JPH0681434A - 階 段 - Google Patents
階 段Info
- Publication number
- JPH0681434A JPH0681434A JP4258891A JP25889192A JPH0681434A JP H0681434 A JPH0681434 A JP H0681434A JP 4258891 A JP4258891 A JP 4258891A JP 25889192 A JP25889192 A JP 25889192A JP H0681434 A JPH0681434 A JP H0681434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beams
- posts
- staircase
- building
- open strings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 階段の美観を損なうことなく、水平力や局部
垂直荷重によるねじれの問題を解決すると共に、建物本
体に先行して構築することができ、仮設階段を不要とす
る。 【構成】 ２本の支柱１を互いに間隔を置いて起立して
あり、各支柱の両側面から梁３を水平方向に張り出して
上記支柱に片持支持してあり、すべての梁の先端部間に
ささら４を渡して、このささらで上記梁を囲んでおり、
梁には外側の外周部に補強用リブ４１を形成してある。
垂直荷重によるねじれの問題を解決すると共に、建物本
体に先行して構築することができ、仮設階段を不要とす
る。 【構成】 ２本の支柱１を互いに間隔を置いて起立して
あり、各支柱の両側面から梁３を水平方向に張り出して
上記支柱に片持支持してあり、すべての梁の先端部間に
ささら４を渡して、このささらで上記梁を囲んでおり、
梁には外側の外周部に補強用リブ４１を形成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水平力や局部垂直加
重によるねじれに対応できる階段に関するものである。
重によるねじれに対応できる階段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の階段として、鉄骨構造のものや鉄
筋コンクリート構造のものが知られている。鉄骨構造の
階段では、４本の鉄骨支柱及び鉄骨梁によりラーメン架
構体を形成し、段部及び踊場の周囲に配したささらをラ
ーメン架構体の梁に載置している。また鉄筋コンクリー
ト構造の階段においては、壁柱の周囲に段部及び踊場を
形成している。
筋コンクリート構造のものが知られている。鉄骨構造の
階段では、４本の鉄骨支柱及び鉄骨梁によりラーメン架
構体を形成し、段部及び踊場の周囲に配したささらをラ
ーメン架構体の梁に載置している。また鉄筋コンクリー
ト構造の階段においては、壁柱の周囲に段部及び踊場を
形成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉄骨構造の階段
は、建物の構築に際して、建物本体に先行して構築可能
であり、仮設階段を必要とせず、建物の仮設コストを低
減できる上に、ユニット化が容易で施工の省力化が行え
る利点がある。しかしながら、この種の階段では４本の
鉄骨支柱が階段の外側にあるために美観上好ましくな
い。鉄骨支柱を２本として、片持鉄骨梁にささらを載置
する方法も考えられるが、水平力や局部垂直荷重による
ねじれの問題があり、改善の余地があった。
は、建物の構築に際して、建物本体に先行して構築可能
であり、仮設階段を必要とせず、建物の仮設コストを低
減できる上に、ユニット化が容易で施工の省力化が行え
る利点がある。しかしながら、この種の階段では４本の
鉄骨支柱が階段の外側にあるために美観上好ましくな
い。鉄骨支柱を２本として、片持鉄骨梁にささらを載置
する方法も考えられるが、水平力や局部垂直荷重による
ねじれの問題があり、改善の余地があった。
【０００４】また鉄筋コンクリート構造の階段は、中央
に設けられた壁柱の周囲に段部及び踊場を形成するもの
であり、鉄筋コンクリートの剛性が高いので、荷重によ
るねじれが生じることもなく、階段の外側に支柱が現わ
れることがないが、階段の施工法上、建物本体に先行し
て構築することが難しく、建物本体の構築に当り、仮設
階段が必要となり、仮設費用がかかる問題があった。
に設けられた壁柱の周囲に段部及び踊場を形成するもの
であり、鉄筋コンクリートの剛性が高いので、荷重によ
るねじれが生じることもなく、階段の外側に支柱が現わ
れることがないが、階段の施工法上、建物本体に先行し
て構築することが難しく、建物本体の構築に当り、仮設
階段が必要となり、仮設費用がかかる問題があった。
【０００５】この発明の目的は、階段の美観を損なうこ
となく、水平力や局部垂直荷重によるねじれの問題を解
決すると共に、建物本体に先行して構築することがで
き、仮設階段を不要とすることにある。
となく、水平力や局部垂直荷重によるねじれの問題を解
決すると共に、建物本体に先行して構築することがで
き、仮設階段を不要とすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明においては、互
いに間隔を置いて起立している２本の支柱と、各支柱の
両側面から水平方向に張り出して上記支柱に片持支持し
てある梁と、上記梁のうちその先端部で建物に接続する
梁を除いたすべての梁の先端部間に渡してあるささら
と、このささらに形成してある補強用リブとを備えてい
るものである。
いに間隔を置いて起立している２本の支柱と、各支柱の
両側面から水平方向に張り出して上記支柱に片持支持し
てある梁と、上記梁のうちその先端部で建物に接続する
梁を除いたすべての梁の先端部間に渡してあるささら
と、このささらに形成してある補強用リブとを備えてい
るものである。
【０００７】
【作用】ささらは、補強用リブによりその剛性が高めら
れ、そのために階段の水平力や局部垂直荷重によるねじ
れを抑制する。
れ、そのために階段の水平力や局部垂直荷重によるねじ
れを抑制する。
【０００８】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１及び図２に示す縦付け階段は、２本のＨ形鋼
からなる支柱１，１を備えている。両支柱１は互いに所
定の間隔を置いて起立しており、支柱間は建物Ｔの各フ
ロアに対応する位置で連結部材２によって連結されてい
て、上記間隔が確保されている。各支柱１の両側面から
は水平方向に梁３，３を張り出してあり、各梁は支柱の
フランジにそれぞれ片持支持されている。梁３の先端部
間はささら４で連結されており、ささらは踊場７を形成
する位置で半円状に屈曲されて、全体として梁をＵ字状
に囲んでいる。ささら４には、図２及び図３に示すよう
に梁３との接続側と反対側である外側の外周部に補強用
リブ４１が形成されている。ささら４は補強用リブ４１
を備えることにより剛性が高められる。
する。図１及び図２に示す縦付け階段は、２本のＨ形鋼
からなる支柱１，１を備えている。両支柱１は互いに所
定の間隔を置いて起立しており、支柱間は建物Ｔの各フ
ロアに対応する位置で連結部材２によって連結されてい
て、上記間隔が確保されている。各支柱１の両側面から
は水平方向に梁３，３を張り出してあり、各梁は支柱の
フランジにそれぞれ片持支持されている。梁３の先端部
間はささら４で連結されており、ささらは踊場７を形成
する位置で半円状に屈曲されて、全体として梁をＵ字状
に囲んでいる。ささら４には、図２及び図３に示すよう
に梁３との接続側と反対側である外側の外周部に補強用
リブ４１が形成されている。ささら４は補強用リブ４１
を備えることにより剛性が高められる。
【０００９】また支柱１間には外側のささら４と平行に
ささら４ａ，４ａを配置してある。ささら４ａの上下両
端は図３及び図４に示すように梁３上に載置してある。
ささら４とささら４ａとの間に踏板５をボルト６で止め
てある。
ささら４ａ，４ａを配置してある。ささら４ａの上下両
端は図３及び図４に示すように梁３上に載置してある。
ささら４とささら４ａとの間に踏板５をボルト６で止め
てある。
【００１０】踊場７は補強板８で支持されており、補強
板はささら４ａの延長線上に位置している。
板はささら４ａの延長線上に位置している。
【００１１】９は、建物Ｔ側に突出しているアンカーボ
ルトである。
ルトである。
【００１２】階段は上例のような縦付け階段に限られ
ず、図５及び図６に示す横付け階段であってもよい。こ
の例における階段の構成は、上例と実質的に異なるもの
ではない。ただし、本例が上例と異なるところは、ささ
ら４がすべての梁３の先端部に接続されていないことで
ある。これは、ささらが階段を建物Ｔに取付ける際の障
害にならないようにするために設計上要求されることで
ある。建物Ｔの取付け位置に対応する梁の先端部にはア
ンカー９ボルトを設けてある。
ず、図５及び図６に示す横付け階段であってもよい。こ
の例における階段の構成は、上例と実質的に異なるもの
ではない。ただし、本例が上例と異なるところは、ささ
ら４がすべての梁３の先端部に接続されていないことで
ある。これは、ささらが階段を建物Ｔに取付ける際の障
害にならないようにするために設計上要求されることで
ある。建物Ｔの取付け位置に対応する梁の先端部にはア
ンカー９ボルトを設けてある。
【００１３】
【発明の効果】この発明によれば、支柱が２本で構成さ
れているので、階段の美観を損なうことがなく、しかも
梁の先端部間に接続されるささらには補強用リブを設け
てささらの剛性を高めているので、階段における水平力
や局部垂直荷重によるねじれの問題を解決すると共に、
建物本体に先行して構築することができ、仮設階段を不
要として仮設コストを低減できる。
れているので、階段の美観を損なうことがなく、しかも
梁の先端部間に接続されるささらには補強用リブを設け
てささらの剛性を高めているので、階段における水平力
や局部垂直荷重によるねじれの問題を解決すると共に、
建物本体に先行して構築することができ、仮設階段を不
要として仮設コストを低減できる。
【図１】この発明の第１実施例を示す底面図である。
【図２】この発明の第１実施例を示す一部切欠正面図で
ある。
ある。
【図３】図１のＡ部分の一部切欠拡大正面図である。
【図４】図１のＴ部分の拡大正面断面図である。
【図５】この発明の第２実施例を示す支柱、梁及びささ
らの関係を示す要部の底面図である。
らの関係を示す要部の底面図である。
【図６】この発明の第２実施例における建物と階段との
位置関係を示す底面図である。
位置関係を示す底面図である。
１ 支柱 ３ 梁 ４ ささら ４１ 補強用リブ ５ 踏板 Ｔ 建物
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに間隔を置いて起立している２本の
支柱と、各支柱の両側面から水平方向に張り出して上記
支柱に片持支持してある梁と、上記梁のうちその先端部
で建物に接続する梁を除いたすべての梁の先端部間に渡
してあるささらと、このささらに形成してある補強用リ
ブとを備えていることを特徴とする階段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258891A JPH0681434A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 階 段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258891A JPH0681434A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 階 段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681434A true JPH0681434A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17326469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4258891A Pending JPH0681434A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 階 段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019124104A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | ３分割ユニット組立式の鉄骨階段 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4258891A patent/JPH0681434A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019124104A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | ３分割ユニット組立式の鉄骨階段 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |