JPH0682213U - 壁パネルの横目地シール材 - Google Patents

壁パネルの横目地シール材

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Publication number
JPH0682213U
JPH0682213U JP2798393U JP2798393U JPH0682213U JP H0682213 U JPH0682213 U JP H0682213U JP 2798393 U JP2798393 U JP 2798393U JP 2798393 U JP2798393 U JP 2798393U JP H0682213 U JPH0682213 U JP H0682213U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
horizontal
indoor side
horizontal joint
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2798393U
Other languages
English (en)
Inventor
聡 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2798393U priority Critical patent/JPH0682213U/ja
Publication of JPH0682213U publication Critical patent/JPH0682213U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の壁パネルの屋内側の横目地をシール
するシール材のシール性能を改善することである。 【構成】 上端面が断面凸形で、下端面が断面凹形のパ
ネル材1が積み上げられた壁パネルの屋内側の横目地2
Bに設けるシール材60において、シール材60の本体
部61の外端上縁に、上記横目地2Bに通じる縦方向の
隙間10をシールするリブ62を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の外壁を構成する壁パネルの横目地、特に屋内側の横目地を シールするシール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すように、コンクリート等からなるパネル材1を積み上げ、かつ左右 に配列して構成した壁パネルでは、横目地2および縦目地3にシール材が設けら れる。パネル材1としては、上端面を断面凸形に形成するとともに、下端面を断 面凹形に形成したものが用いられており、パネル材1は上下端を嵌め合せるよう にして積み重ねられる。
【0003】 目地2,3のうち、横目地2のシール構造としては、図2および図3(A)に 示すように、屋外側の横目地2Aには一次シール材5が設けられるとともに開口 がコーキング材4で封止されており、屋外側の横目地2Bには2次シール材6が 設けられている。
【0004】 図2および図3(B)に示すように、上下に積み重ねられたパネル材1は通常 、数段おきに屋内側の下端が受けアングル7により支持されている。この受けア ングル7は一般に、壁パネル1の内面に沿って立設された図略の鉄骨柱間にかけ 渡されている梁部材8に設けられており、その支持部71が横二次シール材6の 上に入り込む状態となり、その分、横二次シール材6は下へ押し込まれる。
【0005】 この結果、図4に示すように、支持部71の両側では、横二次シール材6と上 側のパネル材1の下端面の間に隙間9が生じる。上記コーキング材4は長期使用 において材質の劣化や、上下のパネル材の層間変位等によって破断、亀裂が生じ 、内部に水が侵入する。侵入した水が風圧等によって更に横一次シール材5から 内部に浸透し、横二次シール材6に至った場合、上記隙間9から屋内に水が漏れ るおそれがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は上面が受けアングルにより押込まれても、受けアングルまわり で水漏れが生じるおそれのない横二次シール材を提供することを課題としてなさ れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図1に示すように、上端面が断面凸形で、下端面が断面凹形のパネ ル材1を積み上げて構成された壁パネルの屋内側の横目地2Bをシールするシー ル材(横二次シール材)60において、シール材本体61の外端上縁に、上下の パネル材1の縦方向の隙間10をシールするリブ62を形成したことを特徴とす る。
【0008】
【作用】
屋内側の横目地2Bに通じる縦方向の隙間10が横二次シール材60のリブ6 2でシールされるから、受けアングル7による支持個所で横二次シール材60に 隙間が生じても漏水は隙間に侵入しない。
【0009】
【実施例】
図1(A)に示すように上下に積み重ねられるパネル材1の上端面は断面が凸 状に形成され、下端面は凹状に形成されており、下側のパネル材1の上端面の突 出部11が上側のパネル材1の下端面の開口部12内へ入り込むようにして積み 重ねられる。
【0010】 上下のパネル材1間の屋外側の横目地2Aには横一次シール材5が介設され、 開口はコーキング材4で封止されている。屋内側の横目地2Bには横二次シール 材60が介設されている。
【0011】 横二次シール材60はゴムの押出成形体で中空状の本体61とその外端上縁か ら起立するリブ62を備えており、下側のパネル材1の屋内側の上端面に本体6 1が接着テープ65で接着されている。リブ62は、上下のパネル材1が積み重 ねられたときに下側のパネル材1の上端突出部11の屋内側の側面と、上側のパ ネル材1の下端開口部12の屋内側の側面との間に挟まれて隙間10をシールす る厚さを有している。リブ62の根元部の屋内側の側面は上側のパネル材1の面 取りをしたコーナ部と密着する傾斜面としてある。
【0012】 図1(B)は、受けアングル7にて支持された部分を示すものである。受けア ングル7は断面L字形で、所定の間隔をおいてパネル材1の内面に沿って立設し た図略の鉄骨柱間にかけ渡されている梁部材8に取付けられている。そして水平 の支持部71が横二次シール材60の上面を押し込んだ状態で上側のパネル材1 の屋内側の下端面を支持している。このため、支持部71の両側には図4に示す 隙間9と同様の隙間が存在する。
【0013】 上記のように構成した壁パネルのシール構造において、コーキング材4に亀裂 が生じ、かつ風圧等によって横目地2Aの内外で圧力差が生じると、両水等が横 一次シール材に浸透し、更に内部へ侵入することがある。そして侵入量が多いと 水はパネル材1の突出部11を乗り越えて隙間10に至る。しかしながら隙間1 0は横二次シール材60のリブ62によりシールされているから、本体61まで 流下することはほとんどない。従って、受けアングル7まわりの隙間から水が壁 パネルの屋内側へ漏れるおそれはない。
【0014】 なお、上記実施例では横二次シール材60の本体61は中空としたが、中実と してもよい。
【0015】
【考案の効果】
しかして本考案は、屋内側の横目地に通じる隙間を横二次シール材に形成した リブでシールするようにしたから、上記横目地に挿入された受けアングルのため に横二次シール材のシール性が部分的に低下しても、その部分から水が屋内側へ 漏れるおそれがなく、壁パネル横目地の防水信頼性が確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本考案のシール材を備えた壁パネ
ル横目地のシール構造の一般部を示す断面図、図1
(B)は同構造における受けアングル取付部を示す断面
図である。
【図2】壁パネルの斜視図である。
【図3】図3(A)は従来の壁パネル横目地のシール構
造の一般部を示す断面図、図3(B)は同構造における
受けアングル取付部の断面図である。
【図4】従来のシール材が受けアングルにより押付けら
れた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2A 屋外側の横目地 2B 屋内側の横目地 6,60 シール材 61 本体 62 リブ 7 受けアングル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端面が断面凸形で、下端面が上記上端
    面と嵌合する断面凹形のパネル材を積み上げて構成され
    た壁パネルの、屋内側の横目地をシールするシール材に
    おいて、上記屋内側の横目地に介設されるシール材本体
    の外端上縁に、屋内側の横目地に通じる上下のパネル材
    間の縦方向の隙間をシールするリブを形成したことを特
    徴とする壁パネルの横目地シール材。
JP2798393U 1993-04-28 1993-04-28 壁パネルの横目地シール材 Pending JPH0682213U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2798393U JPH0682213U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 壁パネルの横目地シール材

Applications Claiming Priority (1)

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JP2798393U JPH0682213U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 壁パネルの横目地シール材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682213U true JPH0682213U (ja) 1994-11-25

Family

ID=12236091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2798393U Pending JPH0682213U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 壁パネルの横目地シール材

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JP (1) JPH0682213U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084810A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nozawa Corp 押出成形セメント板の防水構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084810A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nozawa Corp 押出成形セメント板の防水構造

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