JP2001307017A - 文字プレート認識装置 - Google Patents

文字プレート認識装置

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JP2001307017A
JP2001307017A JP2000119169A JP2000119169A JP2001307017A JP 2001307017 A JP2001307017 A JP 2001307017A JP 2000119169 A JP2000119169 A JP 2000119169A JP 2000119169 A JP2000119169 A JP 2000119169A JP 2001307017 A JP2001307017 A JP 2001307017A
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JP2000119169A
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Seiichi Kakinuma
成一 柿沼
Takafumi Enami
隆文 枝並
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラ画像データを用いて認識率を向上させた
安価な文字プレート認識装置を提供する。 【解決手段】文字プレートエリアを抽出し、さらに該エ
リアの4点座標を基として標準的な文字プレートへのマ
ッピングを行う。このとき、マッピング動作は同一の対
象物画像を、プレートエリアの上辺エッジ部分を走査す
るフィールドと走査しないフィールドに分割した形で複
数回取り込み、その文字プレート部分を重ね合わせるこ
とによりメモリマップ上の標準文字プレートメモリ(3
5)上に高精度の画像フレームデータを生成する。ま
た、プレートエリアの4点の計算および座標変換である
アフィン変換パラメータ(傾き補正角)を予め記録して
おき、以降の通常運用時に文字プレートエリアの傾き補
正処理のためのパラメータとすることができる。さら
に、複数の対象物映像を撮像し対象物の映像が遠景から
近景に移動する間の映像毎に映像内のエッジ部分の尖鋭
度を連続して測定することで、フォーカス制御を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字プレート認識装
置に関し、特にカメラ画像データを用いて対象物の文字
プレートを認識する装置に関するものである。移動する
対象物の文字プレートの読み取り装置は、工場の製造ラ
インにおける商品ラベルの識別や倉庫のコンテナの品番
管理、交通網の監視など、幅広く利用されている。カメ
ラで撮影した画像をデジタル化し高速の演算処理が可能
なプロセッサを用いて画像処理を行う。昼間は通常のカ
メラ画像入力で、夜間には赤外線照射装置とカメラの組
み合わせによる撮像システムも多く用いられている。
【0002】文字プレート認識は入力画像データの、
移動するエッジ等の特徴量の抽出から対象物が通過した
ことを判断する、対象物の前面領域から輝度成分の差
を元に文字プレートを切り出す、切り出したプレート
内に存在する文字パターンを辞書データと比較し文字プ
レートデータを決定する、という各技術を組み合わせて
行われる。
【0003】最終的に出力する文字プレートの認識率を
上げるためには、画像ソースの解像度を上げ、対象とな
る画像の外的なノイズ要因(ピントずれや歪み等)を排
除する必要がある。
【0004】
【従来の技術】上記のように認識率を向上させるために
必要な高い解像度とノイズのない撮像を得るために、従
来の文字プレート認識装置は対象物を正面から撮影する
環境が必要である。また、カメラもNTSC出力ではな
く、高解像度の専用カメラを用いれば高価なものとな
る。そこで安価なシステムを提供するべく一般的なNT
SCカメラを対象物の脇に設置して認識を行う装置があ
る。
【0005】この装置は、正面からの撮影条件や専用カ
メラが不要なので安価であるが、通常のカメラはインタ
レース(飛び越し走査)で高速移動する物体を撮影する
ため、奇数フィールド/偶数フィールドの画像に映った
物体がずれてしまい、両フィールドの足し合せができな
い。従って、いずれかのフィールドのみを認識ソースと
するため、垂直方向に関しては例えばNTSCの場合、
有効480ラインの半分(240ライン)の解像度にな
ってしまい高い認識率が期待できない。
【0006】また、画像を斜めから撮影するので、その
まま傾いた文字と辞書パターンとのマッチングが行えず
文字認識する前に斜め補正処理が必要である。さらに、
補正角やフォーカスはカメラを設置する場所によって微
妙に異なるので従来は設置時に手によって補正角及びフ
ォーカスを設定する等の手間がかかっていた。
【0007】通常運用時においても補正角やフォーカス
のずれ、夜間撮影用の赤外線照射装置の寿命による光量
不足は認識率低下を招く原因になるので適宜原因を検出
し補正をしたり、またはメンテナンスをするために外部
に対してアラームを通知する手段が必要であった。
【0008】これらの従来技術を以下に具体的に説明す
る。従来の一般的な文字プレート認識装置の概略構成図
が図11に示されており、カメラ1とNTSCデコーダ
2と認識エンジン3とで構成されている。認識エンジン
3は更に、傾き補正前のフィールドメモリ31と、傾き
補正後のフィールドメモリ32と、認識プログラム33
と、文字ライブラリデータ34とで構成されている。
【0009】このような従来例の動作を図12に示す処
理フローを参照して以下に説明する。まず、システム設
置時T1にカメラ1を設置した時(同図ステップS5
1)の補正角を計るためにサンプルの対象物静止画像を
フィールドメモリ31に取り込み(同S52)、さらに
図13に示すようにPC(パーソナルコンピュータ)4
に出力する(同S53)。PC4では、ビットマップイ
メージ画像の内の文字プレートと思われるエリアの4点
P0〜P3をPC4のペイントアプリケーション等によ
り人間の判断で指定し、これらの点P0〜P3の座標か
ら補正角を定め装置に設定する(同S54)。
【0010】次に、通常の運用時T2においては、カメ
ラ1で撮像したインタレース(通常1/60秒に1フィ
ールド、1/30秒:2フィールドで1フレーム)信号
がNTSCデコーダ2でデジタル輝度(Y)信号と色差
(CrCb)信号に変換され、認識エンジン3のフィー
ルドメモリ31に入力される(同S55)。
【0011】この時点でのデジタル画像の解像度は横6
40ドット×縦240ラインである(横方向の解像度は
一例として640ドットを用いる)。片方のフィールド
であるため、実際の画像に比べて縦につぶされた画像に
なっている。通常、認識エンジン3は高速演算が可能な
DSPで実現される。フィールドメモリ31に取り込ま
れた輝度信号から水平エッジ部分の抽出を行う(同S5
6)。
【0012】抽出できた場合、エッジ位置を記憶しなが
ら次のフィールド画像から抽出した水平エッジ部分の位
置を見ることで時間的な変化を監視し、画面上方から下
方に移動するエッジの存在を対象物の前面下部エッジと
判断する(同S57)。対象物が存在すると判断した場
合、そのフィールド画像に対し傾き補正処理(アフィン
変換)を行ってフィールドメモリ32へコピーする(同
S58)。傾き補正角度は予めシステム設置時T1に固
定値が設定されており、補正したフィールド画像に対し
て予測した文字プレート面積を含むウインドウを走査さ
せ、輝度の差分値を投影したヒストグラムを作成し、こ
のヒストグラムの面積と内部に何らかの文字情報がある
という条件から文字プレートの位置及びエリアを決定す
る(切り出す)(同S59)。
【0013】決定した文字プレートエリア内に文字情報
が存在すると判定されるとき、予測される位置に対して
2値化したデータと予め文字ライブラリデータ34とし
て持っている辞書パターンのデータとを認識プログラム
33がマッチングさせ、漢字、ひらがな、数字等の各候
補に対する相関値を算出する(同S60)。そして、あ
るエリアの単一データに対する候補の相関値の中で一番
相関が高いものを認識情報として出力する(同S6
1)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような安価な従
来装置においては、メンテナンスを含めて設置環境やカ
メラ性能から生じる認識率の低下を防ぎ高価な装置と同
様な性能を確保するために次のような課題があった。 1)入力画像の解像度の低下を抑えなければならない。 2)認識率低下の要因を検出して補正するフィードバッ
ク機能を持っていなければならない。 3)装置からセンターにメンテナンスのためのアラーム
を出力しなければならない。
【0015】従って本発明は、認識率を向上させた安価
な文字プレート認識装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文字プレー
ト認識装置では、取り込む画像の解像度を最大限に活用
する。複数のインタレース奇数/偶数フィールド画像が
1/60秒単位でカメラから出力される。奇数/偶数フ
ィールド2枚で1画面を構成しており、それぞれのフィ
ールド画像は撮像物を飛び飛びに走査(スキャン)して
いるため縦方向の情報量が各フィールド1/2である。
【0017】静止している物体であればそれぞれのフィ
ールドの重ね合せにより通常の縦解像度が得られるが、
対象物等高速で移動する物体を撮像する場合、各フィー
ルド出力の時間差(1/60秒)で画像が異なるため、
移動量に応じて輪郭部分がギザギザとなり認識率の低い
画像となってしまうので、このままでは各フィールドの
足し合せができない。
【0018】そこで、本発明では、文字プレート上の文
字を認識する場合の問題でもあり特徴でもある「定型の
矩形領域が画面内を高速で移動すること」および「直方
体のパッケージやプリント基板、また交通網での走行車
両など、対象物前面には水平エッジ部分が数多く存在す
ること」という特性を積極的に利用することにより高精
度で高解像度の文字プレート映像を安価に得ると共に認
識率の向上を図ろうとするものである。
【0019】まず、請求項1に係る本発明において、演
算処理手段は、各フィールド画像データから文字プレー
トエリアを検出してその座標値を算出し、画像データの
1ライン目(上辺エッジ部分付近のデータ列)が、
(a)実際の文字プレートの上辺エッジ部分に対して実
質的に一致して撮像(走査)したデータであるか、
(b)1ライン分ずれて撮像したデータであるか、を切
り出した文字プレートエリアの座標値から判断する。
【0020】1台の対象物がカメラアングルにある時間
(プレートエリアが検出されている間)内に複数のフィ
ールド画像を取り込み、それらの各文字プレート部分の
データが上記(a)及び(b)のいずれであるかを判断
して第1及び第2のフィールドデータとする。
【0021】そして、メモリ内に各フィールドを上記
(a)又は(b)に応じて飛び飛びに配置してフレーム
データを構成し、元の解像度を復元する。複数のフィー
ルドの各々は(a)及び(b)のどちらかであり、1/
2の確率であるが、枚数次第で両フィールドデータ、す
なわちフレームデータを取得する確率を上げることが可
能である。
【0022】請求項2に係る本発明では、サンプル画像
の輝度差分からエッジ部分(水平/垂直エッジ部分)
と、該エッジ部分を形成する2組の平行直線で囲まれる
エリアの4点とを抽出し、該4点の座標より傾き補正角
(アフィン変換定数)を求めて設定する。これにより、
複数の文字プレートデータの角度や大きさが異なって
も、アフィン変換を利用して同一寸法にすることが可能
となる。また、判断基準が一定であり複数のサンプル平
均も取れる。
【0023】さらに本発明では、システムの設置後の通
常運用時には該傾き補正角によって各フィールドデータ
の上方から下方に移動する水平エッジ部分を抽出し、こ
の水平エッジ部分を含む各フィールドデータに対して傾
き補正を行うことにより文字プレートエリアを切り出す
ことができる。
【0024】なお、請求項3に係る本発明に示す如く、
第1及び第2のフィールドデータの判定は、文字プレー
トエリアの垂直方向を表す座標値と、この座標値を整数
近似した際の整数値との距離が±0.25以内のときで
あるか否かにより行うことができる。
【0025】また、請求項4に係る本発明に示す如く、
対象物検出処理を省くため、該演算処理手段は、該第2
のフィールドデータを生成するとき、該第1のフィール
ドデータにおける輝度差分情報を用いて、該文字プレー
トエリアの検出を行うことが可能である。
【0026】一方、長期の運用によって撮像環境は変化
するものである。例えばカメラの設置柱がずれたことに
よって傾き角がずれたり、カメラのフォーカスがずれた
りする。または夜間撮像用の赤外線照射装置が寿命やそ
の他の原因で所望する光量を出力できないことも考えら
れる。
【0027】このような変化は最終的に認識する精度に
影響し、請求項5に係る本発明ではその精度を計る手段
を提示し、その原因検出・修正を行う方法として付記6
乃至8のいずれかが有効である。すなわち、請求項5に
係る本発明では文字の文字情報を認識する際に辞書に対
するサンプルのデータマッチング量を利用しており、そ
の相関度を監視することで長期的に相関度が低下した場
合(その単位時間当たりの最大相関値の平均値が閾値以
下になった場合)、認識率低下の何らかの原因が存在す
ることを認識できる。
【0028】そして、付記6に係る事項によってカメラ
のフォーカスずれを検出・補正することが可能である。
すなわち、フォーカスずれを検出する手法として同一対
象物の水平エッジ部分の輝度変化勾配を抽出する。画面
内に進入して来る対象物(前進対象物)の水平エッジ部
分は常時監視しているが、画面内に定めた垂直バンドエ
リアと対象物の水平エッジ部分の交線(線分)部分の輝
度変化の勾配を画面の垂直位置を基準に比較する。
【0029】フォーカスが最適条件(カメラアングルの
中央部)より遠方に合っている場合(a)には、画面内
の遠い位置、すなわち画面上部における変化勾配が高
く、画面下部に従って勾配は低くなる。最適条件の場合
(b)では画面中央部の勾配は画面上部/下部の勾配に
比べ高くなる。フォーカスが合っている場合、(a)の
逆の現象となる。いずれの場合も(b)になるようにカ
メラのフォーカス部を制御すれば最適な条件を保つこと
ができる。
【0030】さらに、付記7に係る事項では、該演算処
理手段が、該傾き補正角を該システムに設置時と該通常
運用時とで比較し、両者の誤差が閾値以上になった時、
該通常運転時の傾き補正角を該システム設置時の傾き補
正角に修正することが可能となる。
【0031】すなわち、傾き補正角が長時間の運用によ
って大きく変化したときには、システム設置時の傾き補
正角に修正する。また、付記8に係る事項によって赤外
線照射装置の異常を検出することが可能である。
【0032】すなわち、夜間においてカメラアイリスが
最大開いている状態において文字プレートの文字部分と
下地部分との輝度差(コントラスト)を監視し、単位時
間の平均値が閾値を下回った場合、照射装置の光量不足
と判定する。通常寿命による低下は長時間にわたり徐々
に現れるのでコントラストの変化状況を記憶しておけば
寿命切れの予測に使えるし、寿命でない場合にはメンテ
ナンス対象のアラームとして利用できる。
【0033】なお、付記9に係る事項では、上記の判定
時にアラームを出力させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る文字プレー
ト認識装置の一実施例を示したもので、図11に示した
従来例と異なる点は、演算処理手段としての認識エンジ
ンに文字メモリ35と、カメラのフォーカスを制御する
制御部36と、スペクトラム・コントラスト監視部37
とを設けていることである。
【0035】次に、図1の実施例の動作を図2〜4に示
したフローチャートを参照して説明する。まず、カメラ
等のシステム設置時T1において、従来はサンプル画像
をPCに取り込み、傾き補正角を決めるために文字プレ
ートの4点を手動でプロットしていたが、本発明の実施
例ではフィールドメモリ31内に記憶した輝度差分のあ
る水平エッジ部分部分及び垂直エッジ部分をエッジフィ
ルタ等を用いてサブピクセルレベルで抽出し、これらの
エッジ部分に基づき2組の平行線で囲まれる四辺形をプ
レートエリアと見做し、その4点座標値から長方形に補
正するための補正角を算出する(図2のステップS3,
S4)。
【0036】すなわち、4点の座標値からこの平行四辺
形を長方形に変形させるための演算(アフィン変換)に
用いる行列係数を算出する。算出した行列係数は運用時
T2において対象物が写っているフィールドメモリ31
の画像データに作用させて傾き補正を行うため、予め記
憶しておく。
【0037】通常運用時T2において、各フィールドを
フィールドメモリ31に取り込み(同S5)、取り込ん
だ画像内に対象物があるかどうかを検出するために、水
平エッジ部分が存在するか否か(同S6)、存在した場
合、画面上方から下方へ移動するものがあるか否か(同
S8)を捜索する。
【0038】すなわち、カメラの遠方からカメラアング
ルに入って来る対象物の前面の水平エッジ部分を検出
(対象物検出)するわけである。なお、ステップS7で
は後述するように最初は対象物後続フラグはリセット状
態にある。対象物を検出したらその時点でのフィールド
メモリ31の全画像をカメラ設置時T1に算出した傾き
補正角を用いて傾き補正(アフィン変換)を行う。変換
したデータはフィールドメモリ32へコピーする(同S
9)。
【0039】対象物前面が写っているフィールドメモリ
32内の画像データから文字プレートエリアを抽出する
ために予め予想したプレート大の大きさのウインドを定
義し、メモリ32内を走査して位置とウインド内平均輝
度のヒストグラム、および領域内の何らかの文字の有無
よりプレートエリアを抽出(切り出し)する(同S1
0)。該当する領域が存在しない場合は対象物検出の誤
認識であると判断しフローの開始ポイントに戻る。
【0040】なお、ステップS5,S6,S8,S9,
及びS10は図13のステップS55〜S59にそれぞ
れ対応している。プレートエリアを抽出したら、図6
(1)に示す如く、フィールドメモリ32におけるプレ
ートエリアの各辺の直線を表す座標値を算出する。この
場合、回帰直線法を用いて小数2桁以上の実数(例:y
1=131.56)を算出する。算出したらその値を整
数値に近似させる(例:131.56−>131)。
【0041】そして、この時の回帰直線法により算出し
た実数と近似した整数との差(例:131.56−13
1=0.56)が±0.25以内であるか否かを判定す
る(同S11)。このフローは以下の理由による。元々
対象物を撮像するカメラ1がインタレースモード(飛び
越しスキャン)された信号であり、そのフィールド情報
を用いているのでフィールドの各ライン同士は実際には
不連続の画像である。実際に対象物の文字プレートエリ
アの上辺エッジ部分を取り込んだ際に、カメラ1のスキ
ャンしたy1ラインの画像が実際のプレートの上辺エッ
ジ付近の情報と一致している確率は1/2である。もし
かしたら飛び越しスキャンのために飛び越したラインと
ブレートエリアの上辺エッジが一致しているかもしれな
い。
【0042】そのいずれかを判断するために、メモリ3
2上のエッジ部分の点の集合から算出した直線L1の実
数値と近似した整数値との差が1ラインの1/4、すな
わち0.25位内であるか否かを判定する。そして、同
図(2)に示す如く0.25以内であれば、そのy1ラ
インの画像と実際のプレートエリアの上辺エッジの画像
データが一致している(y1ラインは実際のプレートエ
リアの上辺エッジ部分を撮像したものである)と判断す
る。
【0043】反対に、同図(2)に示す如く1/4ライ
ン以外であればy1ラインの画像は実際のプレート上辺
から飛び越し1ライン分下にずれている(y1ラインは
実際のプレートの上辺エッジ部分より1ライン分下を撮
像したものである)と判定する。
【0044】そして、いずれかの判定の後、抽出した文
字プレートエリアの画像データを文字メモリ35にマッ
ピングする(同S12,S13)。以上の処理により、
図7に示す如く、対象物を検出して文字プレートのフィ
ールド画像1枚(A)を蓄積することができる。
【0045】この場合、y1ライン(実数)がエリアA
にある場合、ラインy1のデータ(整数)は上述の如く
文字プレートエリアの上辺エッジと一致した走査によっ
て生成されたデータであり、y1ラインのデータを文字
メモリ35のラインアドレス“1”に格納し、y1+1
ラインをアドレス“3”に、y1+2ラインをアドレス
“5”に、y1+3ラインをアドレス“7”に、・・・
というように格納して行く。
【0046】続いて同一対象物の次の文字画像を得るべ
く最初の取り込み処理に戻るが、その際、同一対象物と
いう画像の類似性を用いて検出を容易にするために、対
象物後続フラグをセットしてステップS5へ戻る(同S
14)。そして、次の取り込み処理の際にステップS7
において対象物後続フラグの有無によってセットされて
いるならば以前に同一対象物を検出しているので現時点
での検出は容易に行えるものと判断し、図3のステップ
S15に移る。なお、図3は同一対象物の2枚目以降の
フィールド画像を得るためのフローチャートを示す。
【0047】ステップS15においては、取り込んだフ
ィールドメモリ31内から既にステップS10で抽出し
たプレートエリアの輝度差分情報を参考にしてプレート
エリアを捜索する。以前に既に対象物の検出を行ってい
る(同S8)のでカメラ1のアングル内に同一対象物が
写っていれば対象物検出部分の処理は省略できる。
【0048】ステップS16でプレートエリアの検出が
できたら傾き補正を行う。すなわち、プレートエリアの
4点を2組の平行線の交点より4点の座標値を求め(同
S17)、以前に検出したフレームの傾き補正後の文字
プレート画像(フィールドメモリ32に保存されている
画像)と角度、線分が一致するようにアフィン変換にて
フィールドメモリ31の全画像データをフィールドメモ
リ32へ変換・上書きする(同S18)。
【0049】この処理によって以前に検出したプレート
の面積に一致するように現時点のプレート画像を補正で
きる。次にステップS19で、フィールドメモリ32に
コピーした画像データを用いて直線回帰法によって算出
した実数と近似した整数の距離(差分)を判断し、ステ
ップS20及びS21(これらはステップS12及びS
13に対応)に従い文字メモリ35上にマッピングを行
う。
【0050】以上のフローを1台の対象物がカメラ1の
アングル内を通過する時間内に複数回繰り返し、検出し
た2枚目以降の各フィールド画像データをステップS1
9によってそれぞれ判断しマッピングすることによって
図7に示すように文字プレートメモリ35に蓄積して行
く。
【0051】なお、図7中の“B”は上述した“A”よ
り1ライン分ずれたエリアを走査した時のデータに対応
しており、考え方は“A”の場合と同様である。最終的
にステップS16でプレートエリアを検索できなくなる
まで文字プレートメモリ35への蓄積を行い、文字プレ
ートメモリ35には複数のフィールドデータを用いて一
枚の高解像度な文字プレートイメージ(フレームデー
タ)を構成する。このイメージデータを用いて文字プレ
ート内の文字情報を認識し高い精度の認識が期待でき
る。
【0052】ステップS16で検出ができなければカメ
ラ1内に対象物が写っていないものと判断し対象物後続
フラグをリセットして最終的な認識処理に入る(同S2
2,23)。以上の高解像度の文字プレートのフレーム
データを得る処理の他に、長時間の使用に対するメンテ
ナンスを軽減する処理フローが図4に示されている。
【0053】すなわち、ステップS24ではプレート情
報を認識した際の認識率を監視部37が監視している。
ここでは、図8で示すように文字プレート上の各文字を
辞書とマッチングする。認識するために1枚のプレート
中の各文字パターンについて辞書データとの相関値を求
めるが、プレート中の最大相関値をそのプレートの代表
の相関値とする。プレート1枚につき1つの代表相関値
を用意し、それらのある単位時間(例えば1時間)当た
りの平均値を認識率として算出する。
【0054】ステップS24では該認識率の平均値を監
視し、平均値が或る閾値を下回ったら長期的に相関値が
低下しているのでシステム上何らかの問題が発生したも
のと判断し、ステップS25以下に進む。ステップS2
5〜S27ではそれぞれに示すような原因(フォーカス
ずれ、傾き補正値、LED光量)をチェックすべく各パ
ラメータを調べる。
【0055】まず、ステップS25において、フォーカ
スずれは図9に示すように対象物の水平エッジ部分の輝
度変化勾配を監視し勾配が急峻である(すなわちピント
が合っている)ポイントが画面中央部に来るように制御
する。すなわち、カメラ1は対象物の移動方向上部から
対象物を見下ろす位置で撮像していることから遠方の対
象物は画面内の上部に位置しカメラ1との距離が近づく
に従い画面下部に移動する。フィールドメモリ31内に
特徴量を抽出するためのウインド領域(図中の垂直バン
ドVB)を定義し、そのバンドを通過する同一対象物の
水平エッジ部分の輝度変化勾配を算出する。
【0056】通常、一番特徴的な水平エッジ部分は対象
物の移動方向と対象物の境目の部分(対象物前面最下
部)である。カメラアングル内の垂直バンドVBの上
部、中央部、下部(同図(1)A,B,C)を通過する
同一対象物の輝度勾配を3点算出し(同図(2)参
照)、3値を比較する。画面中央部の輝度勾配値が最大
でなければ、最大になるように(すなわち画面中央部に
ピントをあわせるように)制御部36がカメラ1のフォ
ーカス部(図示せず)を介してピントを制御(フォーカ
スコントロールFC)する。
【0057】ステップS26の傾き補正値のチェックは
ステップS17にて4点座標から求めた傾き角を監視
し、最初に対象物を検出する際の傾き補正角とのずれが
ないか否かを調べる。すなわち、システム設置時T1に
設置したカメラ1の設置角も長時間の運用によって変化
する。カメラ1の撮像角度が変化すればシステム設定時
T1に算出した傾き補正用のアフィン変換行列係数と長
期運用時の画像の傾きに誤差が生じ結果として認識率が
低下する。
【0058】このような誤差を解消するために、予め記
憶した補正用の変換係数と、低下時に撮像した画像から
抽出した4点座標によるアフィン変換係数とを比較し
(同S261)、誤差が大きい場合(同S262)はス
テップS4に戻って後者の係数を補正用の係数に変更す
る。
【0059】LEDの光量についてのステップS27に
おいては、図10に示すようにプレート内の文字部分と
その他の部分のコントラスト比(夜間)を監視し、コン
トラスト比が小さくなって来たらLEDの光量が小さく
なって来たと判断する。すなわち、夜間においても文字
プレートを撮像するために赤外領域のLEDを使用する
が、LEDには一定の寿命があり、寿命になるとLED
の光量が減少し夜間撮像ができなくなる。また何らかの
障害物によって正しくLED光が対象物に照射されなく
なることも考えられる。
【0060】こうした原因を監視センターなどに通知す
る手段として夜間にLED照射によって撮像したプレー
トの文字部分と下地部分の輝度コントラスト比を監視
し、コントラスト比がある閾値を下回ったら上記のLE
Dに関する原因があるものとしてセンターに通知すする
などの措置をとる。
【0061】以上のようなチェック機能を有することに
より人為的なメンテナンスを軽減することが可能にな
る。なお、上記の実施例では水平エッジ部分が上から下
へ、すなわち対象物が前進して来る例を取り扱ったが、
逆に下から上への後退方向についても同様に考えること
ができる。
【0062】(付記1)飛び越し走査式カメラと、該カ
メラで一つの移動する対象物を撮像したフィールド画像
信号を画像データに変換するデコーダと、該画像データ
から四辺形の文字プレートエリアを検出してその座標値
を算出し、該座標値から該文字プレートエリアの上辺エ
ッジ部分から走査して生成された第1のフィールドデー
タと該上辺エッジ部分から1ライン分ずれて走査し生成
された第2のフィールドデータとを記憶してフレームデ
ータを構成し、該フレームデータに基づいて文字認識を
行う演算処理手段と、を備えたことを特徴とする文字プ
レート認識装置。(1)。
【0063】(付記2)付記1において、該演算処理手
段が、システム設置時にサンプル画像を用いてその輝度
差分からエッジ部分と、該エッジ部分を形成する2組の
平行な直線で囲まれたエリアの4点とを抽出し、該4点
の座標より傾き補正角を予め算出しておき、該システム
設置後の通常運用時に、各フィールドデータの上方から
下方に移動する水平エッジ部分を抽出し、該水平エッジ
部分を含む各フィールドデータに対して該傾き補正角に
よるデータ変換を行って該文字プレートエリアを切り出
すことを特徴とした文字プレート認識装置。(2)。
【0064】(付記3)付記1又は2において、該演算
処理手段は、該文字プレートエリアの垂直方向を表す座
標値と、この座標値を整数近似した際の整数値との距離
が±0.25以内のとき該第1のフィールドデータを生
成し、それ以外のとき該第2のフィールドデータを生成
することを特徴とした文字プレート認識装置。(3)。
【0065】(付記4)付記1乃至3のいずれかにおい
て、該演算処理手段は、該第2のフィールドデータを生
成するとき、該第1のフィールドデータにおける輝度差
分情報を用いて、該文字プレートエリアの検出を行うこ
とを特徴とする文字プレート認識装置。(4)。
【0066】(付記5)付記2において、該演算処理手
段が、文字認識に際し、該フレームデータ中の各文字に
ついて辞書データとパターンマッチングを行って相関値
を求め、単位時間当たりの最大相関値の平均値が閾値以
下になった場合、認識率低下と判定することを特徴とし
た文字プレート認識装置。(5)。
【0067】(付記6)付記5において、該カメラがフ
ォーカス部を有し、該演算処理手段が、同一対象物の複
数の該水平エッジ部分と、画面内に予め設定した垂直バ
ンドとの交点における輝度勾配をそれぞれ算出し、垂直
方向座標順に比較することにより、画面中央部に近い程
勾配の値が大きくなるように該フォーカス部を制御する
ことを特徴とした文字プレート認識装置。
【0068】(付記7)付記5において、該演算処理手
段が、該傾き補正角を該システムに設置時と該通常運用
時とで比較し、両者の誤差が閾値以上になったとき該通
常運転時の傾き補正角を該システム設置時の傾き補正角
に修正することを特徴とした文字プレート認識装置。
【0069】(付記8)付記5において、該カメラの夜
間撮影に用いるための赤外線照射装置を設け、該演算処
理手段が、該赤外線照射装置の反射光により最大アイリ
スにて撮像された該文字プレートの文字部分と下地部分
の輝度コントラストの単位時間当たりの平均値を求めて
監視し、該平均値が閾値以下になった場合、該赤外線照
射装置の光量不足と判定することを特徴とした文字プレ
ート認識装置。
【0070】(付記9)付記1乃至8のいずれかにおい
て、該演算処理手段が、該判定時にアラームを出力する
ことを特徴とした文字プレート認識装置。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る文字プレ
ート認識装置によれば、文字プレートエリアを抽出し、
さらに該エリアの4点座標を基として標準的な文字プレ
ートへのマッピングを行う。
【0072】このとき、マッピング動作は同一の対象物
画像を、プレートエリアの上辺エッジ部分を走査するフ
ィールドと走査しないフィールドに分割した形で複数回
取り込み、その文字プレート部分を重ね合わせることに
よりメモリマップ上の標準文字プレートメモリ上に高精
度の画像フレームデータが生成されることとなり、低解
像度カメラを使って移動する文字プレートを高解像度で
取り込み認識率の向上効果が可能になる。
【0073】このような処理の中で、プレートエリアの
4点の計算および座標変換であるアフィン変換パラメー
タ(傾き補正角)を(予めシステム設置時に)記録して
おき、以降の通常運用時に文字プレートエリアの傾き補
正処理のため(文字プレートの取付角やサイズの違いを
補正するため)のパラメータとすることができるので、
傾き補正のためのパラメータを自動化したり、認識率が
変動した場合の自動的な補正パラメータ機能を安価に有
することが可能になる。
【0074】また、複数の対象物を撮像し対象物の映像
が遠景から近景に移動する間の映像毎に「映像内のエッ
ジ部分の尖鋭度(高域周波数スペクトル成分)」を連続
して測定することで、リアルタイムにカメラの相対的な
フォーカス位置を計測することが可能となり、フォーカ
ス制御が可能となる。
【0075】さらに、文字プレートの認識処理の中でプ
レート背景部分と文字領域部分のコントラスト差を計測
し時間的に累積/平均化することでLEDの照射光量の
測定を、リアルタイムに行うことが可能になり自動的な
アラーム出力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文字プレート認識装置の構成例を
示したブロック図である。
【図2】本発明に係る文字プレート認識装置の処理手順
(1)を示したフローチャート図である。
【図3】本発明に係る文字プレート認識装置の処理手順
(2)を示したフローチャート図である。
【図4】本発明に係る文字プレート認識装置の処理手順
(3)を示したフローチャート図である。
【図5】本発明に係る文字プレート認識装置の文字プレ
ートエリアの切り出し処理を説明するための図である。
【図6】本発明に係る文字プレート認識装置においてプ
レートエリアの座標から文字メモリのマッピングを判定
する処理を説明するための図である。
【図7】本発明に係る文字プレート認識装置においてプ
レートエリアの座標から文字メモリへのマッピング例を
示した図である。
【図8】本発明に係る文字プレート認識装置において各
文字の辞書データとの最大相関値の時間平均値の算出例
を説明するための図である。
【図9】本発明に係る文字プレート認識装置において垂
直バンドと直行する点の輝度変化勾配を求めてカメラフ
ォーカス制御を説明するための図である。
【図10】本発明に係る文字プレート認識装置において
夜間の撮像データの文字部分と下地部分のコントラスト
比を説明するための図である。
【図11】従来の文字プレート認識装置の構成例を示し
たブロック図である。
【図12】従来の文字プレート認識装置の処理手順を示
したフローチャート図である。
【図13】従来のシステム設置例を示した図である。
【符号の説明】
1 飛び越し走査式カメラ 2 デコーダ 3 認識エンジン 31,32 フィールドメモリ 33 認識プログラム 34 文字ライブラリ 35 文字プレートメモリ 36 制御部 37 監視部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/40 100 G06T 7/40 100B 7/60 200 7/60 200Z Fターム(参考) 5B029 BB02 BB04 CC27 CC32 EE04 5B057 AA02 AA16 BA02 BA19 CD03 CE09 CH11 DB02 DC08 DC16 DC34 5B064 AA02 AA05 CA04 CA07 CA08 EA34 FA19 5L096 BA04 BA17 CA02 FA06 FA19 FA25 HA08 JA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飛び越し走査式カメラと、 該カメラで一つの移動する対象物を撮像したフィールド
    画像信号を画像データに変換するデコーダと、 該画像データから四辺形の文字プレートエリアを検出し
    てその座標値を算出し、該座標値から該文字プレートエ
    リアの上辺エッジ部分から走査して生成された第1のフ
    ィールドデータと該上辺エッジ部分から1ライン分ずれ
    て走査し生成された第2のフィールドデータとを記憶し
    てフレームデータを構成し、該フレームデータに基づい
    て文字認識を行う演算処理手段と、 を備えたことを特徴とする文字プレート認識装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該演算処理手段が、システム設置時にサンプル画像を用
    いてその輝度差分からエッジ部分と、該エッジ部分を形
    成する2組の平行な直線で囲まれたエリアの4点とを抽
    出し、該4点の座標より傾き補正角を予め算出してお
    き、該システム設置後の通常運用時に、各フィールドデ
    ータの上方から下方に移動する水平エッジ部分を抽出
    し、該水平エッジ部分を含む各フィールドデータに対し
    て該傾き補正角によるデータ変換を行って該文字プレー
    トエリアを切り出すことを特徴とした文字プレート認識
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 該演算処理手段は、該文字プレートエリアの垂直方向を
    表す座標値と、この座標値を整数近似した際の整数値と
    の距離が±0.25以内のとき該第1のフィールドデー
    タを生成し、それ以外のとき該第2のフィールドデータ
    を生成することを特徴とした文字プレート認識装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、 該演算処理手段は、該第2のフィールドデータを生成す
    るとき、該第1のフィールドデータにおける輝度差分情
    報を用いて、該文字プレートエリアの検出を行うことを
    特徴とする文字プレート認識装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 該演算処理手段が、文字認識に際し、該フレームデータ
    中の各文字について辞書データとパターンマッチングを
    行って相関値を求め、単位時間当たりの最大相関値の平
    均値が閾値以下になった場合、認識率低下と判定するこ
    とを特徴とした文字プレート認識装置。
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