JPH0681840U - 車載用スピーカ装置 - Google Patents

車載用スピーカ装置

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JPH0681840U
JPH0681840U JP2333293U JP2333293U JPH0681840U JP H0681840 U JPH0681840 U JP H0681840U JP 2333293 U JP2333293 U JP 2333293U JP 2333293 U JP2333293 U JP 2333293U JP H0681840 U JPH0681840 U JP H0681840U
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JP
Japan
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speaker
vehicle
seat
sound
speaker device
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Withdrawn
Application number
JP2333293U
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Inventor
直樹 柏木
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廉価な構成で音場効果を高めることが可能な
車載用スピーカ装置を提供することを目的とする。 【構成】 分配器ユニット20に本体側スピーカ30と
シートスピーカ40をそれぞれ配線し、シートスピーカ
40を内装部品50,90の通気性表皮材72,91内
に設置してサラウンド効果を高めた構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車載用スピーカ装置に係り、特に、廉価な構成で、良好な音場効 果をもたせた車載用スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、カーステレオ等のスピーカは、ドアトリムや車室内後方のリヤパーセル シェルフに設置される場合が多い。
【0003】 また、最近では、図7に示すように、音源1からDSP(digital s round processer)ユニット2を介して車室内のフロント側およ びリヤ側の4箇所に設置されたスピーカ3を備えた立体的な音場を構成するスピ ーカシステムが増えつつある。
【0004】 また、図8に示すように、ドアトリム4の前方側下部にスピーカ3を設置する とともに、カーオーディオの音質改善および前方定位を目的としたツィーターユ ニット5を設定したものもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載用スピーカ装置においては、音場効果を上げるため に、DSPユニット2を設置した場合、DSPユニット2が高価であり、かつ、 DSPユニット2の設置スペースを別途必要とするという問題点があった。
【0006】 また、ツィーターユニット5を使用した場合、音質改善はできるが、音場感は 表現できず、音響効果を充分満足させるものとはいえない。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、廉価な構成で、音場効 果を著しく高めることを可能にした車載用スピーカ装置を提供することを目的と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、音源から分配器ユニットを通じて、内 装部品に設置された本体側スピーカに接続される車載用スピーカ装置において、 前記内装部品の通気性表皮材の内面側にサラウンド効果をもつシートスピーカを 配置し、分配器ユニットから本体側スピーカおよびシートスピーカに配線したこ とを特徴とする。
【0009】 さらに、分配器ユニットとしてショートディレイ機能をもたせてもよい。
【0010】
【作用】
以上の構成から明らかなように、本体側スピーカから原音が、シートスピーカ からサラウンド音が聴取できるため、音場感を高めることができる。
【0011】 さらに、分配器にショートディレイ機能をもたせれば、本体側スピーカから聞 こえるドライ音と、シートスピーカから聞こえるエフェクト音のタイムラグと音 質の差により、サラウンド効果が倍加する。
【0012】
【実施例】
以下、本考案による車載用スピーカ装置の実施例について、添付図面を参照し ながら詳細に説明する。
【0013】 図1は本考案による車載用スピーカ装置の概略構成を示す全体図、図2,図3 は本考案による車載用スピーカ装置を自動車用ドアトリムに設置した実施例を示 す斜視図ならびに断面図、図4は本考案による車載用スピーカ装置の別実施例の 全体構成を示す説明図、図5は図4に示す車載用スピーカ装置の音場効果を示す グラフ、図6は本考案による車載用スピーカ装置に使用するシートスピーカをヘ ッドライニングに設置した斜視図である。
【0014】 図1において、本考案による車載用スピーカ装置は、そのシステムとして、音 源10と配線コード11を介して配線した分配器ユニット20から、更に配線コ ード11を介して、本体側スピーカ30とサラウンド効果をもつシートスピーカ 40とに配線することで構成され、このシートスピーカ40のサラウンド効果に より音場感を高めたことが特徴である。
【0015】 次いで、図2,図3に基づいて、本考案によるスピーカ装置をドアトリムに設 置した実施例について説明する。
【0016】 図2,図3において、自動車用ドアトリム50は、ドアトリム本体60と、ド アトリム本体60のほぼ中央に装着される中接部材70とから大略構成されてお り、ドアトリム本体60は、保形性および車体パネルへの取付剛性を備えた芯材 61の表面に、クッション性の良好な表皮材62を装着して構成されており、中 接部材70も同様に中接部芯材71の表面に中接部表皮材72を被覆貼着して構 成されている。
【0017】 そして、ドアトリム50の前方側下部にスピーカ取付用開口が開設され、この 開口に本体側スピーカ30が設置されるとともに、中接部材70の内面側にシー トスピーカ40が介挿されている。
【0018】 さらに詳しくは、シートスピーカ40としては静電スピーカを接着テープ等に より中接部材70の中接部芯材71裏面に貼着するとともに、中接部芯材71に は音の通りを良くするため、複数の開口73が開設され、中接部表皮材70には 通気性を備えることが条件であることから、クロス裏面にポリウレタンフォーム をラミネートした素材が使用されている。
【0019】 なお、ドアトリム50の前方側アッパー部にツィーターユニット80が設置さ れ、特に高音域の音質面の向上を図るようにしている。
【0020】 したがって、本考案による車載用スピーカ装置によれば、本体側スピーカ30 からの原音と、中接部材70内に設置したシートスピーカ40からのエフェクト 音とが聴取でき、音場効果を著しく高めることができるとともに、中接部芯材7 1裏面にシートスピーカ40を貼着し、中接部材70をドアトリム本体60に取 付けるだけの簡単な作業で取付けが完了するため、極めて実用的である。
【0021】 また、ドアトリム50内に内挿されるため、シートスピーカ40設置に伴う外 観上の違和感がなく、室内美観上も好ましい。
【0022】 次いで、図4は本考案による車載用スピーカ装置の別実施例を示すもので、分 配器ユニットとして、ショートディレイ機能を有する分配器ユニット21を設置 することにより、図5に示すように、本体側スピーカ30から聞こえるドライ音 とシートスピーカ40側から聞こえるディレイ音(エフェクト音)との間でタイ ムラグが生じ、さらに音場効果を高めることができる。
【0023】 このように、本考案による車載用スピーカ装置は、本体側スピーカ30にサラ ウンド機能をもつシートスピーカ40を付加することにより、簡単な構成で音場 効果を高めるというものであり、例えば、図6に示すように、ヘッドライニング 90の表皮材91内面側に設置してもよく、シートスピーカ40の設置箇所は特 に限定されない。
【0024】 なお、図6において、ヘッドライニング90は、繊維板をプレス成形してなる 芯材92の表面側に通気性を有する不織布等の表皮材91が被覆されて構成され ている。
【0025】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による車載用スピーカ装置は、以下に記載する格別 の作用効果を有する。
【0026】 (1)分配器ユニットから本体側スピーカおよびシートスピーカに配線するとい う構成であり、シートスピーカによりサラウンド効果をもたせたため、音場効果 を高めることができるという効果を有する。
【0027】 (2)従来のDSPユニットのように高価ではなく、廉価でかつ取付けが簡単な シートスピーカを設置してサラウンド効果を高めるというものであるから、ドア トリムの中接部内およびヘッドライニング等に簡単に設置することができ、従来 のDSPユニット等に比べ廉価な構成で音場効果を高めることができるという効 果を有する。
【0028】 (3)本体側スピーカおよびシートスピーカに接続する分配器ユニットとして、 ショートディレイ機能をもつユニットを使用すれば、本体側スピーカから聞こえ るドライ音とシートスピーカ側から聞こえるエフェクト音との間にタイムラグが 生じさせることができ、より一層音場効果を高めることができるという効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車載用スピーカ装置の全体構成を
示す説明図。
【図2】図1に使用するシートスピーカを設置した自動
車用ドアトリムを示す斜視図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】本考案による車載用スピーカ装置の別実施例の
全体構成を示す説明図。
【図5】図4に示す車載用スピーカ装置の作用を示すグ
ラフ。
【図6】本考案による車載用スピーカ装置に使用するシ
ートスピーカをヘッドライニングに設置した実施例を示
す一部切欠き斜視図。
【図7】DSPユニットを使用した従来のスピーカ装置
のシステム構成を示す説明図。
【図8】従来の車載用スピーカ装置を設置したドアトリ
ムを示す斜視図。
【符号の説明】
10 音源 20,21 分配器ユニット 30 本体側スピーカ 40 シートスピーカ 50 自動車用ドアトリム 60 ドアトリム本体 70 中接部材 80 ツィーターユニット 90 ヘッドライニング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源(10)から分配器ユニット(2
    0)を通じて、内装部品(50,90)に設置された本
    体側スピーカ(30)に接続される車載用スピーカ装置
    において、 前記内装部品(50,90)の通気性表皮材(72,9
    1)の内面側にサラウンド効果をもつシートスピーカ
    (40)を配置し、分配器ユニット(20)から本体側
    スピーカ(30)およびシートスピーカ(40)に配線
    したことを特徴とする車載用スピーカ装置。
  2. 【請求項2】 分配器ユニット(20)は、ショートデ
    ィレイ機能をもち、本体側スピーカ(30)からドライ
    音,シートスピーカ(40)からはエフェクト音を生じ
    させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の車載
    用スピーカ装置。
  3. 【請求項3】 自動車用ドアトリム(50)の中接部材
    (70)の内面側にシートスピーカ(40)を設置した
    ことを特徴とする請求項1,2記載の車載用スピーカ装
    置。
JP2333293U 1993-05-06 1993-05-06 車載用スピーカ装置 Withdrawn JPH0681840U (ja)

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JPH0681840U true JPH0681840U (ja) 1994-11-22

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ID=12107633

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19971106