JPH0682611A - リフレクタ - Google Patents

リフレクタ

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Publication number
JPH0682611A
JPH0682611A JP4262969A JP26296992A JPH0682611A JP H0682611 A JPH0682611 A JP H0682611A JP 4262969 A JP4262969 A JP 4262969A JP 26296992 A JP26296992 A JP 26296992A JP H0682611 A JPH0682611 A JP H0682611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflector
distance
photoelectric switch
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4262969A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuki Imaoka
伸紀 今岡
Takeshi Hayashi
武司 林
Ryoichi Kusano
良一 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH0682611A publication Critical patent/JPH0682611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回帰反射型光電スイッチとの間隔が短い短距
離用のリフレクタを提供すること。 【構成】 リフレクタ10の光を入射する第1の面11
aを球面状に湾曲した凹面として形成する。そしてその
裏の第2の面11bにはコーナキューブ12を形成す
る。こうすれば入射した光は入射した方向に反射される
が、球面状に形成されているため反射光がわずかに拡散
して回帰反射型光電スイッチ側に反射することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回帰反射型光電スイッチ
等に用いられるリフレクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回帰反射型光電スイッチは投光部より光
を物体検知領域に向けて照射しており、物体検知領域と
の間にリフレクタを配置している。図3は回帰反射型光
電スイッチを示す図であって、投光部1内に発光ダイオ
ード等の投光素子2を設け、投光レンズ3によって光を
平衡光としてリフレクタ4側に照射している。リフレク
タ4は光が照射される面が平坦に形成され、裏面にコー
ナキューブが構成されたものである。図4はリフレクタ
4の拡大図であって、入射光を入射と同一の方向に反射
することができる。従って回帰反射型光電スイッチの受
光部5には通常常に反射光が入光しており、レンズ6及
び受光素子7によって光を受光する。そして光電スイッ
チとリフレクタ4との間を物体が通過すると、遮光され
ることによって受光部5に反射光が得られなくなる。従
ってこの光の遮光状態に基づいて物体を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにリフレクタ4
では反射光がその裏面のコーナキューブによって反射さ
れるため、リフレクタのコーナキューブの1ピッチ分だ
け反射光が広がることとなる。従って理想的なリフレク
タ4の場合には受光部5側には反射光はほとんど得られ
なくなる。しかし光電スイッチとリフレクタ4との距離
Lが十分大きく、投受光部の距離dが小さければリフレ
クタ4によってわずかに光が広がるため、受光レンズ6
にも光が入射される。この投受光部の距離dは5〜15mm
程度であり、これに対して距離Lが十分大きく例えば2
〜10m程度であれば、リフレクタ4を理想的な状態に仕
上げるようにしても、わずかな誤差分で十分受光レンズ
側に光が入射する。図5は回帰反射型光電スイッチとリ
フレクタ4との距離Lに対する受光量の変化を示すグラ
フである。一般的なリフレクタでは、曲線Aに示すよう
に1mを越えたところにピークを有し、距離Lがこれよ
り大きくなれば受光量が徐々に減少する。一方理想的な
リフレクタに近づけば近づくほど例えば曲線Bに示すよ
うにこのピークが遠距離になる。従って遠距離の特性は
良くなるが、近距離の特性は悪くなることとなる。
【0004】一方定格検出距離が1m以下の近距離用の
反射型光電スイッチでは、一般的なリフレクタを用いて
も受光量が小さく、感度が悪くなるという欠点があっ
た。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、近距離での受光量を大きくでき
る近距離用のリフレクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は光ビームが入射
される一方の面に球面状に湾曲した凹面を形成し、その
裏面にはコーナキューブを形成したことを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、球面
状に形成された凹面側に光を入射した場合にはその光が
リフレクタ内を透過し、他方の面のコーナキューブに反
射して入射光と同一方向に反射される。この場合一方の
面が凹面状に形成されているため、凹レンズの作用によ
って反射光がわずかに拡散することとなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるリフレクタの
構成を示す正面図及び断面図である。本図に示すように
リフレクタ10は光ビームが入射される第1の面11a
が内向きに窪み、球面状に湾曲した凹部となるように形
成されている。そしてその裏の第2の面11bには、通
常のリフレクタと同様に入射した光をそのまま同一方向
に反射するためのコーナキューブ部12が第2の面11
bの全面に形成されている。ここで第1の面11aの曲
率半径は反射型光電スイッチとリフレクタとの距離Lに
対応させて設定するものとする。例えば使用範囲が0〜
1mの範囲では、この曲率半径は例えば 690mmとする。
この場合、距離Lに対する受光量は図5の曲線Cで示す
ものとなる。そして距離Lがこれより短くなれば曲率半
径もそれに対応させて短くすることが好ましい。又曲率
半径を大きくすれば、平面に近づくにつれて図5の曲線
Aに示すように一般的なリフレクタの特性に近づいてい
くこととなる。従って距離に対応した曲率半径を選択し
ておく。
【0009】こうすれば図2に示すように、投光部1か
ら照射された平衡光は本実施例によるリフレクタ10に
照射され、第2の面11bのコーナキューブ12で入射
方向と同一方向に反射するが、そのとき第1の面11a
が球面状に湾曲しているため、光がわずかに拡散する。
そしてその光が受光部5に入射されることとなる。従っ
て反射型光電スイッチとリフレクタ10との距離が短い
短距離用の光電スイッチに適したリフレクタとなってい
る。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、反射型光電スイッチの投光部よりリフレクタに光を
照射すると、リフレクタでわずかに光を拡散して受光部
に伝えられる。従ってリフレクタと光電スイッチとの距
離が短い回帰反射型光電スイッチでは、受光部での受光
量が大きくなる。従って短距離用の回帰反射型光電スイ
ッチに適したリフレクタが得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるリフレクタの正面図及
び断面図である。
【図2】本実施例によるリフレクタを回帰反射型光電ス
イッチのリフレクタとして用いた状態を示す図である。
【図3】従来のリフレクタの使用状態を示す図である。
【図4】従来のリフレクタの光の反射状態を示す図であ
る。
【図5】リフレクタと回帰反射型光電スイッチの距離に
対する受光量の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
10 リフレクタ 11a 第1の面 11b 第2の面 12 コーナキューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームが入射される一方の面に球面状
    に湾曲した凹面を形成し、その裏面にはコーナキューブ
    を形成したことを特徴とするリフレクタ。
JP4262969A 1992-09-03 1992-09-03 リフレクタ Pending JPH0682611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4262969A JPH0682611A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 リフレクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4262969A JPH0682611A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 リフレクタ

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JPH0682611A true JPH0682611A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17383066

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JP4262969A Pending JPH0682611A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 リフレクタ

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