JPH0682094B2 - 自動車用前照灯などの照射方向検出装置 - Google Patents

自動車用前照灯などの照射方向検出装置

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JPH0682094B2
JPH0682094B2 JP22440288A JP22440288A JPH0682094B2 JP H0682094 B2 JPH0682094 B2 JP H0682094B2 JP 22440288 A JP22440288 A JP 22440288A JP 22440288 A JP22440288 A JP 22440288A JP H0682094 B2 JPH0682094 B2 JP H0682094B2
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好一郎 宗木
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビカメラ等を用いて自動車用前照灯な
どの灯器の照射方向を検出し、灯器の取付方向などの調
整・検査を行う装置に関する。これは、自動車整備工場
や車検場において俗称ヘツドライトテスターと呼ばれて
いる。
〔従来の技術〕
これ迄のテスターは、主として水平および垂直方向にそ
れぞれ1対ずつ配置された対センサ(フオトセルなど)
を用いて各対センサ出力のバランスする位置を検出し、
その中心点が光照射の軸であるとするものである。しか
し、現在は高光度化の傾向とともにハロゲン球が主流を
しめるようになり、配光パターンも前記対センサ方式で
は一意に位置の定まらない複雑,多様なものとなつてい
る。
また、一部の自動車メーカーにおいては、テレビカメラ
方式の光軸検出装置の採用も見られるが、これらの方式
では配光パターンを単純に2値化した画像の重心や図心
をもつて光軸とするものであり、国内向けの規準を満た
すレベルのものにすぎず、米国(SAE)やヨーロッパ(E
CE)の規格までは検出することができない。
一方、特に前照灯の照射方向のあり方は、対向車や歩行
者への眩惑を防止することに主たる目的があるはずであ
り、配光パターンの人間工学的に重要な要素,特徴にも
とづく基準点・特徴点による規定が必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがつて、この発明は国内,米国(SAE)およびヨー
ロツパ(ECE)の規格のいずれの基準点も検出可能と
し、かつ人間工学的に重要な特徴点を検出することので
きる検出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
自動車用前照灯を含む灯器からの照射光にて形成される
スクリーン上の配光パターンを撮像する撮像手段と、撮
像された配光パターンをしきい値を変えて2値化する2
値化手段と、2値化配光パターンの計測される面積重心
に対し所定の位置関係をもつてウインドウ領域を発生す
るウインドウ発生手段と、2値化しきい値を順次変えて
得られる2値変配光パターンのうちその面積が基準の面
積と略等しい2値化配光パターンの面積重心と、所定の
2値化しきい値で2値化して得られる2値化配光パター
ンの上下,左右の各エツヂ位置と、所定の2値化しきい
値で2値化して得られる2値化配光パターンに対して予
め設定される所定ウインドウ領域内の上端部位置とを少
なくとも抽出する特徴抽出手段とを設ける。
〔作用〕
この発明は、国内規格の最高光度点を基準として対セン
サのバランス点の中心を当該基準とみなす方式に代え
て、ランプ種別毎に定まる基準面積により、面積がその
基準値となる2値画像の重心をもつて光軸を決定するこ
とを基本とし(日本規格)、これに以下の要素を加えて
各種の規格に対処できるようにする。
1)2値化しきい値可変の2値化回路により、最高光度
レベルを検出する。
2)SAE規格については1)項にて求められたレベルに
より、指定レベル(30%,20%)を計算して2値画像を
得、画像の上,下,左,右端座標を抽出する。
3)ECE規格については、ランプ種別毎の基準面積にな
る2値画像の重心位置に対し、水平カツトラインの存在
しうる範囲にウインドウを設定する。
4)3)項のウインドウ内の面積を2値化しきい値を変
えながら観測し、面積値の急変するしきい値レベルを決
定する。
5)4)項のレベルによる2値画像の3)項のウインド
ウ内での上端部位置を検出し、水平カツトライン位置を
決定する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示すブロツク図である。同
図において、1はテレビカメラ、2は2値化回路、3は
画像フレームメモリ、4はデータメモリ、5はウインド
ウ発生回路、6はデータ処理装置(CPU)、7はキーイ
ンタフエイス、8は操作キーである。
すなわち、カメラ1から入力された観測スクリーン上の
配光パターンは2値化回路2によつて二値化され、一旦
フレームメモリ3に入力される。なお、2値化回路2は
CPU6からの設定により、その2値化レベルを変更するこ
とができる。操作キー8の操作により、あらかじめウイ
ンドウ発生回路5に各種のウインドウを設定しておく。
CPU6からの指定により、ランプ種別毎に定められたウイ
ンドウを選択してフレームメモリ3に作用させながらウ
インドウ内の2値画像を読み出し、ラインセグメント化
(走査線上に2値画像の長さと始端座標値で表現され
る。)してデータメモリ4に記憶しておく。このメモリ
4内のデータをCPUにより処理して面積,重心,ウイン
ドウ内の上,下,左,右のエツジ位置等を抽出する。
以下、各規格の検出方法について具体的に説明する。
第2図は最高光度レベルと日本規格の検出方法を説明す
るための説明図である。いま、第1図の2値化回路の2
値化レベルを順次変えて行き、その都度得られる2値画
像の輪郭がE1,E2,…En…Emで、それぞれの面積がS1,S2,
…Sn,…Smとして得られるものとすると、Sm>0,Sm+1
0のとき、最高光度レベルがmとして得られる。また、
そのプロセスにおいて、ランプ種別に応じた基準面積に
最も近い面積がSnとして得られ、そのときの2値化レベ
ルがnで得られるので、こゝでは面積Snを与えた2値画
像の重心によつて、国内規格の光軸を決定することとす
る。こうすることにより、種々のランプに対応できるよ
うにしている。
なお、光軸の調整時(配光位置が時々刻々動く場合)に
は、前記で得られたレベルnで2値化し、その重心を逐
次出力することにより、調整位置を追跡することができ
る。
第3図にSAE規格例を示す。これは同図(イ)の目標と
するエーミングポイントCに対し、同図(ロ)の如く示
される20%,30%の等高度線E20,E30の左端と右端,上端
と下端が同図(イ)の如き寸法関係にあるか否かを検出
するものである。そのため、こゝでは第2図の如くして
求められた最高光度レベルmに対し、 なるレベルPによる2値画像の上端または下端のY座標
値から“△”点を抽出し、レベルQによる2値画像の左
端または右端のX座標値から“□”点を抽出する。
第4図にECE規格例を示す。この場合は、同図(ロ)の
如き配光パターン(カツトラインF)を想定しているの
で、検出される配光パターンが同図(イ)の如き寸法関
係を満たすか否かを検出する。そのため、例えば第5図
の如く、ランプ種別に応じて決まる基準面積画像Enの重
心Gに対し、所定の大きさ,形をもつウインドウW1を所
定の位置関係をもつて配置する。すなわち、最初にEnを
検出してそのレベルnを決定しておき、Enの重心Gに対
し一定の位置にウインドウW1を発生させる。そして、2
値化レベルを順次変えたときのウインドウ内面積値t1,t
2,…からt1−t2,t2−t3,…を求め、この差分値が急変す
るときの2値化レベルを決定する。このときの様子を第
6図に示す。つまりあらかじめkとthを定め、次式を満
たすときのjを急変するレベルとする。
(tj-k−j)−(tj−tj+k)>th このようにして定めたjに対して画像Ejを観測し、その
ウインドウ内上端部位置をカツトラインとして決定す
る。
なお、調整時はランプ種別毎にn値を定めておき、個別
のランプについてはj値をあらかじめ検出しておく。こ
れらのn,j値を用いて画像Enの重心、およびその点に相
対する一定の位置にウインドウを移動させて画像Ejのウ
インドウ内の上端位置を検出することにより、ランプ調
整位置を追跡することができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、2値化レベルを任意に変え、その都
度得られる画像の重心およびエツジ位置を検出すると、
ランプ種別毎に2値化レベルおよび配光パターン(特に
カツトライン形状)がほゞ特定できることを利用して、
ランプ位置調整に追随して位置(方向)を検出すること
ができる。また、ウインドウ設定により、国内だけでな
く米国(SAE)やヨーロッパ(ECE)の各規格のいずれに
も対応できる装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロツク図、第2図は
最高光度レベルと日本規格の検出方法を説明するための
説明図、第3図は米国(SAE)規格例を説明するための
説明図、第4図はヨーロツパ(ECE)規格例を説明する
ための説明図、第5図はECE規格の検出方法を説明する
ための説明図、第6図は2値化しきい値を変化させたと
きの第5図のウインドウ内面積値の変化を説明するため
のグラフである。 符号説明 1……テレビカメラ、2……2値化回路、3……画像フ
レームメモリ、4……データメモリ、5……ウインドウ
発生回路、6……データ処理装置(CPU)、7……キー
インタフエイス、8……操作キー、E1〜Em……配光パタ
ーン(2値画像輪郭、F……カツトライン、W1……ウイ
ンドウ、G……重心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用前照灯を含む灯器からの照射光に
    て形成されるスクリーン上の配光パターンを撮像する撮
    像手段と、 撮像された配光パターンをしきい値を変えて2値化する
    2値化手段と、 2値化配光パターンの計測される面積重心に対し所定の
    位置関係をもつてウインドウ領域を発生するウインドウ
    発生手段と、 2値化しきい値を順次変えて得られる2値化配光パター
    ンのうちその面積が基準の面積と略等しい2値化配光パ
    ターンの面積重心と、所定の2値化しきい値で2値化し
    て得られる2値化配光パターンの上下,左右の各エツヂ
    位置と、所定の2値化しきい値で2値化して得られる2
    値化配光パターンに対して予め設定される所定ウインド
    ウ領域内の上端部位置とを少なくとも抽出する特徴抽出
    手段と、 を有してなることを特徴とする自動車用前照灯などの照
    射方向検出装置。
JP22440288A 1988-09-09 1988-09-09 自動車用前照灯などの照射方向検出装置 Expired - Lifetime JPH0682094B2 (ja)

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JP4838663B2 (ja) * 2006-08-10 2011-12-14 渡辺電機工業株式会社 機械的正対用のヘッドランプ中心点検出方法及びその装置

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