JPH068050A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH068050A
JPH068050A JP19128592A JP19128592A JPH068050A JP H068050 A JPH068050 A JP H068050A JP 19128592 A JP19128592 A JP 19128592A JP 19128592 A JP19128592 A JP 19128592A JP H068050 A JPH068050 A JP H068050A
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discharge current
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electric discharge
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Shunichi Otaka
俊一 尾高
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電電流の断続動作を高速で行うことがで
き、放電電流値を任意に、かつ、連続的に変化させるこ
とができる。 【構成】 加工工具電極1と被加工物2間の放電間隙に
直流電源Eより能動素子20を介して電圧を印加する。
この能動素子は、制御装置22から入力される電流信号
を増幅し該信号に比例した電流を放電間隙に流すよう
に、能動領域で使用される。そのため、制御装置22か
らの電流指令信号の大きさによって放電電流の大きさを
任意に変化させることができる。また、電流測定器23
で放電電流を測定し、目標放電電流値になるようにフィ
ードバック制御を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の放電加工装置においては、放電電
流を断続するために放電間隙の放電スイッチング効果ま
たはトランジスター等の能動素子の飽和領域動作による
スイッチング作用が用いられている。図1は従来から放
電加工装置に使用されている放電回路で、いわゆるトラ
ンジスタ放電回路といわれている放電回路である。絶縁
性の加工液を満たした加工工具電極1と被加工物2の間
の微小な放電間隙にトランジスタ等の能動素子3及び電
流制限抵抗4を介して、直流電源Eから電圧を印加でき
るようにし、制御回路5によって上記能動素子3をオン
/オフさせて、該能動素子3がオンのとき、直流電源E
から上記放電間隙に電圧を印加して放電を生じせしめる
と共に、上記能動素子3がオフになることにより、放電
を停止させ、放電を断続させて放電加工を行うものであ
る。
【0003】図2は従来から放電加工装置に使用されて
いる他の放電回路の例である。加工工具電極1と被加工
物2の間の放電加工部と直列にインダクタンス6が挿入
され、かつ、この加工工具電極1,被加工物2及びイン
ダクタンス6の直列回路と並列にダイオード7を挿入し
てインダクタンス6とダイオード7でフライホイール回
路を形成している。そして、加工工具電極1と被加工物
2の間の放電間隙に直流電源Eより電圧を印加し放電電
流を断続させる素子としてトランジスタ3を使用し、放
電電流検出器8で放電電流を検出して、この検出によつ
て上記トランジスタ3のオン/オフを制御すると共に、
上記インダクタンス6とダイオード7で形成されたフラ
イホイール回路からなるチョッパによって放電電流を制
御するものである。
【0004】さらに、図3に示す回路も従来から放電加
工装置に使用されている放電回路の例であり、いわゆる
コンデンサ放電回路の例である。コンデンサ10の充電
電圧が加工工具電極1と被加工物2の間の放電間隙に印
加され、放電が開始されると、コンデンサ10に蓄えら
れた電荷は放電間隙を通って放電され、回路の定数と放
電間隙の電圧降下量によって決まる時間の後、放電間隙
の電圧が放電維持最小電圧より小さくなり放電が停止す
る。その後、直流電源Eから抵抗器11を介してコンデ
ンサ10は再び充電を開始する。その結果、放電間隙に
かかる電圧が上昇し、放電開始電圧に達すると再び放電
が開始される。この動作を繰り返し実行する。
【0005】図4に示す回路も従来から放電加工装置に
使用されている放電回路の例である。この回路は、図1
に示す回路の変形で、放電電流を段階的に変化させるこ
とができる放電回路である。すなわち、加工工具電極1
と被加工物2の間の放電間隙と直流電源Eの間にスイッ
チング素子としてのトランジスタと電流制限抵抗器の直
列回路を複数接続するもので、図4においてはトランジ
スタ14−1,14−2にそれぞれ電流制限抵抗器15
−1,15−2が接続された直列回路が直流電源Eと放
電間隙間に接続されている。そして、制御装置13より
トランジスタ14−1,14−2にスイッチング指令を
送り、電流制限抵抗を切り替えることによって放電中の
放電電流を段階的に切換えるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の放電加
工装置の放電回路において、放電電流の断続にトランジ
スタ等の能動素子を使用する場合、飽和領域を使用して
いるために放電電流を遮断する場合、飽和状態からの回
復時間を必要とし、断続動作の速度を速くすることがで
きない。図1に示されるような放電回路において、上記
放電間隙に放電電流が流れている間はスイッチング用の
トランジスタ3は飽和状態になっているため、制御装置
5から放電電流を停止する指令が出力されても、トラン
ジスタ3が飽和状態から回復する間での間放電電流が流
れ続けることになり、放電電流の断続動作の速度を速く
することができない。また、放電電流の大きさは、直流
電源Eの電圧、電流制限抵抗器4の値及び放電間隙の電
圧降下量によって決まるため、放電電流の大きさを任意
に制御することができなく、かつ、電源電圧または放電
間隙の状態の変化によって放電電流の値も変化してしま
うという欠点があった。
【0007】また、図2に示す放電回路では、制御装置
9が放電電流の値を変更またはこれを停止する指令を出
力した後もインダクタンス6に蓄えられたエネルギが消
費されるまでの間、放電電流が流れ続けるため、短い時
間幅の放電を行うことは難しく放電電流の断続動作速度
を向上させることができない。また、放電電流を上記チ
ョッパによって制御する場合でも、スイッチング素子と
してのトランジスタ3は飽和領域で作動しているために
応答性が悪く、放電電流の精度を高めることができな
い。このため、放電加工面の精度が放電加工電流の変動
のために悪化し、特に集中放電などの放電状態の変化に
よって放電加工面の均一性が損なわれるという問題があ
る。
【0008】また、図3に示す放電回路のように、トラ
ンジスタ等の能動素子を使用せず、コンデンサやインダ
クタンス等の受動素子を用い、これら受動素子のインピ
ーダンスを用いて放電電流を制御する場合、設定できる
電流値がこれら受動素子の定数で決定されるために、任
意の放電電流値を得ることができない。さらに、放電間
隙のインピーダンスの変化によって放電電流が変化する
という問題もある。また、充電用抵抗器11の値を小さ
くすると、放電間隙電圧が充分低下せず放電が停止しな
い場合があるため、この抵抗器11の抵抗値はある程度
大きなものとせざるをえない。その結果、放電が終了し
た後次の放電を開始するに必要な電圧になるまでコンデ
ンサ10を充電するのに時間を要し、高い頻度で放電を
繰り返すことができないという問題がある。
【0009】図4に示す放電回路の場合においても、放
電電流が流れいてる状態では、スイッチング素子として
のトランジスタ14−1,14−2は飽和領域で使用さ
れているために、制御装置13が放電電流の値を変更ま
たは停止指令を出力したとしても、トランジスタ14−
1,14−2が飽和状態から回復するまで放電電流が流
れ、放電電流を短時間の内に変化もしくは停止させるこ
とは難しい。また、放電電流の大きさは、電流制限抵抗
15−1,15−2の値と直流電源Eの電圧と放電間隙
の電圧降下量によって決まるため、放電電流は段階的に
しか変化させることができず、連続的に変化させること
はできない。
【0010】以上のように、従来の放電回路では、放電
電流を断続させる制御素子として、トランジスタ等の能
動素子を使用する場合には、この能動素子の飽和状態で
電流を流すようにしているため、該能動素子をオフに使
用としても、その切替わりが遅く、結果的に、放電電流
の断続速度には限界があり、断続速度を上げることがで
きない。また、放電電流の断続制御にトランジスタ等の
能動素子を使用しない場合でも、放電回路に設けられた
素子のインピーダンスによって放電電流の断続速度が制
限されて、高速にすることができない。このため、特に
仕上げ加工や微細な加工において、放電時間幅を短くし
て放電エネルギーを十分小さくして加工することができ
ないという問題がある。また、放電繰り返し頻度を高め
て加工能率をあげることも困難である。さらに上述した
ように、放電電流値を任意に連続的に変化させることも
できないという問題もある。そこで、本発明の目的は、
放電電流の断続動作を高速で行うことができ、かつ放電
電流値を任意に、かつ、連続的に変化させることができ
る放電加工装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号を増
幅し入力信号の大きさに応じて出力信号の大きさが変化
する能動素子を用い、該能動素子を介して直流電源より
上記加工工具電極と被加工物の間に電力を供給し上記能
動素子の入力信号を制御装置で制御して放電電流の大き
さを制御するようにした。特に、測定手段で放電電流を
測定し、上記制御装置によって、該放電電流が設定値に
一致するように上記能動素子をフィードバック制御す
る。この場合、目標放電電流の指令値を連続的に指令で
きる指令手段を設けて、目標放電電流を連続的に設定で
きるようにする。しかも、放電電流が流れているとき、
その指令値を変化させることができるようにした。
【0012】
【作用】能動素子の入力信号の大きさに比例し、かつ増
幅されて能動素子には電流が流れる。そのため、この能
動素子の入力信号を制御装置によって制御することによ
って放電間隙に流れる放電電流の大きさを制御すること
ができ、放電電流の値を連続的に任意の大きさに設定す
ることができる。また、放電電流が流れている状態にお
いても、上記能動素子の入力信号の大きさを変えること
によって放電電流を任意の大きさに、しかも連続的に変
化させることができる。
【0013】そして、上記能動素子に電流が流れている
状態は、能動素子は飽和領域ではなく能動領域で作動し
ているから、放電電流値の変更及び停止への切替え速度
は速く、そのため、高速の放電電流の断続動作を行わせ
ることができる。しかも、放電電流値を任意に設定する
ことができるから、放電エネルギーの大きさの調整もで
き、小エネルギーによる仕上げ加工をも実施でき、か
つ、放電繰り返し頻度を高くすることができるから加工
能率を向上させることができる。
【0014】
【実施例】図5は本発明の第1の実施例の要部ブロック
図である。加工工具電極1と被加工物2の放電間隙に
は、能動素子としてのトランジスタ20を介して直流電
源Eから電力が供給されるようになっている。上記トラ
ンジスタ20は加工工具電極1と被加工物2の放電間隙
に大電流の放電電流を流すことができるような容量をも
ったトランジスタであり、放電電流を流すとき、該トラ
ンジスタ20は能動領域において作動するように設定さ
れている。
【0015】制御装置21からトランジスタ20のベー
スに信号を入力すると加工工具電極1と被加工物2の放
電間隙には、直流電源Eによって電圧が印加され、放電
が生じると放電電流は直流電源Eからトランジスタ2
0、放電間隙を介して直流電源Eへと流れるが、この放
電電流の大きさは、上記制御装置21からトランジスタ
20のベースに入力された信号の大きさに比例し、この
信号を増幅したものとなる。すなわち、トランジスタ2
0のコレクタに流れる放電電流は、トランジスタのベー
スに入力された信号によるベース電流に電流増幅率を乗
じた値に等しい。そのため、制御装置21によって上記
トランジスタ20のベースに入力信号の大きさを制御す
ることによって放電電流の大きさを制御することができ
る。また、該トランジスタ20のベースに入力する信号
をゼロとすることによって、加工工具電極1と被加工物
2の放電間隙に電圧が印加されない、いわゆるオフ時間
を形成することができる。そして、トランジスタ20
は、従来の放電回路でスイッチング素子として飽和領域
で使用されたトランジスタと相違し、放電電流が流れて
いる状態では、非飽和領域である能動領域で作動するよ
うにしているから、放電電流値を変化させる場合も、ま
た放電電流を停止させる場合にも、応答性がよく、ただ
ちに変化させることができるので、放電電流の断続動作
を高速に行うことができる。
【0016】図6は本発明の第2の実施例の要部ブロッ
ク図である。第5図に示す本発明の第1の実施例と相違
する点は、この第2の実施例は、放電電流を検出する電
流測定器23を備え、制御装置22はこの電流測定器2
3で検出された放電電流値が目標電流値に一致するよう
に、トランジスタ20のベースに入力する信号を制御し
てフィードバック制御を行うものである。
【0017】図7は上記制御装置22による放電電流の
フィードバック制御を行う要部ブロック図である。電流
測定器23はシャント抵抗23aと該シャント抵抗23
a間の電圧を検出して増幅する増幅器23bで構成さ
れ、この増幅器23bの出力は差動増幅器33に入力さ
れている。また、この差動増幅器33には、アナログス
イッチ等のスイッチング手段31を介して摺動抵抗等か
らなる目標放電電流設定器32からの電流指令が入力さ
れるようになっている。また、上記スイッチング手段3
1は、従来と同様に加工工具電極1と被加工物2の放電
間隙への電圧印加のオン時間、オフ時間を決めるオン/
オフ発生回路30からの信号でオン/オフするようにな
っている。
【0018】目標放電電流設定器32で目標放電電流電
流値を設定し、オン/オフ発生回路30を作動させ、ス
イッチング手段31がオンとなり目標放電電流設定器3
2で設定された電圧が差動増幅器33に入力される。一
方、電流測定器23の増幅器23bの出力は電流を検出
していないからゼロである。そのため、差動増幅器33
の出力はプラスとなってトランジスタ20のベースに入
力され、該トランジスタを導通させ、直流電源Eの電圧
を加工工具電極1と被加工物2の放電間隙に印加する。
そして放電間隙に放電が生じるとこの放電電流は、電流
測定器23によって検出され、その検出値は差動増幅器
33に入力される。
【0019】その結果、差動増幅器33からは目標放電
電流設定器32で設定された目標放電電流電流値と検出
放電電流の差が出力されることになり、放電電流は目標
放電電流設定器32で設定された目標放電電流電流値に
一致するようにフィードバック制御されることになる。
一方、オン/オフ発生回路30の出力がなくなりオフ期
間となると、スイッチ手段31がオフとなるから、差動
増幅器33の出力はゼロ若しくは負の電圧となりトラン
ジスタ20を遮断し、放電電流を遮断することになる。
以下、オン/オフ発生回路30から発生する信号に応じ
てスイッチング手段31がオン/オフし、放電間隙にこ
のオン/オフに同期して電圧が印加され、放電電流が流
れ、かつこの放電電流は目標放電電流電流値に一致する
ようにフィードバック制御されることになる。
【0020】なお、図5で示した放電電流のフィードバ
ック制御を行わない制御装置21の放電電流制御回路
は、図7において、差動増幅器33、電流検出器23
(23a,23b)を削除し、スイッチング手段31の
出力をトランジスタ20のベースに直接入力するか、も
しくは増幅器を介して入力するものであればよい。
【0021】上記実施例においては、目標放電電流設定
器32を摺動抵抗器等で指令電圧を連続的に変化させる
ことができるようにしているから、目標放電電流電流値
は連続的な任意の値に設定することができる。また、こ
の放電電流値を放電電流が生じている間に連続的に変化
させるようにすることもできる。図8がこの放電電流を
連続的に変化させるための放電電流指令回路の一例であ
る。
【0022】図8において、39は可変直流電源、35
はアナログスイッチ等のスイッチング手段、Rは抵抗
器、Cはコンデンサ、36もアナログスイッチ等のスイ
ッチング手段であり、37はインバータである。そし
て、上記スイッチ手段35は図7に示すようなオン/オ
フ発生回路30からのオン信号で該信号中オンになる。
一方、上記オン/オフ発生回路30からのオン信号をイ
ンバータ37で反転した信号は、スイッチング手段36
をオフ期間中オンにしてコンデンサCを放電させるよう
になっている。そこで、オン/オフ発生回路30からオ
ン信号が出され、スイッチング手段35がオンとなる
と、コンデンサCは該スイッチング手段35、抵抗器R
を介して直流電源39によって充電され、この充電電圧
が電流指令として、トランジスタ20のベースに入力さ
れるが、図7に示したようにフィードバック制御する場
合には、上記充電電圧が差動増幅器33に入力されて電
流測定器23で測定された電流との差を該差動増幅器3
3が増幅してトランジスタ20のベースに入力する。こ
れにより、フィードバック制御がなされることになる。
【0023】コンデンサCの充電電圧は、時間の経過と
共に増大するから、該放電電流指令回路から出力される
電流指令は時間と共に増大し、放電電流もこれに比例し
て増大させることになる。そして、オン/オフ発生回路
30からのオン信号がなくなると、スイッチング手段3
5はオフとなると共に、スイッチング手段36がオンと
なりコンデンサCに蓄積された電荷を放電するから、電
流指令値はゼロとなり、放電電流が遮断されることにな
る。なお、図8において、電流指令の大きさは可変直流
電源39の電圧の大きさを変えることによって変更させ
たが、抵抗器Rの値やコンデンサCの容量を可変にする
ことによって、電流指令のパターンを変えることができ
る。さらには、他の関数発生器を用いて、電流指令のパ
ターンを変えることもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、放電電流の断続を能動素子の
能動領域で動作させるようにしたため、素子の飽和領域
で使用していた従来の方式と比較し放電電流のスイッチ
ング速度を高めることができる。このため、微細な加工
や仕上げ加工の精度を高めると同時にこれらの加工の加
工効率を高めることができる。また、放電電流の制御が
放電回路の電気的インピーダンスによるのではなく、電
流指令と能動素子の増幅作用によって行われるため、電
流指令を変更することにより同一回路定数のままで放電
電流をフレキシブルにかつ連続的に変化させることがで
きる。さらに、放電電流の制御が能動素子の能動領域動
作によって行われるため、放電電流の制御が従来の放電
加工装置の放電電源回路に比較して高速かつ正確に行う
ことができる。このため、放電の均一性が改善され、放
電加工面の精度が向上すると共に欠陥が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来から放電加工装置に使用されている放電回
路の一例のブロック図である。
【図2】従来から放電加工装置に使用されている他の放
電回路のブロック図である。
【図3】従来から放電加工装置に使用されている他の放
電回路のブロック図である。
【図4】従来から放電加工装置に使用されている他の放
電回路のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例の放電回路の要部ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施例の放電回路要部ブロック
図である。
【図7】本発明の第2実施例における制御装置での放電
電流のフィードバック制御を行う回路の要部ブロック図
である。
【図8】電流指令を放電電流が流れている間に変化させ
るときの回路図である。
【符号の説明】
1 加工工具電極 2 被加工物 3 トランジスタ 4 抵抗器 5,9,13 制御装置 8 電流検出器 20 能動素子(トランジスタ) 21,22 制御装置 23 電流測定器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工工具電極と被加工物を絶縁性の加工
    液を満たした微小な間隙を隔てて対向させ、両者の間に
    電圧を印加し、放電を生じせしめて被加工物を除去加工
    する放電加工装置において、入力信号を増幅し入力信号
    の大きさに応じて出力信号の大きさが変化する能動素子
    を用い、該能動素子を介して直流電源より上記加工工具
    電極と被加工物の間に電力を供給し上記能動素子の入力
    信号を制御装置で制御して放電電流の大きさを制御する
    放電加工装置。
  2. 【請求項2】 放電電流を測定する測定手段を備え、上
    記制御装置は測定手段で測定された放電電流が設定値に
    一致するように上記能動素子をフィードバック制御する
    制御手段を備えた請求項1記載の放電加工装置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置に目標放電電流の指令値を
    連続的に指令できる指令手段を設け、該指令手段で指令
    された指令値に基づいて上記能動素子が増幅作用を実行
    する請求項1または2記載の放電加工装置。
  4. 【請求項4】 上記指令手段は放電電流が流れていると
    き、その指令値を変化させることができる請求項3記載
    の放電加工装置。
  5. 【請求項5】 上記指令手段は指令値を連続的に変化さ
    せる請求項4記載の放電加工装置。
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