JPH0680942A - 表示用粘着テープ又はラベル - Google Patents

表示用粘着テープ又はラベル

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Publication number
JPH0680942A
JPH0680942A JP23688092A JP23688092A JPH0680942A JP H0680942 A JPH0680942 A JP H0680942A JP 23688092 A JP23688092 A JP 23688092A JP 23688092 A JP23688092 A JP 23688092A JP H0680942 A JPH0680942 A JP H0680942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
character
transparent
adhesive tape
solid coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP23688092A
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English (en)
Inventor
Kenji Atsuta
健治 篤田
Tetsuya Kawakado
哲也 川角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP23688092A priority Critical patent/JPH0680942A/ja
Publication of JPH0680942A publication Critical patent/JPH0680942A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示用粘着テ─プ又はラベルを白色被着体に
貼付けた際、透明粘着層の白濁、黄変による文字又は図
柄層の外観品質の劣化をなくし、文字又は図柄が鮮明に
見え、且つ白色系被着体に貼付けた場合において粘着テ
ープ又はラベルが貼付けられているといった印象を与え
ない様にする。 【構成】 透明基材と透明粘着剤層からなり、該透明基
材面に透明基材のエッジ部分が残る様に白べた塗り層が
形成され、該白色べた塗り層に重なる様に文字又は図柄
層が設けられてなる表示用粘着テ─プ又はラベルであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白地の被着体に貼付け
ることを目的とした表示用又は梱包用の粘着テ─プ又は
ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂等からなる透明性のフィルムに
文字又は図柄の印刷を施したもの、又は白色べた塗り層
を施したものを基材層にして透明性の粘着剤層を積層し
てなる粘着テープについては一般的に使用されているこ
とは周知のことである。又、我々は先に特願平3─17
6678号において、ポリオレフィン樹脂系シート又は
フィルムを基材とし、該基材層の片面に印刷加工を施さ
れた粘着テープについて報告している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記記載の従来
の表示テープにおいては、白色系からなる被着体に貼付
けた場合又は、梱包に使用した場合には、以下の様な問
題点が生じる。すなわち、透明基材に文字又は図柄層の
みを施した粘着テープについては、水分が被着体表面に
多く付着している被着体に貼付けた場合、該粘着テープ
の透明粘着剤層が水分と反応するなどして白濁あるいは
黄変し、文字又は図柄層の外観が悪くなる。
【0004】又、白色べた塗り層が裏打ちされていない
ため文字又は図柄層のコントラストが弱く外観上、文字
又は図柄の鮮明さの点で劣るという欠点もある。これに
対して、上記問題点を解決する為に透明基材に白色べた
塗り層を隠蔽層として透明基材の全面に設けた上で文字
又は図柄層を設けた粘着テープを被着体に貼付けた場
合、上記問題点は、解決されるが該粘着テープの白色べ
た塗り層が被着体との境界部分において、どうしても被
着体の色味と粘着テープの白色べた塗り色味が異なり、
テープを貼っているという印象が強く出てしまうという
欠点があった。
【0005】本発明は上記問題点、すなわち白色被着体
に貼付けた際、透明粘着層の白濁、黄変による文字又は
図柄層の外観品質上の劣化をなくし、文字又は図柄が鮮
明に見え、且つ白色被着体に貼付けた場合において粘着
テープ及びラベルが貼付けられているといった印象を与
えない表示用粘着テープ又はラベルを供給することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め鋭意研究を行った結果、我々は以下の結論に到った。
すなわち、透明基材と透明粘着層からなる粘着テ─プ又
はラベルに、透明基材のエッジ部分が残る様に白色べた
塗り層が形成され、該白色べた塗り層に重なる様に文字
又は図柄層が設けられてなることを特徴とする、表示用
粘着テープ又はラベルである。
【0007】以下に本発明の粘着テ─プ及びラベルにつ
いての内容を詳細に説明する。透明基材1は、通常の樹
脂テープに使用される汎用樹脂で透明性を有するもので
あれば良く例えば、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポ
リエステル、ポリオレフィン、セロハンが好ましくは挙
げられる。厚みは、用途により適宜選択すれば良く、通
常使用される例としては、10〜100μmが挙げられ
る。
【0008】透明粘着層2としては、室温において粘着
性を示し透明性を有する感圧性粘着剤であれば良く、こ
の様なものとして例えば、アクリル系粘着剤、ウレタン
系粘着剤、シリコン系、酢酸ビニル系粘着剤及びそれら
の適当な混合系粘着剤等が挙げられる。本発明でいう透
明基材のエッジ部分5が残る様な白色べた塗り層3を形
成させるとは、粘着テープ又はラベルにおいて透明基材
1片面上の全面に白色層が形成されているのではなく
縦、横方向共に両端部から少し内側に向かってほぼ一定
間隔幅、白色層が形成されていない透明基材1が白色層
を囲む様に設けられている状態になっていることをい
う。このような透明基材エッジ部分5の幅としては、1
〜20mm好ましくは5〜10mmが挙げられる。
【0009】文字又は図柄層4が白色べた塗り層3に重
なる様に設けられているとは、白色べた塗り層3が透明
基材面上に形成されている範囲に文字又は図柄層4の全
て、もしくは少なくとも大部分が重なっている様な状態
のことをいう(図1)。尚、日付け等が例外的に透明基
材のエッジ部分に形成されても本発明の範囲を逸脱する
ものではない。文字又は図柄層4と白色べた塗り層3の
積層順序は、本発明の粘着テ─プ又はラベルが被着体に
貼付けられている状態の時に目で見る側から、文字又は
図柄層4が白色べた塗り層3の上に積層された状態にな
っていれば良く、例えば、文字又は図柄層4と白色べた
塗り層3を介して透明基材層1と透明粘着剤層2が設け
られてなる場合においては透明基材層1─文字又は図柄
層4─白色べた塗り層3─透明粘着剤層2の構成順序に
なる(図2)。又、透明基材層1を介して文字又は図柄
層4が白色べた塗り層3と透明粘着剤層2が設けられて
なる場合においては文字又は図柄層4─白色べた塗り層
3─透明基材層1─透明粘着剤層2の構成順序になる
(図3)。
【0010】内側に設けられた白色べた塗り層3として
は、酸化チタンを主成分とした顔料を使用出来る。又、
文字又は図柄層4としては、通常使用される印刷イン
ク、顔料等による各色成分が使用出来る。さらに、上記
各層を透明基材に形成させる方法としてはグラビア印
刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン
印刷等が使用出来る。以上の様にして作成される本発明
の表示用粘着テープ及びラベルは白色系の被着体、具体
的には発泡スチロール、発泡ポリオレフィン及び紙等か
らなる輸送用梱包箱等に貼付け、表示用あるいは包装を
兼ねた表示用に好適である。
【0011】
【作用】本発明の表示用粘着テープ及びラベルは、透明
基材面に白色べた塗り層を形成されているで、透明粘着
層の白濁、黄変の変色を隠蔽することが出来る。又、白
色べた塗り層に重なる様に文字又は図柄層が設けられて
いるためコントラストが高くなる。さらに、透明基材面
に透明基材のエッジが残る様に白色べた塗り層を形成さ
れているで、被着体と表示用粘着テープ又はラベルとの
境界が目立たなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例)透明基材1として厚み35μmの延伸ポリオ
レフィンフィルムを使用し、グラビア印刷方式により、
青色印刷インク(ラミックスF220、大日精化社製)
を使用し「セキスイ」の文字層4を形成させた。その
後、上記文字層4を形成させた延伸ポリオレフィンフィ
ルムの文字層4面上に白色べた塗り層3として、白色イ
ンク(ブライトップGS、大日本インキ社製)を上記文
字層4に重ねる様に、且つ透明基材1の幅方向両端部よ
り内側、長さ方向に対しては「セキスイ」の文字層4が
繰り返し形成される文字層4と文字層4の間は、一定間
隔形成させないで透明基材1のままになる様に形成させ
た(図4)。このようにして作成した基材層にアクリル
エマルジョン系粘着剤を30μmになるように塗布乾燥
することにより透明粘着剤層2を形成させ、表示用粘着
テープを作成した。被着体に貼付ける際に、上記方法に
より作成した表示用粘着テープをカットし、該表示用粘
着テープの縦横幅両端部より10mm内側が透明基材1
になる様にした(図1)。
【0013】(比較例1)比較例として、実施例におい
て白色べた塗り層を透明基材に形成させなったこと以外
は、実施例と全く同じ方法により同じ「セキスイ」の文
字層を透明基材面に形成させた粘着テープを作成した。
【0014】(比較例2)比較例として、実施例で白色
べた塗り層を透明基材の幅両端部まで全面に形成させた
こと以外は、実施例と全く同じ方法により同じ「セキス
イ」の文字層を形成させた粘着テープを作成した。
【0015】(透明粘着剤の白濁による文字層の外観の
劣化具合評価方法)以上のようにして作成した実施例及
び比較例の各粘着テープを、発泡ポリスチレン製の箱を
被着体として貼り付け23℃、65%相対湿度下で一週
間経過させた後、上記各粘着テープの「セキスイ」の表
示部分の外観品質である透明粘着剤の白濁による文字層
の外観の劣化具合、文字層のコントラスト、テープの貼
付けているという印象度を目視評価により行い、その結
果を以下の様に規定した。
【0016】 ○:文字層の外観は白濁により全く劣化しない。 △:文字層の外観は白濁により少し劣化する。 ×:文字層の外観は白濁によりはっきりと劣化する。
【0017】(文字層のコントラスト評価方法)同様に
して作成した実施例及び比較例の各粘着テープを、発泡
ポリスチレン製の箱を被着体として貼り付け、文字層の
鮮明度を目視評価により行い、その結果を以下の様に規
定した。
【0018】 ○:文字層の外観が非常に鮮明に見える。 △:文字層の外観がに鮮明に見える。 ×:文字層の外観があまり鮮明に見えない。
【0019】(表示テープの被着体貼付け状態の目立ち
にくさ評価方法)同様にして作成した実施例及び比較例
の各粘着テープを、発泡ポリスチレン製の箱を被着体と
して貼り付け、各テープの貼付け状態の目立ちにくさを
約3m離れたところからの目視評価により行い、その結
果を以下の様に規定した。
【0020】 ○:貼ってあることが全く分からない。 △:貼ってあることがわずかに分かる。 ×:貼ってあることがはっきり分かる。
【0021】(評価結果)本発明における実施例及び比
較例における各粘着テープを上記評価方法に従って評価
した結果を順次、表1中の評価結果1、2、3に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明の表示用粘着テープ及びラベル
は、透明基材面に白べた塗層を形成させているので、透
明粘着剤層の白濁、黄変の変色を隠蔽することが出来る
ため文字又は図柄層の外観品質劣化がなく綺麗なままの
状態で保持することが出来、且つコントラストを高める
ため文字又は図柄が一層、鮮明に見えることとなる。
【0024】さらに、透明基材のエッジが残る様に白べ
た塗り層を形成させているので、被着体に貼付けた場合
に表示用粘着テープ及びラベルが貼付けているという印
象がなく被着体そのものに印刷されている様に見える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び実施例の表示用粘着テープの斜視図
である。
【図2】本発明の表示用粘着テープ製品構成を示す断面
図である。
【図3】本発明の表示用粘着テープの別の製品構成を示
す断面図である。
【図4】本発明実施例の文字層に白べた塗り層を形成さ
せた透明基材層を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 透明基材、透明基材層 2 透明粘着剤、透明粘着剤層 3 白色べた塗り層 4 文字又は図柄層 5 透明基材エッジ部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基材と透明粘着層からなる粘着テ─プ
    又はラベルに、透明基材のエッジ部分が残る様に白色べ
    た塗り層が形成され、該白色べた塗り層に重なる様に文
    字又は図柄層が設けられてなることを特徴とする、表示
    用粘着テープ又はラベル。
JP23688092A 1992-09-04 1992-09-04 表示用粘着テープ又はラベル Pending JPH0680942A (ja)

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JP23688092A JPH0680942A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 表示用粘着テープ又はラベル

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JP23688092A JPH0680942A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 表示用粘着テープ又はラベル

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JPH0680942A true JPH0680942A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17007158

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JP23688092A Pending JPH0680942A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 表示用粘着テープ又はラベル

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JP (1) JPH0680942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103050058A (zh) * 2012-12-28 2013-04-17 重庆昊晟玻璃股份有限公司 一种玻璃瓶标签及其制作方法

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