JPH0680941A - 真空貼り付け方法 - Google Patents
真空貼り付け方法Info
- Publication number
- JPH0680941A JPH0680941A JP23061092A JP23061092A JPH0680941A JP H0680941 A JPH0680941 A JP H0680941A JP 23061092 A JP23061092 A JP 23061092A JP 23061092 A JP23061092 A JP 23061092A JP H0680941 A JPH0680941 A JP H0680941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- base material
- sheet
- opening
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な方法にて基材と被貼り付け材との貼り付
けが行なえるようにすることを目的とする。 【構成】通気性がなく柔軟性を有するシート２から構成
されて１辺に開口部３を有する袋１内に、予め接着剤に
より接合された基材４と被貼り付け材５を挿入し、前記
開口部３を閉じて袋１の内部を密封状態にし、かかる状
態で真空ポンプなどにより袋１の内部の空気を抜くこと
により袋１のシート２は基材４と被貼り付け材５に密着
して基材４と被貼り付け材５を挟み付けるようにし、こ
れにより、大型のプレス機によらず、袋１の内部を真空
にするという簡単な方法にて基材４と被貼り付け材５と
の貼り合わせが行なえるものである。
けが行なえるようにすることを目的とする。 【構成】通気性がなく柔軟性を有するシート２から構成
されて１辺に開口部３を有する袋１内に、予め接着剤に
より接合された基材４と被貼り付け材５を挿入し、前記
開口部３を閉じて袋１の内部を密封状態にし、かかる状
態で真空ポンプなどにより袋１の内部の空気を抜くこと
により袋１のシート２は基材４と被貼り付け材５に密着
して基材４と被貼り付け材５を挟み付けるようにし、こ
れにより、大型のプレス機によらず、袋１の内部を真空
にするという簡単な方法にて基材４と被貼り付け材５と
の貼り合わせが行なえるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテーブルなどの
家具を構成する基材の表面に化粧材を貼り付けるための
真空貼り付け方法に関するものである。
家具を構成する基材の表面に化粧材を貼り付けるための
真空貼り付け方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばテーブルを構成する基材の
表面に化粧材を貼り付けるとき、基材の表面に接着剤を
塗布しておき、その上から化粧材を載せ、プレス機によ
り機械的に圧力を掛けて貼り合わせる方法が採用されて
いる。
表面に化粧材を貼り付けるとき、基材の表面に接着剤を
塗布しておき、その上から化粧材を載せ、プレス機によ
り機械的に圧力を掛けて貼り合わせる方法が採用されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では機械的に圧力を掛けるための大型のプレス
機が必要であり、設備費などを含めてコスト的に高くな
るという問題があった。
来の方法では機械的に圧力を掛けるための大型のプレス
機が必要であり、設備費などを含めてコスト的に高くな
るという問題があった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、簡単な方法にて基材と被貼り付け材との貼り付けが
行なえるようにすることを目的とするものである。
で、簡単な方法にて基材と被貼り付け材との貼り付けが
行なえるようにすることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、通気性がなく柔軟性を有するシートから構
成されて少なくとも１辺は開閉自在となっている袋内
に、予め接着剤により接合された基材と被貼り付け材を
挿入し、前記開閉自在な少なくとも１辺を閉じて袋の内
部を密封状態にし、かかる状態で真空ポンプなどにより
袋の内部の空気を抜くことにより袋のシートは基材と被
貼り付け材に密着して基材と被貼り付け材を挟み付ける
ことを要旨とするものである。
に本発明は、通気性がなく柔軟性を有するシートから構
成されて少なくとも１辺は開閉自在となっている袋内
に、予め接着剤により接合された基材と被貼り付け材を
挿入し、前記開閉自在な少なくとも１辺を閉じて袋の内
部を密封状態にし、かかる状態で真空ポンプなどにより
袋の内部の空気を抜くことにより袋のシートは基材と被
貼り付け材に密着して基材と被貼り付け材を挟み付ける
ことを要旨とするものである。
【０００６】
【作用】上記構成により、大型のプレス機によらず、袋
の内部を真空にするという簡単な方法にて基材と被貼り
付け材との貼り合わせが行なえるものである。
の内部を真空にするという簡単な方法にて基材と被貼り
付け材との貼り合わせが行なえるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて
説明する。図１〜図３において、１は通気性がなく柔軟
性を有するシート２からなる袋で、具体的にこの袋１の
シート２を構成する材料としては天然ゴム、合成ゴム、
独立発泡されたスポンジなどが使用される。そして袋１
は２枚の矩形シート２を重ねて１辺を残し他の３辺がヒ
ートシールなどにより通気性がないように接合され、前
記１辺は開閉自在とし、この１辺の開口部３より基材４
と被貼り付け材５を袋１内に挿入できるようになってい
る。なお、基材４と被貼り付け材５は予め基材４の表面
に塗布された接着剤を介して貼り合わされており、その
貼り合わせ直後において基材４と被貼り付け材５は一体
的に袋１の内部に袋１のシート２とほぼ平行に挿入され
る。基材４と被貼り付け材５を袋１の内部に挿入した後
で前記開口部３の１辺を上下から治具で挟み付けるなど
して閉じて袋１の内部を密封状態にし（図２参照）、か
かる状態で真空ポンプなどにより袋１の内部の空気を抜
くことにより袋１の２枚のシート２は基材４と被貼り付
け材５に密着して基材４と被貼り付け材５を上下から挟
み付ける（図３参照）。このとき基材４と被貼り付け材
５との間の接着剤は乾燥しておらず、接着剤乾燥まで前
記挟み付けた状態を保持することにより、基材４と被貼
り付け材５は完全に接着される。その後、開口部３を開
いて基材４と被貼り付け材５を袋１から取り出すのであ
る。
説明する。図１〜図３において、１は通気性がなく柔軟
性を有するシート２からなる袋で、具体的にこの袋１の
シート２を構成する材料としては天然ゴム、合成ゴム、
独立発泡されたスポンジなどが使用される。そして袋１
は２枚の矩形シート２を重ねて１辺を残し他の３辺がヒ
ートシールなどにより通気性がないように接合され、前
記１辺は開閉自在とし、この１辺の開口部３より基材４
と被貼り付け材５を袋１内に挿入できるようになってい
る。なお、基材４と被貼り付け材５は予め基材４の表面
に塗布された接着剤を介して貼り合わされており、その
貼り合わせ直後において基材４と被貼り付け材５は一体
的に袋１の内部に袋１のシート２とほぼ平行に挿入され
る。基材４と被貼り付け材５を袋１の内部に挿入した後
で前記開口部３の１辺を上下から治具で挟み付けるなど
して閉じて袋１の内部を密封状態にし（図２参照）、か
かる状態で真空ポンプなどにより袋１の内部の空気を抜
くことにより袋１の２枚のシート２は基材４と被貼り付
け材５に密着して基材４と被貼り付け材５を上下から挟
み付ける（図３参照）。このとき基材４と被貼り付け材
５との間の接着剤は乾燥しておらず、接着剤乾燥まで前
記挟み付けた状態を保持することにより、基材４と被貼
り付け材５は完全に接着される。その後、開口部３を開
いて基材４と被貼り付け材５を袋１から取り出すのであ
る。
【０００８】ところで図面に示す実施例では基材４と被
貼り付け材５は平板状で、例えばテーブルを構成する基
材の表面に化粧材を貼り付ける場合などに実施される
が、その他椅子などの背もたれなど平面形状がＵ状に成
形された基材と化粧材とを貼り付ける場合などにも実施
できる。
貼り付け材５は平板状で、例えばテーブルを構成する基
材の表面に化粧材を貼り付ける場合などに実施される
が、その他椅子などの背もたれなど平面形状がＵ状に成
形された基材と化粧材とを貼り付ける場合などにも実施
できる。
【０００９】また、図面に示す実施例では袋１の１辺に
開口部３を設けたが、２辺に開口部３を設けるようにし
ても良い。
開口部３を設けたが、２辺に開口部３を設けるようにし
ても良い。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大型のプ
レス機によらず、袋の内部を真空にするという簡単な方
法にて基材と被貼り付け材との貼り合わせが行なえるも
のである。
レス機によらず、袋の内部を真空にするという簡単な方
法にて基材と被貼り付け材との貼り合わせが行なえるも
のである。
【図１】本発明の一実施例における袋の斜視図である。
【図２】同袋内に基材と被貼り付け材を挿入した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】同袋内を真空にした状態を示す断面図である。
１ 袋 ２ シート ３ 開口部 ４ 基材 ５ 被貼り付け材
Claims (1)
- 【請求項１】 通気性がなく柔軟性を有するシートから
構成されて少なくとも１辺は開閉自在となっている袋内
に、予め接着剤により接合された基材と被貼り付け材を
挿入し、前記開閉自在な少なくとも１辺を閉じて袋の内
部を密封状態にし、かかる状態で真空ポンプなどにより
袋の内部の空気を抜くことにより袋のシートは基材と被
貼り付け材に密着して基材と被貼り付け材を挟み付ける
ことを特徴とする真空貼り付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23061092A JPH0680941A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 真空貼り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23061092A JPH0680941A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 真空貼り付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680941A true JPH0680941A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16910462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23061092A Pending JPH0680941A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 真空貼り付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680941A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009203284A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Meisei Ind Co Ltd | 接着方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57133022A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-17 | Hitachi Ltd | Vacuum bonding |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23061092A patent/JPH0680941A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57133022A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-17 | Hitachi Ltd | Vacuum bonding |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009203284A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Meisei Ind Co Ltd | 接着方法 |
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