JPH0681409U - 化粧単位 - Google Patents

化粧単位

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JPH0681409U
JPH0681409U JP031818U JP3181893U JPH0681409U JP H0681409 U JPH0681409 U JP H0681409U JP 031818 U JP031818 U JP 031818U JP 3181893 U JP3181893 U JP 3181893U JP H0681409 U JPH0681409 U JP H0681409U
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • A45D40/262Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
    • A45D40/265Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
    • A45D40/267Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper
    • A45D40/268Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper with adjustable wiping action

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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップをはずすことなく、調節環を回転さ
せることによって、化粧品の溜めを軸線方向に移動さ
せ、溜めの上縁部によりぬぐい部片の軸線方向圧縮を変
え、ブラシにより取上げられる化粧品の量を調節する。 【構成】 容器2の可動部片を、溜め6により構成す
る。溜めの上縁部がぬぐい部片7に推力を加える。容器
の固定部片を、溜めを囲む筒形カバー4の壁により構成
する。調節環5を筒形カバーに、ぬぐい部片から遠隔の
端部において取付ける。調節環を、溜めの底部と協働さ
せて、溜めを軸線方向に移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、とくにマスカラとも呼ばれるまつげ補強剤によりまつげを化粧する ようにした化粧ユニット(make−up unit)すなわち化粧単位に関す る。本考案化粧単位により、使用者が必要に応じて塗布ごとに選択することので きる量の化粧品(make−up product)を取上げることができる。
【0002】
【従来の技術】
普通のマスカラ塗布器は、マスカラを入れる容器とこの容器を閉じるようにし た取りはずし自在のキャップとを備えている。このキャップは又、このキャップ に一体の柄部分の端部に取付けたブラシを操作することのできる取手を構成する 。容器の閉じた状態では、柄部分とこれに協働するブラシとは容器内に入込む。 容器から柄部分を抜き出すときは若干量のマスカラがブラシに取上げられ、この マスカラは次でまつげに塗布することができる。
【0003】 ブラシは一般に、単一の唇状部により周縁を仕切ったほぼ円形の穴を介して容 器内に入込む。この柄状部の機能は、容器内のブラシにより取上げられた余分の 化粧品を除くように、ブラシの剛毛にぬぐい作用を加えることである。この円形 穴の直径は、剛毛の先端で測ったブラシの最小直径より小さくして、この穴の周 縁を仕切る柔軟な唇状部が容器からブラシを抜き出しているときにこのブラシに ぬぐい作用を加えることができるようにしなければならない。
【0004】 普通の構造のぬぐい唇状部では、容器から柄部分を抜き出すごとにブラシに保 持されるマスカラの量は、ほぼつねに同じである。使用者が各場合にブラシに保 持されるマスカラの量を制御することができないから、使用者にとってやっかい になることが多い。実際上下部まつげの化粧は一般に、上部まつげの場合よりマ スカラが少くてよい。さらに1回の化粧操作中に施されるマスカラの量は、化粧 しようとするまつげの性質と共に所望の化粧の種類による。すなわち化粧しよう とするまつげは、或は長く或は短く又は或は太く或は細く、又は相互に或は密に 或は密でない場合があり、そして又使用者はまつげを或は密に或は粗く分離させ るために或は厚く或は薄い化粧を行おうとする。
【0005】 まつげの化粧操作が容易になるように従って、たとえば使用者が軽い化粧すな わち下まぶたのまつげの化粧を行おうとする場合に余分のマスカラをブラシに付 着させないようにし、或は又厚い化粧すなわち上部まつげの化粧を行おうとする 場合にブラシ支持柄部分を容器内につねにふたたび浸さなくてもよいように、使 用者が化粧ごとに収得マスカラ量を制御する手段が望まれている。
【0006】 すなわち欧州特許第0.002,301号明細書によれば、ぬぐい部片を貫い てブラシが通るようにした穴の横断面積を変え、又は1変型としてこの穴の代り に異る横断面積を持つ別の穴を使うことが提案されている。すなわち穴の最大横 断面に対しては化粧品を一層多量に付着させたブラシに対応する弱いぬぐい作用 が得られ、又この穴の最小横断面に対しては一層少量の化粧品を付着させたブラ シに対応する強いぬぐい作用が得られる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この機能を確実にするのに適したぬぐい部片の種々の実施例が前記の欧州特許 明細書に示してある。しかしこれ等の実施例は、マスカラ容器の穴内又はぬぐい 部片に或はこれ等の両方に適合するように、マスカラ容器の構造を全く変更する ことを必要とする比較的複雑なぬぐい部片に基づいている。前記ぬぐい部片は、 ぬぐい作用ができるように柔軟性の材料から作らなければならなくて、又可変の 横断面積を持つブラシを出口を通すのにらせん形に回され又はねじり運動や曲げ 運動を受け極めて早い摩耗のおそれがある。さらに若干の実施例ではブラシに保 持されるマスカラ量の調節は不十分と考えられ、又は1回の塗布用にブラシに取 上げられる量はブラシの周辺にわたり均等に分布することができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば前記した障害を除くことができる。このために本考案は、応力 の加わってない環状の単一のぬぐい唇状部を備え、この唇状部により周縁を仕切 った円形の穴を横断面を使用者が適当な制御部片を操作することにより変更する ことができるようにしたぬぐい部片を提供するものである。この横断面の変更は 、ぬぐい唇状部を周辺部で接合した比較的厚い環状体を均等に圧縮することによ り行われる。従って唇状部により周辺を仕切った穴の横断面を変更する種々の操 作中にぬぐい部片を損傷するおそれがなくなり、又この穴はその横断面にどのよ うな面積を選定してもほぼ円形のままになっている。すなわち簡単な構造の利点 に対しつねに満足の得られる機能の利点が加わる。さらに本発明によるぬぐい部 片の一般形状は、普通の構造のまつげ化粧具とは実質的に異らない構造を持つま つげ化粧具が得られるほどに、普通のぬぐい部片の形状に類似したままである。
【0009】 前記した制御部片は容器の底部に配置した調節環から成っている。したがって 使用者は、キャップをはずす必要なく、調節環すなわち制御部片を監視し、かつ 操作することができるので、化粧品塗布量の選択をきわめて簡単かつ容易に行う ことができる。この溜めの上縁部が前記したようにぬぐい部片を圧縮するように なる。このぬぐい部片と共に溜めは、ブラシ支持柄部分を設けた取りはずし自在 のキャップを固定する部片を通常構成する上部部分を持つ筒形カバー内に受入れ てある。
【0010】 さらに本考案によるぬぐい唇状部により周縁を仕切った穴の直径の調節は、と くに前記した調節環を比較的広い角度にわたって回すことができるから信頼性が 極めて高い。
【0011】 又本考案化粧単位は、成形により容易に得られ容易に取付けられ又所要の密封 作用を得るのに何等問題を生じない部品から作ることができるので付加的な利点 がある。
【0012】 本考案は、(イ) 入口を持つ、流体状又はペースト状の化粧品用の容器と、 (ロ) この容器に取付けた取りはずし可能なキャップと、 (ハ) このキャップに一体の基部端部を持ち、前記キャップと同軸に配置さ れ、前記キャップに対して突出する柄部分と、 (ニ) この柄部分の延長部分として、前記柄部分の末端端部により支えられ たブラシと、 (ホ) 弾性材料で作られたぬぐい唇状部を持ち、前記ブラシが入る前記容器 の入口に配置され、前記ブラシの変形しない状態においてのこのブラシの横断面 より小さい横断面を持ち、前記ぬぐい唇状部の内縁部により限界を定められた通 路を形成する通路形成手段を備えたぬぐい部片と、 を備えた、まつげ化粧品を分与するための化粧単位において、 前記ぬぐい部片に、前記ぬぐい唇状部より厚い厚さを持ち、前記ぬぐい唇状部 の周辺に接合され、弾性材料で作られた環状体を設け、 前記弾性の環状体の軸線方向の圧縮を変える制御部片の駆動のもとに前記通路 の横断面変化に帰着する弾性変形を、前記ぬぐい部片が維持できるようにし、 前記容器を、可動部片と固定部片とにより構成し、 前記ぬぐい部片の環状体を、前記可動部片と前記固定部片との間に挿入し、 前記可動部片を、前記固定部片に対し軸線方向の並進運動ができるようにし、 かつ前記制御部片に連結し、 前記容器に、頚部と管状体とを形成し、 前記容器の固定部片を、前記制御部片と協働する端部からは遠隔の端部におい て前記頚部に接合した前記管状体により構成し、 前記頚部と、前記キャップとが、前記キャップを前記頚部に取付けるための補 形的な第1及び第2の取付け手段を備え、 前記管状体の前記頚部への連結部が、前記ぬぐい部片が押しつけられている環 状の肩部を構成し、 前記容器の可動部片を、前記ぬぐい部片に推力を加える上縁部を持つ溜めによ り構成し、 前記容器の固定部片を、前記溜めを囲む筒形カバーの壁により構成し、 調節環を、前記ぬぐい部片からは遠隔の端部において前記筒形カバーに回転で きるように取付け、 前記溜めを軸線方向に移動させるように、前記調節環を、前記溜めの底部と協 働させ、 前記調節環が、前記ぬぐい部分の軸線方向の圧縮を変える前記制御部片を構成 する化粧単位を提供することによって、キャップをはずすことなく、調節環を回 転させることによって、溜めを軸線方向に移動させ溜めの上縁部によりぬぐい部 片の軸線方向の圧縮を変えブラシにより取上げられる化粧の量を調節することが できる。
【0013】
【実施例】
ぬぐい部片はぬぐい唇状部を配置した中央横断面の付近では単一の部品により 構成するのがよい。ぬぐい唇状部の1実施例ではこのぬぐい唇状部は、ブラシ用 の通路の軸線の方に向いた凹入部を持つ湾曲側部により環状体の端面に接合して ある。
【0014】 本考案の有利な実施例によれば容器は、ぬぐい部片の環状体を間に挿入した可 動部片及び固定部片により構成してある。可動部片は、固定部片に対して軸線方 向に並進することができ、制御部片に連結してある。容器の固定部片は、その制 御部片に協働する端部とは反対側の端部を頚部に連結した管状体により構成して ある。この頚部は、この頚部にキャップを取付けるようにこのキャップに設けた 部分に補形的な部分を備えている。前記の管状体及び頚部の連結部は山形の肩部 を構成する。この肩部に対しぬぐい部片を当てがってある。容器の可動部片は、 内側にその上縁部に沿いスラスト環を取付けてある。このスラスト環により、前 記の可動部片及びぬぐい部片の間を確実に密封しこのぬぐい部片の環状体に加わ る圧縮力を配分する。ぬぐい唇状部により仕切った通路は、ぬぐい部片がその応 力を受けてない状態にあるときは、容器内に入込むブラシ支持柄部分の部分の横 断面に等しいか又はこの横断面よりわずかに小さい横断面Soを持つ。キャップ を容器に取付けた状態ではブラシの柄部分はぬぐい部片の通路内に位置する区域 では縮小した横断面を持つ。
【0015】 第1の実施例では容器の可動部片は、ぬぐい部片に推力を加える上縁部を持つ 溜めにより構成してある。容器の固定部片は前記溜めを囲む筒形カバーの壁によ り構成してある。この溜めの円筒形底部は、調節環に内側に設けた補形的ねじに 協働するねじを外部に設けてある。前記調節環は、制御部片を構成し、カバー胴 部と共に並進するように一体に取付けてある。筒形カバーはその縁部に沿いぬぐ い部片とは反対側に調節環用の連関ビードを備えてもよい。
【0016】 第2の実施例によれば容器の可動部片は、ぬぐい部片に推力を及ぼす上縁部を 持つ溜めにより構成してある。容器の固定部片は、この溜めを囲む筒形カバーの 壁により構成してある。制御部片を構成する調節環は、キャップを受入れる容器 区域とは反対側の区域で筒形カバーにねじを介して協働する。前記調節環は溜め の底部に当たるようになる。この調節環は円筒形の杯状体を構成するのがよい。 この杯状体の底部は、その軸線に沿い杯状体内に突出おねじを形成してある。こ のおねじは、筒形カバーに一体のめねじと協働し、このカバーの軸線に沿って配 置してある。おねじの端部は溜めの底部に当たるようになる。筒形カバーのめね じはスリーブの下部に設けるのが有利である。このスリーブは、筒形カバーの両 端部のうちキャップを受入れない方の端部に固定してある。この端部は開いてい る。
【0017】 さらに本考案化粧単位は、ぬぐい部片に加わる圧縮度を指示する部片を備える のが有利である。
【0018】 すなわち前記した第1の実施例の場合には、逐次のマークを外面に半径方向に 配置しこれ等のマークが前記調節を回したときに筒形カバーの窓の正面に現われ るようにした円筒壁により、調節環が筒形カバー内に入込むようにしてある。こ れ等のマークは、とくに加熱マーク付けとして知られている方法により押印する 。
【0019】 しかし、本考案によれば加熱マーク付け法で使われる手段より一層安価なマー ク付け手段を使ってもよい。すなわち本化粧単位の容器を可動部片により又固定 部片により構成し、可動部片を制御部片を構成する調節環に連結した場合には、 ぬぐい部片の圧縮度を指示する部片は、第1に固定部片と又調節環とを構成する 2部分のうちの一方の部分の側壁にあけた穴により形成され、この穴を形成した 部分の色とは異る色を持つ下側の部片が前記穴により現われるようにした第1の マークと、第2にそれぞれ前記の2部分のうちこの第1マークを付けてない方の 部分の側壁にあけた穴により形成され、この穴をあけた部分の色とは異る色を持 つ下側の部片か前記穴により現われるようにし、それぞれ調節環の与えられた位 置に対し第1のマークに対向するようになることのできる複数個の第2のマーク とを備えるのが有利である。
【0020】 好適とする実施例によれば固定部片は第1のマークを形成する穴を備え、調節 環は第2のマークを形成する各穴を備えている。
【0021】 第2のマークを形成する各穴は種々の形状又は寸法或はこれ等の両方を持つの がよい。第2のマークを形成する各穴の形状又は寸法或はこれ等の両方はぬぐい 部片の圧縮状態に協働させることが望ましい。すなわち第2のマークを形成する 各穴は、ぬぐい部片の断面Soに協働する直径を持つ円形の形状である。
【0022】 本考案化粧単位の特定の実施によれば第2の各マークを形成する穴の軸線は調 節環の軸線に直交する同じ平面内に配置してある。第2の各マークを形成する穴 は3個にするのが有利である。
【0023】 容器の可動部片をぬぐい部片に推力を及ぼす上縁部を持つ溜めにより構成する 場合には、固定部片は、溜めを囲み両端部の一方にキャップを受入れ他端部にス リーブを取付けることのできる筒形カバーの壁により構成してある。このスリー ブの下部は調節環の底部に設けた補形的ねじに協働するねじを備え、又前記スリ ーブの自由端部は溜め底部に当てがってある。このスリーブは、調節環及び筒形 カバーの各色とは異る色を持ち、それぞれこれ等の筒形カバー及び調節環に切欠 いた部分と共にそれぞれ第1及び第2のマークを形成する下側の部分を構成する ようにするのが有利である。
【0024】 前記した場合に又前記スリーブが第1のマークを形成する穴を持つ固定部片で あるが調節環が第2のマークを形成する穴を持つ場合には、第1のマークを形成 する穴をキャップを受入れる縁部とは反対側の筒形カバー縁部の切欠きにより構 成するようするのが有利である。このスリーブには前記切欠きにはまることので きる突起を設けてある。
【0025】 本考案の特定の実施例によれば筒カバー及び調節環の側壁は相互に延長部分に 位置させてある。
【0026】 以下本考案化粧単位の実施例を添付図面について詳細に説明する。
【0027】 図1、図2、図3及び図4に示した本考案による化粧単位1は、まつげにマス カラを塗布するのに使う。図1に示すように閉じた位置にある化粧単位1は、円 筒形の容器2と容器2の直径よりわずかに小さい外径を持つ円筒形のキャップ3 とを組合わせることにより得られる棒状の形を持つ。
【0028】 容器2自体は筒形カバー4により構成してある。筒形成カバー4の底部には、 ぬぐい強さを調節する調節環5を取付けてある。筒形カバー4及び調節環5は、 スラスト環8を間にはさんでぬぐい部片7を載せたマスカラ溜め6を受入れる内 部空間を仕切る。
【0029】 ポリプロピレンのようなプラスチック材から成る筒形カバー4は、2端部の開 いた円筒形管状部片から成っている。筒形カバー4はその上縁部に環状の肩部9 を備えている。筒形カバー4は、肩部9を越えた位置では一層細い直径を持ち、 外部にねじ11を形成した頚部10を構成するようにしてある。筒形カバー4の 内壁はその下端部に、後述のように作用する締付けビード12を備えている。又 後述のように作用する窓13を形成する切欠きは、筒形カバー4の下端部に沿っ て切欠いてある。窓13は、筒形カバー4の母線に沿い相互に短い距離を隔てて 配置した互に同じ高さを持つ互に対向する2つの縁部により仕切ってある。
【0030】 筒形カバー4を下部部分で閉じる調節環5は、耐衝撃性ポリスチレンのような プラスチック材で作ってある。調節環5は、底部15に接合した円筒形のスリー ブ14により構成してある。スリーブ14の外壁はほぼ中間の高さ位置に環状の 半径方向段形引込み部16を形成してある。この外壁は段形引込み部16を越え ると厚さを薄くしてある。スリーブ14の大きい方の外径を持つ下部部分14a は底部15より厚さを厚くしてある。さらに下部部分14aは、外部にその周辺 の全体にわたり軸線方向のしま状のすじ17を形成され、又内部にねじ18を形 成してある。スリーブ14の上部部分14bについては、上部部分14bは、丸 みを付けた周縁部19に終り、外部に環状のみぞ20を形成してある。環状のみ ぞ20の下縁部は、段形引込み部16の面と同じ平面に位置させてある。さらに スリーブ14の部分14bには、わずかな深さを持つくぼみ区域21を形成して ある。くぼみ区域21は、スリーブ14の母線に沿って配置した2つの横方向縁 部とスリーブ14の横方向平面に配置した2つの縦方向縁部とにより仕切ってあ る。下部縦方向縁部はみぞ20の上縁部に隣接している。くぼみ区域21には、 その各縦方向縁部に平行に配置したたとえば1ないし4の範囲の刻印を付けてあ る。これ等の刻印は、たとえば区域21の底部に接着した薄いシートに現われる 。
【0031】 化粧単位1の組合わせ状態では、調節環5は、そのスリーブ14の上部部分1 4bにより筒形カバー4内に挿入してある。筒形カバー4のビード12は、スリ ーブ14のみぞ20内に入込むことにより調節環5を並進しないように確実に保 持するが、調節環5は化粧単位1の軸線のまわりに自由に回ることができる。
【0032】 筒形カバー4及び調節環5は、ポリプロピレンのようなプラスチック材から成 る溜め6を受入れる内部空間を仕切る。溜め6は、その下部を底部23に接合さ れ、上部部分の開いた管状のスリーブ22から成っている。管状のスリーブ22 はその自由縁部及び底部23の間に逐次に、筒形カバー4の内径よりわずかに小 さい外径を持つ円筒形部分22aと、次で一層小さい直径を持つ円筒形部分22 bと、最後になお一層小さい直径を持つ円筒形部分22cとを備えている。円筒 形部分22a,22bは、外部環状受け面を設けた環状の段形引込み部24を介 し互に接合してある。段形引込み部24は、溜め6の自由開口に向って広がる円 すい台形の内壁26を持つ。部分22b,22cについてはこれ等の部分は、内 壁26と同じ向きに広がる円すい台形肩部27により互に接合してある。部分2 2cは、調節環5のスリーブ14のねじ18に協働するようにしたねじ28を外 部に形成してある。
【0033】 溜め6の部分22aの内壁は、その自由縁部の近くに、環状のビード29(図 4)を設けてある。この内壁はそのビード29の上部に外側に向いた半径方向の 段形引込み部30を形成してある。
【0034】 ぬぐい部片7はゴムで作ってある。ぬぐい部片7は、中心の二重車輪形通路ダ クト31を持つ円筒形部片から成っている。二重車輪形通路ダクト31は、この 円筒形部片の軸線に対し回転対称であると共に、この軸線に直交する中央対称面 を持つ。すなわちこの中央対称面にぬぐい唇状部32を構成してある。ぬぐい唇 状部32の内周縁部は、後述の化粧ブラシ用に設けた通路32aを形成する。ぬ ぐい唇状部32は、その周辺部を環状体32bに接合してある。環状体32bは 第1図に示すようにぬぐい部片7が応力を受けてないときにぬぐい唇状部32の 厚さの約5倍の厚さを持つ。
【0035】 組付けた状態ではぬぐい部片7はその上部環状側部33を、筒形カバー4の肩 部9の内側に当てがう。環状側部33の内径は、頚部10の内径よりわずかに小 さく、ぬぐい部片7の下部環状側部34は、スラスト環8の上面と溜め6の自由 縁部とに当てがってある。
【0036】 ポリプロピレンのようなプラスチック材から成るスラスト環8は、その組付け 位置にあると考えると上部部分35a(第4図)に円筒形内壁を持ち、次で下部 部分35bが円すい台形で円筒形部分35aに対する転移区域から広がり、又半 径方向の段形引込み部36を持つ円筒形外壁を備えている。段形引込み部36は 、ほぼ両部分35a,36bの転移区域の高さ位置に位置し、2つの区域37a ,37bの外壁を分ける。小さい方の直径を持つ下部の区域37bは、溜め6の 環状ビード29と協働するようにした環状のみぞ28を形成してある。段形引込 み部36は組付け位置では溜め6の段形引込み部30に当てがってある。
【0037】 キャップ3は、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレンのプラスチック材で 作ってある。キャップ3は、頂部40に接合した円筒形のすそ部分39により構 成してある。すそ部分39は、その自由縁部から若干の距離を隔ててその壁の内 部段形の引込み部41を形成してある。すそ部分39は、引込み部41を越える と厚さを薄くしてある。厚さを薄くした端部部分は、容器2の頚部10のねじ1 1と協働するようにしためねじ42を形成してある。すそ部分39の大きい方の 直径を持つ部分には、内部に直径に沿い互に対向する2条の軸線方向リブ43, 43を形成してある。
【0038】 キャップ3には、ポリプロピレンのようなプラスチック材から成り、軸線に沿 って配置されたブラシ45に終る柄部分44を設けてある。柄部分44はキャッ プ3に対して突出している。柄部分44は主円筒形部片から成っている。この主 円筒形部片の外径は、その上端部の付近から始まって進行的に増し次いでふたた び一定になる。この主円筒形部片の上壁は、軸線方向の穴46を持ち、この主円 筒形部片がその上部部分で円すい台形の壁47に接合され、次いで円筒形の壁4 8を持つ。柄部分44は、壁47,48間の転移部の高さ位置に外部の環状のフ ランジ49を形成してある。フランジ49は、すそ部分39の内壁の段形引込み 部41に当たるようにされ、壁48の反対側にわずかに円すい台形の唇状部50 を設けてある。唇状部50は、フランジ49から広がり自由端部に向い薄くなっ ている。
【0039】 さらに円筒形の壁48は、正反対の位置に2条の軸線方向のみぞ(図示してな い)を形成してある。これ等のみぞには、柄部分44をキャップ3に組付けると きに各リブ43が連関するようになる。
【0040】 柄部分44の主円筒形部片にはさらに、ぬぐい部片7の高さにほぼ対応する高 さにわたり横断面を狭めた狭窄部51を設けてある。組付け位置でぬぐい部片7 がその応力を受けてない状態(図1)にあるときは、狭窄部54はほぼ、ぬぐい 部片7の二重車輪形通路ダクト31内にある。十分に圧縮された状態ではぬぐい 唇状部32はなお狭窄部51に対向して位置する。さらに狭窄部51における柄 部分44の直径は、ぬぐい部片7がその最大の軸線方向圧縮状態にあるときにぬ ぐい唇状部32により仕切られる穴32aの直径に対しわずかに小さいか又は大 きくてもこれに等しい。
【0041】 ブラシ45は、柄部分44の軸線に配置した心52により構成してある。心5 2は、金属線を折り重ね、次いでこの金属線をねじって二重にすることにより形 成され、心52のまわりにつる巻形の列の半径方向の剛毛53を止める。ブラシ 45の外径はその休止状態では、これが進行的に減小する自由端部を除いてほぼ 一定である。しかしブラシ45の最小外径は、ぬぐい部片7がその応力を受けて ない状態の前でも、ぬぐい唇状部32により仕切られた穴32aの直径よりわず かに大きい。さらに柄部分44の主円筒形部片の直径は、狭窄部51を除いて、 ぬぐい部片7が何等かの応力を受ける前でも唇状部32の内周縁部により仕切っ た穴32aの直径に対してわずかに大きいか又は等しい。
【0042】 化粧単位1の組立ては次のようにして行う。 ぬぐい部片7を、その環状面が筒形カバー4の肩部9に押しつけられるまで、 筒形カバー4内に、その頚部10とは反対側の端部から挿入する。調節環5を、 溜め6のねじ付き下部部分22cにねじ込んで、みぞ38内にビード29をつか み作用を伴って係合させることにより固定する。この場合スラスト環8の環状の 上面が管状のスリーブ22の自由縁部と同じ平面に位置するようになる。調節環 5及びスラスト環8と溜め6とにより構成した副組合わせを、筒形カバー4内に その頚部10の反対側の開口を介して挿入する。この副組合わせは、これがみぞ 20内へのビード12の入込みにより連関するまで筒形カバー4内で滑動させる 。この位置ではスリーブ環8と溜め6の上縁部とは、ぬぐい部片7の下部の環状 の側部34に簡単に漏れ止めの状態に接触した位置になる。調節環5のスリーブ 14の上部部分14bのくぼみ区域21内の刻印数字1は、筒形カバー4の窓1 3の前方に現われる。このことはぬぐい部片7がその応力を受けてない状態にあ ることを意味する。
【0043】 平行した作業フランジ49がすそ部分39の段形引込み部41に当たるまで、 柄部分44をキャップ3内に圧力ばめする。この場合柄部分44の終りの壁48 の各みぞに、それぞれキャップ3の一方のリブ43がはまる。
【0044】 このようにして組立てた容器2には、マスカラを満たす。そしてキャップ3と 、ブラシ45を一体に取付けた柄部分44とを、筒形カバー4の頚部10にねじ 込みにより固定する。
【0045】 以下本考案化粧単位1の作用について述べる。
【0046】 ブラシ45を、調節環5は操作しないで溜め6から抜き出すときは、ぬぐい唇 状部32は前記したように、これが最少の力のぬぐい作用を生ずる位置に位置す る。この最少の力のぬぐい作用は、ブラシ45により取上げるマスカラの量が最 高の量になることを意味する。使用者が一層少量のマスカラを含むブラシで化粧 しようとする場合には、調節環5を回すだけでよい。この操作は、スリーブ14 の外壁にしま状のすじ17を介し圧力を加えることにより容易にでき、溜め6が 縦方向に上昇するようになる。溜め6の上縁部と、これに協働するスラスト環8 とは、ぬぐい部片7の周辺環32bを均等に圧縮する。調節環5の回し運動に与 える回し角度によって窓13の前部に逐次に数字2,3及び4が現われる。従っ てこれ等の数字は、周辺環32bに加わる圧縮の程度を指示する。従ってぬぐい 作用の力を増すと、ブラシ45により取上げられるマスカラの量が比例して減少 する。
【0047】 ぬぐい部片7を圧縮しているときは、ぬぐい唇状部32と共にぬぐい部片7を 貫く二重車輪形通路ダクト31を仕切る湾曲側部は、図1及び図2を比べること により明らかなように逆になる。ぬぐい唇状部32により周縁を仕切った穴32 aの直径は減小し、ぬぐい唇状部32の内周縁部の高さは増す。しかしぬぐい唇 状部32は何等損傷を受けない。さらに比較的厚い厚さを持つ周辺環32bに圧 縮作用が加わるから、ぬぐい部片7は全体として、穴32aの直径を変える操作 を多数回行った後にも損傷を受けるおそれがない。
【0048】 ブラシ45の柄部分44に狭窄部51を設けてあるから、ぬぐい唇状部32は 、キャップ3を容器2に組付けたときに柄部分44に接触しないようになる。こ れはぬぐい部片7の状態には関係がない。さらに柄部分44の直径は、そのマス カラ内に入込む部分も又、ぬぐい部片7が応力を受けてない場合にも、ぬぐい作 用を受けるように選定してあるのは明らかである。
【0049】 なお調節環5を回す回し角度は大きくでき、とくに約1回転に対応するように 容易に構成できる。部分45に取上げることのできるマスカラの量は極めて精密 である。このような状態でくぼみ区域21の代りに、それぞれぬぐい部片7の圧 縮程度を指示する番号を付けた複数の各別の区域を設けてもよい。
【0050】 本考案化粧単位の第2の実施例を示す図5及び図6において、容器102は第 1の実施例の場合と同様に、溜め106を囲む筒形カバー104により構成して ある。溜め106は、筒形カバー104内で並進して滑動することができる。簡 略化のために第1及び第2の実施例の同様な部品は、第2の実施例に関する限り 、第1の実施例に使った参照数字に比べて100を加えた参照数字で表わしてあ る。図5及び図6の化粧単位の上部部分は第1の実施例の上部部分と全く同じで ある。溜め106には、筒形カバー104にねじ込んだキャップと一体の柄部分 144の端部に設けたブラシ145により分与しようとする化粧品を入れてある 。
【0051】 筒形カバー104の下端部、すなわちこの化粧単位のキャップを取付けない方 の端部は、つかみ作用を伴って係合する環状体166を内部に設けた開いた端部 である。筒形カバー104のこの開いた端部にはスリーブ164の自由端部がつ かみ作用を伴って連関するようになる。スリーブ164の開いた上部部分の外部 に、筒形カバー104の底部にスリーブ164を固定するように、つかみ係合用 の環状体166を受入れることのできるつかみ係合用のみぞを形成してある。筒 形カバー104に固定した端部とは反対側のスリーブ端部は底部163を備えて いる。底部163の中央区域には、内部にめねじ162を形成したスリーブを配 置してある。スリーブ164は、円筒形の杯状体の形状を持ち、溜め106の下 部部分を内部に受入れる。この下部部分は、溜め106の残りの部分よりわずか に小さい直径を持ち、スリーブ164の側壁の厚さを補償するようにしてある。
【0052】 スリーブ164には、筒形カバー104の側壁の延長部分に配置した側壁を持 つ円筒形杯状体を構成する調節環105を外部に配置してある。調節環105は 、スリーブ164の反対側の底部163に当たる底部161を備えている。底部 161はその軸線に沿い、おねじ160を外部に切った円筒形突起を設けてある 。底部161との連結区域とは反対側のおねじ160の端部は、溜め106の底 部123に当たるようになる。おねじ160はめねじ162と協働して、ねじ込 みにより調節環105をスリーブ164に対して従って筒形カバー104に対し て軸線方向に移動できるようにしてある。このような移動中に調節環105によ り、筒形カバー104内で溜め106を押し、これをぬぐい部片に向い並進させ 、従ってこのぬぐい部片の環状体を圧縮する。調節環105をねじもどすと、溜 め106は逆向きに並進運動する。溜め106はこれにぬぐい部片により加わる 弾性推力によっておねじ160の端部に接触したままに保たれている。スリーブ 164に対する調節環105の分類のおそれを防ぐように、スリーブ164の外 部に環状のリブ167を形成してある。リブ167は、調節環105内にその側 壁に設けた環状のくぼみ168内に受入れる。環状くぼみ168の高さは、スリ ーブ164に対して調節環105の所望の並進ができるのに十分な寸法にしてあ る。調節環105をスリーブ164にはめるときは、調節環105の側壁の弾性 変形により、環状リブ167が環状くぼみ168内にはまるようになる。
【0053】 筒形カバーに対し溜めを並進させぬぐい部片を圧縮することのできる制御装置 の第2の実施例は製造組立てが極めて簡単にできる利点がある。第1の実施例で 得られる利点はこの第2実施例でも得られる。
【0054】 この化粧単位にはぬぐい部片の圧縮度を目視できるようにすることのできるマ ーク付き部分を協働させてある。図7及び図8には、図5及び図6の化粧単位と 同様で、加熱刻印法によらないでとくに簡単な方法で得られるマーク付き部分を 備えこ化粧単位を示す。図5及び図6の化粧単位の構成部品と同様な図7及び図 8の化粧単位の構成部品は、図5及び図6の化粧単位に対して使った参照数字に 100を加えた参照数字で表示してある。
【0055】 筒形カバー204は、その下縁部に高さが低く幅の狭いみぞ形切欠き269を 形成したことを除いて筒形カバー104と同じである。切欠き269の機能につ いては後述する。
【0056】 又スリーブ264は、スリーブ164とほぼ同じ構造を持つ。しかしこの第3 の実施例によればスリーブ264は、筒形カバー204の色とは異る色を持たな ければならない。同様にプラスチック材から成るが、筒形カバー204の色とは 異る色を持つスリーブ264は、すそ部分271により周縁部を仕切った中心穴 を持つ底部263に接合した円筒形すそ部分270により構成してある。すそ部 分271も又円筒形であるが円筒形すそ部分270より短く、スリーブ264の 内部の方に向き内側にめねじ262を形成してある。
【0057】 円筒形すそ部分270の自由内周縁部272は面取りされ、化粧単位201を 組立てるときに溜め206及びスリーブ264間の相対的滑動が容易になるよう にしてある。
【0058】 さらにすそ部分270の外部に、スリーブ264の底部263の付近に環状の リブ267を設けてある。リブ267とすそ部分270の自由縁部との間で、す そ部分270にすそ部分のほぼ中間高さ位置で外側に向い逐次に段形引込み部を 形成して、環状の受け面267aを配置し、次いで受け面267aとすそ部分2 70の自由縁部との間のほぼ中間に位置する環状のリブ274を配置するように してある。リブ274のすぐ上方ですそ部分270は、その下部部分の厚さとほ ぼ同じ厚さを持つ、次で自由縁部の近くに位置する点からは、すそ部分270の 厚さはふたたび増して、スリーブ264を筒形カバー204の開いた端部に連関 させる環状のビード273を構成するようにする。ビード273はこの場合、筒 形カバー204の下端部に設けた周辺つかみ係合環212の後方に位置するよう になる。
【0059】 環状のリブ274は、すそ部分270の自由縁部の方に向いた付加物を設けて ある。この付加物は、リブ274に直交して配置され突起275を構成する。突 起275は、化粧単位201の組付け状態で筒形カバー204の下端部の切欠き 269内にはまるようになる。
【0060】 化粧単位201の底部部分を閉じる調節環205も又調節環105とほぼ同じ である。しかし調節環205の色はスリーブ264の色とは異らなければならな い。調節環205は、底部261に接合した円筒形すそ部分276により構成し てある。底部261は、筒形カバー204の直径にほぼ等しい外径をもち、軸線 に沿い円筒形の突出部277を設けてある。突出部277の外部にはおねじ26 0を形成してある。化粧単位201の組付け状態では調節環205の底部261 はスリーブ264の底部263に対向し、おねじ260はめねじ262と協働す る。又突出部277の自由縁部は、後述の溜め206の底部223に当たる。す なわちねじ込みにより、調節環205は、スリーブ264に対して従って筒形カ バー204に対して軸方向に移動させることができる。
【0061】 スリーブ264に対して調節環205が分離するおそれを防ぐように、調節環 205の円筒形すそ部分276内に形成した環状くぼみ268を設けてある。調 節環205がスリーブ264に対して所望の並進ができるように十分な高さを持 つくぼみ268は、スリーブ264の環状リブ267のハウジングとして作用す る。
【0062】 調節環205を操作しやすいように、調節環205は外部にその高さの約2/ 3にわたり底部265から出発して軸線方向のしま状のすじ278を付けてある 。
【0063】 さらにすそ部分278の自由縁部の付近に円筒形すそ部分276のすじなしの 部分に、くぼみ268の上方に、3個の円形の穴279,280,281をあけ てある。これ等の穴の中心は調節環205の軸線に直交する同一平面に配置され 、又これ等の穴の直径は次次に増す。
【0064】 筒形カバー204及びスリーブ264は、溜め206を受入れる内部空間を形 成する。溜め206は、溜め106と同じで、下部を底部223に接合され上部 部分の開いた管状のスリーブ222により構成してある。管状のスリーブ223 は、その自由縁部及び底部223の間に円筒形の部分222aを備えている。部 分222aの外径は、筒形カバー204の内径よりわずかに小さい。スリーブ2 22は次いで下部区域に一層直径の小さい円筒形の部分222bを備えスリーブ 264の側壁の厚さを補償することができるようにしてある。両部分222a, 222bは、溜め206の自由開口に向って広がる円すい台形の肩部222cに より互に接合してある。
【0065】 溜め206の部分222aの内壁には、その自由縁部の付近に環状のビード2 29を形成してある。又溜め206の内壁に外方に向う環状の段形引込み部23 9を設けてある。
【0066】 ぬぐい部片207、スラスト環208、キャップ203、柄部分244及びブ ラシ245は前記した第1の実施例の場合と厳密に同じである。本実施例の各部 品は第1実施例の類似の部品に比べて200を加えた参照数字を付けてある。
【0067】 化粧単位201の組立ては化粧単位101の場合と同様にして行われる。
【0068】 図8の場合のようにねじ込み作用を直下方向に行うと、リブ267は、調節環 205の底部261に近接したくぼみ268の縁部に当たる。そして調節環20 5の自由縁部はスリーブ264のリブ274に近接する。
【0069】 さらに調節環205をスリーブ264に当てがうときは、穴279,280, 281を通して、前記したように調節環205の色とは異るスリーブ264の色 を見ることができる。このようにして後述の機能を持つ3つのマークが構成され る。
【0070】 スリーブ264及び調節環205により構成した副組合わせを、筒形カバー2 04内にその頚部210の反対側の開口を介して挿入したときに、又スリーブ2 64のビード273をカバー204のビード212の後方に通すことにより、前 記副組合わせをその係合が得られるまで筒形カバー204内で滑動させたときに 、スリーブ264の突起275が筒形カバー204の切欠き内に現われる。筒形 カバー204及びスリーブ264は互に異る色を持つから、このようにして、後 述の機能を持つマークが指示される。
【0071】 スリーブ264を調節環205内に十分にねじ込むと、突起275は最小の直 径を持つ穴279に対向して位置し、ぬぐい部片207は第8図の場合の軸線方 向の最高の圧縮状態になる。実際上調節環205はこの位置では、筒形カバー2 04がぬぐい部片207の方に並進し、従ってぬぐい部片207の環状体232 bの最高の圧縮状態が生ずることにより、突出部277の自由端部によって溜め 206を筒形カバー204内に十分に押込んでいる。
【0072】 調節環205をねじもどすときは、溜め206が逆向きに並進運動する。溜め 206は、ぬぐい部片207により突出部277に加わる弾性推力により突出部 277の自由端部に当たった状態に絶えず保持されている。
【0073】 このねじもどし運動の際には、中間直径の穴280、次いで最大直径の穴28 1が次次に突起275に対向するようになる。この場合ぬぐい部片207がそれ ぞれ中程度の軸線方向圧縮の位置、次で最低の軸線方向圧縮の位置に位置するこ とを指示する。
【0074】 次いでこのようにして組立てた容器202にマスカラを満たし、次で、ブラシ 245を取付けた柄部分244を一体にしたキャップ203を、筒形カバー20 4の頚部210へのねじ込みにより固定する。
【0075】 この化粧単位201は次のように作用する。調節環205を、穴281が突起 275に対向するような位置に位置させて、ブラシ245を溜め206から抜き 出すときは、ぬぐい唇状部232は最低のぬぐい作用を加える位置にある。この ことは、ブラシ245により取上げられるマスカラの量がその最も多いことを意 味する。このようにして使用者は最大直径の穴281にぬぐい唇状部232の最 大の開口従って極めて多量のマスカラによる化粧作用を協働させることができる 。
【0076】 使用者が一層少量のマスカラで化粧しようとする場合には、調節環205を回 せばよい。この操作は調節環205の外壁276にすじ278を設けることによ り容易になる。この操作により、溜め206が縦方向に上昇する。この場合溜め 206の上縁部とこれに協働するスラスト環208とは、ぬぐい部片207の周 辺環状体232bを均等に圧縮する。調節環205の回し運動に与える回し角度 に従って逐次に対向突起275が中間直径の穴280に、次いで小直径の穴27 9に現われ、それぞれブラシ275に取上げることのできるマスカラ量がぬぐい 作用の増大する力を考慮すると比例的に減少することを指示する。 以上本考案をその実施例について詳細に説明したが本考案はなおその精神を逸 脱しないで種々の変化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案化粧単位の第1の実施例をキャップを容
器に取付け、ぬぐい部片は応力を受けてない状態にして
示す部分軸断面図である。
【図2】図1の化粧単位を、そのぬぐい部片が圧縮を受
けた状態にして示す部分軸断面図である。
【図3】図1及び図2の化粧単位のぬぐい作用を調節で
きる調節環の縮小斜視図である。
【図4】図1の部分Dの拡大軸断面図である。
【図5】本考案化粧単位の第2の実施例の下部部分をぬ
ぐい部片が応力を受けてない状態にして示す軸断面図で
ある。
【図6】図5のぬぐい部片が圧縮を受けた状態で示す軸
断面図である。
【図7】本考案化粧単位の第3の実施例のスリーブの調
節環と筒形カバーの下端部との展開斜視図である。
【図8】本考案化粧単位の第3の実施例のぬぐい部片が
圧縮を受けた状態で示す軸断面図である。
【符号の説明】
2,102,202 容器 3,203 キャップ 7,207 ぬぐい部片 32,232 ぬぐい唇状部 32a,232a 通路 32b,232b 環状体 44,144,244 柄部分 45,145,245 ブラシ

Claims (23)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ) 入口を持つ、流体状又はペース
    ト状の化粧品用の容器と、 (ロ) この容器に取付けた取りはずし可能なキャップ
    と、 (ハ) このキャップに一体の基部端部を持ち、前記キ
    ャップと同軸に配置され、前記キャップに対して突出す
    る柄部分と、 (ニ) この柄部分の延長部分として、前記柄部分の末
    端端部により支えられたブラシと、 (ホ) 弾性材料で作られたぬぐい唇状部を持ち、前記
    ブラシが入る前記容器の入口に配置され、前記ブラシの
    変形しない状態においてのこのブラシの横断面より小さ
    い横断面を持ち、前記ぬぐい唇状部の内縁部により限界
    を定められた通路を形成する通路形成手段を備えたぬぐ
    い部片と、 を備えた、まつげ化粧品を分与するための化粧単位にお
    いて、 前記ぬぐい部片に、前記ぬぐい唇状部より厚い厚さを持
    ち、前記ぬぐい唇状部の周辺に接合され、弾性材料で作
    られた環状体を設け、 前記弾性の環状体の軸線方向の圧縮を変える制御部片の
    駆動のもとに前記通路の横断面変化に帰着する弾性変形
    を、前記ぬぐい部片が維持できるようにし、 前記容器を、可動部片と固定部片とにより構成し、 前記ぬぐい部片の環状体を、前記可動部片と前記固定部
    片との間に挿入し、 前記可動部片を、前記固定部片に対し軸線方向の並進運
    動ができるようにし、かつ前記制御部片に連結し、 前記容器に、頚部と管状体とを形成し、 前記容器の固定部片を、前記制御部片と協働する端部か
    らは遠隔の端部において前記頚部に接合した前記管状体
    により構成し、 前記頚部と、前記キャップとが、前記キャップを前記頚
    部に取付けるための補形的な第1及び第2の取付け手段
    を備え、 前記管状体の前記頚部への連結部が、前記ぬぐい部片が
    押しつけられている環状の肩部を構成し、 前記容器の可動部片を、前記ぬぐい部片に推力を加える
    上縁部を持つ溜めにより構成し、 前記容器の固定部片を、前記溜めを囲む筒形カバーの壁
    により構成し、 調節環を、前記ぬぐい部片からは遠隔の端部において前
    記筒形カバーに回転できるように取付け、 前記溜めを軸線方向に移動させるように、前記調節環
    を、前記溜めの底部と協働させ、 前記調節環が、前記ぬぐい部片の軸線方向の圧縮を変え
    る前記制御部片を構成することを特徴とする、化粧単
    位。
  2. 【請求項2】 前記ぬぐい部片7,207を、横方向中
    心面の付近に前記ぬぐい唇状部32,232を配置した
    単一部分品により構成したことを特徴とする、請求項1
    の化粧単位。
  3. 【請求項3】 前記ぬぐい唇状部32,232を、前記
    ブラシ45,145,245に対し設けた通路33a,
    232aの軸線の方に向いた凹入部を持つ湾曲側部によ
    り前記環状体32b,232bの端面に接合したことを
    特徴とする、請求項1又は2のいずれかの化粧単位。
  4. 【請求項4】 前記容器2,102,202の前記可動
    部片6,106,206が、その内側においてその上縁
    部に沿い、前記可動部片6,106,206と前記ぬぐ
    い部片7,207との間を確実に密封し、かつこのぬぐ
    い部片7,207の前記環状体32b,232bに押し
    つけられる圧縮力を配分するスラスト環8,208を備
    えたことを特徴とする、請求項1の化粧単位。
  5. 【請求項5】 前記ぬぐい唇状部32,232により限
    界を定められた前記通路32a,232aに、前記ぬぐ
    い部片7,207がその応力を受けてない状態にあると
    きに、前記容器2,102,202内に入込む前記柄部
    分44,144,244の一部分の横断面に等しいか又
    はこの横断面よりわずかに小さい横断面Soを設けたこ
    とを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかの化粧単
    位。
  6. 【請求項6】 前記容器2,102,202上への前記
    キャップ3,203の取付け位置において、前記ブラシ
    45,145,245の前記柄部分44,144,24
    4が、前記ぬぐい部片7,207の通路32a,232
    a内に位置する前記柄部分の区域51,251において
    縮小した横断面を持つようにしたことを特徴とする、請
    求項1ないし5のいずれかの化粧単位。
  7. 【請求項7】 前記溜め6の円筒形底部22cに、前記
    調節環5の内側に設けた補形的ねじ18と協働するねじ
    28を外側に設け、前記調節環5により前記制御部片を
    構成し、この調節環5を、前記筒形カバー4と共同して
    並進運動を生じさせるように取付けたことを特徴とす
    る、請求項1の化粧単位。
  8. 【請求項8】 前記筒形カバー4に、前記ぬぐい部片7
    とは反対側の縁部に沿い、前記調節環5に対する係合手
    段12を設けたことを特徴とする、請求項7の化粧単
    位。
  9. 【請求項9】 前記制御部片を構成する調節環105,
    205が、受入れキャップ3,203とは反対側の前記
    容器102,202の区域においてねじを介し筒形カバ
    ー104,204と協働するようにし、前記調節環10
    5,205が前記溜め106,206の底部に接触する
    ようにしたことを特徴とする、請求項1の化粧単位。
  10. 【請求項10】 前記調節環105,205により、そ
    の軸線に沿い杯状体内部に突出するおねじ160,26
    0を設けた底部161,261を持つ円筒形の杯状体を
    構成し、前記おねじが前記筒形カバー104,204に
    一体にこのカバーの軸線に沿って配置しためねじ16
    2,262と協働し、前記おねじ160,260の端部
    が溜め106,206の底部に接触するようにしたこと
    を特徴とする、請求項9の化粧単位。
  11. 【請求項11】 前記筒形カバー104,204のめね
    じ162,262を、この筒形カバー104,204の
    両端部のうち前記受入れキャップ3,203を受入れな
    い方の開いた端部165に固定したスリーブ164,2
    64の底部163,263に設けたことを特徴とする、
    請求項10の化粧単位。
  12. 【請求項12】 前記ぬぐい部片7,207に加わる圧
    縮度を指示する指示手段を備えたことを特徴とする、請
    求項1ないし11のいずれかの化粧単位。
  13. 【請求項13】 前記調節環5が、半径方向に配置され
    前記調節環5を回したときに、前記筒形カバー4の窓1
    3の前方に順々に現われる逐次のマークを外面に形成し
    た円筒壁14bを持つ筒形カバー4内に入込むようにし
    たことを特徴とする、請求項7の化粧単位。
  14. 【請求項14】 前記制御部片5,105,205が調
    節環である請求項7の化粧単位において、前記ぬぐい部
    片207の圧縮度を指示する指示手段が、 第1に、一方においては前記固定部片204を、他方に
    おいては前記調節環205をそれぞれ構成する2部分の
    うちの一方の部分の側壁にあけた穴269により形成さ
    れ、この穴をあけた前記一方の部分とは異る色を持つ下
    側の部片がこの穴により現われるように、前記一方の部
    分備えた第1のマークと、 第2に、前記2部分205,204のうち前記第1のマ
    ークを備えてない方の他方の部分の側壁にあけた穴27
    9,280,281によりそれぞれ形成され、これ等の
    穴279,280,281をあけた部分の色とは異る色
    を持つ下側の部片が現われることを前記穴が許容し、前
    記各穴が前記調節環205の与えられた位置に対し前記
    第1のマークに対向することができるように、前記他方
    の部分が備えた複数の第2のマークと、 を備えたことを特徴とする、化粧単位。
  15. 【請求項15】 前記固定部片204に前記第1のマー
    クを形成する穴269を設け、前記調節環205に前記
    第2のマークを形成する穴279,280,281を設
    けたことを特徴とする、請求項14の化粧単位。
  16. 【請求項16】 前記第2のマークを形成する各穴27
    9,280,281が互に異る形状又は寸法或は形状及
    び寸法を持つようにしたことを特徴とする、請求項14
    又は15の化粧単位。
  17. 【請求項17】 前記第2のマークを形成する各穴27
    9,280,281の形状又は寸法或は形状及び寸法
    を、前記ぬぐい部片207の圧縮状態に協働させたこと
    を特徴とする、請求項16の化粧単位。
  18. 【請求項18】 前記第2のマークを形成する各穴27
    9,280,281を円形にしたことを特徴とする、請
    求項16又は17の化粧単位。
  19. 【請求項19】 前記第2のマークを形成する各穴27
    9,280,281の軸線を、前記調節環205の軸線
    に直交する同じ平面に配置したことを特徴とする、請求
    項14ないし18のいずれかの化粧単位。
  20. 【請求項20】 前記第2のマークを形成する穴27
    9,280,281の個数を3個としたことを特徴とす
    る、請求項1ないし19のいずれかの化粧単位。
  21. 【請求項21】 前記スリーブ264が、前記調節環2
    05と前記筒形カバー204との各色とは異る色を持
    ち、前記スリーブ264により、前記筒形カバー204
    及び前記調節環205にそれぞれあけた穴269,27
    9,280,281によってそれぞれ第1及び第2のマ
    ークを形成する下側部片を構成したことを特徴とする、
    請求項13の化粧単位。
  22. 【請求項22】 前記第1のマークを形成する穴を、前
    記受入れキャップ203とは反対側の前記筒形カバー2
    04の境界の切欠き269により構成し、前記スリーブ
    264に、前記切欠き269内に受入れることのできる
    突起275を形成したことを特徴とする、請求項17の
    化粧単位。
  23. 【請求項23】 前記筒形カバー205及び前記調節環
    205の側壁を、相互の延長部分に位置させたことを特
    徴とする、請求項9、11及び16のいずれかの化粧単
    位。
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