JPH0682012B2 - 屋外設置用空調機の吸排気装置 - Google Patents
屋外設置用空調機の吸排気装置Info
- Publication number
- JPH0682012B2 JPH0682012B2 JP519289A JP519289A JPH0682012B2 JP H0682012 B2 JPH0682012 B2 JP H0682012B2 JP 519289 A JP519289 A JP 519289A JP 519289 A JP519289 A JP 519289A JP H0682012 B2 JPH0682012 B2 JP H0682012B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- air
- exhaust
- air conditioner
- air intake
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は屋外に設置せるヒートポンプチラーユニット等
空調機の排気音の抑制、雨滴の侵入防止及び排気の分散
等を主な目的とした屋外設置用空調機の吸排気装置に関
するものである。
空調機の排気音の抑制、雨滴の侵入防止及び排気の分散
等を主な目的とした屋外設置用空調機の吸排気装置に関
するものである。
室内に冷暖房を供給する手段として、例えば空冷ヒート
ポンプ式チラーユニット、或はヒートポンプ式パッケー
ジ型空調機等の一次側空調機を室内側に設置せるファン
コイルユニット、エアーハンドリング等の二次側空調機
に連結し、上記一次側空調機よりの熱煤を二次側空調機
を通して各室内に冷暖房の送給が行なわれていたのであ
るが、上記一次側空調機に用いられているヒートポンプ
チラーユニットの大部分が機体周部から空気を吸込し、
上部から排気をする機能を有するもので、殊に響大な騒
振音を伴うものであるから屋外に設置することが殆んど
であった。
ポンプ式チラーユニット、或はヒートポンプ式パッケー
ジ型空調機等の一次側空調機を室内側に設置せるファン
コイルユニット、エアーハンドリング等の二次側空調機
に連結し、上記一次側空調機よりの熱煤を二次側空調機
を通して各室内に冷暖房の送給が行なわれていたのであ
るが、上記一次側空調機に用いられているヒートポンプ
チラーユニットの大部分が機体周部から空気を吸込し、
上部から排気をする機能を有するもので、殊に響大な騒
振音を伴うものであるから屋外に設置することが殆んど
であった。
而るに上記の如くヒートポンプチラーユニットを屋外に
設置することによって騒振音の発生にて隣近所に多大の
迷惑を及ぼすことは勿論、外気取入口、排気口等外部の
開口部より雨水、塵埃等の不純物が機内に侵入する等し
て内部機構に著るしき支障を齎たらしめ、此れらが故障
発生の要因とも謂われていた。
設置することによって騒振音の発生にて隣近所に多大の
迷惑を及ぼすことは勿論、外気取入口、排気口等外部の
開口部より雨水、塵埃等の不純物が機内に侵入する等し
て内部機構に著るしき支障を齎たらしめ、此れらが故障
発生の要因とも謂われていた。
本発明は斯かる欠点に着眼し、屋外に設置せるヒートポ
ンプチラーユニットに以下記載のきわめて簡単な機構装
置を連接することによって上記種々の欠点を根本的に解
決行なわしめんとするものである。
ンプチラーユニットに以下記載のきわめて簡単な機構装
置を連接することによって上記種々の欠点を根本的に解
決行なわしめんとするものである。
本発明は上記の解決手段として機体内部に送風機、熱交
換機等の空調器を各配置してなる空調機において、該空
調機の上部に開設せる吸気口、排気口に外気吸、排気口
を夫々開口設けたT型状、十字型状等に形成せる多岐管
を任意方向に対して選定自在に連結せしめたことを特徴
とする屋外設置用空調機の吸排気装置を提供しようとす
るものである。
換機等の空調器を各配置してなる空調機において、該空
調機の上部に開設せる吸気口、排気口に外気吸、排気口
を夫々開口設けたT型状、十字型状等に形成せる多岐管
を任意方向に対して選定自在に連結せしめたことを特徴
とする屋外設置用空調機の吸排気装置を提供しようとす
るものである。
以下、本発明の実施の態様を例示するヒートポンプチラ
ーユニットに付いて詳説すると、ヒートポンプチラーユ
ニットは機体(1)の内部に仕切板(2)にて左右に区
画して熱交換室(3)、送風室(4)を形成するU型状
送風通路(5)を設け、上記夫々の室内に熱交換コイル
(6)、送風機(7)、電動機(8)、圧縮機(9)、
消音機構(10)等の種々機構装置が各配置されている。
ーユニットに付いて詳説すると、ヒートポンプチラーユ
ニットは機体(1)の内部に仕切板(2)にて左右に区
画して熱交換室(3)、送風室(4)を形成するU型状
送風通路(5)を設け、上記夫々の室内に熱交換コイル
(6)、送風機(7)、電動機(8)、圧縮機(9)、
消音機構(10)等の種々機構装置が各配置されている。
また上記機体(1)の上部に開口せる吸気口(11)、排
気出口(12)には内部に消音機構(図示省略)を備えた
吸気側消音チャンバー(13)、及び排気側消音チャンバ
ー(14)を夫々必要において取外し自在に連設して成る
ものである。
気出口(12)には内部に消音機構(図示省略)を備えた
吸気側消音チャンバー(13)、及び排気側消音チャンバ
ー(14)を夫々必要において取外し自在に連設して成る
ものである。
次に吸排気分散装置は第1図ならびに第2図(A)、
(B)、(C)にて示す如く、太径通風管をT型状、U
型状、或は十字型状等の分岐管(15)(16)に形成し、
夫々の分岐端口部を複数の吸気口(15)′、排気口(1
6)′に開口せしめたものであって、上記機体(1)の
上部吸気口(11)、排気口(12)に直接、または消音チ
ャンバー(13)(14)の吸、排気口(13)′、(14)′
に連結し此れを固定する。なお上記の連結方法としては
周辺との環境、位置状体等に適応すべく吸気口(1
5)′、排気口(16)′の方向位置を任意に変更選択し
設置しようとするものである。
(B)、(C)にて示す如く、太径通風管をT型状、U
型状、或は十字型状等の分岐管(15)(16)に形成し、
夫々の分岐端口部を複数の吸気口(15)′、排気口(1
6)′に開口せしめたものであって、上記機体(1)の
上部吸気口(11)、排気口(12)に直接、または消音チ
ャンバー(13)(14)の吸、排気口(13)′、(14)′
に連結し此れを固定する。なお上記の連結方法としては
周辺との環境、位置状体等に適応すべく吸気口(1
5)′、排気口(16)′の方向位置を任意に変更選択し
設置しようとするものである。
因みに第2図において上記吸排気装置における夫々の
吸、排気方向を矢印にて示している。
吸、排気方向を矢印にて示している。
即ち第1図においては一方の分岐管(15)を通して上下
垂直方向より外気を機体(1)内に吸気し、機体(1)
内にて熱交換し一方の分岐管(16)より上下方向に機体
(1)内よりの排気を送出するものである。また上記分
岐管(15)、(16)を第2図示(A)(B)(C)の如
く各枝管を多数の分岐管に形成することによって上下、
前方等多方向に亘って同時に排気を行なわしめることが
でき得るのである。
垂直方向より外気を機体(1)内に吸気し、機体(1)
内にて熱交換し一方の分岐管(16)より上下方向に機体
(1)内よりの排気を送出するものである。また上記分
岐管(15)、(16)を第2図示(A)(B)(C)の如
く各枝管を多数の分岐管に形成することによって上下、
前方等多方向に亘って同時に排気を行なわしめることが
でき得るのである。
なお、上記は屋外設置用としてのヒートポンプチラーユ
ニットの実施例を示すものであるが殊に屋外のみに限定
されるものではなく、設置場所等においては室外空調機
等にも汎く利用することができ得る。
ニットの実施例を示すものであるが殊に屋外のみに限定
されるものではなく、設置場所等においては室外空調機
等にも汎く利用することができ得る。
本発明は上記の如く機体(1)の上部に開設せる吸、排
気口(11)、(12)部分に管端部に吸気口(15)′排気
口(16)′を夫々開口設けてなる多岐管(15)(16)を
連結してなるものであるから、外気を取入れする場合に
は一方の吸気側多岐管(15)の吸気口(15)′を変更す
るのみにて任意方向より最適なる外気を容易に取入れす
ることができ得、依って狭隘なる場所にでも空調機を設
置可能であると共にまた、排気の場合においては一方の
排気側多岐管(16)の排気口(16)′を変更することに
よって該排気口(16)′より洩出する一部の騒振音が任
意方向に変更することができ得る。
気口(11)、(12)部分に管端部に吸気口(15)′排気
口(16)′を夫々開口設けてなる多岐管(15)(16)を
連結してなるものであるから、外気を取入れする場合に
は一方の吸気側多岐管(15)の吸気口(15)′を変更す
るのみにて任意方向より最適なる外気を容易に取入れす
ることができ得、依って狭隘なる場所にでも空調機を設
置可能であると共にまた、排気の場合においては一方の
排気側多岐管(16)の排気口(16)′を変更することに
よって該排気口(16)′より洩出する一部の騒振音が任
意方向に変更することができ得る。
故に従来、欠点であった騒振音による周辺被害を完全に
解決し、例え洩出する懸念があったとしても枝管である
ために多方向に分散し騒振音の発生を著るしく軽減する
等の効果を有している。
解決し、例え洩出する懸念があったとしても枝管である
ために多方向に分散し騒振音の発生を著るしく軽減する
等の効果を有している。
更に特許請求の範囲第項の吸、排気側消音チャンバー
(13)、(14)の排気口部分に上記、多岐管(15)(1
6)を取付けすることにより機体(1)内における騒振
音の発生を上記作用と併せてより効果的に抑制し、以て
低騒音で静粛な空気調和機を容易に求めることができ得
るのである。
(13)、(14)の排気口部分に上記、多岐管(15)(1
6)を取付けすることにより機体(1)内における騒振
音の発生を上記作用と併せてより効果的に抑制し、以て
低騒音で静粛な空気調和機を容易に求めることができ得
るのである。
また特許請求の範囲第項の如く多岐管(15)(16)の
接続基管部(17)(18)を稍斜下方の傾斜状に折曲形成
し、此れを機体(1)の垂直方向に連接することによっ
て、夫々の吸気口(15)′、(15)′、排気口(16)、
(16)′が上下垂直方向となり、特に下方えの傾斜状の
連結部にて形成されているがために雨滴等の機内えの浸
入を確実に防止し、以て機内における各機構装置の雨水
による故障を未然する利点をも併せ有している。
接続基管部(17)(18)を稍斜下方の傾斜状に折曲形成
し、此れを機体(1)の垂直方向に連接することによっ
て、夫々の吸気口(15)′、(15)′、排気口(16)、
(16)′が上下垂直方向となり、特に下方えの傾斜状の
連結部にて形成されているがために雨滴等の機内えの浸
入を確実に防止し、以て機内における各機構装置の雨水
による故障を未然する利点をも併せ有している。
而も本発明においては従来懸案と為されていた油煙対策
においても、上記分岐管(15)(16)にフィルター装置
を容易に脱着、或は取替えすることが可能であるがため
に油煙を迅速容易にして排除することができ得、以て油
煙対策機器としては最適なる発明である。
においても、上記分岐管(15)(16)にフィルター装置
を容易に脱着、或は取替えすることが可能であるがため
に油煙を迅速容易にして排除することができ得、以て油
煙対策機器としては最適なる発明である。
図面は本発明に係る屋外設置用空調機の吸排気装置の実
施の態様を例示するもので、 第1図は内部機構を略解的に明示せる正面図、 第2図は同上、吸 排気装置部分の変化態様図である。 符号の説明 (1)……機体、(13)……吸気側消音チャンバー (14)……排気側消音チャンバー、(15)……吸気側分
岐管 (16)……排気側分岐管
施の態様を例示するもので、 第1図は内部機構を略解的に明示せる正面図、 第2図は同上、吸 排気装置部分の変化態様図である。 符号の説明 (1)……機体、(13)……吸気側消音チャンバー (14)……排気側消音チャンバー、(15)……吸気側分
岐管 (16)……排気側分岐管
Claims (3)
- 【請求項1】機体内部に送風機、熱交換機等の空調機器
を各配置してなる空調機において、該空調機の上部に開
設せる吸気口、排気口に外気の吸排気口を夫々に開口設
けたT型状、十字型状等に形成せる多岐管を任意方向に
対して選定自在に連結せしめたことを特徴とする屋外設
置用空調機の吸排気装置。 - 【請求項2】上記、空調機の上部に消音チャンバーを連
接設け、該消音チャンバーの吸気、排気口部分に外気の
吸、排気口を夫々開口設けてなる多岐管を任意方向に連
結せしめたことを特徴とする特許請求の範囲第項記載
の屋外設置用空調機の吸排気装置。 - 【請求項3】上記、多岐管の接続基管部を稍斜下方の傾
斜状に折曲形成せしめたことを特徴とする特許請求の範
囲第項記載の屋外設置用空調機の吸排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP519289A JPH0682012B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 屋外設置用空調機の吸排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP519289A JPH0682012B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 屋外設置用空調機の吸排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02187543A JPH02187543A (ja) | 1990-07-23 |
JPH0682012B2 true JPH0682012B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=11604354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP519289A Expired - Lifetime JPH0682012B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 屋外設置用空調機の吸排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682012B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160356406A1 (en) * | 2015-06-08 | 2016-12-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Hybrid solar module coupling and method of making |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP519289A patent/JPH0682012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02187543A (ja) | 1990-07-23 |
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