JPH0680603U - 茶葉の収容装置 - Google Patents

茶葉の収容装置

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JPH0680603U
JPH0680603U JP2688193U JP2688193U JPH0680603U JP H0680603 U JPH0680603 U JP H0680603U JP 2688193 U JP2688193 U JP 2688193U JP 2688193 U JP2688193 U JP 2688193U JP H0680603 U JPH0680603 U JP H0680603U
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JP
Japan
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transport belt
transportation
belt
tea leaf
leaf storage
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Pending
Application number
JP2688193U
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English (en)
Inventor
順一 寺田
Original Assignee
株式会社寺田製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摘採された茶葉を、製茶加工するまでの間、
収容する装置。 【構成】 2本の回転軸間に、輸送帯を張設し、その上
を側壁で囲んで、茶葉収容箱を形成し、前後の回転軸へ
輸送帯を巻きつけて、輸送帯を移動させる。 【効果】 装置を薄く、軽量にすることが出来る。送風
室が取付けやすくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は茶畑で、摘採された茶葉を収容する装置に関するものである。 茶畑から製茶工場へ、茶葉を運ぶトラックの荷台へ設置したり、製茶工場の生 葉置場に設置して使用する。
【0002】
【従来の技術】
これに関するものとしては、実公昭49−44610,実公昭61−6747 等がある。 これらは、全て茶葉収容箱の底面に、通気性の無端運送帯を設け、この輸送帯 を2本の回転軸に掛けて循環させ、茶葉の運送を行う構造となっている。 そして、循環する2本の運送帯の間、又は、2本の運送帯の下方に、送風室を 設け、収容中の茶葉に通風を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
2本の回転軸の間に無端運送帯を、循環させているので、茶葉収容箱の底面が 行きと返りの2重構造となり、薄く製作することが出来ない。 又、送風室を循環する2本の輸送帯の間に設けるか、下側の輸送帯の下に設け るしかない。この為、送風室を含めた茶葉収容箱の底部は、かなりの厚みを必要 とする。 この考案は茶葉収容箱の底部を出来るだけ薄い構造で、送風室を設けやすい構 造とし、出来るだけ軽く作ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案では、輸送帯を2本の回転軸に循環させずに、それぞれの回転軸に巻 き取る、という手段により課題を解決した。
【0005】
【作用】 2本の回転軸の間に、輸送帯を張設し、同じ方向へ回転させることによって、 輸送帯の移動を行うことが出来る。 移動した輸送帯は、一方の回転軸に巻き取られるので、循環しない。 輸送帯の下面には、送風室が設けてあり、通気性の輸送帯を通して、収容箱内 の茶葉へ通風し、保管中の茶葉の発熱を防ぐ。 輸送帯が、収容箱の底面の長さ部分だけ、一方の回転軸に巻き取られ、収容中 の茶葉の取出しが終ると、回転軸は停止する。 次に、回転軸を逆転させて、もう一度、他端の回転軸側へ、輸送帯を巻き戻す 底面の長さだけ巻き戻すと、最初の状態に戻るので、この状態で茶葉を収容箱 内に投入する。
【0006】
【実施例】
図1,2に従って、この考案の実施例を説明する。 1は後側回転軸、2は前側回転軸であり、この2つの回転軸間に通気性輸送帯 3が張設してある。 輸送帯の端は各々、回転軸に固定されている。 2つの回転軸は、共にモーターを内蔵しており、独立に駆動することが出来る 輸送帯3の両側は、側壁4で囲ってあり、後部は、後壁5、前部にはシャッタ ー6が設けてあって、茶葉収容箱を形成する。 後壁5は、輸送帯3に固定してあり、輸送帯3と共に移動する。 輸送帯3の下部には、送風室9,10が設けてある。 送風室は仕切り壁14により、送風室9,10に区切られていて、各々の送風 室にそれぞれ送風機11,12が設置してある。 最初に、通気性輸送帯3を、後側回転軸1に巻き取り、後壁5を後端まで移動 させておく。 前部に設けてある巻き上げ式のシャッター6を下げて、前側も囲み、輸送帯3 の上へ茶葉を投入する。 収容された茶葉15へは、送風室9,10から、送風機11,12により、通 気させて、葉焼けを防ぐ。 茶葉を取り出す場合は、前部のシャッター6を巻き上げて、前側回転軸2を回 転させ、輸送帯3を巻き取る。 輸送帯3と共に、茶葉15は少しづつ前方へ移動し、かき落し装置7により切 り屑されて、取り出される。 後壁5も輸送帯3と共に、前方に移動する。 後壁5が前端まで移動し、茶葉が全て取出されると、後側回転軸1を回転させ て、輸送帯3を後退させて、後側回転軸1へ巻き取ることにより最初の状態へ戻 す。
【0007】
【考案の効果】
茶葉収容箱の底面を、一枚の輸送帯で構成出来るので、装置を薄く作ることが 出来る。 トラックの荷台上へ設置する場合等、有利である。 無端輸送帯を循環させる方法に比較して、返りの輸送帯部分がないので、送風 室を自由に設けることが出来る。 輸送帯の端を回転軸に固定して、巻き取る方法なので、輸送帯と回転軸がスリ ップすることがなく、回転軸の径を小さくすることが出来る。 又、輸送帯を循環させる場合のように、輸送帯が片寄ることがない。 スリップがない為、輸送帯として薄い布、樹脂シート等が利用出来るので装置 を軽く作ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の茶葉収容装置の側面図
【図2】茶葉収容装置の平面図
【符号の説明】 1 後側回転軸 2 前側回転軸 3 通気性輸送帯 4 側壁 5 後壁 6 シャッター 7 かき落し装置 8 コンベヤ 9 10 送風室 11 12 送風機 13 輸送帯固定部 14 仕切り壁 15 茶葉

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の回転軸1,2の間に輸送帯3を張
    設し、輸送帯3の周囲へ側壁を設けて、輸送帯3上へ茶
    葉の収容箱を形成し、回転軸1,2を回転、又は逆転さ
    せて、輸送帯3を一方の回転軸に巻取ることにより、輸
    送帯3の移動を行うことを特徴とした茶生葉の収容装
    置。
  2. 【請求項2】 輸送帯3を通気性部材で構成し、輸送帯
    3の下面へ送風室を設けたことを特長とした請求項1記
    載の茶葉の収容装置。
JP2688193U 1993-04-24 1993-04-24 茶葉の収容装置 Pending JPH0680603U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107125342A (zh) * 2017-05-15 2017-09-05 张财生 链板循环式茶叶萎凋烘干机的送风机构及其工作方法
JP2022505227A (ja) * 2018-10-19 2022-01-14 プテルリニ,ジャッキー 物品を収集および排出するための装置および方法

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