JPH03132337A - 可撓性部材の接着方法 - Google Patents

可撓性部材の接着方法

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JPH03132337A
JPH03132337A JP27093189A JP27093189A JPH03132337A JP H03132337 A JPH03132337 A JP H03132337A JP 27093189 A JP27093189 A JP 27093189A JP 27093189 A JP27093189 A JP 27093189A JP H03132337 A JPH03132337 A JP H03132337A
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shoe
sole
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flexible
adhesive
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JP27093189A
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Katsuji Tani
谷 勝治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気圧によって少くとも一つが可撓性部材で
ある2以上の接着物を接着する接着方法及びその装置に
関する。
〔従来の技術〕
この種の従来技術としては、加圧装置に接続され且つ下
面に可撓性部材を張設され密封された下缶と、例えば靴
底と靴布などの複数の接着物からなる靴の材料を装着し
た金型などの支持具を挿入する下缶と、この下缶を下缶
に対して開閉させる動力を発生させる駆動装置と、一方
が下缶に軸によって連結され、他方が駆動装置に連結さ
れた−対の駆動棒とで構成される接着装置がある。この
接着装置によって靴を形成する場合は、まず、駆動装置
により駆動棒を作動させて下缶を開けてから、下缶の中
に靴布と靴底の間に接着剤を塗って靴底を上に向けてた
靴の材料を金型に装着したものを入れ、再び駆動装置に
よって駆動棒を作動させて下缶を下缶に被せて密封する
。これにより、可撓性仕切膜で靴底を靴布方向へ金型に
押し付ける。そして、可撓性仕切膜によって密閉されて
いる下缶内部の空気を加圧して可撓性仕切膜を靴の材料
に巻着させ、より一層強く金型に押し付けて形成する。
その後、再び駆動装置を作動させて下缶を開けて形成さ
れた靴を金型と共に取り出すことによって行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術によると、金型に装着した
靴の材料を可撓性仕切膜で圧着する工程のみを用いて靴
を形成するため、接合する靴布と靴底との材料の間に皺
や弛みが生じた不良品が発生しやすいという問題点があ
る。また、不良品に発生した皺や弛みを取り除くため、
形成後に皺や弛みを伸ばす作業を行わなければならない
という問題点がある。
以上は、靴の成形にこの接着方法及び接着装置を応用し
た例について述べたが、他の可撓性部材の接着について
も同様の問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その具体
的手段とするところは、少くとも一つが可撓性部材であ
る2以上の接着物の間に接着剤を介在させて、支持具の
上に載置したものを上缶内部に装着してから、可撓性仕
切膜を下面に装着して内部を気密した下缶をこの下缶に
被せて前記接着物を圧着するように密封した後、上缶内
部の空気を減圧し、次に、下缶内部の空気を加圧するこ
とにより、可撓性仕切膜で接着物を支持具方向に押さえ
て接着するところにあり、また、前記方法において、前
記下缶内部の空気を微減圧して可撓性仕切膜を下缶内部
側へ撓ませてから、この下缶を下缶に被せて密封すると
ころにあり、更にまた、その接着装置が、加圧装置に接
続され且つ下面に可撓性部材を張設され密封された下缶
と、減圧装置に接続され且つ前記下缶と開閉自在に接続
された下缶と、この下缶を開閉させる動力を発生させる
駆動装置と、一方が下缶に軸によって連結され、他方が
駆動装置に連結された一対の駆動棒とで構成されるとこ
ろにある。
〔作用〕
上記手段によると、まず、少くとも一つが可撓性部材で
ある2以上の接着物の間に接着剤を介在させたものを可
撓性部材を上方に位置するようにして支持具に装着して
下缶の中に入れる。次に、駆動装置を作動させるなどし
て下缶に下缶を被せて密封する。次に、下缶を被せたこ
とによって可撓性仕切膜で密閉された上缶内部の空気を
減圧装置によって減圧して、可撓性部材を可撓性仕切膜
で均一な力で押圧する。その次に、下缶内部に圧力空気
を供給して更に可撓性仕切膜で可撓性部材を支持具方向
へ押圧して接着する。その後に、駆動装置などの動力に
よって、下缶を開けて下缶内の接着物を支持具と共に取
り出す。このような−連の工程を繰り返し行うことによ
って、次々と接着物の接着を行うが、下缶の中へ接着物
を装着した支持具を入れる際、下缶内部を減圧しておけ
ば、可撓性仕切膜が内側へ凹むために、入れ易くなる。
〔実施例〕
この発明の可撓性部材の接着方法及び接着装置の実施例
を靴の例について図面に基づいて説明する。
この実施例の接着装置1は、第1図乃至第4図において
示されるように、靴Aの材料a (第6図に示す靴布a
lと可撓性部材である靴底a2の間に接着剤a3を挟ん
で当接させたもの、接着物)が装着された金型Bを圧縮
して靴Aを形成するものである。
この接着装置1は、加圧装置(図外)に接続された下缶
2と、減圧装置(図外)に接続された下田3と、この下
缶2を下田3に対して開閉自在につなぐ支持部材4と、
この下缶2を開閉させるための動力を発生する駆動装置
5と、一方が下缶2に回転自在に連結され、他方が駆動
装置5に回転自在に連結された一対の駆動棒6と、上記
下缶2の下面に張設させ、下缶2の内部を密封する可撓
性仕切膜7とによって構成されるものである。
前記下缶2は、下面を開口とし、この下面に可撓性仕切
膜7が張設されたことによって内部が完全に密封された
容器である。そして、この下缶2内部はパイプC等で加
圧装置(図外)に接続されている。前記下田3は、上面
を開口とし、この上面に面板8を具備し、この面板8の
中央部分に金型Bを挿入する孔9が穿設され、この孔9
と隣接する金型用柱10を具備し、底面に金型Bを載置
するための台座1)を具備する容器である。そして、こ
の上缶3内部はパイプC等で減圧装置(図外)に接続さ
れている。前記支持部材4は、下缶2と下田3とを開閉
自在に連結する部材である。前記駆動装置5は、下缶2
の開閉を行うための動力を発生する装置である。前記駆
動棒6は、接着装置10両側面に具備され、一方が下缶
2の側面に回転軸12bによって連結され、他方が駆動
装置5の回転軸12によって連結されている。この駆動
棒6は、移動棒6aと回転棒6bの長短2種類の棒を回
転軸12aによって回転自在に連結した構造を有し、移
動棒6aが下缶2に回転軸12bで連結され、回転棒6
bが駆動装置5に回転軸12cで連結されている。
前記可撓性仕切膜7は、可撓性を有し、且つ、空気を通
さない薄手の強靭な膜である。そして、下缶2内部を完
全に密閉する状態で下缶2の下面に張設されている。
上記の構成からなる接着装置によるこの発明の接着方法
の第1実施例を第1図乃至第6図に基づいて説明する。
この第1実施例における靴Aの接着方法は、まず、靴A
の材料a (靴布a1と可撓性部材である靴底a2の間
に接着剤a3を挟んで当接させたもの)を装着した金型
(支持具)Bを、接着装置1の下缶3内に装着した面板
8の孔9に挿入して、孔9に隣接する金型用柱10及び
上缶3底部の台座1)に載置する(第5図(a)参照)
0次に、駆動装置5を作動して駆動棒6の回転棒6bを
半回転させ、移動棒6aを下方へと移動させる。これに
より、移動棒6aに連結する下缶2が下方へ下がり、下
缶2が下田3に被せられて靴への材料aを装着した金型
Bが上缶3内部に密閉される、このようにして、下缶2
及び下田3は可撓性仕切膜7によって密閉された2つの
空間に仕切られる。また、下缶2の下面に張設されてい
る可撓性仕切膜7が靴Aの材料a及び金型Bに当接して
撓み、靴底a2が軽く押さえ付けられた状態となる(第
5図(b)参照)。そして、可撓性仕切膜7によって密
閉された上缶3内部の空気を減圧装置(図外)によって
減圧し、互いに当接する靴Aの材料a及び靴Aと金型B
を互いになじみやすくさせる。加えて、ローラーで加圧
するかのようにして可撓性仕切膜7を靴Aの側面に押し
付は巻き付ける(第5図(C)参照)。さらにまた、可
撓性仕切膜7によって密閉された下缶2内部の空気を加
圧装置(図外)によって加圧し、より多くの可撓性仕切
膜7を靴Aの側面に巻き付けて均一な圧力で金型Bに強
く押し付ける。これによって、靴底a2が靴布a1に完
全に密着する(第5図(d)参照)。接着作業が終了し
た後は下缶2、下田3の空気圧を元に戻してから、駆動
装置5を作動して駆動棒6を駆動させ、回転棒6bを更
に半回転させて元の位置まで戻す。これにより、移動棒
6aが上方へ移動して下田3に被せられている下缶2が
持ち上げられる。そして、形成された靴Aと金型Bを下
缶3内から取り出す。その後、上記の作業を次々に繰り
返して行う。
この第2実施例の靴Aの形成方法は、第7図に示すよう
に、下缶2をバイブC等で加減圧装置(図外)と接続し
、金型Bを入れる直前だけ下缶2内部の空気圧を微減圧
状態として可撓性仕切膜7を内側に凹ませたものである
。この接着方法によると、凹みによって金型Bを下田3
に入れ易くなるので作業性が向上する。尚、以後の作業
工程は前記第1実施例に準するので省略する。
以上は可撓性部材として靴底を使用した場合について説
明したが、他の物の接着の場合も同様である。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この発明の可撓性部
材の接着方法及び接着装置によると、支持具に装着した
接着物を、一方からは空気減圧を行い、他方から空気加
圧を行って複数の接着物を押さえ付けるので、従来より
もより一層強い力を均一に加えることが可能となって、
接着した接着物に皺や弛みが発生しない。しかも、上缶
内部を減圧することによって、接着物間に挟まれている
空気が追い出されるので材料のなじみが良くなる。
また、下缶内部の空気圧を減圧しておいて可撓性仕切膜
をあらかじめ凹ませておくことで、下缶を上缶に被せる
際の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面のこの発明の実施例を示し、第1図は接着装置の左
側面図、第2図は下缶を開放した状態の状態説明図、第
3は接着装置の正面図、第4図は第3図のtn−m線に
おける一部切欠き断面図、第5図は接着方法の第1実施
例の工程を示す概念図、第6図は接着工程を示す拡大説
明図、第7図は第2実施例の工程を示す概念図。 1−形成装置、 2−下缶、 3・−上缶、 4−・−支持部材、 5−・・駆動装置、 6−・駆動棒、 7−可撓性仕切膜、 八−・・靴、 B・・−金型(支持具) a・−材料(接着物)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも一つが可撓性部材である2以上の接着物
    の間に接着剤を介在させて、支持具の上に載置したもの
    を下缶内部に装着してから、可撓性仕切膜を下面に装着
    して内部を気密した上缶をこの下缶に被せて前記接着物
    を圧着するように密封した後、下缶内部の空気を減圧し
    、次に、上缶内部の空気を加圧することにより、可撓性
    仕切膜で接着物を支持具方向に押さえて接着することを
    特徴とする可撓性部材の接着方法。
  2. (2)前記上缶内部の空気を微減圧して可撓性仕切膜を
    上缶内部側へ撓ませてから、この上缶を下缶に被せて密
    封することを特徴とする請求項1記載の可撓性部材の接
    着方法。
  3. (3)加圧装置に接続され且つ下面に可撓性部材を張設
    され密封された上缶と、減圧装置に接続され且つ前記上
    缶と開閉自在に接続された下缶と、この上缶を開閉させ
    る動力を発生させる駆動装置と、一方が上缶に軸によっ
    て連結され、他方が駆動装置に連結された一対の駆動棒
    とで構成されることを特徴とする形成装置。
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