JPH068289U - テープカセット包装体 - Google Patents

テープカセット包装体

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Publication number
JPH068289U
JPH068289U JP5275392U JP5275392U JPH068289U JP H068289 U JPH068289 U JP H068289U JP 5275392 U JP5275392 U JP 5275392U JP 5275392 U JP5275392 U JP 5275392U JP H068289 U JPH068289 U JP H068289U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cassette
box
openings
height
sleeve film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5275392U
Other languages
English (en)
Inventor
公男 田中
真矢 富沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP5275392U priority Critical patent/JPH068289U/ja
Publication of JPH068289U publication Critical patent/JPH068289U/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセット取り出し等の作業性が良く、
テープカセットを損傷することのない、安価なものにす
る。 【構成】基板26と側壁28とからなる箱24をトレー
にし、他の同一形状、大きさを有する箱32をキャップ
として用いて、テープカセット集合体40を収納し、外
側にスリーブフィルム44を施してシュリンク包装す
る。そして、側壁28、34の高さをテープカセット集
合体40の高さの2分の1未満にし、スリーブフィルム
44の両開口部46等の付近にある側壁28、34の一
部にフラップ36等を設け、両開口部46等を閉じる。
このため、箱材を節約でき、少ない資材で被って、輸送
可能な状態にできる。又、内部に塵埃等が侵入せず、テ
ープカセットを保護できる。しかも、取り出し時にはフ
ィルム44を開口部46等から破ればテープカセットを
簡単に取り出せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数のテープカセットを重ねて並べた集合体を被う包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多数のテープカセットは箱の中等に一定数まとめて収納して、輸送或い は保管を行っている。例えばビデオテープカセットの輸送では、図5に示すよう にして外装用の段ボール箱10に、50カセット毎まとめて収納する。その際、 先にテープカセット12を10個ずつ重ねてシュリンク包装し、その一部につま み14を設ける。そして、この包装体16を5組、上下のスペーサ18(18a 、18b)、左右のスペーサ20(20a、20b)と共に、箱内に入れて蓋2 2をした後、合わせ目に粘着テープを施す。因みに、5組のシュリンク包装体1 6の内、両端と中央にあるものはいずれもつまみ16を下方に向け、左端のもの は更に他のものと前後を反対にしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような包装形態では10カセットずつ包装したシュリンク 包装体16を5組用意し、上下、左右のスペーサ18、20と共に、それ等の全 部を段ボール箱10に収納するため、包装資材のコストが高くなる。又、テープ カセット12の取り出し時には粘着テープを剥がし、蓋22を開けて各スペーサ 18、20を取り出した後、つまみ14を持ってシュリンク包装体16を段ボー ル箱10から引き出さなければならない。しかし、各包装体16がきちっと入っ ているため取り出し難く、作業性が悪い。
【0004】 本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、テープカセ ット取り出し等の作業性が良く、テープカセットを損傷することのない、安価な テープカセット包装体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によるテープカセット包装体では方形状基 板26とその4辺から突出する側壁28とからなる箱24をトレーにし、他の同 一形状、大きさを有する箱32をキャップとして用い、それ等の箱内に複数のテ ープカセット38を重ねて並べた集合体40を収納し、その外側をスリーブフィ ルム44でシュリンク包装する。
【0006】 そして、各箱24、32の側壁28、34の高さを収納したテープカセット集 合体40の高さの2分の1未満にし、スリーブフィルム44の両開口部46等の 付近にある少なくとも一方の側壁28、34の一部にフラップ30、36を設け 、それ等のフラップ30、36で両開口部46等を閉じると好ましくなる。
【0007】
【作用】
上記のように構成し、一方の箱24をトレーにし、他の同一箱32をキャップ として用い、外側にスリーブフィルム44を施してシュリンク包装をすると、少 ない資材でテープカセット集合体40を被い、全体をしっかり結合して取り扱い 易くし、輸送等を行える。しかも、テープカセット38の取り出し時にはスリー ブフィルム44をいずれかの開口部46等から引きちぎる等して取り除き、キャ ップ用の箱32を取る。すると、テープカセット集合体40の上部が露出するの で、トレー用の箱24から全部のテープカセット38を一度に或いは適宜数ずつ 簡単に取り出せる。
【0008】 そして、各側壁28、34の高さを収納したテープカセット集合体40の高さ の2分の1未満にすると、それ等の箱内に収納したテープカセット集合体40の 胴部42を箱24、32から露出させ、その露出部分に相当する箱材を節約でき る。しかも、その露出部分は外側にスリーブフィルム44を施してシュリンク包 装をすると、ほとんど被うことができる。しかし、なおスリーブフィルム44の 両開口部46等に当たる部分が露出状態で残るため、そのままでは露出部分から 内部に塵埃等が侵入し、テープカセット38を損傷する恐れがあるので、そこは 側壁28、34の一部に設けた対応するフラップ30、36で閉じる。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。 図1は本考案を適用したビデオテープカセット包装体を示す斜視図、図2はそ の包装体の資材として用いる箱を示す斜視図である。図中、24はコートボール 製の平箱、26はその方形状基板、28はその4辺から基板面に垂直に突出する 側壁である。この側壁28の高さは等しく、収納するテープカセット集合体の高 さの3分の1弱にする。そして、左側に位置する側壁28の縁中央部に方形状フ ラップ30を設けて立ち上げる。なお、このようなフラップを更に右側に位置す る側壁28に設けてもよい。
【0010】 テープカセット集合体を包装する場合、平箱24と同一形状、大きさの平箱3 2を用意する。そして、図3に示すように一方の平箱24をトレーにし、他方の 平箱32をキャップとして用いる。但し、キャップにする平箱32は下に向け、 側壁34から突出するフラップ36の位置を右側にする。このトレー用平箱24 には裸のままビデオテープカセット38を重ねて並べた、例えば50個のテープ カセット38からなる集合体40を矢印方向に移動して入れる。その際、10個 ずつまとめたものを5組入れ、テープカセット集合体40を形成する。その後、 キャップ用平箱32を移動してテープカセット集合体40に被せる。
【0011】 すると、図4に示すようにテープカセット集合体40の上部と下部が平箱24 、32で被われ、胴部42が露出する。しかし、左右胴部42の中央部はそれぞ れフラップ30、36で被う。それ故、フラップ30、36を少なくとも先端縁 が相対する側壁34、28の縁に達するまで突設する。当然、フラップ30、3 6は側壁34、28の縁を超えて突出させ、それ等の内側に入れ或いは外側に出 して一部を重ねた方がよい。
【0012】 更に、図1に示すように外側にポリエチレン製のスリーブフィルム44を施し てシュリンク包装する。その際、周囲方向の収縮率を50%、左右方向の収縮率 を5%程度にする。すると、テープカセット集合体40の胴部42の露出部分が フィルム44で被われ、全体がしっかりと結合するので取り扱い易くなる。しか も、スリーブフィルム44の両開口部46等に当たる部分はそれぞれ対応するフ ラップ30、36で閉じられる。それ故、内部に塵埃等が侵入せず、テープカセ ット38を保護して損傷を防止できる。なお、スリーブフィルムとして半透明或 いは不透明のフィルムを用いてもよい。
【0013】 テープカセット38を取り出す場合、スリーブフィルム44の開口部46等の 縁に爪を掛け、フィルム44を引きちぎる等して取り除き、キャップ用平箱32 を取る。すると、テープカセット集合体40の上半分以上が露出する。そこで、 トレー用平箱24から全部のテープカセット38を一度に或いは適宜数ずつ簡単 に取り出せる。
【0014】 なお、上記実施例では箱材としてコートボールを用いたが、段ボール、プラス チック等を使用してもよい。但し、段ボールを用いると、紙粉が出易いのでテー プカセット集合体を一旦フィルムで被ってから箱に収納する。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した本考案によれば、方形状基板とその4辺から突出する側壁とから なる箱をトレーにし、他の同一形状、大きさを有する箱をキャップとして用い、 外側にスリーブフィルムを施してシュリンク包装するため、少ない資材でテープ カセット集合体を被って輸送可能な状態にできる。それ故、包装体が安価になる 。しかも、テープカセットを取り出す時にはフィルムを開口部から引きちぎる等 して取り除き、キャップ用の箱を取ると、テープカセット集合体の上部が露出し て簡単に取り出せるので、作業性が良くなる。
【0016】 更に、各箱の側壁の高さを収納したテープカセット集合体の高さの2分の1未 満にすると、収納したテープカセット集合体の胴部が箱から露出するが、箱材を 節約できる。しかも、その露出部分は外側にスリーブフィルムを施してシュリン ク包装すると、ほとんど被うことができる。しかし、スリーブフィルムの両開口 部に当たる部分が残るので、両開口部の付近にある少なくとも一方の側壁の一部 にフラップを突設して、それ等のフラップで両開口部を閉じると、内部に塵埃等 が侵入せず、テープカセットを保護して損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したビデオテープカセット包装体
を示す斜視図である。
【図2】同包装体の資材として用いる平箱を示す斜視図
である。
【図3】同平箱によるビデオテープカセット集合体への
包装過程を示す斜視図である。
【図4】同平箱による包装状態を示す斜視図である。
【図5】従来の段ボール箱等によるビデオテープカセッ
ト集合体への包装過程を示す斜視図である。
【符号の説明】
24、32…平箱 26…基板 28、34…側壁 3
0、36…フラップ 38…テープカセット 40…テープカセット集合体
42…胴部 44…スリーブフィルム 46…開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状基板とその4辺から突出する側壁
    とからなる箱をトレーにし、他の同一形状、大きさを有
    する箱をキャップとして用い、それ等の箱内に複数のテ
    ープカセットを重ねて並べた集合体を収納し、その外側
    にスリーブフィルムを施してシュリンク包装することを
    特徴とするテープカセット包装体。
  2. 【請求項2】 各箱の側壁の高さを収納したテープカセ
    ット集合体の高さの2分の1未満にし、スリーブフィル
    ムの両開口部の付近にある少なくとも一方の側壁の一部
    にフラップを設け、それ等のフラップで両開口部を閉じ
    ることを特徴とする請求項1記載のテープカセット包装
    体。
JP5275392U 1992-07-03 1992-07-03 テープカセット包装体 Withdrawn JPH068289U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275392U JPH068289U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 テープカセット包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275392U JPH068289U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 テープカセット包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068289U true JPH068289U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12923660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5275392U Withdrawn JPH068289U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 テープカセット包装体

Country Status (1)

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JP (1) JPH068289U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294646U (ja) * 1976-01-12 1977-07-15

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003