JPH068092Y2 - 廃棄物貯留槽 - Google Patents

廃棄物貯留槽

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JPH068092Y2
JPH068092Y2 JP1989073218U JP7321889U JPH068092Y2 JP H068092 Y2 JPH068092 Y2 JP H068092Y2 JP 1989073218 U JP1989073218 U JP 1989073218U JP 7321889 U JP7321889 U JP 7321889U JP H068092 Y2 JPH068092 Y2 JP H068092Y2
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JP
Japan
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storage tank
waste
damper
dust
upper damper
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JP1989073218U
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JPH0312801U (ja
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征三 勝井
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Plantec Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物を一時
貯留し適時排出する廃棄物貯留槽に関し、特に、一般廃
棄物や産業廃棄物が混在する医療系廃棄物の貯留に適す
る。
(従来の技術) 従来、この種の廃棄物貯留施設としては小容量のもので
は、貯留槽本体の底部にターンテーブルやスクリューコ
ンベヤあるいはスクレーパーコンベヤが配設され、これ
ら装置の駆動により貯留槽本体に貯留された廃棄物(以
下、単にごみという)を排出する廃棄物貯留槽から、大
容量のものでは、ごみをごみピットに貯留しておいてこ
のごみピットから焼却炉にクレーンで搬出するいわゆる
ピットアンドクレーンなどがある。
(考案が解決しようとする課題) 少量のごみの場合、上記従来の廃棄物貯留槽を使用すれ
ば、貯留時や焼却炉への供給時に梱包が破壊され易く、
これによって汚物が飛び出したり汚水が漏れるため、こ
の貯留槽本体や排出および搬出装置が汚染され衛生上好
ましくないと言う問題があった。これは特に、医療系廃
棄物の場合、廃棄物中の感染の危険性のあるものや、負
傷しやすいものあるいは公害が生じるものなどが含まれ
ているため、ビニール袋、紙箱、段ボール箱などで梱包
してあり、焼却炉に投入するまではごみの梱包の破壊を
少なくし汚染を防止する必要があった。
また、従来のターンテーブル、スクリューコンベヤ、あ
るいはスクレーパーコンベヤ方式では構造が複雑である
ため、故障が起こり易く、故障すると排出装置がごみの
底にあるため、貯留槽本体に貯留したごみを人力で排出
しなければならず大変手間がかかっていた。
また、ごみ質にバラツキが多いもの、特に医療系廃棄物
の場合は、プラスチックや綿製品などの発熱量の高いも
のと、紙おむつや剔出した臓器などの難燃物と、金属・
ガラス製の医療器具などの不燃物が混在しているので、
貯留槽に搬入された順に混合せずに焼却炉に搬入すれば
燃焼状態が不安定となり、滅菌や公害防止のための完全
燃焼ができないという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案の廃棄物貯留槽は、廃棄物を一時貯留し適時排出
する廃棄物貯留槽であって、貯留槽本体には、上下に少
なくとも2つの上部ダンパと下部ダンパとが開閉自在に
設けられ、これら上下ダンパの開閉動作により前記貯留
槽本体内に貯留された廃棄物を該貯留槽本体下方に設け
られた搬送装置へ順次落下させて排出するとともに、こ
の搬送装置の搬送速度と下部ダンパの開閉タイミングと
を調整することで焼却炉へのごみの連続搬送が可能にな
される一方、前記上部ダンパを開閉作動させる駆動装置
には該上部ダンパが貯留槽本体内を閉塞する際にこの上
部ダンパが受けるゴミの反力を計測する圧力計が設けら
れ、圧力計の計測値が設定圧力以上になると上部ダンパ
の閉塞動作が停止されるよう構成されたものである。
(作用) 貯留槽本体の上部から投入されたごみは、上下ダンパの
開閉動作によって上方から順次落下し、底部の排出口か
ら排出される。そして、この排出口の下方に配設された
搬送装置によって前記排出口から排出されたごみを焼却
炉に搬送する。ここで、上部ダンパが貯留槽本体を閉塞
する際にこの上部ダンパが受けるごみの反力を圧力計が
計測しており、計測値が設定値以上になると上部ダンパ
の閉塞動作を停止せしめ、圧縮によるゴミの破壊を防止
する。
また、排出口から搬送装置に排出されたごみがこの排出
口の下方を通過した時に、この搬送装置に次のごみを排
出するよう、搬送装置の搬送速度とダンパの開閉タイミ
ングとを調整することで、焼却炉へ等量のごみを連続的
に供給する。
また、貯留槽本体を複数の貯留室に分割することで、こ
れら各貯留室にごみをごみ質に応じて分別貯留し、これ
らごみ質の異なるごみを各貯留質から調整しながら混合
排出する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る廃棄物貯留槽を示して
いる。
図において、1は上部に投入口1a及び下部に排出口1
bを有する貯留槽本体で、この貯留槽本体1の内部は縦
仕切板2と横仕切板3とによって4つの貯留室5…に前
後左右に分割されている。そして、これら各貯留室5…
の下部側には上部ダンパ6と下部ダンパ8とからなる二
重ダンパがそれぞれ設けられており、これによって各貯
留室5…は上貯留部5aと下貯留部5bとを形成してい
る。
前記上部ダンパ6は、駆動装置7の駆動により貯留槽本
体1の左右側方に且つ水平方向に移動可能に配設されて
いる。これら上部ダンパ6…は、通常、各貯留室5…内
を閉塞するように突出されており、この上部ダンパ6に
よって投入口1aから投入されたごみを上貯留部5a…
に貯留する。また、駆動装置7には圧力計7aが設けら
れており、圧力計7aにより上部ダンパ6の突出時にこ
の上部ダンパ6に受けるごみの反力を計測する。よっ
て、駆動装置7は、上部ダンパ6の突出時において、圧
力計7aの計測値が設定圧力以上になるとこの上部ダン
パ6の突出動作を停止させるように構成されている。こ
のように上部ダンパ6の突出動作を停止させることで上
部ダンパ6の突出時における梱包の破壊を少なくするこ
とができる。なお、上部ダンパ6はごみの落下を止める
ためには必ずしも貯留室5を完全に閉塞する必要はな
く、ごみの梱包を圧縮破壊しない程度の圧力で止めれば
よい。
前記下部ダンパ8は、貯留室5内において水平位置と二
点鎖線で示す傾斜位置とをとるよう回動自在に設けられ
ており、水平位置に保持することで貯留室5の下部を閉
塞し、上部ダンパ6の開放によって落下したごみを下貯
留部5b…に貯留する。
また、各貯留室5…の上貯留部5a…には複数のレベル
計群9がそれぞれ設けられている。これらレベル計群9
は各上貯留部5a…に貯留されたごみの貯留量を検知す
るもので、これによってごみの投入状況や排出状況を監
視することができる。そして、このレベル計群9による
情報に基いて警報を発したり、ごみの投入量を調節する
ことができる。
貯留槽本体1の排出口1bの下方には搬送装置10が設
けられている。搬送装置10は、貯留槽本体1の排出口
1bから適時排出されるごみを図示しない焼却炉内に搬
送するもので、その搬送終端部が焼却炉の投入口に近接
配置されている。
図中の符号11は搬送装置10に設けられたガイドロー
ラで、搬送装置10が円滑に駆動するようになされてい
る。
次に、このように構成された廃棄物貯留槽の動作につい
て説明する。
第1図に示すように、上部ダンパ6を突出配置するとと
もに、下部ダンパ8を水平位置に保持して貯留室5をそ
れぞれ閉塞した状態において、投入口1aから貯留室5
に投入されたごみは、まず上貯留部5aに貯留される。
そして、上部ダンパ6を貯留室5内から没すると、上貯
留部5aに貯留されたごみの下部分が下部ダンパ8上に
落下して下貯留部5bに貯留され、再び上部ダンパ6を
貯留室5内に突出させることで、貯留室5内のごみが上
貯留部5aと下貯留部5bとに分離される。この状態
で、下部ダンパ8を傾斜位置まで回動させると下貯留部
5b内のごみが排出口1bから搬送装置10上に落下
し、このごみは搬送装置10により焼却炉内に搬送され
る。そして、このようにごみを排出した後に下部ダンパ
8を水平位置に復帰させ、上述のように上部ダンパ6を
開閉することで下貯留部5bにごみが貯留される。この
ような動作を繰り返すことで、貯留室5内のごみが順次
排出される。
このように、この廃棄物貯留槽は自由落下を利用してご
みを排出しているため、貯留したごみを無理にかきまぜ
たり引き裂き、あるいは圧縮による破壊がない。このた
め梱包の破壊を少なくして貯留槽本体1内や排出口1b
周辺部の汚染を少なくすることができ衛生上好ましく、
これによる公害と作業者の負傷を防止することができ
る。特に医療系廃棄物の場合には、汚染による作業者へ
の感染を防止することができ有効である。
また、ごみは、上部ダンパ6及び下部ダンパ8の開閉に
より間歇的に搬送装置10に排出されることになるが、
下部ダンパ8からのごみの排出タイミングと搬送装置1
0の搬送速度を調整することで、焼却炉に連続的に且つ
等量供給することが可能になり、焼却炉でのごみの燃焼
安定化を図ることができる。
さらに、ごみ質に応じてごみを各貯留室5…に分別貯留
し、これらごみ質の異なるごみを各貯留室5…から調整
しながら混合排出することで、焼却炉に供給するごみ質
の安定化を図ることができ、これによって焼却炉での燃
焼状態の激変を抑制し、安定化をさらに図ることができ
る。
なお、本例では、貯留槽本体1を縦仕切板2と横仕切板
3とで4つの貯留室5…に分割したものを示したが、分
割数はこれに限らずいくつに分割してもよい。例えば、
貯留槽の容量が小さい場合やごみ質の変動が少ない場合
などは分割しなくてもよい。また、上部ダンパ6及び下
部ダンパ8の開閉は、本例で述べた水平移動方式、回転
方式の何れを採用してもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案の廃棄物貯留槽は、自由落下
を利用してごみを排出するとともに、上部ダンパが貯留
槽本体を閉塞する際にこの上部ダンパが受けるごみの反
力を圧力計が計測して、設定値以上になると上部ダンパ
の閉塞動作を停止せしめるよう構成しているため、貯留
したごみを無理にかきまぜたり引き裂き、あるいは圧
縮、裁断による破壊がない。このため梱包の破壊を少な
くして貯留槽本体内や排出部周辺の汚染を少なくするこ
とができ衛生上好ましく、これによる公害と作業者の負
傷を防止することができる。また、従来のようなターン
テーブル、カクリューコンベヤ、あるいはスクレーパー
コンベヤ方式に比べて構造が簡単であるため、故障が起
こりにくく、万一故障しても修理が容易であるととも
に、ダンパを強制的に開放させることでごみの排出を容
易に行える。
さらに、貯留槽本体の排出口の下方に搬送装置を設け、
この搬送装置の搬送速度とダンパの開閉タイミングとを
調整して焼却炉へのごみの連続搬送を可能にすること
で、焼却炉でのごみの燃焼状態の激変を抑制し安定化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る廃棄物貯留槽の概略構
成を示し、第1図は縦断正面図、第2図は縦断側面図で
ある。 1……貯留槽本体、6……上部ダンパ 8……下部ダンパ、10……搬送装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を一時貯留し適時排出する廃棄物貯
    留槽であって、 貯留槽本体には、上下に少なくとも2つの上部ダンパと
    下部ダンパとが開閉自在に設けられ、これら上下ダンパ
    の開閉動作により前記貯留槽本体内に貯留された廃棄物
    を該貯留槽本体下方に設けられた搬送装置へ順次落下さ
    せて排出するとともに、この搬送装置の搬送速度と下部
    ダンパの開閉タイミングとを調整することで焼却炉への
    ごみの連続搬送が可能になされる一方、前記上部ダンパ
    を開閉作動させる駆動装置には該上部ダンパが貯留槽本
    体内を閉塞する際にこの上部ダンパが受けるゴミの反力
    を計測する圧力計が設けられ、圧力計の計測値が設定圧
    力以上になると上部ダンパの閉塞動作が停止されるよう
    構成されたことを特徴とする廃棄物貯留槽。
JP1989073218U 1989-06-22 1989-06-22 廃棄物貯留槽 Expired - Lifetime JPH068092Y2 (ja)

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US07/833,586 US5205695A (en) 1989-06-22 1992-02-12 Refuse storage equipment

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JP5003036B2 (ja) * 2006-07-04 2012-08-15 宇部興産株式会社 仮焼炉での廃棄物処理方法とその装置

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