルが最大に
設定されしかも他方のグループに属する両側の隣接エレ
メントの駆動レベルも最大になっているエレメント、お
よび同じく一方のグループの中で、駆動レベルが最大に
設定されしかも他方のグループに属する両側の隣接エレ
メントの一方の駆動レベルが最大、他方の駆動レベルが
最小になっているエレメントは、他方のグループの駆動
時に最大の駆動レベルで駆動することを特徴とする。
このようにすると、ベタ画を得るために、駆動レベルを
最大とされたエメレントが2ドット以上連続した場合に
は、これらを奇数と偶数とで時間的に分けることなく同
時に駆動するので、うめつくす記録間隔はドットピッチ
にして1ピッチ分でよく、各エレメントへの通電時間を
短くしても、十分にうめつくすことができるため、印加
エネルギーを少なくできる。
最大とされたエメレントが2ドット以上連続した場合に
は、これらを奇数と偶数とで時間的に分けることなく同
時に駆動するので、うめつくす記録間隔はドットピッチ
にして1ピッチ分でよく、各エレメントへの通電時間を
短くしても、十分にうめつくすことができるため、印加
エネルギーを少なくできる。
以下、本発明の実施例について詳述する。
本発明による駆動方法は、基本的には、ライン型サーマ
ルヘッドの多数のエレメントを奇数と偶数とにグループ
分けし、たとえば奇数エレメントを先に駆動し、偶数エ
レメントを後に駆動する。すなわち、奇数ドットを転写
した後、偶数ドットを転写する。また、駆動レベルとし
て、中間レベルを含む、たとえば0、1、2、3の4値
の重みをもたせる。そして、レベル0のエレメントをS
0、レベル1のエレメントをS1、レベル2のエレメント
をS2、レベル3のエレメントをS3と定義する。そうし
て、偶数エレメントについては、次の3つの条件に分け
て駆動する。
ルヘッドの多数のエレメントを奇数と偶数とにグループ
分けし、たとえば奇数エレメントを先に駆動し、偶数エ
レメントを後に駆動する。すなわち、奇数ドットを転写
した後、偶数ドットを転写する。また、駆動レベルとし
て、中間レベルを含む、たとえば0、1、2、3の4値
の重みをもたせる。そして、レベル0のエレメントをS
0、レベル1のエレメントをS1、レベル2のエレメント
をS2、レベル3のエレメントをS3と定義する。そうし
て、偶数エレメントについては、次の3つの条件に分け
て駆動する。
(1)S3の偶数エレメントでその両隣接エレメント(奇
数)もS3になる偶数エレメントは奇数グループに入れ
る。
数)もS3になる偶数エレメントは奇数グループに入れ
る。
(2)S3の偶数エレメントでその両隣接エレメント(奇
数)の一方がS3、他方がS0になる偶数エレメントは奇数
グループに入れる。
数)の一方がS3、他方がS0になる偶数エレメントは奇数
グループに入れる。
(3)上記(1)(2)以外の偶数エレメントはそのま
ま偶数グループとする。
ま偶数グループとする。
第1図は、4値の重みをもった画像データが与えられた
場合に、本発明による駆動方法を従来例と比較して示
し、イ点(画像データの重みは3)の偶数エレメントは
上記(1)の条件、ロ点(画像データの重みは3)の偶
数エレメントは上記(2)の条件にそれぞれなっている
ため、これらは奇数グループと同時に駆動される。
場合に、本発明による駆動方法を従来例と比較して示
し、イ点(画像データの重みは3)の偶数エレメントは
上記(1)の条件、ロ点(画像データの重みは3)の偶
数エレメントは上記(2)の条件にそれぞれなっている
ため、これらは奇数グループと同時に駆動される。
第2図は上述のような駆動を行う電気回路のブロック図
で、ホストマシンから送られてきた1ライン毎の画像デ
ータは、Mラインバッファ10にストアされると同時に、
ドット有無検出部11によってドットの有無を検出され
る。そして、ドットが有るときは“1"、無いときは“0"
がラインシフトレジスタ12にラチされ、次の1ラインの
入力時にSラインバッファ13に転送される。
で、ホストマシンから送られてきた1ライン毎の画像デ
ータは、Mラインバッファ10にストアされると同時に、
ドット有無検出部11によってドットの有無を検出され
る。そして、ドットが有るときは“1"、無いときは“0"
がラインシフトレジスタ12にラチされ、次の1ラインの
入力時にSラインバッファ13に転送される。
Mラインバッファ10にストアされた1ラインの画像デー
タは、奇数・偶数状態信号にしたがいデータ振り分け部
14で奇数番目のデータと偶数番目のデータに分けてデー
タ判別部15のシフトレジスタ16に入力される。これと同
時に、Sラインバッファ13の1ラインについてのドット
の有無に対応する“1"または“0"のデータCは、データ
判別部15のレジスタ19に順次入力される。データ判別部
15では、当該偶数番目のエレメント、つまり注目ドット
Xの両隣接ドットA・Bは両方ともレベル3であるか否
か、またはいずれか一方でもレベル3であるか否かの判
別、および1ライン前に当該偶数番目のエレメントのド
ットデータCは、ドット有りであったか無しであったか
の判別を行う。
タは、奇数・偶数状態信号にしたがいデータ振り分け部
14で奇数番目のデータと偶数番目のデータに分けてデー
タ判別部15のシフトレジスタ16に入力される。これと同
時に、Sラインバッファ13の1ラインについてのドット
の有無に対応する“1"または“0"のデータCは、データ
判別部15のレジスタ19に順次入力される。データ判別部
15では、当該偶数番目のエレメント、つまり注目ドット
Xの両隣接ドットA・Bは両方ともレベル3であるか否
か、またはいずれか一方でもレベル3であるか否かの判
別、および1ライン前に当該偶数番目のエレメントのド
ットデータCは、ドット有りであったか無しであったか
の判別を行う。
次に、データ判別部15で判別された内容は、データ変換
ROM17の保存内容にしたがい重みをつけられて第3図に
示す対応関係の値Yに変換され、さらにパルス幅変換部
18で、第4図に示すようにその値Yに対応するパルス幅
の電気信号に変換された後、サーマルヘッドへ入力さ
れ、転写が行われる。第5図は、その動作の概要を説明
するフローチャート、第6図は、転写の具体的動作を説
明するフローチャートである。
ROM17の保存内容にしたがい重みをつけられて第3図に
示す対応関係の値Yに変換され、さらにパルス幅変換部
18で、第4図に示すようにその値Yに対応するパルス幅
の電気信号に変換された後、サーマルヘッドへ入力さ
れ、転写が行われる。第5図は、その動作の概要を説明
するフローチャート、第6図は、転写の具体的動作を説
明するフローチャートである。
このように本発明による駆動方法では、隣接するエレメ
ントが最大駆動レベルのときは、それらを同時に駆動す
るため、従来では第7図(1)に示すようなベタ画を記
録するのに1ドット当たり2msecの時間を要していたと
ころ、本発明では、駆動レベルは従来と同じでも、同図
(2)に示すようなベタ画を記録するのに、1ドット当
たり1.4msecの時間で十分であった。
ントが最大駆動レベルのときは、それらを同時に駆動す
るため、従来では第7図(1)に示すようなベタ画を記
録するのに1ドット当たり2msecの時間を要していたと
ころ、本発明では、駆動レベルは従来と同じでも、同図
(2)に示すようなベタ画を記録するのに、1ドット当
たり1.4msecの時間で十分であった。
なお、奇数グループと偶数グループとを前記実施例とは
逆の関係にしても同じ効果が得られる。
逆の関係にしても同じ効果が得られる。
効果 本発明によれば、奇数・偶数分離駆動方式による多段階
変調記録の利点である中間レベルの再現性を損なうこと
なく、ベタ画を少ないエネルギーで記録できるため、ト
ータルエネルギーが少なくて済む。
変調記録の利点である中間レベルの再現性を損なうこと
なく、ベタ画を少ないエネルギーで記録できるため、ト
ータルエネルギーが少なくて済む。
第1図は、本発明の駆動方法による駆動態様を従来と比
較して示す説明図、第2図は電気回路のブロック図、第
3図は周辺ドットとデータ変換値の対応図、第4図はそ
のデータ変換値とパルス幅の関係を示す図、第5図は、
動作の概要を説明するフォローチャート、第6図は、転
写の具体的動作を説明するフローチャート、第7図は、
ベタ画の記録例を従来と比較して示す図である。
較して示す説明図、第2図は電気回路のブロック図、第
3図は周辺ドットとデータ変換値の対応図、第4図はそ
のデータ変換値とパルス幅の関係を示す図、第5図は、
動作の概要を説明するフォローチャート、第6図は、転
写の具体的動作を説明するフローチャート、第7図は、
ベタ画の記録例を従来と比較して示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】奇数番目のエレメントと偶数番目のエレメ
ントとにグループ分けし、中間レベルを含む多段階の駆
動レベルで駆動するライン型サーマルヘッドの駆動方法
において、奇数・偶数いずれか一方のグループの中で、
駆動レベルが最大に設定されしかも他方のグループに属
する両側の隣接エレメントの駆動レベルも最大になって
いるエレメント、および同じく一方のグループの中で、
駆動レベルが最大に設定されしかも他方のグループに属
する両側の隣接エレメントの一方の駆動レベルが最大、
他方の駆動レベルが最小になっているエレメントは、他
方のグループの駆動時に最大の駆動レベルで駆動するこ
とを特徴とするサーマルヘッド駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274075A JPH07112228B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方法 |
US06/937,014 US4779102A (en) | 1985-12-05 | 1986-12-02 | Head drive system for a thermal printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274075A JPH07112228B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133856A JPS62133856A (ja) | 1987-06-17 |
JPH07112228B2 true JPH07112228B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=17536623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274075A Expired - Fee Related JPH07112228B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | サ−マルヘツド駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112228B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59199270A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-12 | Toshiba Corp | サ−マルヘツドの駆動方式 |
JPS6078770A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | ラインサ−マルヘツドの駆動方法 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60274075A patent/JPH07112228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133856A (ja) | 1987-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |