JPH0681976A - 電磁作動装置用可動コア - Google Patents

電磁作動装置用可動コア

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JPH0681976A
JPH0681976A JP23175792A JP23175792A JPH0681976A JP H0681976 A JPH0681976 A JP H0681976A JP 23175792 A JP23175792 A JP 23175792A JP 23175792 A JP23175792 A JP 23175792A JP H0681976 A JPH0681976 A JP H0681976A
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JP
Japan
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movable core
magnetic
core
magnetic material
movable
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Application number
JP23175792A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Shimizu
睦 清水
Yoshinori Tanaka
喜典 田中
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定コアへの近接・離反を可能として該固定コ
アに対向配置される電磁作動装置用可動コアにおいて、
可動コアの加工コスト低減および可動コアの重量低減を
図る。 【構成】可動コア391 は、周方向に間隔をあけて配置
される複数の磁性材料製磁性片44が、それらの磁性片
44間を埋める合成樹脂製モールド部451 で相互に結
合されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定コアへの近接・離
反を可能として該固定コアに対向配置される電磁作動装
置用可動コアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる可動コアは、たとえば実開
昭62−124383号公報等により知られており、可
動コア全体が電磁軟鉄により形成されるのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記電磁軟
鉄は切削性に劣るので可動コアの製作にあたっては加工
に時間がかかって加工コストの増大を招く。また可動コ
アの重量が比較的重く、したがって可動コアを軸方向に
駆動するにも比較的大きな力が必要となり、コイルおよ
び戻しばね等の小型化すなわち電磁作動装置全体の小型
化に限界が生じる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、可動コアの加工コスト低減および電磁作動装
置の小型化に寄与し得るようにした電磁作動装置用可動
コアを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に従う可動コアは、周方向に間
隔をあけて配置される複数の磁性材料製磁性片が、それ
らの磁性片間を埋める合成樹脂製モールド部で相互に結
合されて成る。
【0006】また請求項2記載の発明に従う可動コア
は、周方向に間隔をあけて配置される複数の腕部の内端
が相互に連結されて成る磁性材と、各腕部間を埋める合
成樹脂製モールド部とで構成される。
【0007】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項2記載の発明の構成に加えて、前記磁性材は、磁
性材料から成る複数枚の薄板が積層されて成る。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0009】図1ないし図3は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は常開型電磁弁の縦断面図であって
図3の1−1線に対応する断面図、図2は可動コアおよ
びロッドの側面図、図3は図2の3−3線断面図であ
る。
【0010】この常開型電磁弁のケーシングCは、鉄系
金属等の磁性金属から成る第1ケース部材4と、第2ケ
ース部材5とを相互に結合して構成される。第1ケース
部材4は、厚肉の円筒状に形成される第1継鉄部6と、
第1継鉄部6の外周に段差を介して同軸に連なる円筒状
の第2継鉄部7とを一体に備え、第2継鉄部7の端部に
は段部8を介して薄肉部9が設けられる。また第2ケー
ス部材5はキャップ状に形成されるものであり、第2継
鉄部7の段部8に第2ケース部材5の外周縁部を当接さ
せた状態で該外周縁部を覆うように薄肉部9をかしめる
ことにより第1および第2ケース部材4,5が結合さ
れ、それによりケーシングCが構成される。
【0011】第1ケース部材4における第1継鉄部6の
中央部には、その軸線方向外端寄りに第1孔11が設け
られるとともに、軸線方向内方側に向けて順に大径とな
るようにして第1孔11に連なる第2孔12、第3孔1
3、第4孔14、第5孔15および第6孔16が相互間
に段差をなして同軸に設けられる。而して第1孔11に
は、第1孔11と同軸の弁孔17を有して基本的に円筒
状に形成される弁座部材18が圧入、固着される。
【0012】第1ケース部材4の第1継鉄部6と、第2
ケース部材5との間には、第1継鉄部6側から順に、ボ
ビン23に巻装されて円筒状に構成されたコイル24
と、鉄系金属等の磁性金属によりリング状に形成される
継鉄部材19とが挟持される。すなわちコイル24の軸
方向両側には第1継鉄部6および継鉄部材19が配置さ
れ、コイル24は第2継鉄部7で囲繞されることにな
る。
【0013】第1継鉄部6および継鉄部材19は、第2
継鉄部7と同軸にしてコイル24の内方に配置される連
結筒部25を介して連結されるものであり、この連結筒
部25は、非磁性材料たとえばステンレス鋼により円筒
状に形成されるとともに第1継鉄部6にろう付けされる
非磁性筒体26に、磁性材料たとえば電磁軟鉄により非
磁性筒体26と同一内、外径の円筒状に形成されるとと
もに第2ケース部材5で受けるようにして継鉄部材19
に嵌合される円筒状の磁性筒体27がろう付けにより同
軸に結合されて成るものである。しかも非磁性筒体26
は、コイル24の軸方向に沿うほぼ全長にわたる長さを
有するように形成されている。
【0014】連結筒部25の第1継鉄部6側端部には、
鉄系金属等の磁性金属により円筒状に形成される固定コ
ア29が嵌合され、該固定コア29は、第1継鉄部6の
第4孔14および第15孔15間の段部との間にわずか
な間隔をあける位置まで第5孔15に嵌合した状態で固
定される。すなわち、第1継鉄部6には、第5孔15に
対応する部分の一直径線上に一対のかしめ用凹部30が
設けられており、これらのかしめ用凹部30は第1継鉄
部6の外周に設けられている環状溝31にそれぞれ開口
される。一方、固定コア29にはそれらのかしめ用凹部
30に対応する位置で軸方向に間隔をあけた一対の係止
凹部32,32が環状に設けられている。而して固定コ
ア29を第5孔15に軽圧入した状態で、かしめ用凹部
30の閉塞端を内方側に衝撃的に加圧することにより、
第5孔15の内面の一部が両係止凹部32,32に係合
するようにかしめられることになり、それにより固定コ
ア29が第1継鉄部6に固定されることになる。
【0015】弁座部材18および固定コア29間で第1
継鉄部6内には弁室33が形成されるものであり、該弁
室33内で第1継鉄部6には、固定コア29と同軸のリ
ング状である案内部材34が固定される。すなわち案内
部材34は、第1継鉄部6の第4孔14に軽圧入され、
その状態で第4孔14の第5孔15側端縁をかしめるこ
とにより第1継鉄部6に固定されることになる。
【0016】また案内部材34には、弁室33内を区画
することを回避するために孔34aが周方向に間隔をあ
けた複数たとえば4個所に穿設される。さらに第1継鉄
部6には弁室33を環状溝31に連通させる連通路35
が穿設されている。
【0017】連結筒部25の第2ケース部材5側端部に
は、磁性筒体27内面に接触するシール部材36を外面
に有して有底円筒状に形成されるストッパ37がその閉
塞端を第2ケース部材5に当接させるようにして嵌合さ
れ、該ストッパ37の内周には複数たとえば4個の溝3
8が軸方向に延びて設けられる。
【0018】連結筒部25内で固定コア29およびスト
ッパ37間には可動コア391 が軸方向移動可能に収容
され、固定コア29および可動コア391 間には可動コ
ア391 を固定コア29から離反する方向に付勢する戻
しばね40が縮設される。
【0019】可動コア391 には、金属製ロッド421
がその両端を可動コア391 の軸方向両端から突出する
ようにして一体化されており、該ロッド421 の先端部
(図1の上端部)は固定コア29を緩やかにかつ同軸に
貫通するとともに案内部材34で軸方向移動を案内され
るようにして弁室33内に突入され、このロッド42 1
の先端部には、弁座部材18に着座して弁孔17を閉鎖
可能な球状の弁体43がかしめ結合される。またロッド
421 の後端部はストッパ37に摺動可能に嵌合され
る。
【0020】図2および図3を併せて参照して、可動コ
ア391 は、周方向に間隔をあけて配置される複数たと
えば4個の磁性片44…が、それらの磁性片44…間を
埋める合成樹脂製モールド部451 で相互に結合され
て、短円柱状に形成されるものである。
【0021】各磁性片44…は、たとえば磁性軟鉄の引
抜きあるいは押出し成形により横断面矩形の棒状に形成
されるものであり、その内面には、モールド部451
の結合を強固にするための一条の係合溝44aが長手方
向全長にわたって設けられる。またロッド421 は、可
動コア391 の成形時に各磁性片44…とともにモール
ド部451 に一体に結合されるものであり、ロッド42
1 の外面にはモールド部451 との結合を強固にするた
めの環状の係合溝46…が長手方向複数個所に設けられ
る。
【0022】しかもモールド部451 の外面で可動コア
391 の案内筒部25内での摺動作動を案内するため
に、モールド部451 は、各磁性片44…間でそれらの
磁性片44…よりも半径方向外方に突出して形成され
る。またモールド部451 の外面には、案内筒部25内
における可動コア391 の両側間の作動液の流通を許容
するための流通溝47…が軸方向全長にわたって設けら
れる。
【0023】さらに可動コア391 におけるストッパ3
7側の端部で、各磁性片44…よりもストッパ37側に
突出する突部45aがモールド部451 に設けられてお
り、この突部45aがストッパ37に当接することによ
り各磁性片44…がストッパ37に直接当接することが
回避され、可動コアおよびストッパ間に従来介在されて
いたスペーサが不要となる。
【0024】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、コイル24の消磁時には可動コア391 は戻しば
ね40のばね力により固定コア29から離反した位置に
あり、弁体43は弁座部材18から離反して弁孔17を
開放した開弁状態にある。この開弁状態でコイル24を
励磁すると、継鉄部材19、磁性筒体27、可動コア3
1 、固定コア29、第1継鉄部6および第2継鉄部7
と経由する磁束が生じ、可動コア391 が固定コア29
側に吸着され、弁体43を弁座部材18に着座させて弁
孔17を閉じ、閉弁状態を得ることができる。
【0025】このような常開型電磁弁において、可動コ
ア391 は、周方向に間隔をあけて配置される複数たと
えば4個の磁性片44…が、それらの磁性片44…間を
埋める合成樹脂製モールド部451 で相互に結合されて
成るものであり、したがって軽量である。そのため、可
動コア391 を軸方向に駆動するための力が比較的小さ
くてすみ、コイル24および戻しばね40の小型化を図
ることができ、その結果、常開型電磁弁の小型化が可能
となる。
【0026】また磁性片44…は、切削性に劣る電磁軟
鉄から成るものであるが、各磁性片44…は引抜きある
いは押出し成形により形成可能であるので、切削加工が
不要であり、加工工数の低減に寄与することができる。
【0027】しかも可動コア391 の型成形時にロッド
421 を可動コア391 に一体に結合することができる
ので、可動コアにロッドを圧入するものと比べると、可
動コア391 およびロッド421 の軸方向相対位置のば
らつきが生じるのを抑えることが可能となるとともに、
型による大量生産が可能となり、製造コスト低減に寄与
することができる。
【0028】さらにモールド部451 の外面に作動液を
流通させるための流通溝47が設けられるので、合成樹
脂によるモールド成形時に流通溝47を同時に形成する
ことが可能であり、切削加工が不要であるので、切削に
伴うばりの発生もない。
【0029】上記第1実施例では、金属製ロッド421
を可動コア391 に一体にモールド結合するようにした
が、図4で示す第2実施例のように、可動コア392
おけるモールド部452 と一体にして合成樹脂から成る
ロッド部422 を形成するようにしてもよい。
【0030】また上記第1および第2実施例では、流通
溝47をモールド部451 ,452の外面に設けるよう
にしたが、磁性片44…を引抜きあるいは押出し成形す
る際に、各磁性片44…の外面に流通溝を同時に形成す
るようにしてもよく、このようにしても切削加工を不要
としてばりの発生を抑えることができる。
【0031】図5および図6は本発明の第3実施例を示
すものであり、図5は常閉型電磁弁の縦断面図であって
図6の5−5線に対応する断面図、図6は図5の6−6
線断面図である。
【0032】この常閉型電磁弁のケーシングC′は、鉄
系金属等の磁性金属から成るケース部材48と、蓋部材
49とを相互に結合して構成される。ケース部材48
は、有底円筒部51と、有底円筒部51にフランジ部5
2を介して同軸に連なる円筒状の円筒部53とを一体に
備え、円筒部53の端部には段部54を介して薄肉部5
5が設けられる。而して、円筒部53の段部54に蓋部
材49の外周縁部を当接させた状態で該外周縁部を覆う
ように薄肉部55をかしめることによりケース部材48
および蓋部材49が結合される。
【0033】蓋部材49には、ケース部材48側に突出
する円筒状の突部56が突設されており、この突部56
とケース部材48の有底円筒部51とは案内筒部57を
介して同軸に結合される。この案内筒部57は、突部5
6に同軸にろう付けされる非磁性筒体58と、非磁性筒
体58に同軸にろう付けされる磁性筒体59とから成る
ものであり、磁性筒体59が有底円筒部51に嵌合され
る。
【0034】ボビン23に巻装されて円筒状に構成され
たコイル24は、案内筒部57を同軸に囲繞してフラン
ジ部52と蓋部材49との間に挟持される。
【0035】また蓋部材49の中央部には、弁孔60を
有して基本的に円筒状に形成される弁座部材61が圧
入、固着される。
【0036】ケース部材48内には、連結筒部57の磁
性筒体59に嵌合するようにして磁性金属から成る固定
コア29′が固定され、該固定コア29′の外周には磁
性筒体59の内面に接触するOリング62が嵌着され
る。連結筒部57内で固定コア29′および蓋部材49
間には可動コア393 が軸方向移動可能に収容され、固
定コア29および可動コア393 間には可動コア393
を固定コア29′から離反する方向に付勢する戻しばね
40′が縮設される。
【0037】可動コア393 には、弁座部材61に着座
して弁孔60を閉鎖可能な半球状の弁体63が一体に設
けられる。
【0038】可動コア393 は、周方向に間隔をあけて
配置される複数たとえば4個の腕部64a…の内端が相
互に連設されて成る磁性材64と、各腕部64a…間を
埋める合成樹脂製モールド部453 とで短円柱状に構成
されるものである。
【0039】磁性材64は略十字状の横断面形状を有す
るものであり、たとえば磁性軟鉄により略十字状に形成
された薄板を相互に積層重合することにより形成され
る。しかも前記各薄板の中央部には半球状の突部が突設
されるものであり、各薄板を積層したときに、磁性材6
4の弁座部材61側端部には、該弁座部材61に着座可
能な半球状の弁体63が前記突部により形成される。し
かも積層状態にある各薄板は、モールド部453 により
その積層状態を強固にして相互に連設されることにな
る。
【0040】しかもモールド部453 の外面で可動コア
393 の案内筒部57内での摺動作動を案内するため
に、モールド部453 は、各腕部64a…間でそれらの
腕部64a…よりも半径方向外方に突出して形成され
る。またモールド部453 の外面には、案内筒部57内
における可動コア393 の両側間の作動液の流通を許容
するための流通溝67…が軸方向全長にわたって設けら
れる。
【0041】さらに可動コア393 における固定コア2
9′側の端部で、磁性材64よりも固定コア29′側に
突出する突部95a′がモールド部453 に設けられて
おり、この突部45a′が固定コア29′に当接するこ
とにより磁性材64が固定コア29′に直接当接するこ
とが回避される。
【0042】この第3実施例によれば、可動コア393
は、周方向に間隔をあけて配置される複数たとえば4個
の腕部64a…を有する磁性材64と、各腕部64a…
間を埋める合成樹脂製モールド部453 とで構成される
ものであり、したがって軽量である。そのため、可動コ
ア393 を軸方向に駆動するための力が比較的小さくて
すみ、コイル24および戻しばね40′の小型化を図る
ことができ、その結果、常閉型電磁弁の小型化が可能と
なる。
【0043】また磁性材64は、切削性に劣る電磁軟鉄
から成るものであるが、磁性材64は打抜き成形により
形成可能であるので、切削加工が不要であり、加工工数
の低減に寄与することができる。
【0044】しかも薄板を積層するだけで弁体63を形
成することができるので、可動コアにロッドを圧入する
ものと比べると、型による大量生産が可能となり、製造
コスト低減に寄与することができる。
【0045】ところでコイル24を励磁状態から消磁状
態に切換えたときに、可動コア39 3 では渦電流損によ
り磁気エネルギーを減少させるものであるが、磁性材6
4が複数枚の薄板の積層により形成されていることによ
り、渦電流損を小さくして磁気抜き時間の短縮を図り、
応答性の向上を図ることができる。
【0046】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明に従う
可動コアは、周方向に間隔をあけて配置される複数の磁
性材料製磁性片が、それらの磁性片間を埋める合成樹脂
製モールド部で相互に結合されて成るので、可動コアの
軽量化を図り、それにより電磁作動装置の小型化に寄与
することができるとともに、磁性片の加工を容易とし、
加工時間の短縮ひいては加工コストの低減に寄与するこ
とができる。
【0048】また請求項2記載の発明に従う可動コア
は、周方向に間隔をあけて配置される複数の腕部の内端
が相互に連結されて成る磁性材と、各腕部間を埋める合
成樹脂製モールド部とで構成されるので、可動コアの軽
量化を図り、それにより電磁作動装置の小型化に寄与す
ることができるとともに、磁性材の加工を容易とし、加
工時間の短縮ひいては加工コストの低減に寄与すること
ができる。
【0049】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項2記載の発明の構成に加えて、磁性材は、磁性材
料から成る複数枚の薄板が積層されて成るので、磁気抜
け時間の短縮を図り、応答性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の常開型電磁弁の縦断面図であって
図3の1−1線に対応する断面図である。
【図2】可動コアおよびロッドの側面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】第2実施例の図1に対応する縦断面図である。
【図5】第3実施例の常閉型電磁弁の縦断面図であって
図6の5−5線に対応する断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【符号の説明】
29,29′ 固定コア 391 ,392 ,393 可動コア 451 ,452 ,453 モールド部 44 磁性片 64 磁性材 64a 腕部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定コア(29)への近接・離反を可能
    として該固定コア(29)に対向配置される電磁作動装
    置用可動コアにおいて、周方向に間隔をあけて配置され
    る複数の磁性材料製磁性片(44)が、それらの磁性片
    (44)間を埋める合成樹脂製モールド部(451 ,4
    2 )で相互に結合されて成ることを特徴とする電磁作
    動装置用可動コア。
  2. 【請求項2】 固定コア(29′)への近接・離反を可
    能として該固定コア(29′)に対向配置される電磁作
    動装置用可動コアにおいて、周方向に間隔をあけて配置
    される複数の腕部(64a)の内端が相互に連結されて
    成る磁性材(64)と、各腕部(64a)間を埋める合
    成樹脂製モールド部(453 )とで構成されることを特
    徴とする電磁作動装置用可動コア。
  3. 【請求項3】 前記磁性材(64)は、磁性材料から成
    る複数枚の薄板が積層されて成ることを特徴とする請求
    項2記載の電磁作動装置用可動コア。
JP23175792A 1992-08-31 1992-08-31 電磁作動装置用可動コア Pending JPH0681976A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013535827A (ja) * 2010-07-27 2013-09-12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ソレノイドアクチュエータ

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US9401236B2 (en) 2010-07-27 2016-07-26 Robert Bosch Gmbh Magnetic actuator

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