JPH06831U - 自動車用空調装置のエアフィルタ構造 - Google Patents
自動車用空調装置のエアフィルタ構造Info
- Publication number
- JPH06831U JPH06831U JP3712392U JP3712392U JPH06831U JP H06831 U JPH06831 U JP H06831U JP 3712392 U JP3712392 U JP 3712392U JP 3712392 U JP3712392 U JP 3712392U JP H06831 U JPH06831 U JP H06831U
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- filter member
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルタ部材の取替作業を容易に行なうこと
である。 【構成】 フィルタ部材11は、長尺なろ材を蛇腹状に
折り畳んでなるフィルタ部13と、該フィルタ部13の
両端縁部が取り付けられる一対の板状体14,15とか
らなる。このフィルタ部材11は、取付孔16を介して
流入口12に挿入し、一方の板状体14を回動させてフ
ィルタ部13を扇状に広げた後、板状体14を流入口1
2に固定することによりユニット10に取り付けること
ができる。また、前記フィルタ部材11は、板状体14
の固定を解除して折り畳むことにより取付孔16を介し
て流入口12から取り外すことができる。
である。 【構成】 フィルタ部材11は、長尺なろ材を蛇腹状に
折り畳んでなるフィルタ部13と、該フィルタ部13の
両端縁部が取り付けられる一対の板状体14,15とか
らなる。このフィルタ部材11は、取付孔16を介して
流入口12に挿入し、一方の板状体14を回動させてフ
ィルタ部13を扇状に広げた後、板状体14を流入口1
2に固定することによりユニット10に取り付けること
ができる。また、前記フィルタ部材11は、板状体14
の固定を解除して折り畳むことにより取付孔16を介し
て流入口12から取り外すことができる。
Description
【0001】
本考案は、自動車用空調装置のエアフィルタ構造に関するものである。
【0002】
従来、自動車用空調装置のクーラーユニットでは、図3に示すように、図示し ないブロアによって吸引される空気中に含まれるほこり等の異物が、ユニット1 に内蔵するエバポレータ2に付着したり、さらに下流側に流動しないように、フ ィルタ部材3を前記ユニット1の上流側に設けて除去するようにしている。
【0003】 前記フィルタ部材3は、長尺なろ材を所定間隔で交互に折り曲げることにより 形成したフィルタ部4を樹脂製の矩形枠体5内に取り付けたものである。一方、 クーラーユニット1には矩形の流入口6が形成され、底壁には前記フィルタ部材 3が挿入される取付孔7が穿設されている。
【0004】 そして、前記フィルタ部材3は、図3の矢印で示すように、前記クーラーユニ ット1の取付孔7を介して内部に挿入し、水平方向にスライド移動させ、続いて 2枚目を前記取付孔7から挿入し、蓋体8で抜け止めすることによりクーラーユ ニット1に取り付けられる。
【0005】
しかしながら、このようなエアフィルタ構造では、フィルタ部材3を取り替え る場合、ユニット1から蓋体8を取り外して順次フィルタ部材3を取り出し、新 しいものを取り付けた後、再び前記蓋体8を取り付けなければならず、取替作業 が面倒で時間がかかる。 本考案は前記問題点に鑑み、フィルタ部材の取替作業を容易に行なうことがで きる自動車用空調装置のエアフィルタ構造を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は前記目的を達成するため、フィルタ部材を、ユニットの上流側に配設 することにより下流側へのゴミ等の流入を防止するようにした自動車用空調装置 のエアフィルタ構造において、前記フィルタ部材を、長尺なろ材を蛇腹状に折り 畳んでなるフィルタ部と、該フィルタ部の両端縁部が取り付けられる一対の板状 体とで構成する一方、前記ユニットの空気流入口を扇形の筒状とするとともに、 当該流入口の要となる部分に、前記フィルタ部材を折り畳んだ状態で挿入可能な 取付孔を形成したものである。
【0007】
本考案では、フィルタ部材を折り畳んだ状態で取付孔を介して流入口に挿入し 、一方の板状体を回動させてフィルタ部を扇状に広げた後、板状体を流入口に固 定して取り付ける。また、前記フィルタ部材を、板状体の固定を解除して折り畳 むことにより取付孔を介して流入口から取り外す。
【0008】
次に、本考案の実施例について図1および図2に従って説明する。 図1は本考案に係るエアフィルタ構造を備えたクーラーユニット10の斜視図 を示し、11はフィルタ部材、12はユニット10に形成された流入口である。
【0009】 前記フィルタ部材11は、長尺なろ材を所定間隔で交互に折り畳むことにより 形成したフィルタ部13の両端縁部を一対の板状体14,15にそれぞれ貼着し たものである。板状体14の一端の延設部14aには貫通孔14bが穿設されて いる。そして、延設部14aを中心として板状体14を回動させた場合、前記フ ィルタ部13は扇状に広がるようになっている。
【0010】 前記流入口12は扇形形状で、その要となる部分には前記フィルタ部材11を 折り畳んだ状態で挿入可能な取付孔16が穿設されている。流入口12の内周面 には前記フィルタ部材11を挿入した際、このフィルタ部材11が流動する空気 によって下流側に移動しないように係止用の突条17が設けられている。また、 外周部には、前記取付孔16の下縁から取付片18が延設されている。この取付 片18には貫通孔18aが穿設され、樹脂ファスナ,ねじあるいはリベット等で 前記板状体14の延設部14aを固定できるようになっている。なお、前記流入 口12の内面側で、取付孔16の内縁部にはウレタンシール19が貼着されるこ とにより、空気漏れが防止されている。
【0011】 前記エアフィルタ構造を備えたクーラーユニット10では、フィルタ部材11 を取り付ける場合、このフィルタ部材11を折り畳んだままの状態で、取付孔1 6を介して流入口12内に挿入する。そして、前記板状体14の延設部14aを 押圧することにより、この延設部14aを中心として板状体14を図中反時計回 り方向に回動させる。これにより、フィルタ部13が、図中2点鎖線で示すよう に、扇状に広げられて流入口12の開口を覆うことになる。最後に、前記延設部 14aの貫通孔14bを介して前記取付片18の貫通孔18aにねじ止めするこ とにより板状体14を位置決めする。
【0012】 一方、前記フィルタ部材11を取り替える場合には、前記ねじを外し、板状体 14を図中時計回り方向に回動させて、フィルタ部13を折り畳むだけで容易に 取付孔16を介して取り出すことができる。そして、新しいものを前述のように して取り付ける。 なお、前記実施例では、フィルタ部材11のフィルタ部13を1枚のろ材で構 成するようにしたが、図2に示すように、内周側と外周側とで長さの異なる2枚 のろ材で構成するようにしてもよい。この場合、フィルタ部13の展開面積を1 枚のものに比べて大きくすることができる。
【0013】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る自動車用空調装置のエアフィル タ構造によれば、フィルタ部材を一対の板状体の間に伸縮自在なフィルタ部を設 けた構成とする一方、ユニットの入口に取付孔を有する流入口を形成するように したので、前記フィルタ部材を取付孔を介して流入口内に挿入して扇状に広げる だけで容易に取り付けることができるとともに、板状体が平行となるまで折り畳 めば容易に取り外すことができ、取替作業が容易となる。
【図1】 本実施例に係るクーラーユニットの斜視図で
ある。
ある。
【図2】 フィルタ部材の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 従来例に係るクーラーユニットの斜視図であ
る。
る。
11…フィルタ部材、12…流入口、13…フィルタ
部、14,15…板状体、16…取付孔。
部、14,15…板状体、16…取付孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルタ部材を、ユニットの上流側に配
設することにより下流側へのゴミ等の流入を防止するよ
うにした自動車用空調装置のエアフィルタ構造におい
て、前記フィルタ部材を、長尺なろ材を蛇腹状に折り畳
んでなるフィルタ部と、該フィルタ部の両端縁部が取り
付けられる一対の板状体とで構成する一方、前記ユニッ
トの空気流入口を扇形の筒状とするとともに、当該流入
口の要となる部分に、前記フィルタ部材を折り畳んだ状
態で挿入可能な取付孔を形成したことを特徴とする自動
車用空調装置のエアフィルタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3712392U JP2570871Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 自動車用空調装置のエアフィルタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3712392U JP2570871Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 自動車用空調装置のエアフィルタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06831U true JPH06831U (ja) | 1994-01-11 |
JP2570871Y2 JP2570871Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12488830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3712392U Expired - Fee Related JP2570871Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 自動車用空調装置のエアフィルタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570871Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427948B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 이베퍼레이터의 에어 필터 장착 구조 |
KR100462576B1 (ko) * | 2002-11-23 | 2004-12-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 에어컨 필터구조 |
KR20110131997A (ko) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | 한라공조주식회사 | 차량용 송풍장치 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP3712392U patent/JP2570871Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427948B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 이베퍼레이터의 에어 필터 장착 구조 |
KR100462576B1 (ko) * | 2002-11-23 | 2004-12-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 에어컨 필터구조 |
KR20110131997A (ko) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | 한라공조주식회사 | 차량용 송풍장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2570871Y2 (ja) | 1998-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |