JPH0682782B2 - キヤパシタ - Google Patents

キヤパシタ

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JPH0682782B2
JPH0682782B2 JP60054412A JP5441285A JPH0682782B2 JP H0682782 B2 JPH0682782 B2 JP H0682782B2 JP 60054412 A JP60054412 A JP 60054412A JP 5441285 A JP5441285 A JP 5441285A JP H0682782 B2 JPH0682782 B2 JP H0682782B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/10DRAM devices comprising bipolar components

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は大規模集積回路(LSI)用小面積かつ大容量の
キヤパシタに係り、特に誘電体が薄くなつても良好な耐
熱性を有し、かつ、配線材料のはがれによる不良のない
キヤパシタに関する。
〔発明の背景〕
LSI、特にバイポーラメモリにおいては高速動作を行つ
たり、α線によるソフトエラーの発生を防止するために
フリツプフロツプ型メモリセルの負荷抵抗に並列にキヤ
パシタを形成することは特開昭53-43485号,特開昭53-7
5829号に記載されているように周知の事実である。
上記バイポーラメモリ用キヤパシタは現在シヨツトキバ
リアダイオードの接合容量を利用している。しかし、上
記シヨツトキバリアダイオードの容量密度は最大3.4fF/
μm程度である。また、上記メモリセルが高速かつα
線によるソフトエラーを発生させず動作するためには、
上記キヤパシタは1個当り0.5pF程度の静電容量が必要
である。したがつて、1個のキヤパシタの所要面積は約
150μmにもなり、メモリセルの面積の大部分を占有
してしまい高集積化の大きな障害となつていた。そこ
で、シヨツトキバリアダイオードの面積を縮小し、その
際の容量の減少分をキヤパシタによつて補うことにし
た。しかし、キヤパシタを導入する場合、メモリセル設
計上の問題から、メモリセルを縮小するためには、少な
くとも容量密度は7.0fF/μm以上あることが望まし
い。
上記キヤパシタ用誘電体としては、Siの熱酸化膜または
比誘電率の大きいタンタル酸化膜がリーク電流が小さく
かつ欠陥密度も低くて良好な材料であるが、7.0fF/μm
程度の容量密度を得るためには、熱酸化膜では膜厚50
Å,タンタル酸化膜でも150Å以下の膜厚にすることが
必要である。
発明者らは、上記誘電体を用いてバイポーラメモリセル
用キヤパシタを形成した。第1図に該キヤパシタの断面
図を示す。図の1はp型シリコン基板、2は素子間分離
絶縁膜、4はN+型高濃度拡散領域、5は反応性スパツタ
法によつて形成した膜厚100Åのタンタル酸化膜、7は
バリアメタルのTi−W合金、8はAl−Si合金である。Ti
−W7は高速バイポーラメモリのトランジスタのエミツ
タ,コレクタ,ベースまたはシヨツトキバリアダイオー
ドのコンタクト部からAl−Si配線8を引き出す際、Al−
Si配線8とコンタクト部の電極材料の間の反応を防止す
るために、必要とされている。
第1図のキヤパシタをバイポーラメモリ形成工程に導入
する際、前記キヤパシタを形成したのち、コンタクトア
ロイ等の熱処理工程が必要なため、少なくとも475℃で
5時間ほどの熱処理で素子の特性が変動しないことが必
要とされている。ところが、第1図に示したキヤパシタ
を475℃で5時間、窒素雰囲気中で熱処理した所、キヤ
パシタの歩留りが著しく低下し、LSI用キヤパシタとし
て十分な信頼性が得られないことが分つた。この現象は
特に誘電体膜が薄いほど著しいことがわかつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は大容量かつ小面積のキヤパシタを形成す
る際、誘電体が薄くなつても熱処理によつて絶縁耐圧の
劣化の起こりにくいキヤパシタを提供することにある。
〔発明の概要〕
上述のごとくAl−Si/Ti−W/Ta2O5/Si型キヤパシタが熱
処理によつて耐圧の劣化を起こしたのは酸化タンタル
(Ta2O5)膜が電極であるTi−Wとの反応によるものと
考えた。この反応は電極材料がTa2O5膜を還元して導電
体にするものと考えて、以下に示すように酸化の自由エ
ネルギーを各電極材料について比較した。
表1に、T.B.リード(Reed)著“フリー・エナジー・オ
ブ・フオーメーシヨン・オブ・バイナリー・コンパウン
ド(Free Energy of Formation of Binary Compound
s)”ザ・MIT・プレス社より求めた各種電極材料の酸素
分子1モル当りの酸化の自由エネルギーを絶対値の大き
い順に示した。
なお、自由エネルギーの値は450℃での値で示した。
表1より、良好な絶縁材料として知られているSiO2,Ta
2O5の電極材料としてAl,Hf,Zr,Tiを用いるとSiO2,Ta2O
5膜は環元されて耐圧不良の原因となるが、Nb,V,W,Mo,C
r等の電極を用いるとSiO2,Ta2O5膜は酸化される方向に
反応が進む傾向があるため耐圧不良は起こりにくいこと
が予想される。
そこで、第1図のキヤパシタが耐圧不良を起こした原因
は、上部電極7のTi−W合金中のTiがTa2O5膜を環元し
たことによるものと考えられる。
したがつて、発明者らは、Ta2O5膜またはSiO2膜上の電
極材料はNb,V,Mo,CrもしくはそれらのSi合金が良い材料
であると考え、それらの電極材料を用いてキヤパシタの
耐熱性およびLSIプロセスとの適合性について検討し
た。
その結果、特に、W,Mo,CrおよびそれらのSi合金が耐熱
性の良いキヤパシタを提供しうることがわかつた。
しかし、LSI素子の配線材料は電気抵抗の低いAl−Siが
必須であり、上記のキヤパシタ用電極は必ずしも反応性
の強いAlと下地の素子との反応を防ぐ良いバリアメタル
であるとは限らないことがわかつた。例えば、Ta2O5
上のWは接着性も良く、耐熱性も良いが、フイールド酸
化膜上に形成した場合には、フイールド膜のプロセス上
生じる汚染やW膜自身の内部ストレスによつて微細な配
線部ではがれることがあり信頼性上の問題点があること
が分つた。
それに対して、従来のバリアメタルTi−W合金,Ti−Si
合金,Ti−N合金ではTiがSiO2中のSiと反応することに
よつてはがれを防止する効果のあることが表1の結果か
ら考えられる。
従つて、LSI用の配線材料はある程度SiO2,Siと反応する
ことによつて接着性を保つが、バイポーラメモリ用キヤ
パシタの誘電体として必要なSiO2又はTa2O5膜の膜厚は1
00Å程度以下であり、電極材料と誘電体との反応はキヤ
パシタ特性の極端な変動を引きおこしてしまう。
そこで、本発明では、キヤパシタ部の電極にはW,Mo,Cr
およびそれらのSi合金を用いて、配線部分はAl−Si/Ti
−W(Ti−N,Ti−Si)合金を用いて、耐熱性の良好な薄
膜キヤパシタをバイポーラメモリ工程に導入することに
成功した。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
第2図に本発明による耐熱性の良好なキヤパシタを装備
してα線によるソフトエラーを防止したバイポーラ型メ
モリセルの部分断面図を示す。
第2図において、1はp型のSi基板、2は素子間分離絶
縁膜、3はn+型埋込層、4はキヤパシタ用下部電極とな
るn+エピタキシヤルSi層、5は誘電体である100Å膜厚
のTa2O5膜、6は上部電極で1000ÅのW膜、7はバリア
メタルのTi−W合金、8は配線材料のAl−Si合金、9は
トランジスタのベース領域のp+型Si層、10はエミツタ領
域のn+型領域、11はエミツタ取出し電極のn型にドープ
された多結晶Si、12は電極材料であるPtシリサイド層を
それぞれ示している。
この実施例のキヤパシタ構造において、Ta2O5膜5の上
部電極6はW膜からなるため、ポストメタルアニール、
また、第2図の構造の上に層間絶縁膜を形成し多層配線
を形成する際などの熱工程を通っても絶縁耐圧は劣化し
ない。
またバリアメタル7としてTi−W合金を用いているた
め、配線のはがれなども起こりにくい。
したがつて、本発明によつて、誘電体の膜厚が100Å程
度と薄い材料を用いて小面積かつ大容量のキヤパシタを
形成しても耐熱性の良好なキヤパシタをLSI製造工程に
導入することができる。
本実施例では、誘電体5としてTa2O5を用いて本発明の
概念を説明したが、誘電体はSiO2,Si3N4あるいは、TiO
2,HfO2,V2O3,ZnO2,Nb2O5等の金属酸化膜,およびそ
れらの混合物,多層膜を用いても、本発明の概念は適用
できる。また、バリアメタルとしてはTi−W合金を用い
た例を説明したが、Ti−Si,Ti−N合金も同様な効果を
有している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電極配線材料のTi系合金の下地に誘電
体を環元しないW,Mo,Crおよびそれらのシリサイドを形
成することによつて、耐熱性の良好なキヤパシタを形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型キヤパシタの断面図、第2図は本発明の
一実施例になるキヤパシタを装備した高速バイポーラメ
モリの部分断面図である。 1……p型Si基板、2……素子分離絶縁膜、3……n+
込層、4……n+エピタキシヤル層、5……誘電体(Ta2O
5)、6……W電極、7……Ti−W合金、8……Al−Si
合金、9……p+エピタキシヤル層、10……n+拡散層、11
……エミツタ電極、12……Ptシリサイド層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性材料からなる下部電極と、当該下部
    電極の上に形成された誘電体膜と、当該誘電体膜の上に
    形成されたW,Mo,Cr,W−Si合金、Mo−Si合金およびCr−S
    i合金からなる群から選択された材料からなる第1の導
    電膜と、当該第1の導電膜の上に形成されたTi−W合
    金、Ti−Si合金およびTi−N合金からなる群から選択さ
    れた材料からなる第2の導電膜と、当該第2の導電膜の
    上に形成されたAl合金からなる第3の導電膜を有するこ
    とを特徴とするキャパシタ。
  2. 【請求項2】上記誘電体膜はTa2O5を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のキャパシタ。
  3. 【請求項3】上記誘電体膜は、Ta2O5膜とSiO2膜若しく
    はSi3N4膜の積層膜であることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のキャパシタ。
  4. 【請求項4】上記誘電体膜はSiO2、Si3N4,TiO2,Hf
    O2,V2O3,ZnO2およびNb2O5からなる群から選択された
    材料の混合物からなる膜若しくは当該材料からなる膜の
    積層膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のキャパシタ。
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