JPH0681284U - 動力散布機の調量操作装置 - Google Patents

動力散布機の調量操作装置

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JPH0681284U
JPH0681284U JP3025993U JP3025993U JPH0681284U JP H0681284 U JPH0681284 U JP H0681284U JP 3025993 U JP3025993 U JP 3025993U JP 3025993 U JP3025993 U JP 3025993U JP H0681284 U JPH0681284 U JP H0681284U
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光則 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 調量レバーの操作により薬剤調量の微量調
節も、簡単に切換えて多段階で有効に操作可能とする。 【構 成】 薬剤タンク(A)の下方となる調量用シャ
ッタの開度を調節操作できる調量レバー(1)を、一側
の縦方向全長にわたり多数の波形状係合溝(2a)を形
成したガイド板(3)の操作溝(2)に嵌挿して調量操
作可能に構成した動力散布機において、前記操作溝
(2)と略同じ縦方向の長さとなる調整板(5)を前記
ガイド板(3)の下面に横方向に移動調節自在にして固
定するとともに、前記調整板(5)の一側には多数の波
形状第2係合溝(4)を縦方向全長にわたり形成し、前
記係合溝(2a)と前記第2係合溝(4)とが縦方向に
相互に位置ずれして一方の溝内に他方の溝間がオーバー
ラップしてその間に短いピッチの係合溝を形成できるよ
うに構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薬剤調量の微量調節も多段階で有効に行なうことができる動力散布 機の調量操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、薬剤タンクの下方となる調量用シャッタの開度を調節操作できる調量レ バーを、一側の縦方向全長にわたり多数の波形状係合溝を形成したガイド板の操 作溝に嵌挿して調量操作可能に構成した動力散布機は、実開昭55−70717 号公報に見られるように知られており、また、実開昭62−187660号公報 に見られるように、両側にピッチの異なる係合溝を有するスライダーを回動させ て、調量レバーによる調量の微量調節を行なうことも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記実開昭55−70717号公報に見られるような調量操作 装置では、スライダーの係合溝の数が少ないので調量の段数が少なく、また、ス ライダーをいちいち移動させるのでは操作が難しく面倒となって有効な微量調節 ができず、しかも、スライダーは縦方向に移動させたり回動させることになるの で、ガイド板は大形化して実施化には不都合が生じる、といった不具合を呈して いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を解決し、多段階の微量調節を有効に行なえるよ う工夫したものであり、そのため、薬剤タンクの下方となる調量用シャッタの開 度を調節操作できる調量レバーを、一側の縦方向全長にわたり多数の波形状係合 溝を形成したガイド板の操作溝に嵌挿して調量操作可能に構成した動力散布機に おいて、前記操作溝と略同じ縦方向の長さとなる調整板を前記ガイド板の下面に 横方向に移動調節自在にして固定するとともに、前記調整板の一側には多数の波 形状第2係合溝を縦方向全長にわたり形成し、前記係合溝と前記第2係合溝とが 縦方向に相互に位置ずれして一方の溝内に他方の溝間がオーバーラップしてその 間に短いピッチの係合溝を形成できるように構成したものである。
【0005】
【作用】
したがって、調整板の第2係合溝がガイド板の操作溝の係合溝から外れるよう に調整板を移動させておくと、ガイド板の波形状係合溝に調量レバーを係合させ ながら、荒目の調量操作を従来同様に多段階で有効に行なうことができることに なり、また、調整板の第2係合溝がガイド板の操作溝の係合溝にピッチがずれて オーバーラップするように調整板を横方向に移動させると、係合溝と第2係合溝 との間には係合溝のピッチより短いピッチとなる多段階の溝が形成されることに なって、その溝に調量レバーを係合させながら、多段階で有効な微量調節ができ る。
【0006】
【実施例】
図2は背負式動力散布機の背面図を示し、粉粒剤などを入れる薬剤タンクAの 下部には調量用シャッタにより吐出調量ができる吐出部6を連通連設し、該吐出 部6の下方には、カバー7を被着したエンジン8により駆動されるブロワ9を連 通連設し、該ブロワ9の先端吐出筒10にはジェットホースなどを連通できるよ うにして、また、前記ブロワ9の横側方に架着したブラケット11の前端面には ガイド板3の中央部を両ねじ12により固設し、ガイド板3の両側部には、一側 の縦方向全長にわたり多数の波形状係合溝2aを有する調量レバー1の操作溝2 と、一側に波形状係合溝13aを有するスロットルレバー14の操作溝13とを 平行状に形成し、L状に屈折した調量レバー1の基部1aを、前記ブラケット1 1に固設したボス部15に遊嵌し、前記スロットルレバー14の基部から屈折し て延長する回動アーム16の中間部を前記ボス部15に遊嵌し、前記調量レバー 1の基部1aの端部に固定したアーム17と前記回動アーム16の間には、両レ バー1、14を係合溝2a、13a側にそれぞれ弾圧することができる圧縮ばね 18を介装し、前記アーム17より延出する操作ワイヤ19を前記吐出部6内の 調量用シャッタに連動連繋するとともに、前記回動アーム16の先端より延出す る操作ワイヤ20を前記エンジン8側に連動連繋して従来形と略同様に構成する が、前記操作溝2の係合溝2aに係合する前記調量レバー1の部位には小さく隆 起する突起部1bを一体的に成形して構成する。
【0007】 5は前記ガイド板3と略同じ厚さとなる調整板で、前記ガイド板3の下面に接 合できるとともに前記操作溝2と略同じ縦方向の長さとなるように形成し、該調 整板5の一側縁には、前記操作溝2の係合溝2aに対し縦方向に半ピッチずつず れる多数の波形状第2係合溝4を縦方向全長にわたり形成し、また、前記操作溝 2の横外側方となるガイド板3の部位には平行となる横方向の両長孔21を形成 し、前記調整板5に固設した両ボルト22を前記両長孔21にそれぞれ嵌挿する とともに、両ボルト22の先端側には座金23を嵌装して蝶ナット24をそれぞ れ螺合し、調整板5を横方向に移動調節自在にして構成する。
【0008】 したがって、図1に示すように、調整板5の第2係合溝4がガイド板3の操作 溝2の係合溝2aから外れるように、両ボルト22を両長孔21の外端まで摺動 させるとともに両蝶ナット24を締付けて調整板5を移動させておくと、ガイド 板3の波形状係合溝2aに調量レバー1を係合させながら、荒目の調量操作を従 来同様に多段階で有効に行なうことができることになり、また、図5に示すよう に、調整板5の第2係合溝4がガイド板3の係合溝2aにピッチがずれてオーバ ーラップするように、両ボルト22を両長孔21の内端まで摺動させるとともに 両蝶ナット24を締付けて調整板5を横方向に移動させておくと、係合溝2aと 第2係合溝4との間には係合溝2aのピッチより短いピッチとなる多段階の溝が 形成されることになって、その溝に調整レバー1の突起部1bを係合させながら 、多段階で有効な微量調節ができる。
【0009】
【考案の効果】
このように本考案は、調整板(5)の第2係合溝(4)がガイド板(3)の操 作溝(2)の係合溝(2a)から外れるように調整板(5)を移動させておくと 、調量レバー(1)を係合溝(2a)に係合させながら荒目の調量操作を従来同 様に多段階で有効に行なうことができることになり、また、調整板(5)の第2 係合溝(4)がガイド板(3)の操作溝(2)の係合溝(2a)にピッチがずれ てオーバーラップするように調整板(5)を横方向に移動させておくと、係合溝 (2a)と第2係合溝(4)との間には係合溝(2a)のピッチより短いピッチ となる多段階の溝が形成されることになって、その溝に調量レバー(1)を係合 させながら多段階で有効な微量調節ができることになり、調整板(5)を横方向 に少しく移動させるだけで切換え操作を簡単かつ正確に行なうことができること になり、ガイド板(3)が大形化しないよう簡単な構造にして好適に実施できる 特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部を示した正面図である。
【図2】背負式動力散布機を示した背面図である。
【図3】要部を示した側面図である。
【図4】図3の一部を示した平断面図である。
【図5】図3のV−V線視図を示した正面図である。
【図6】図5の一部を示した断面図である。
【図7】図1の一部を分解して示した正面図である。
【符号の説明】
A 薬剤タンク 1 調量レバー 2 操作溝 2a 係合溝 3 ガイド板 4 第2係合溝 5 調整板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤タンク(A)の下方となる調量用シ
    ャッタの開度を調節操作できる調量レバー(1)を、一
    側の縦方向全長にわたり多数の波形状係合溝(2a)を
    形成したガイド板(3)の操作溝(2)に嵌挿して調量
    操作可能に構成した動力散布機において、前記操作溝
    (2)と略同じ縦方向の長さとなる調整板(5)を前記
    ガイド板(3)の下面に横方向に移動調節自在にして固
    定するとともに、前記調整板(5)の一側には多数の波
    形状第2係合溝(4)を縦方向全長にわたり形成し、前
    記係合溝(2a)と前記第2係合溝(4)とが縦方向に
    相互に位置ずれして一方の溝内に他方の溝間がオーバー
    ラップしてその間に短いピッチの係合溝を形成できるよ
    うに構成したことを特徴とする調量操作装置。
JP3025993U 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置 Expired - Lifetime JP2547583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025993U JP2547583Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3025993U JP2547583Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置

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Publication Number Publication Date
JPH0681284U true JPH0681284U (ja) 1994-11-22
JP2547583Y2 JP2547583Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12298715

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