JPH0681897B2 - 管部材へのプロテクタ締付け用バンドの組付方法 - Google Patents

管部材へのプロテクタ締付け用バンドの組付方法

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JPH0681897B2
JPH0681897B2 JP62248881A JP24888187A JPH0681897B2 JP H0681897 B2 JPH0681897 B2 JP H0681897B2 JP 62248881 A JP62248881 A JP 62248881A JP 24888187 A JP24888187 A JP 24888187A JP H0681897 B2 JPH0681897 B2 JP H0681897B2
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JP
Japan
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protector
tightening band
exhaust pipe
pipe member
tightening
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侃志 野波
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プロテクタを管部材に付設するための締付け
用バンドを自動的に組付ける方法に関する。
(従来の技術) 例えば、第4図および第5図に示すように、自動車等の
排気管1にプロテクタ2を付設する場合には、金属製の
プロテクタ締付け用バンド3を用いて、プロテクタ2を
排気管1に組付けている。そして、プロテクタ締付け用
バンド3の固定は、両端部を合わせてナット4にボルト
5を締付けて行なっている。
従来の、排気管1へのプロテクタ締付け用バンド3の組
付方法を説明すると、第6図に示すように、一箇所が開
口し、その端部のそれぞれにボルト5の螺子部5aが挿入
される貫通孔6,6が穿設された座面7,7と、該座面7,7が
当接したときに排気管1の外径と同じ径となる湾曲した
バンド本体8とが形成されたプロテクタ締付け用バンド
3を使用して、次のようにして行なわれている。
まず、プロテクタ締付け用バンド(以下締付け用バンド
という)3の開口は排気管1の外径より狭く設定されて
いるため、プロテクタ2を沿わせた排気管1を開口に押
し当てて端部を押し拡げながら嵌め込む。
つぎに、ナット4を保持させた受け治具(図示せず)
に、締付け用バンド3の両端の座面7,7の一方を固定
し、他方の座面7の貫通孔6にボルト5の螺子部5aを作
業者が手作業により嵌め込んだ後、手動ナットランナー
(図示せず)を用いて、バンド本体8を排気管1の外周
に沿わせながら巻き付けてボルト締めを行なう。
このようにして、第4図に示すように締付け用バンド3
で、プロテクタ2が排気管1に付設される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の組付方法では、次のよう
な問題点があった。
まず、締付け用バンド3のバンド本体8は、プロテクタ
2を強固に保持しなければならないため、ある程度の剛
性を有しており、そのため、ボルト締めをする場合に、
作業者がバンド本体8をその剛性に抗して排気管1の外
周に押し付けながら行なわなければならず、これは作業
者にとって多大な負担となっていた。
そこで、自動化を図ろうとすると、締付け用バンド3の
開口に排気管1を押し当てて端部を拡げながら嵌め込む
という動作があり、これを自動的に行なおうとすると、
作業者の作業のように細かな調節がなされないため、嵌
め込むときに排気管1が締付け用バンド3の座面7,7ま
たはバンド本体8を変形させる虞れがあった。そのた
め、自動化が図れないという問題点が生じた。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、締付け用バンドの組付けを自動化
して作業性の向上を図ることにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段を第1図乃至第3図
に基づいて説明する。
まず、本発明の方法に使用する締付け用バンド9は、第
3図に示すように、中央部から一方側に排気管1の外周
に沿う形状の半円部10を有し、他方側に直線状の巻き付
け部11を有する形状となっており、さらに端部に形成さ
れている座面12にナット4を溶着したものである。
そして、この締付け用バンド9を次の方法で、プロテク
タ2を沿わせた排気管1に組付ける。
受け治具16上面にセットされた締付け用バンド9の半円
部10に、排気管1と該排気管1の外周に付設するプロテ
クタ2とを嵌め込み、前記巻き付け部11を、アーム20に
形成されている、排気管1の外径とほぼ同一の係の半円
状凹部21で排気管1の外周に押し付け、外周に沿って変
形させて巻き付けた後、座面12に溶着されているナット
4にボルト締めユニット27でボルト5を締付けて両端部
を締結する。
(作用) このように締付け用バンド9を半円部10と直線状の巻き
付け部11の形状としたため、締付け用バンド9にプロテ
クタ2を沿わせた排気管1を挿入するときに、締付け用
バンド9を押し拡げる必要がなくなり、変形させること
がない。そのため、締付け用バンド9への排気管1の嵌
め込みを自動化することが可能となる。
また、それにより、アーム20の作動およびナット4とボ
ルト5の締付けを自動的に行なわせることにより、締付
け用バンド9の組付を自動化することができる。
(実施例) つぎに、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。な
お、本実施例では、締付け用バンドを用いて排気管1に
プロテクタ2を取付けるものについて説明する。
まず、本発明の締付け用バンド9の排気管1への取付け
前の形状を第3図に示し、これを説明する。
中央部から一方側には、排気管1の外周に沿う半円部10
が形成されており、他方側には直線状の巻き付け部11が
形成されている。そして、両端には、座面12,13が形成
されており、それぞれの座面12,13にはボルト5の螺子
部5aが挿入される貫通孔14,15が穿設されている。ま
た、前記半円部10が形成されている側の座面12にはナッ
ト4が溶接で固定されている。
この構成の締付け用バンド9を使用して、自動的に排気
管1にプロテクタ2を締付ける装置を第1図および第2
図を用いて説明する。
16は受け治具で、上面に、締付け用バンド9の半円部10
が嵌まる半円状の受け溝17と、締付け用バンド9の一方
の座面12に固定されているナット4が嵌まる孔18とが形
成されている。
また、受け治具16の上側端部には、ヒンジピン19により
回動自在にアーム20が取付けられており、該アーム20に
は、排気管1の外径とほぼ同一の径の半円状凹部21が形
成されている。そして、アーム20の半円状凹部21と受け
治具16側の半円状の受け溝17とで、排気管1を挟み込む
構成となっている。
つぎに、22はアーム20を回転させるシリンダ装置であっ
て、該シリンダ装置22は、本体23が受け治具にピン24を
介して回動可能に取付けられ、ロッド25が前記アーム20
にピン26を介して回転可能に取付けられている。
また、受け治具16の上面に形成されている、ナット4が
嵌まる孔18に対向させて、上方にはボルト5を自動的に
ナット4に締付ける自動ボルト締めユニット27が設けら
れている。
以上の部品および装置を用いて本発明の方法を具体的に
説明する。
まず、アーム20を開けた状態で、受け治具16の受け溝17
に半円部10を嵌め、同時にナット4を受け治具16の孔に
嵌めて締付け用バンド9をセットする。
つづいて、締付け用バンド9の半円部10に、プロテクタ
2を外周に沿わせた排気管1を自動的に嵌め込む(第1
図に示す状態)。このとき、締付け用バンド9を押し拡
げる必要がないため、変形させることはない。
つぎに、シリンダ装置22を作動させロッド25を伸長させ
てアーム20を回転させることにより、アーム20の半円状
凹部21で締付け用バンド9の巻き付け部11を排気管1の
外周に押し付けて外周に沿って変形させる。このとき、
締付け用バンド9は受け治具16の半円状凹部17と孔18と
で半円部10およびナット4が保持されているため、横方
向(図中左方向)にずれて移動してしまうことはない。
そして、ボルト5が取付けられた自動ボルト締めユニッ
ト27をナット4の上方から下降させ、ボルト5をナット
4に締め込んで、座面12,13の箇所に締結する。
以上のようにして、排気管1にプロテクタ2を自動的に
締付け用バンド9を用いて付設させることができる。
なお、本実施例では、排気管1にプロテクタ2を締付け
るものについて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、管部材に締付け用ベルトを組付ける構成
のものであれば、どのような形式のものであってもよ
い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明は、中央部から一方側
に管部材の外周に沿う形状の半円部を有し、他方側に直
線状に巻き付け部を有する締付け用バンドを使用し、前
記半円部に管部材を挿入した後、アームにより前記巻き
付け部を管部材の外周に沿わせて変形させ、さらに、締
付け用バンドの両端部をボルトとナットにより締結する
という方法により、締付け用バンドによる管部材とプロ
テクタとの締付けを自動化することができる。
そのため、作業者の負担を大幅に削減でき、さらに、締
付け用バンドの組付け行程のサイクルタイムが短縮で
き、作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の排気管にアームにより締付
け用バンドを巻き付ける前の状態を示す一部断面を有す
る正面図、 第2図は、本発明の実施例の排気管にアームにより締付
け用バンドを巻き付けた状態を示す一部断面を有する正
面図、 第3図は、本発明の実施例の締付け用バンドの使用前の
状態を示す一部断面を有する正面図、 第4図は、締付け用バンドで排気管にプロテクタを付設
させた状態を示す斜視図、 第5図は、第4図のV−V線断面図、 第6図は、従来の締付け用バンドの使用前の状態を示す
一部断面を有する正面図である。 1……排気管(管部材) 2……プロテクタ 4……ナット 5……ボルト 9……プロテクタ締付け用バンド 10……半円部 11……巻き付け部 20……アーム 21……半円状凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部から一方側に管部材の外周に沿う形
    状の半円部を有し、他方側に直線状の巻き付け部を有す
    るプロテクタ締付け用バンドの前記半円部に、前記管部
    材と該管部材の外周に付設されるプロテクタとを嵌め込
    み、前記巻き付け部をアームに形成した、管部材の外径
    とほぼ同一の径の半円状凹部で管部材に押し付け、外周
    に沿って変形させて巻き付けた後、プロテクタ締付け用
    バンドの一方側端部と他方側端部とをボルトおよびナッ
    トにより締結することを特徴とする管部材へのプロテク
    タ締付け用バンドの組付方法。
JP62248881A 1987-10-01 1987-10-01 管部材へのプロテクタ締付け用バンドの組付方法 Expired - Lifetime JPH0681897B2 (ja)

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