JPH068078Y2 - フレキシブルコンテナ - Google Patents

フレキシブルコンテナ

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Publication number
JPH068078Y2
JPH068078Y2 JP1986068091U JP6809186U JPH068078Y2 JP H068078 Y2 JPH068078 Y2 JP H068078Y2 JP 1986068091 U JP1986068091 U JP 1986068091U JP 6809186 U JP6809186 U JP 6809186U JP H068078 Y2 JPH068078 Y2 JP H068078Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flexible container
container
tubular portion
container body
rope
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986068091U
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English (en)
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JPS62179990U (ja
Inventor
邦彦 高島
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Nisshin Seifun Group Inc
Shibata Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Shibata Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフレキシブルコンテナ、更に詳細にはクラフト
袋や紙ドラム缶などによる物流と、バルクローリ、バル
ク貨車などの本格的バルク物流の中間的物流手段として
普及しているフレキシブルコンテナ、特に反復使用可能
なランニング用フレキシブルコンテナに関する。
〔従来の技術〕
従来、フレキシブルコンテナは塩化ビニール引き布、ゴ
ム引き布、帆布等の布材料を素材とし、第4図に示す如
く、コンテナ本体11の上端面及び下端面の双方にそれ
ぞれ収容物充填用開口筒部21及び収容物排出用開口筒
部22を形設して構成せられていた。
而して、従来斯かるフレキシブルコンテナは、当該下部
開口筒部22を結束した状態にて当該上部開口筒部21
より収容物を充填し、次いで該上部開口筒部21を結束
した後吊りロープ61を使ってクレーン、フォークリフ
ト等で吊り下げて荷役・出荷され、これを受領した使用
者側(ユーザー側)は当該吊りロープ61にてクレーン
等を使って吊り下げ、下部開口筒部22の結束を解除し
て収容物を落下排出し、該排出済みコンテナは反復使用
のため充填・出荷側(供給側)に返却され、斯かる返却
を受けた供給側では結束されている上部開口筒部21を
解除し、内部を清掃の後、下部開口筒部22を結束して
再使用に供されているのが実状である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然しながら、従来のフレキシブルコンテナは、コンテナ
本体内部の空気を出入する機構が何ら存しなかつたた
め、収容物の充填作業を効率的に行ない得なかったと共
に、ブリッジ現象等により円滑な落下排出が困難と云う
欠点を免れなかった。
しかも前述の如く、従来フレキシブルコンテナは上下に
それぞれ開口筒部が形設せられていたため、下部開口筒
部を結束した場合と云えど、底面部に於ける凸出部の形
成は免れないため、ローラーコンベア等による搬送は不
安定なものとならざるを得なかった。そのため、この種
のコンテナは上部端附近に支持基部を持つロープを使っ
て荷役が行なわれていた。
また、最近本考案者により、収容物の充填後コンテナを
上下反転せしめて出荷する方法(第3図参照)が開発さ
れたが、該充填出荷方法を従来フレキシブルコンテナで
実施するときは、反転時に上部空間が底部となるにも拘
らず、該空気の上部移動がスムースに行かないため、当
該空気が底部に滞留する結果、反転後のコンテナ底部は
コロコロしたり、或いはたるみを生じ、ローラーコンベ
ア等により運搬作業に支障をもたらすと云う欠点があっ
た。
そこで、本考案者は斯かる従来コンテナの欠点を解消す
ると共に、特に反転出荷法に好適なフレキシブルコンテ
ナを開発すべく種々検討を重ねた結果、本考案を案出し
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案は側壁に吊り下げロープを有するコン
テナ本体の一端部面にのみ開口筒部を形設すると共に、
他端部面近傍側部面にポケット状カバー付き通気孔を形
設したことを特徴とするフレキシブルコンテナである。
〔実施例〕
以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に説明する。
1はコンテナ本体で、その材質は塩化ビニール引き布、
ゴム引き布、帆布等その如何を問わないと共に、その形
態も円筒型、角筒型等その如何を問わない。このコンテ
ナ本体1の側壁には吊り下げロープ6が付設せられてい
る。
2は収容物の充填・排出用の開口筒部で、コンテナ本体
1の一端部面にのみ形設せられており、他端部面は平坦
面に構成せられているものである。この開口筒部2には
適宜結束ロープ5が付設されている。
3は通気孔で、コンテナ本体1の当該平坦他端部面近傍
のコンテナ本体1の側部面に形設せられているものであ
る。この通気孔3はコンテナ本体1内部の空気と外部の
それとを流通し得るものであれば、その具体的構造の如
何を問わないが、収容物の粒度に比しはるかに目に粗い
布や樹脂或いは金網等を用いた網目構造とするのが、目
づまりを起こすことなく空気が十分に出入するにも拘ら
ず、収容物が漏出しないので、特に良い結果を与える。
因に、粒度が1mm以下の配合飼料を充填しても3mmの開
き目でもれることがないので、通常網目の大きさは収容
物の粒度の如何に拘らず1〜5mm程度で十分である。
尚、斯かる通気孔の数及び面積はコンテナ本体1の容量
に応じて適宜選択決定される。尚、通気孔はその機能を
十分機能させるため更に開口筒側にも併せて設けてもよ
い。
4は通気孔カバーで、第2図に示す如く、当該開口筒部
2方向を除き、換言すれば開口筒部2側を開放せしめて
通気孔3周囲に適宜縫合等の手段によりポケット状に付
設せられているものである。この通気孔カバー4は雨よ
けとしての機能を果すと共に、コンテナ本体1に付設せ
られている吊り下げローブ6の収納ポケットとしての機
能を果すものである。従って、この通気孔カバー4の存
在により通気孔3からの雨滴の侵入を防止し得ると共
に、当該カバー4内に吊り下げロープ6を収納すること
によりコンテナ本体1の底部に吊り下げロープ6が入り
込み、搬送の支障となることを防止し得るので、効率の
良いコンテナ本体1のローラー搬送を行うことができ、
特に有利である。また、この通気孔カバーの材質はその
如何を問わないが、通常コンテナ本体1と同一の素材が
適宜用いられる。尚、該通気孔カバー4を吊り下げロー
プ6の収納ポケットとして使用するためには、ほぼ平行
に設けた2本の吊り下げロープのそれぞれの2ヶ所のロ
ープ取り付け部の間に位置せしめて通気孔3を形設する
のが、収納の容易性の点で良い結果を与える。
〔作用〕
以上の如く、本考案は構成せられているので、収容物の
充填作業時や同排出作業時更には反転作業時に於て、コ
ンテナ本体内部と外部の通気性が保持せられる。
〔考案の効果〕
従って、本考案フレキシブルコンテナを用いれば、充填
時の底部の空気の排出が十分に行なわれ、効率良く収容
物を充填し得ると共に、排出時の空気の導入により円滑
な収容物の排出を行うことができる。また、第3図に示
す如き反転出荷法により充填出荷した場合に於てもすわ
りの良い姿勢が保持せられる。更に、本考案フレキシブ
ルコンテナは従来コンテナとは異なり開口筒部の反対面
が平坦面となっていると共に、吊りロープが通気孔カバ
ーに収容され平坦面に障害がないため、充填作業に伴う
ローラーコンベア等の搬送を極めて安定に行うことがで
きる。
更にまた、本考案に於ては開口筒部が1ヶ所のみ形設せ
られているものであるため、従来に比し製造コストの点
でも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図(1)は本考案フレキシブルコンテナの斜視図、同
(2)は収容物を充填後反転せしめた状態の斜視図、第2
図は第1図(1)の状態に於て、通気孔カバー内に吊り
下げロープを収納した状態を示す通気孔部の拡大説明
図、第3図は反転出荷法の工程を示す概略説明図、第4
図は従来フレキシブルコンテナの正面説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−30267(JP,A) 実開 昭49−19450(JP,U) 実公 昭56−15177(JP,Y2) 実公 昭54−30267(JP,Y2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁に吊り下げロープを有するコンテナ本
    体の一端部面にのみ開口筒部を形設すると共に、他端部
    面近傍側部面にポケット状カバー付き通気孔を形設した
    ことを特徴とするフレキシブルコンテナ。
  2. 【請求項2】通気孔が網目構造の通気孔である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のフレキシブルコンテナ。
  3. 【請求項3】通気孔がカバー付き通気孔である実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項記載のフレキシブルコ
    ンテナ。
JP1986068091U 1986-05-06 1986-05-06 フレキシブルコンテナ Expired - Lifetime JPH068078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986068091U JPH068078Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06 フレキシブルコンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986068091U JPH068078Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06 フレキシブルコンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62179990U JPS62179990U (ja) 1987-11-14
JPH068078Y2 true JPH068078Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=30907591

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986068091U Expired - Lifetime JPH068078Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06 フレキシブルコンテナ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941557Y2 (ja) * 1977-08-03 1984-11-30 竹中エンジニアリング工業株式会社 パルス信号処理回路
JPS5830983A (ja) * 1981-08-11 1983-02-23 新明和工業株式会社 粉粒体収容タンクの空気吸入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62179990U (ja) 1987-11-14

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