JPH0683217A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH0683217A
JPH0683217A JP4232408A JP23240892A JPH0683217A JP H0683217 A JPH0683217 A JP H0683217A JP 4232408 A JP4232408 A JP 4232408A JP 23240892 A JP23240892 A JP 23240892A JP H0683217 A JPH0683217 A JP H0683217A
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toner
transfer
transfer roller
photosensitive drum
roller
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JP4232408A
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English (en)
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Michihisa Iguchi
道久 井口
Hiroshi Hashizume
弘 橋爪
Seiji Arai
清治 荒井
Yoshiaki Okano
義明 岡野
Kazunobu Sakai
千展 堺
Hirotaka Fukuyama
広高 福山
Takahito Kabai
隆人 樺井
Koichiro Sato
浩一郎 佐藤
Tetsuya Nakamura
鐵也 中村
Satoshi Katagata
聡 片方
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中抜けを低減し、これにより高画質に記録を行
うことを可能とする。 【構成】感光ドラム1に形成されたトナー像を記録紙P
に転写する転写器には、その表面硬度がアスカーC硬度
にして50度以下であり、感光ドラム1に当接配置され
た転写ローラ51と、この転写ローラ51に所定電圧値
の転写電圧を印加する転写電源52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスによ
り画像の記録を行う電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置において、感光体に付
着したトナー像を静電気的に記録紙に転写する場合、例
えば図15に示すように文字画像および細線の中央部分
のトナーが記録紙に転写されず、記録紙上の画像では当
該部分が白く抜けてしまう、いわゆる「中抜け」という
現象が生じる場合がある。なお図15において、斜線で
示す領域がトナーが転写され、黒くなっている領域であ
る。
【0003】この中抜けは、以下のような原因により生
じるものと考えられる。すなわち、例えば図15中のA
−Aで示す部分のトナーは、図16に示すような状態で
感光体に付着している。つまり、中央部ほど多くのトナ
ーが存在する。このような状態にあるトナーは、記録紙
が感光体に当接すると記録紙によって押し潰される。中
央部ほど多くのトナーが存在していたため、記録紙によ
って押し潰されたのちには中央部ほどトナー粒子の密度
が高くなり、中央部ほどトナー粒子間の間隔が狭くな
る。
【0004】さて、転写位置においては感光体に帯電し
た電荷および転写器からの転写電圧により生じている電
界中にトナーは存在し、従ってトナー粒子のそれぞれで
は分極が生じている。トナー粒子どうしの間のクーロン
力は、その間隔の2乗に反比例するので、トナー粒子間
の間隔が狭い中央部ほど強いと考えられる。
【0005】このように、中央部ほど感光体に対して付
着するクーロン力が強くなっているので、転写電圧によ
るクーロン力のみではトナーを記録紙に転写しきれない
場合が生じるのであると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
子写真記録装置では、中抜けが発生し、画質を劣化させ
るという不具合があった。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、中抜けを低減
し、これにより高画質に記録を行うことができる電子写
真記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えば感光ドラムなどの無端状の感光体
に形成されたトナー像を記録紙に転写する転写器を、表
面硬度がアスカーC硬度にして50度以下であり、前記
感光体に当接配置された転写ローラと、この転写ローラ
に所定電圧値の転写電圧を印加する例えば転写電源など
の電源手段とを具備して構成した。
【0009】
【作用】このような手段を講じたことにより、転写ロー
ラが感光体の表面を押圧する力は、ある範囲内に止めら
れる。これにより、感光体に付着しているトナーを必要
以上に押圧してしまうことがなく、トナー間でのクーロ
ン力を低く抑えることができる。従って、トナーどうし
の電気的な結合力を低く抑えておくことができ、転写電
圧により発生する電界の作用によって良好に転写が行わ
れる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。
【0011】図1は本実施例に係る電子写真記録装置を
適用してなるファクシミリ装置の全体構成を一部破断し
て示す図である。このファクシミリ装置は、プロセスユ
ニットA、露光装置B、転写器C、定着装置D、給紙機
構部Eおよび送信機構部Fを有している。
【0012】プロセスユニットAは、感光ドラム1、帯
電器2、現像装置3およびクリーニング装置4を一体的
に構成してなり、露光装置Bとともに、いわゆるカール
ソンプロセスによって感光ドラム1にトナー像を形成す
るものとなっている。このプロセスユニットAは、装置
本体に対して着脱可能に設けられている。
【0013】露光装置BはLEDヘッドを含んでなり、
感光ドラム1の露光を行い、感光ドラム1に静電潜像を
形成するものである。転写器Cは、給紙機構部Eにより
図示しない用紙カセットから供給された記録紙に対し
て、感光ドラム1に形成されたトナー像を転写するもの
である。定着装置Dは、記録紙に転写されたトナー像を
定着させるものである。送信機構部Fは、送信原稿を光
学的に読取り、光電変換を行って画信号を発生する部分
である。図2はプロセスユニットAおよび転写器Cの詳
細構成を一部破断して示す図である。なお、図1と同一
部分には同一符号を付する。
【0014】感光ドラム1は、表面に感光導電材料を塗
布して感光層が形成されており、図示しない駆動伝達機
構により図中の矢印方向に回転する。この感光ドラム1
の周辺に、感光ドラム1の周面に沿って帯電器2、露光
装置B、現像装置3、転写器Cおよびクリーニング装置
4がそれぞれ配置されている。そして、これらのうちの
感光ドラム1、帯電器2、現像装置3およびクリーニン
グ装置4を、図示しないサイドカバーにより一体的に構
成することによってプロセスユニットAが形成されてい
る。帯電器2は、例えば周知のスコロトロン帯電器など
よりなり、感光ドラム1の表面を所定電位(例えば−6
00V)に均一帯電する。
【0015】現像装置3は、トナーホッパ31、トナー
パック32、供給ローラ33、現像ローラ34、現像ブ
レード35、支持棒36、板ばね37、支持体38およ
び補強板39からなる。
【0016】トナーホッパ31は、側面の一部および上
面を開口した中空の容器であり、内部にトナー(図示せ
ず)を貯留する。このトナーホッパ31の上部の開口部
にはトナーパック32が装着されている。トナーパック
32は一面を開口した容器であり、その内部にトナーが
充填されるとともに、開口がシール(図示せず)によっ
て封止されており、図示の如くトナーホッパ31に装着
した状態でシールを除去することにより、トナーホッパ
31へとトナーを供給することができるものとなってい
る。
【0017】供給ローラ33は、その一部がトナーホッ
パ31の内部に位置する状態で、トナーホッパ31の側
面の開口部に設置されている。この供給ローラ33は現
像ローラ34に当接しており、トナーホッパ31に貯留
されているトナーを担持するとともに、回転することに
よって搬送して現像ローラ34に供給する。現像ローラ
34は、感光ドラム1に当接しており、トナーホッパ3
1から供給されるトナーを担持するとともに、回転する
ことによって搬送して感光ドラム1の表面に接触させ
る。
【0018】現像ブレード35は、現像ローラ34に担
持されて搬送されるトナーの量(トナー層厚)を一定に
保つとともに、トナーを摩擦帯電する。この現像ブレー
ド35は円柱状の支持棒36に設けられており、現像ロ
ーラ34に当接している。支持棒36は支持体38に固
定された板ばね37によって現像ローラ34側に押圧さ
れており、現像ブレード35は現像ローラ34に押圧さ
れている。支持体38はトナーホッパ31の側壁に固定
されている。
【0019】補強板39は、支持体38およびプロセス
ユニットAのサイドカバー(図示せず)に固定されてお
り、プロセスユニットAの剛性を高めるとともに、現像
ローラ34に担持されたトナーが飛散するのを防止す
る。一方クリーニング装置4は、クリーニングブレード
41、廃トナー収容部42、廃トナーローラ43および
逆流防止弁44よりなる。
【0020】クリーニングブレード41は、感光ドラム
1に当接配置され、感光ドラム1に付着しているトナー
を掻き落とす。廃トナー収容部42は、クリーニングブ
レード41によって掻き落とされたトナー(廃トナー)
を回収する。廃トナーローラ43は、クリーニングブレ
ード41によって掻き落とされたトナーを、廃トナー収
容部42側へと搬送する。逆流防止弁44は、廃トナー
収容部42内のトナーが感光ドラム1側に逆流すること
を防止する。さて転写装置Cは、転写ローラ51、転写
電源52、ローラクリーニング電源53、スイッチ5
4、除電ブラシ55および集中定数抵抗56よりなる。
転写ローラ51は感光ドラム1に当接しており、感光ド
ラム1との間に記録紙Pが挿通される。
【0021】転写電源52は、トナーの帯電電位とは逆
極性(正極性)で所定電圧値V1(例えば+1350
V)の転写電圧を転写ローラ51に印加するためのもの
である。またローラクリーニング電源53は、転写電圧
とは逆極性(負極性)で所定電圧値V2のローラクリー
ニング電圧を転写ローラ51に印加するためのものであ
る。転写電源52およびローラクリーニング電源53の
それぞれが発生する電圧は、スイッチ54によって選択
されて転写ローラ51に印加される。なおスイッチ54
は、転写電源52およびローラクリーニング電源53の
どちらも選択せずに、転写ローラ51への電圧印加をO
FFとすることもできる。
【0022】除電ブラシ55は、感光ドラム1と転写ロ
ーラ51との間を通過した記録紙Pに接触するように配
置されるとともに接地されており、転写ローラ51から
記録紙Pに注入された電荷を除去する。この除電ブラシ
55のうちの記録紙Pに接触する毛先部分は、導電性の
アクリル系樹脂またはステンレスよりなる。従って、毛
先の折れやぼそつきなどが生じることがなく、安定した
状態で記録紙Pに接触することが可能となっている。ま
たステンレスより毛先部分を構成している場合には、導
電性が良好であるために記録紙Pに注入された電荷の除
去作用が大きく、さらに安定した除電が行える。
【0023】ところで、ローラクリーニング電源53が
発生するローラクリーニング電圧は、記録動作の開始時
および停止時などの所定期間に転写ローラ51に印加す
ることにより、感光ドラム1に付着しているトナーを反
発させて、転写ローラ51への付着を防止するためのも
のである。そしてこのローラクリーニング電圧の電圧値
V2は、感光ドラム1の表面電位をVsとすると、 |V2−Vs|≦放電開始電圧 なる条件を満たすように設定されている。ここで放電開
始電圧とは、転写ローラ51から感光ドラム1に対して
の放電が始まる両者間の電位差であり、例えば500〜
600V程度である。また感光ドラム1の表面電位Vs
は、ほぼ帯電電位に等しく(実際には暗減衰によって若
干低下している)、例えば−600V程度である。かく
して放電開始電圧を500Vとすると、電圧値V2は−
1100Vよりも低レベルとなり、例えば−1000V
に設定されている。
【0024】これにより、転写ローラ51にローラクリ
ーニング電圧を印加した場合に、転写ローラ51から感
光ドラム1への放電が生じることがなく、感光ドラム1
と転写ローラ51との間に安定的に電場を形成しておく
ことができる。従ってこの電場の作用により、トナーを
感光ドラム1側へと安定的に反発させることができ、転
写ローラ51へのトナーの付着を確実に防止できる。
【0025】また転写電圧の電圧値V1とローラクリー
ニング電圧の電圧値V2とは、 |V1|>|V2| を満たすような関係に設定されている。
【0026】以上のように構成された電子写真記録装置
では、次のようにして画像の記録が行われる。すなわ
ち、まず感光ドラム1の表面(感光面)は、帯電装置2
によって所定電位(例えば−600V)に帯電される。
続いて、帯電されたのちの感光ドラム1の感光面を露光
装置Bによって記録すべき画像に応じて露光し、静電潜
像を形成する。そして、この感光ドラム1の感光面に形
成された静電潜像の現像を現像装置3で行う。
【0027】現像装置3は、トナーホッパ31から主と
して供給ローラ33により供給されるトナーを現像ロー
ラ34に担持し、搬送して感光ドラム1の表面に接触さ
せる。現像ローラ34に担持されたトナーは搬送される
際、現像ブレード35によって薄層化されるとともに、
感光ドラム1の帯電電位と同極性(負極性)に摩擦帯電
される。現像ローラ34には図示しない現像バイアス電
源から感光ドラム1の帯電電位と同極性かつ低電圧(例
えば−200V)な現像バイアスを印加してあり、静電
潜像と現像バイアスとの作用により、感光ドラム1に選
択的にトナーを付着させる。すなわち、感光ドラム1上
の未露光部分には、感光ドラム1側が高電位であるため
にトナーが付着せず、また露光され除電された部分に
は、感光ドラム1側が低電位であるためにトナーが付着
する。このようにして感光ドラム1の表面に静電潜像に
対応するトナー像が形成される。そしてこのトナー像
は、転写装置Cによって記録紙Pに転写される。
【0028】転写装置Cは、画像の記録時においてはス
イッチ54が転写電源52側を選択しており、転写ロー
ラ51には正極性の転写電圧V1(例えば+1350
V)が印加されている。感光ドラム1と転写ローラ51
との間には給紙機構部Eによって搬送されてきた記録紙
Pが挿通されており、転写ローラ51からはこの記録紙
Pの背面に電荷の注入が行われる。ここで記録紙Pの背
面に注入される電荷は正極性であるので、負極性に帯電
しているトナーは記録紙P側に引き付けられ、これによ
り感光ドラム1の表面に形成されたトナー像が記録紙P
に転写される。この後、感光ドラム1の感光面は、記録
紙Pが剥離された後、転写されずに残留しているトナー
がクリーニング装置4で除去される。以上が構成および
動作の大まかな説明である。以下続けて、さらに詳細な
説明をする。
【0029】図3は転写ローラ51の詳細構成を示す断
面図である。この転写ローラ51は、円柱状をなすシャ
フト51aの外周に導電性ウレタンスポンジからなるス
ポンジ層51bを形成し、さらにその外周にPVDF
(ポリフッ化ビニリデンフロライド)からなる抵抗層5
1cを形成してなる。スポンジ層51bをなす導電性ウ
レタンスポンジは、ウレタンスポンジにカーボンを分散
して105 Ω・cm2 程度の導電性を持たせたものであ
る。また抵抗層51cをなすPVDFは、電気抵抗が1
8 Ω・cm2 程度に制御されている。
【0030】スポンジ層51bの外周への抵抗層51c
の形成は、両者間にバインダ層(図示せず)を介在させ
た上で加熱し、バインダ層を軟化させることにより行わ
れる。この際、スポンジ層51bが軟化せずにバインダ
層のみが軟化した場合、スポンジ層51bと抵抗層51
cとの接着強度が低くなってしまい、抵抗層51cの剥
離が生じてしまうおそれがある。そこでスポンジ層51
bをなす導電性ウレタンスポンジは、バインダ層を軟化
させる際の加熱温度(例えば150℃)以下の温度に吸
熱点を有するものを使用する。
【0031】図4はスポンジ層51bをなす導電性ウレ
タンスポンジの示差熱分析(DSC測定)を行った際の
DSC曲線を示す図である。この図からも分かるよう
に、スポンジ層51bをなす導電性ウレタンスポンジは
150℃よりも低い138℃に吸熱点を有している。
【0032】これにより、バインダ層を軟化させる際に
は導電性ウレタンスポンジも軟化する。従って、スポン
ジ層51bと抵抗層51cとを良好に接着することが可
能で、十分な接着強度を得られるものとなっている。
【0033】ところで転写ローラ51の長手方向の長さ
は、図5に示すように感光ドラム1の感光層形成幅より
も短くなっており、転写ローラ51は全幅に亙って感光
ドラム1の感光層形成領域に当接している。
【0034】これにより、感光ドラム1と転写ローラ5
1との間は感光層によって絶縁された状態にあり、転写
ローラ51から感光ドラム1への電流のリークが生じな
い。従って、転写ローラ51への電圧印加を電圧降下な
く安定的に行うことが可能となっている。また、感光ド
ラム1の感光層形成領域は、画像形成を行わない状態
(感光ドラム1と転写ローラ51とが直接的に接触して
いる状態)では高電位に安定的に帯電された状態にある
ので、トナーはほとんど付着しておらず、転写ローラ5
1の汚れも防止される。
【0035】一方、転写ローラ51の表面は、その十点
平均粗さをR、トナーの平均粒径をμ、トナーの粒径分
布の標準偏差をσとしたとき、 R≦μ−2.32635 σ (2.32635 は確率99%とな
る係数) なる関係を満たす程度の平滑性を有する。
【0036】感光ドラム1と転写ローラ51が接触する
とき、基本的には感光ドラム1の感光面は均一帯電状態
にあり、トナーの付着はないはずであるが、トナー中に
はトナーどうしの分極作用などによって正極性に帯電し
たトナー粒子が微量ながら存在し、これが感光ドラム1
に付着する、いわゆるカブリが生じている。また紙詰ま
りの発生時などにおいては、感光ドラム1にトナーが残
留している場合がある。そしてこのようなトナーは、転
写ローラ51に接触する。
【0037】しかし本実施例では、表面を上述のごとく
平滑にしているので、大半(およそ99%)のトナー粒
子が転写ローラ51の表面の凹凸よりも径が大きく、転
写ローラ51の表面の凹凸にトナー粒子が入り込むこと
による転写ローラ51へのトナーの付着が防止され、転
写ローラ51がトナーによって汚れてしまうことを防止
するものとなっている。
【0038】さて、転写ローラ51のスポンジ層51b
は、そのスポンジ硬度がアスカーC硬度で40度以下と
なっている。また抵抗層51cの層厚は80μmとして
あり、転写ローラ51の表面硬度はアスカーC硬度で5
0度以下としてある。
【0039】このような構成をなす転写ローラ51は感
光ドラム1に当接しているが、感光ドラム1に対する転
写ローラ51のニップ幅が図6に示すように3mm以下
となるように転写ローラ51の外径および感光ドラム1
への押圧力が設定されている。
【0040】かくして本実施例によれば、転写ローラ5
1の表面硬度をアスカーC硬度で50度以下、また感光
ドラム1に対する転写ローラ51のニップ幅を3mm以
下としているので、感光ドラム1に付着したトナー塊を
必要以上に圧縮してしまうことがない。これにより、分
極作用によるトナー粒子どうしの間のクーロン力を、転
写電圧のクーロン力によって記録紙P側に吸引させるこ
とが可能な範囲に抑えることができる。従って、転写電
圧のクーロン力によって確実にトナーを転写することが
可能となり、中抜けの発生が防止される。
【0041】また、中抜けはトナーに内添されるワック
スの割合(添加量)を、トナー重量に対して1.0wt
%以上とすることによっても低減することができる。こ
れは、感光ドラム1に対するトナーの物理的な付着力が
低減するためである。以下、ワックス添加量がトナー重
量に対して1.0wt%以上とする理由を説明する。
【0042】まずワックス添加量に対する中抜け割合を
測定したところ、図7に示すような結果が得られた。こ
こで中抜け割合とは、記録されるべき黒画像の面積に対
する中抜けが発生した面積の面積率と定義した。そし
て、記録されるべき黒画像の面積をS、中抜けが発生し
た面積をS´とし、[S´/S×100%]なる式で求
めた。また中抜けが発生した面積S´は、次の条件で測
定した。すなわち、一定の面積の細長い縦線チャートを
記録させる。この記録画像の縦線の濃度分布を画像評価
装置(東京光電子社製)によって測定する。そしてこの
濃度分布を閾値=1で2値化して黒領域と白領域とを分
別し、これに基づいて中抜けが発生した面積S´を測定
する。
【0043】なおトナーは、ポリエステル系樹脂を粉砕
してなる結着樹脂(メイン樹脂)、カーボンブラック
(着色材)、荷電制御剤(CCA:Charge Control Age
nt)およびワックス(PPまたはPE)を内添したトナ
ー粒子に、流動性の確保および粒子保護のためのシリカ
を外添してなる。またトナー径は7〜15μmである。
【0044】ここで一般的には、中抜け割合が5%以下
であれば、視覚上問題のないレベルとなる。図7に示す
特性にある場合、中抜け割合が5%以下となるのは、ワ
ックス添加量が1.0wt%以上の時である。
【0045】ただし、ワックス添加量が多すぎると、ト
ナーの記録紙Pに対する付着力が低下してしまい、ベタ
黒画像の濃度が低下する。またトナー粒子の表面にワッ
クスが多く滲み出るため、現像ローラ34、現像ブレー
ド35、感光ドラム1あるいはクリーニングブレード4
1などのトナーと接触する各部にフィルミングが生じ、
異常摩擦などの不具合が生じるおそれがある。そこでワ
ックス添加量は、4.0wt%以内とすることが望まし
い。
【0046】なお、前記転写ローラ51の表面硬度の制
御、感光ドラム1と転写ローラ51とのニップ幅の制
御、あるいはトナーのワックス量の調整のそれぞれは、
単独で施しても中抜けを十分に低減することが可能であ
るが、重複して施すことによってより大きな効果を得ら
れる。ところで、記録紙Pの電気的な抵抗値は周囲環境
(特に相対湿度)によって大きく変化する。
【0047】図8は相対湿度の変化に対する記録紙の表
面抵抗値の変化の一例を示す図である。この図からも分
かるように、相対湿度が30%(低湿)から85%(高
湿)に変化すると、記録紙の表面抵抗値は1012/□か
ら108 /□へと4桁程度変化する。
【0048】本実施例のようにローラ転写方式の場合、
コロナ転写方式に比較して記録紙の表面抵抗値の影響を
低減できる。特に、半導電性のローラを使用することに
よって、転写効率が最大となる電圧の周囲環境による変
動を少なくすることができる。しかし、半導電性のロー
ラを使用したローラ転写方式であっても、転写効率が最
大となる電圧の変動は相対的に見て少ないのみであり多
分に存在している。
【0049】図9は半導電性のローラを使用したローラ
転写方式における転写ローラ印加電圧と画像濃度との関
係を示す図である。この図に示すように転写効率が最大
となり、最大の画像濃度が得られる転写ローラ印加電圧
は、周囲環境によって異なっている。以下、転写効率が
最大となる転写ローラ印加電圧が周囲環境によって異な
る理由につき説明する。
【0050】図中、N/Nは20℃/50%の環境を、
L/Lは5℃/30%の環境を、またH/Hは35℃/
85%の環境をそれぞれ示す。トナー層の抵抗値、トナ
ー帯電量および感光ドラム1へのトナー付着量が各環境
によって変動しないと仮定すると、転写効率を最大にす
る電界は各環境下で同じと考えられる。
【0051】さてL/L環境下では、記録紙の厚み方向
の電気抵抗が非常に大きくなるため、数μAの電流が流
れるだけで記録紙での電圧降下は大きく、転写効率を最
大にする電界を得るためには転写ローラに印加する電圧
を大きくしなければならない。
【0052】一方H/H環境下では、記録紙の厚み方向
の電気抵抗がかなり小さくなるため、記録紙での電圧降
下は小さくなる。また記録紙の体積方向の電気抵抗が小
さくなった分、トナー層側に電流が流れ、トナーに逆電
荷を注入して逆転写を起こし易くなってしまう。このた
め転写効率を最大にする電界を得るための転写ローラへ
の印加電圧は、L/L環境下に比較して低い値となる。
このように、転写効率は周囲環境によって変動する特性
を有しており、安定的な転写を妨げる。
【0053】そこで本実施例では、転写電源52とスイ
ッチ54との間に例えば炭素被膜抵抗などの集中定数抵
抗56を介挿することによって、転写効率の周囲環境に
よる変動を補償するものとなっている。集中定数抵抗5
6は、転写ローラ51の抵抗層51cの体積抵抗率と抵
抗層51cの層厚との積を、感光ドラム1と転写ローラ
51との接触面積で割った値よりも小さい抵抗値を有す
る。なお転写ローラ51の抵抗層51cの体積抵抗率と
抵抗層51cの層厚との積は、1×107 〜5×1010
Ω・cm2 の範囲内にある。
【0054】図10は転写電源52の電圧を1.4kV
に設定したときの集中定数抵抗56の抵抗値と転写ロー
ラ51のシャフト51aの電位(以下、シャフト電位と
称する)との関係を示す図である。この図から分かるよ
うに、集中定数抵抗56の抵抗値を大きくしていくにつ
れてシャフト電位が低くなっていく。またベタ画像を記
録した場合、L/L環境下ではシャフト電位はあまり降
下しておらず、転写電源52の電圧にほぼ等しいが、N
/N環境下では大きく降下する。記録紙Pが感光ドラム
1と転写ローラ51との間に存在しないときにはシャフ
ト電位はさらに低下する。以下、この特性について等価
回路を用いて詳しく説明する。
【0055】図11は等価回路図であり、図11(a)
はベタ画像の記録時、図11(b)は白画像(黒率の低
い画像)の記録時、図11(c)は記録紙Pが感光ドラ
ム1と転写ローラ51との間に存在しないときの等価回
路をそれぞれ示す。図中において、V0は電源電圧値、
Rhは集中定数抵抗56の抵抗値、Rrは転写ローラ5
1の電気抵抗値、Rpsは記録紙Pの表面抵抗値、Rp
vは記録紙Pの体積方向の抵抗値、Rtは感光ドラム1
上のトナー層の電気抵抗値、Cpは感光ドラム1の静電
容量を示す。
【0056】まずベタ画像の記録時には、L/L環境下
ではRr、Rps、Rpvの各抵抗値が非常に大きいた
め、等価回路中にはほとんど電流が流れず、Rhでの電
圧降下はあまり生じない。すなわち、V0の電位がその
ままシャフト51aに印加される。N/N環境下または
H/H環境下ではRr、Rps、Rpvの各抵抗値が低
下し、電流が流れ易くなるが、感光ドラム1の表面には
大量のトナーが付着しておりRtが大きくなっているの
で、感光ドラム1へは電流が流れにくく、電流はほとん
どRpsを通ってグランドに流れる。電流が流れた分R
hで電圧降下を生じ、シャフト電位は低くなる。
【0057】一方白画像の記録時には、感光ドラム1の
表面にはトナーがあまり付着しておらずRtがないた
め、ベタ画像記録時に比べてさらに電流が流れやすく、
シャフト電位はさらに低くなる。黒率の低い画像のピー
ク電圧はベタ画像のピーク電圧に比べて低い側にあるた
め、上記効果によりトナーの飛び散りのない画像が得ら
れる。また記録紙Pがないときには、Rhは感光ドラム
1への不要な電荷注入を阻止するので、感光ドラム1の
帯電電位を乱すことがない。
【0058】図12はL/L、N/N、H/Hの各環境
下で良好な画像を得るために必要なシャフト電位の範囲
を示す図である。すなわち、例えばN/N環境下では良
好な画像を得るために必要なシャフト電位の範囲は、図
9から上限が1.4kV、下限が600Vである。そし
て、電源電圧と集中定数抵抗の値を変化させてシャフト
電位が上限の1.4kV、下限の600Vになる曲線を
算出してN/N上限およびN/N下限のそれぞれの曲線
を得ている。このN/N上限の曲線とN/N下限の曲線
とに挟まれた領域がN/N環境下において良好な画像を
得るために必要なシャフト電位の範囲を示す。同様に、
L/L環境下およびH/H環境下についても同様の曲線
を得ている。
【0059】そして、L/L、N/N、H/Hの各環境
下のそれぞれにおいて良好な画像を得るために必要なシ
ャフト電位の範囲が共通する範囲、すなわち図中におい
て斜線で示される範囲が各環境下のいずれにおいても良
好な画像の記録を行うことができるシャフト電位の範囲
である。
【0060】一方、転写ローラ51はH/H環境下にお
いて最も電気抵抗が低くなり、例えば5×108 Ω・c
2 程度になる。前述した等価回路の中のローラ抵抗R
rは転写ニップ部(感光ドラム1と転写ローラ51との
接触部)の面積を考慮したものである。転写ニップを
1.3mm、転写ローラ51の長手方向の長さを260
mmとすると、Rrは1.48×108 Ωとなり、図1
2で示した通り集中定数抵抗値の上限値にほぼ一致す
る。転写ローラ51の電気抵抗値より集中定数抵抗値の
ほうが大きい場合は転写ローラ51の特性が生かされ
ず、集中定数抵抗での電圧降下が大きくなり、シャフト
51aにかかる電位が非常に小さくなってしまうためで
ある。
【0061】以上のように集中定数抵抗56によってシ
ャフト51aにかかる電圧を適正な値に制御することが
可能であり、周囲環境に影響されずに常に良好な画像を
記録することができる。
【0062】ところで、本実施例では集中定数抵抗56
によって周囲環境による転写効率の変化を補償している
が、次のような構成によっても同様な効果を得ることが
できる。
【0063】すなわちまず第1には、図13に示すよう
に、20%〜90%の相対湿度の範囲で電気抵抗値が1
〜3桁程度変化する相対湿度−抵抗値特性を有するよう
に転写ローラ51を形成する。
【0064】また第2には、図14に示すように、0〜
40℃の温度の範囲で電気抵抗値が1〜3桁程度変化す
る温度−抵抗値特性を有するように転写ローラ51を形
成する。
【0065】これらによれば、転写ローラ51の電気抵
抗値が、記録紙Pの電気抵抗の変化と同様に変化するの
で、各抵抗成分への電圧の分配比を一定に保つことがで
き、これにより感光ドラム1と転写ローラ51との間に
常に一定の電界を発生させておくことができる。従っ
て、周囲環境によらずに常に良好な画像の記録が行え
る。なお本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が
可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、例えば感光ドラムなど
の無端状の感光体に形成されたトナー像を記録紙に転写
する転写器を、その表面硬度がアスカーC硬度にして5
0度以下であり、前記感光体に当接配置された転写ロー
ラと、この転写ローラに所定電圧値の転写電圧を印加す
る例えば転写電源などの電源手段とを具備して構成した
ので、中抜けを低減し、これにより高画質に記録を行う
ことができる電子写真記録装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子写真記録装置を適
用してなるファクシミリ装置の全体構成を一部破断して
示す図。
【図2】プロセスユニットAおよび転写器Cの詳細構成
を一部破断して示す図。
【図3】転写ローラ51の詳細構成を示す断面図。
【図4】スポンジ層51bをなす導電性ウレタンスポン
ジの示差熱分析(DSC測定)を行った際のDSC曲線
を示す図。
【図5】感光ドラム1と転写ローラ51との位置関係を
示す図。
【図6】感光ドラム1と転写ローラ51との当接状態を
示す図。
【図7】ワックス添加量に対する中抜け割合の関係を示
す図。
【図8】相対湿度の変化に対する記録紙の表面抵抗値の
変化の一例を示す図。
【図9】半導電性のローラを使用したローラ転写方式に
おける転写ローラ印加電圧と画像濃度との関係を示す
図。
【図10】転写電源52の電圧を1.4kVに設定した
ときの集中定数抵抗56の抵抗値とシャフト電位との関
係を示す図。
【図11】感光ドラム1、転写ローラ51、転写電源5
2および集中定数抵抗56の関係を示す等価回路。
【図12】L/L、N/N、H/Hの各環境下で良好な
画像を得るために必要なシャフト電位の範囲を示す図。
【図13】転写ローラ51の相対湿度−抵抗値特性を示
す図。
【図14】転写ローラ51の温度−抵抗値特性を示す
図。
【図15】従来技術を説明する図。
【図16】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
A…プロセスカートリッジ、 B…露光装置、C
…転写器、 D…定着装置、E…
給紙機構部、 F…送信機構部、1…
感光ドラム、 2…帯電器、3…現像
装置、 4…クリーニング装置、5
1…転写ローラ、 51a…シャフト、
51b…スポンジ層、 51c…抵抗層、
52…転写電源、 53…ローラクリ
ーニング電源、54…スイッチ、 5
5…除電ブラシ、56…集中定数抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 義明 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 堺 千展 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 福山 広高 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 樺井 隆人 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 佐藤 浩一郎 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 中村 鐵也 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 片方 聡 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の感光体に対して帯電、露光およ
    び現像の各処理を順次行って前記感光体の表面にトナー
    像を形成したのち、このトナー像を記録紙に転写するこ
    とにより前記記録紙への画像の記録を行う電子写真記録
    装置であり、 前記トナー像を前記記録紙に転写する転写器は、 表面硬度がアスカーC硬度にして50度以下であり前記
    感光体に当接配置された転写ローラと、 この転写ローラに所定電圧値の転写電圧を印加する電源
    手段とを具備するものであることを特徴とする電子写真
    記録装置。
JP4232408A 1992-08-31 1992-08-31 電子写真記録装置 Pending JPH0683217A (ja)

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CA002105255A CA2105255C (en) 1992-08-31 1993-08-31 Electrophotographic apparatus that prevents toner from attaching to a contact member of a transfer device
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