JPH0682168U - ホース支持用クリップ - Google Patents

ホース支持用クリップ

Info

Publication number
JPH0682168U
JPH0682168U JP2458493U JP2458493U JPH0682168U JP H0682168 U JPH0682168 U JP H0682168U JP 2458493 U JP2458493 U JP 2458493U JP 2458493 U JP2458493 U JP 2458493U JP H0682168 U JPH0682168 U JP H0682168U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
clip
bucket
sandwiching
supporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2458493U
Other languages
English (en)
Inventor
照夫 朝日
Original Assignee
有限会社アサヒ化成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アサヒ化成 filed Critical 有限会社アサヒ化成
Priority to JP2458493U priority Critical patent/JPH0682168U/ja
Publication of JPH0682168U publication Critical patent/JPH0682168U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ホースをバケツ等の他の部材に容易に取り付け
する。 【構成】ホース支持用クリップJはバケツクリップ1と
ホースクリップ2とからなる。バケツクリップ1は平面
形状U字状の挟着体3、挟着体4等からなり、互いに回
動可能に設けられている。両挟着体3、4の一端には掴
み部9a,9bが設けられている。他端には挟持部10
a,10bが設けられ、挟持部10bは半円弧状に形成
されている。両挟持部10a,10bにはすべり止め7
が設けられ、バケツの周壁を協働して挟持し、ホース支
持用クリップJをバケツに固定する。このバケツクリッ
プ1には回動可能にホースクリップ2が取り付けられて
いる。このホースクリップ2は先端にホースを保持する
ためのホースホルダー孔29が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バケツ等の容器、又は、他の支持物に取付けられ、その取付けられ た状態でホースを保持することができるホース支持用クリップに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホースの先端をバケツ等の容器の中に入れた状態でホースを保持するた めにたとえば、人が手で直接ホースの先端を持って保持したり、あるいは、ホー スをバケツのフランジとバケツに揺動可能に取り付けられている把持部との間に 挟むことによって保持していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者では、人が直接ホースの先端を保持する必要があるので、例え ば、バケツに水が一杯になるまでホースを保持していなければならない。従って 、忙しい場合等には人手を取られ人の作業能率が悪くなるという問題点があった 。
【0004】 また、後者では、ホースからバケツ内へ流水する場合、水の出てくる方向とは 逆方向にホースを移動させようという力がホースに働くので、ホースがバケツの フランジと把持部から容易に抜けてしまうと言う問題点があった。
【0005】 合成樹脂製のバケツに対してフランジを設け、そのフランジに一体的にホース 支持体を設けたものも提案されているが、金型の作成にコストが高くなるという 問題もあった。また、既存のバケツ等にホースを取付ける場合の前述のような問 題は解決されないままである。
【0006】 そこで、本考案の目的は、ホースを支持した状態でバケツ等の他の部材に容易 に取り付けて使用することができるホース支持用クリップを提供することにある 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案の請求項1では、互いに開閉自在に設けた 少なくとも一対の挟着体から取付体を構成し、前記取付体に対しホースを着脱可 能に支持するホース支持部材を設けたことを要旨とする。
【0008】 請求項2ではホース支持部材を取付体に対して回動可能に支持したことを要旨 とする。
【0009】
【作用】
このように構成された本考案のホース支持用クリップの取付体にて、例えば、 バケツの上部開口縁に挟着する。この状態でホース支持部材によりホースを着脱 可能に支持する。また、取付体に対してホース支持部材が回動可能に支持されて いると、ホース支持部材によりホースの取り付け方向が調整される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を具体化した第一実施例を図1〜図7に基づいて説明する。 ホース支持用クリップJは図1に示すように、取付体としてのバケツクリップ 1とホース支持部材としてのホースクリップ2とから構成される。
【0011】 バケツクリップ1は一対の挟着体3、4がピン6にて回動可能に取り付けられ ている。 一方の挟着体3は合成樹脂により平面形状略U字状に形成されている。この挟 着体3の先端は二股状とされ、その両端には波状のすべり止め7が形成されてい る。また、図4に示すように、挟着体3はフレーム3aとフレーム3aに対して 垂直に形成されたリブ状の側壁3b等からなる。この挟着体3のU字状の長手方 向略中央には他方の挟着体4と回動可能に係合するための係合機構8aが設けら れている。この係合機構8aを境に上側にはホース支持用クリップJを掴むため の掴み部9aが設けられている。一方、係合機構8aを境に下側にはバケツのフ ランジ28を挟持するための平面を有する挟持部10aが設けられている。
【0012】 係合機構8aから掴み部9a側において他方の挟着体4に面したフレーム3a 上には段差面17aが形成されている。 図1に示すように、挟着体4は合成樹脂により平面形状略U字状に設けられて いる。この挟着体4の先端は二股状とされ、その両端には波状のすべり止め7が 設けられている。この挟着体4のすべり止め7と前記挟着体3のすべり止め7が 協働してバケツの周壁32を挟着することによって、ホース支持用クリップJを バケツに対して固定する。
【0013】 図4に示すように、この挟着体4はフレーム4aとフレーム4aに対して垂直 に形成されたリブ状の側壁4b等からなる。この挟着体4の平面形状U字状の長 手方向略中央には挟着体3と回動可能に係合するための係合機構8bが設けられ ている。この係合機構8bを境に上側にはホース支持用クリップJを掴むための 掴み部9bが設けられている。一方、係合機構8bを境に下側にはバケツの周壁 32を挟持するための挟持部10bが設けられている。この挟持部10bはバケ ツの周壁32に対して外側へ突出したフランジ28を乗り越えるために半円弧状 に形成されている。
【0014】 挟着体4の掴み部9bと係合機構8bの間の挟着体3に面したフレーム4a上 には段差面17bが形成されている。 図1に示すように、断面略V字状の板バネ5が挟着体3と挟着体4とに形成し た段差面17a、17bに嵌め込まれている。図4に示すように、この板バネ5 の一端は挟着体3に設けた係止面18aに当接する。一方、この板バネ5の他端 は挟着体4に設けた係止面18bに当接する。
【0015】 図5に示すように、前記挟着体3の係合機構8aは挟着体3から図5において 側方へ伸びて互いに離間した複数の円板軸受15から構成されている。挟着体4 の係合機構8bは挟着体4から側方へ伸びて互いに離間した複数の円板軸受16 から構成されている。両挟着体3、4は係合機構8a,8bの円板軸受15、1 6が互いに挟入されピン6にて回動可能に連結されている。また、両係合機構8 a、8bの互いに向かいあった円板軸受15、16の中心には孔19が形成され ている。この孔19にはホースクリップ2が回動可能に係合される。
【0016】 従って、挟着体3と挟着体4は前記板バネ5の弾性力に抗してピン6を回動の 中心として回動する。 また、両挟着体3、4にはその強度上問題が出ない程度に凹部11、12、1 3、14が設けられている。
【0017】 次に、ホースクリップ2について説明する。 図2に示すように、ホースクリップ2は互いに回動可能に設けられた挟持片2 1、22とひねりコイルバネ23とから構成される。
【0018】 このホースクリップ2の挟持片21、22の先端内面には断面半円となる挟持 凹部29a,29bが形成され、挟持片21、22が閉じた際にはホース31径 より若干小さい径を有するホースホルダー孔29が形成される。この挟持凹部2 9a,29bの内面は波状のすべり止め30が設けられている。
【0019】 図2、図6、図7に示すように、挟持片21の長手方向の略中央には挟持片2 1の上面と下面それぞれから挟持片22に向かって延びる円板状の係合部24が 形成されている。これら両係合部24の中央には軸孔25が形成されている。一 方、挟持片22の長手方向の略中央には前記挟持片21に設けた両係合部24を それぞれ中側から外側へ押圧し、挟持片21に向かって延びる円板状の2つの係 合部26が形成されている。これら2つの係合部26の中央には軸部27が突出 され前記挟持片21の係合部24に設けた軸孔25に回動可能に嵌合されている 。従って、挟持片21、22は軸部27を回動軸として回動可能となっている。
【0020】 挟持片21、22の長手方向の略中心には挟持片21、22の外側に延びるよ うに先端が半球状をなす軸部20がそれぞれ設けられている。この各軸部20は バケツクリップ1の係合機構8a,8bに設けた孔19に回動可能に遊嵌されて いる。従って、図4に示すように、ホースクリップ2はバケツクリップ1に対し て垂直状態に配置できると同時に、同ホースクリップ2を90度回動させてバケ ツクリップ1の先端の二股状の間に収納することができる。
【0021】 ひねりコイルバネ23の一端は挟持片21の内側リブ21aにて係止され、ま た、他端は挟持片22の内側リブ22aに係止され、挟持片21、22の内面を その付勢力にて押圧している。従って、図2に示すように、ひねりコイルバネ2 3の弾性力によりホースクリップ2の一端に設けたホースホルダー孔29は常時 は閉じた状態となる。
【0022】 次に、上記のように構成されたホース支持用クリップJの作用について説明す る。 バケツクリップ1の挟着体3の掴み部9aと挟着体4の掴み部9bを板バネ5 の弾性に抗して挟着体3、4を係合機構8a、8bのピン6を回動軸として開放 回動する。この開放状態でバケツのフランジ28に対して挟み込み、挟着体3の 挟持部10aをバケツの周壁32に沿わせた状態で掴み部9a、9bへの押圧力 を解除する。この結果、板バネ5の弾性力によりバケツクリップ1はバケツの周 壁32に取り付けされる。次に、ホースクリップ2を図4の二点鎖線に示すよう に、水平になるようにする。そして、ひねりコイルバネ23の弾性力に抗してホ ースクリップ2の挟持片21、22の操作端を押圧操作してホースホルダー孔2 9を開口する。この状態でホースホルダー孔29に上から下へホース31を挿通 する。次に、開口したホースホルダー孔29をひねりコイルバネ23の弾性力に より閉じる。
【0023】 ホース31をホースホルダー孔29から取り外す場合は、上記と逆の手順で行 えばよい。 上記のように本実施例のホース支持用クリップJによれば、人が直接ホース3 1の先端を保持する必要がないので、例えば、バケツに水を満たす間、人は他の 作業をすることができる。
【0024】 ホース31からバケツ内へ水を供給する場合、水の出てくる方向とは逆方向に ホース31を移動させようという力がホース31に働くが、ホースホルダー孔2 9にはすべり止め30が設けてあるのでホース31が容易に抜けてしまうという ことはない。
【0025】 また、ホースホルダー孔29の径は略ホース31の径より若干小さく設けてあ るだけなので、従来と異なり、ホース31をその径方向に縮めて流水を妨げてし まうことはない。
【0026】 また、ホース支持用クリップJを使用しないときはホースクリップ2をバケツ クリップ1の先端の二股状の間に収納することができ、場所を取らない。 また、凹部11、12、13、14を設けたのでホース支持用クリップJの材 料である合成樹脂を節約することができる。
【0027】 なお、この考案は前記実施例に限定されるものではなく、たとえば、前記実施 例ではバケツに取り付けるようにしたが、バケツ以外の他の容器、あるいは、他 の部材に取り付けてホースを支持することも可能である。また、この考案の趣旨 から逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案のホース支持用クリップによればホースを支持 した状態でバケツ等の他の部材に容易に取り付けて使用することができるという 優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した実施例の斜視図である。
【図2】本考案を具体化した実施例の一部分解斜視図で
ある。
【図3】図1のホースクリップを説明の便宜上180度
回動した状態での斜視図である。
【図4】本考案を具体化した実施例のバケツクリップの
断面図である。
【図5】本考案を具体化した実施例のホースクリップの
断面図である。
【図6】本考案を具体化した実施例のホースクリップの
断面図である。
【図7】本考案を具体化した実施例のホースクリップの
断面図である。
【符号の説明】
1…取付体としてのバケツクリップ、2…ホース支持部
材としてのホースクリップ、3、4…挟着体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに開閉自在に設けた少なくとも一対の
    挟着体(3、4)から取付体(1)を構成し、前記取付
    体(1)に対しホースを着脱可能に支持するホース支持
    部材(2)を設けたことを特徴とするホース支持用クリ
    ップ。
  2. 【請求項2】ホース支持部材(2)を取付体(1)に対
    して回動可能に支持したことを特徴とするホース支持用
    クリップ。
JP2458493U 1993-05-12 1993-05-12 ホース支持用クリップ Pending JPH0682168U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2458493U JPH0682168U (ja) 1993-05-12 1993-05-12 ホース支持用クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2458493U JPH0682168U (ja) 1993-05-12 1993-05-12 ホース支持用クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682168U true JPH0682168U (ja) 1994-11-25

Family

ID=12142215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2458493U Pending JPH0682168U (ja) 1993-05-12 1993-05-12 ホース支持用クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682168U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108906444A (zh) * 2017-04-01 2018-11-30 厦门松霖科技股份有限公司 一种出水终端的悬挂结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626583B2 (ja) * 1980-06-11 1987-02-12 Karupu Kogyo Kk
JP4116078B2 (ja) * 1996-03-27 2008-07-09 ブラウン ゲーエムベーハー 電気かみそりまたはそれと共働する装置及び情報を評価するための配置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626583B2 (ja) * 1980-06-11 1987-02-12 Karupu Kogyo Kk
JP4116078B2 (ja) * 1996-03-27 2008-07-09 ブラウン ゲーエムベーハー 電気かみそりまたはそれと共働する装置及び情報を評価するための配置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108906444A (zh) * 2017-04-01 2018-11-30 厦门松霖科技股份有限公司 一种出水终端的悬挂结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4095711A (en) Handle assembly
JPH07505353A (ja) リフト装置及びリフト方法
JPH0682168U (ja) ホース支持用クリップ
US5426810A (en) Abrasive pad holder
JPS6448418U (ja)
JP2001524911A (ja) フープ掛け装置
JP6285516B2 (ja) 掴み器
JP2703373B2 (ja) 板状体の把持装置
JP2606934B2 (ja) 板状体の把持装置
JPS6028359Y2 (ja) 魔法瓶、水筒等の筒状容器の把手
JP2581947Y2 (ja) 摺動体保持部材
JPH0232456Y2 (ja)
JPH0287194U (ja)
JPH0628473Y2 (ja) 缶パツケージ
JPS6344815Y2 (ja)
JP2002370129A (ja) ホースの組付方法
JPH0513986U (ja) デイスクケース
JP3444736B2 (ja) ちり取り
JPS6119913Y2 (ja)
JPS608743Y2 (ja) 袋物用提手
JPH0123733Y2 (ja)
JPS583659Y2 (ja) 摺合わせ硝子器具固着部取外し工具
JPS61156575U (ja)
JPS628739Y2 (ja)
JP3015015U (ja) モップ