JPH0431231Y2 - - Google Patents

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JPH0431231Y2
JPH0431231Y2 JP13334086U JP13334086U JPH0431231Y2 JP H0431231 Y2 JPH0431231 Y2 JP H0431231Y2 JP 13334086 U JP13334086 U JP 13334086U JP 13334086 U JP13334086 U JP 13334086U JP H0431231 Y2 JPH0431231 Y2 JP H0431231Y2
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JP
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shape
tape
tape preparation
retaining material
bottom wall
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、テープ製剤が取扱い中に落下しない
うえ、出納する際や移動中に剥離したり、皺がよ
らず、しかも、テープ製剤を容易に取り出せるよ
うにしたテープ製剤用保形材に関するものであ
る。
(b) 従来の技術 一般に、テープ製剤は包装材に入れて保存され
るが、これを持ち運んだり、テープ製剤を出納す
る時等にテープ製剤が包装材内で移動してテープ
が剥がれたり、皺が発生したりすることがある。
このようなテープ製剤の剥離や皺の発生を防止
するために、通常、テープ製剤は、第5図に示す
ような保形材1′に包んでから包装材に入れられ、
保存される。この従来のテープ製剤用保形材は、
通常、長方形に形成され、図示しないテープ製剤
を包むように折り畳んで使用される。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の保形材1′は、
折り畳まれた保形材1′を開けば容易にテープ製
剤を取り出せる反面、保形材1′を折り畳んだ状
態で包装材に出し入れするので取り扱いが煩雑で
あり、又、テープ製剤が少量になるとテープ製剤
が保形材から滑落する等の問題がある。
本考案は、上述の事情を考慮してなされたもの
であつて、使用によりテープ製剤の量が少なくな
つてもテープ製剤が落下せず、しかも、取り扱い
が簡単で、テープ製剤を容易に取り出せるように
したテープ製剤用保形材を提供することを目的と
するものである。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案に係るテープ製剤用保形材は、上記の目
的を達成するために、上面が解放された箱体であ
つて、該箱体の底壁に少なくとも1ヶ所の指挿通
部が設けられているという技術的手段を講じたも
のである。
以下、本考案を詳細に説明する。
本考案は、上面が解放された箱型の保形材であ
つて、その底壁に指挿通部が形成されているが、
該指挿通部は、指を挿通しうる程度の大きさのも
のであればその形状は特に限定されるものではな
く、具体的には、円形、楕円形、矩形等の任意の
形状に形成されたり、保形材の一側部を部分的に
切欠いて形成してもよいのである。
又、本考案の保形材の本体は紙、合成樹脂等で
形成すればよく、特に、安価なポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン等
の合成樹脂で形成することが製造が簡単であり、
コストダウンを図るうえでも好ましい。
(e) 作用 このように構成されたテープ製剤用保形材によ
れば、当該保形材の4方に周壁を有しているの
で、テープ製剤が使用されて全体として薄くなつ
ても底壁に沿つて滑り落ちることがない。
又、本体が保形力の強い箱型に形成されている
ので、その中に収納されているテープ製剤の移動
を確実に防止でき、テープ製剤の剥離や皺の発生
を防止しうる作用を有するのである。
更に、テープ製剤用保形材の底壁には、指挿通
部が形成されているから、該保形材を一方の手で
下方から上方に向けて挿通することによりテープ
製剤を保形材の外に露出させたり、テープ製剤を
指で摘まむことによりテープ製剤を容易に取り出
せる作用を有するのである。
(f) 実施例 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
が、本考案はこれに限定されるものではない。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、こ
のテープ製剤用保形材1は、底壁2と、該底壁2
の四周縁に立設された周壁3a,3b,3c,3
dによつて上面が解放された箱型に形成されて成
る。
又、上記底壁2には、正面視において、その左
側略中央に、円形(直径20mm)の指挿通部4が形
成されている。
尚、上記保形材1は合成樹脂で形成されてお
り、又各周壁3a,3b,3c,3dの上端縁部
には外鍔状のフランジ5が連接されて成る。
上記の構成において、図示しないテープ製剤は
底壁2と、4方の周壁3a,3b,3c,3dと
に囲まれた箱体の内部空間に挿入される。そし
て、底壁2に沿つたテープ製剤の移動はテープ製
剤の厚さに拘わりなく4方の周壁3a,3b,3
c,3dによつて阻止されるので、テープ製剤の
移動によるテープ製剤の剥離や皺の発生を防止で
きる一方、使用によつてテープ製剤が薄くなつて
も保形材1からテープ製剤が滑り出して落ちるこ
とを確実に防止できるのである。
又、保形材1を図示しない包装材から取り出
し、底壁2の指挿通部4に下方から上方に向かつ
て指を挿通することによりテープ製剤を保形材1
の外に露出させることができ、これによつて、テ
ープ製剤を極めて容易に取り出すことができるの
である。
特に、上記フランジ5の補強効果によつて保形
材1の保形力が高められているのであり、又、上
記フランジ5を設けることによつて、保形材1を
手で持つた時に、このフランジ6が指に引つ掛か
るから保形材1を持ち易くなるのである。
ところで、上記の一実施例において、第2図に
示すようにフランジ5を省略することも可能であ
る。
更に、第3図に示す本考案の他の実施例では、
正面視において、保形材1の左側端部中央をU字
状に切欠いて指挿通部4が設けられている。
この実施例では、保形材1の1隅部をU字状に
切欠いて指挿通部4が形成されているから該指挿
通部4において、テープ製剤を指で摘んで容易に
取り出すことができるのである。
又、第4図は本考案のもう一つの実施例であ
り、テープ製剤用保形材1にはその一側部と底壁
2に指挿通部4,4が設けられて成る。
この実施例も、上記実施例と同様にしてテープ
製剤を極めて容易に取り出すことができるのであ
る。
(g) 考案の効果 本考案のテープ製剤用保形材によれば、以上に
説明したように、保形材の包装材への出し入れが
簡単で取り扱い易いうえ、保形材の周壁によつて
その中のテープ製剤の移動を阻止でき、これによ
つて、テープ製剤の剥離や皺の発生を防止できる
と共に、使用によつてテープ製剤が少なくなつた
り、その厚さが薄くなつてもテープ製剤の保形材
からの脱落を確実に防止できる効果を有するので
ある。
又、保形材の一側部又は底壁のうち少なくとも
一方に指挿通部を形成し、該指挿通部において、
指を挿通してテープ製剤を露出させるか或いはテ
ープ製剤を指で摘んでテープ製剤を極めて容易に
取り出せる効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はそれぞれ本考案の異なる
実施例を示す斜視図、第5図は従来例の斜視図で
ある。 1……保形材、2……底壁、3a……周壁、3
b……周壁、3c……周壁、3d……周壁、4…
…指挿通部、5……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が解放された箱体であつて、該箱体の底壁
    に少なくとも1ケ所の指挿通部を設けたことを特
    徴とするテープ製剤用保形材。
JP13334086U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0431231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13334086U JPH0431231Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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JP13334086U JPH0431231Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6339129U JPS6339129U (ja) 1988-03-14
JPH0431231Y2 true JPH0431231Y2 (ja) 1992-07-28

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ID=31033564

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JPS6339129U (ja) 1988-03-14

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