JPH0680414U - 大小便分別型おしめ - Google Patents

大小便分別型おしめ

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JPH0680414U
JPH0680414U JP2854593U JP2854593U JPH0680414U JP H0680414 U JPH0680414 U JP H0680414U JP 2854593 U JP2854593 U JP 2854593U JP 2854593 U JP2854593 U JP 2854593U JP H0680414 U JPH0680414 U JP H0680414U
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JP
Japan
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bag
diaper
accommodation
wearer
accommodation bag
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Pending
Application number
JP2854593U
Other languages
English (en)
Inventor
博三 飯野
Original Assignee
博三 飯野
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Publication date
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Publication of JPH0680414U publication Critical patent/JPH0680414U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用便を大便と小便に分けて収容することによ
り、用便後の不快感から着用者を救済し、また介護上の
手間を軽減する。 【構成】 着用者の股間を側面からみてほぼU字型に包
む大きさ、形状を有するカバー部材12の前後の端部を
腰周りに着用する腰ベルト11に取り付け、そのうち少
なくとも前部は着脱可能にする。小水を収容可能な前部
収容袋13と、大便を収容可能な後部収容袋14とを夫
々所定位置に配置するため袋保持部材15を前記カバー
部材12の内側に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、用便を大便と小便に分別して収容することができるおしめに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる寝たきりの人達の用便の処理にために各種のおしめカバーやおしめが 市販されているのは周知である。しかし、従来のものはいずれも着用者に必ずし も快適とはいい難く、また介護上の手間も少なくはない。このため本件考案者は さきにおしめカバーを開発し、出願をした(実開平5−18518号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記出願に係る考案は小用による湿気の悪影響から着用者を救う点で効果をあ げている。しかしおしめカバーであり、おしめ自体の改良はされていない。本考 案はこの点に着目し、前記考案をさらに改良するためになされたもので、その課 題は用便後の不快感から着用者を救済し、かつまた介護上の手間が極力少なくて 済むようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、おしめを着用者の腰周りに着脱式に取り付 けられる腰ベルト11と、着用者の股間を側面からみてほぼU字型に包む大きさ 、形状を有し、身体前後の端部で腰ベルト11に取り付けられ、そのうち少なく とも一方の端部は着脱式にしたカバー部材12と、小水を収容可能な防水性を有 する袋状の前部収容袋13及び大便を収容可能な袋状の後部収容袋14と、両収 容袋13、14を所定の位置に配置するためカバー部材12の内側にて腰ベルト 11に固定された袋保持部材15とによって構成するという手段を講じたもので ある。
【0005】
【実施例】
各図は寝たきりの人達のための大小便分別型おしめの実施例に関するもので、 成人用である。このおしめは着用者の腰周りに巻き付けるように取り付ける腰ベ ルト11に、おしめカバーに相当するカバー部材12を取り付けた外側部分を有 し、それにおしめそのものに当たる前部及び後部収容袋13、14を取り付ける 構成である。
【0006】 腰ベルト11は着用者の皮膚に接して違和感を生じにくい、布、紙その他の材 料を用いて帯状に形成したもので、おしめを身体に取り付けるための部材である 。28、29は実施例の腰ベルト11の両端部であり、互いに重なり、そこに、 係脱可能なループとフックまたは剥離可能な粘着部分などからの2部分31a、 31bからなる面ファスナ31が取り付けてある。
【0007】 カバー部材12は着用者の股間を側面から見てほぼU字型に包むもので、その ために必要な大きさ、形状に柔軟な材料によりシート状に形成したものである。 カバー部材12も布、紙などを材料とし、その内部に後述する収容袋13、14 とその保持部材15及び用便を収容して無理のない大きさに設定される。
【0008】 前部収容袋13は例えば小用数回分、後部収容袋14は大便1回分の使用に耐 えられるように設定され、夫々吸水性の紙類を材料とする内袋16、16′とビ ニール、ポリエチレン等耐水性の樹脂類を材料とする外袋17、17′とを内外 2重に組わせて用いる。前部、後部両収容袋13、14の構成袋16、16′、 17、17′は共に角袋状で良い。その口部の4隅に切り込み32を入れて口縁 を外側へ折り曲げ可能にし、折り曲げ部分を取り付け部24、25に係止させる フランジ26、26′、27、27′、に利用する。33は吸水材であり、特に 前部収容袋内に入れて使用する。吸水材33は紙類でも良いが吸水を固化させる ような物質を使用しても良い。
【0009】 袋保持部材15は、前部収容袋13と後部収容袋14を夫々定位置に固定する ために使用され、実施例のものは両収容袋13、14と別体の取り付け部材であ る。
【0010】 実施例の袋保持部材15は、着用者の身体の前部から股間を経て後部へ到る左 右2本の縦枠18、19と、前部と後部の境界部で両縦枠18、19を連結する 柔軟材よりなる中棧21及び中棧21の前後に所要長さ離れた箇所で両縦枠18 、19を連結する柔軟材よりなる前棧22及び後棧23とからなり、中棧21と 前棧22との間の前取り付け部24及び中棧21と後棧23との間の後取り付け 部25に夫々前部収容袋13と後部収容袋14を挿入するように構成される。な お、横棧21、22、23はスポンジのような柔軟材を使用し、場所によって大 きさ、形状を変化させるものとする。
【0011】 このように構成された本考案に係るおしめは、腰ベルト11の定位置に袋保持 部材15の後端部を面ファスナ31により予め取り付けておき、その外側からカ バー部材12の後端部を面ファスナ31により同様に予め取り付けておく。袋保 持部材15の縦枠18、19と横棧21、22、23で囲まれる前取り付け部2 4と後取り付け部25に、夫々前部収容袋13と後部収容袋14とをフランジ2 6、26′、27、27′が係止するように取り付ける(図2、図3)。図2は 使用状態直前の状態であり、これを着用者の腰部に当てがって縦枠18、19の 前部を腰ベルト11に、次いでカバー部材12の前部をその外側に夫々面ファス ナ31で固定し、着用完了となる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、小便は前部収容袋 13に、大便は後部収容袋14に夫々分別して収容でき、従って用便後の不快感 から着用者を救済することができ、かつまた用便の処理は前部又は後部の収容袋 13、14を外すだけで良いため介護上の手間が著しく少なくなるなど著しい効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る大小便分別型おしめの分解斜視
図。
【図2】同上の展開平面図。
【図3】使用状態の縦断面図。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着用者の腰周りに着脱式に取り付けられ
    る腰ベルト11と、着用者の股間を側面からみてほぼU
    字型に包む大きさ、形状を有し、身体前後の端部で腰ベ
    ルト11に取り付けられ、そのうち少なくとも一方の端
    部は着脱式にしたカバー部材12と、小水を収容可能な
    防水性を有する袋状の前部収容袋13及び大便を収容可
    能な袋状の後部収容袋14と、両収容袋13、14を所
    定の位置に配置するためカバー部材12の内側に設けら
    れた袋保持部材15とからなる大小便分別型おしめ。
  2. 【請求項2】 前部収容袋13及び後部収容袋14は内
    外2重の構造を有し、内側の紙等を材料とする内袋1
    6、16′が、外側の樹脂等を材料とする外袋17、1
    7′の中に収まっている請求項第1項記載の大小便分別
    型おしめ。
  3. 【請求項3】 袋保持部材15は、着用者の身体の前部
    から股間を経て後部へ到る左右2本の縦枠18、19
    と、前部と後部の境界部で両縦枠18、19を連結する
    柔軟材よりなる中棧21及び中棧21の前後に所要長さ
    離れた箇所で両縦枠18、19を連結する柔軟材よりな
    る前棧22及び後棧23とからなり、中棧21と前棧2
    2との間の前取り付け部24及び中棧21と後棧23と
    の間の後取り付け部25に夫々前部収容袋13と後部収
    容袋14を挿入するように構成された請求項第1項記載
    の大小便分別型おしめ。
  4. 【請求項4】 前部収容袋13と後部収容袋14は共に
    角袋状であり、口部の4隅に切り込みを入れて口縁を外
    側へ折り曲げて前、後取り付け部24、25に係止可能
    なフランジ26、26′27、27′を形成した請求項
    第3項記載の大小便分別型おしめ。
JP2854593U 1993-04-30 1993-04-30 大小便分別型おしめ Pending JPH0680414U (ja)

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