JPH068031U - ドアトリムのインナーシール取付構造 - Google Patents

ドアトリムのインナーシール取付構造

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Publication number
JPH068031U
JPH068031U JP054188U JP5418892U JPH068031U JP H068031 U JPH068031 U JP H068031U JP 054188 U JP054188 U JP 054188U JP 5418892 U JP5418892 U JP 5418892U JP H068031 U JPH068031 U JP H068031U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner seal
door trim
mounting structure
flange
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP054188U
Other languages
English (en)
Inventor
慶暢 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP054188U priority Critical patent/JPH068031U/ja
Publication of JPH068031U publication Critical patent/JPH068031U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 費用や工数のかからないドアトリムのインナ
ーシール取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 可撓なインナーシール本体8内に埋設され
て、インナーシール本体8を保持する芯金7を有するイ
ンナーシール10と、インナーシールフランジ5とを備
え、芯金7に形成された係止部材を、インナーシールフ
ランジ5に穿設された係止孔6に係止したドアトリム1
のインナーシール10取付構造において、前記係止部材
を、前記インナーシールフランジ5の係止孔6端縁をば
ね力により係止する係止片12にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車などのドアトリムのインナーシール取付構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来のドアトリムのインナーシール取付構造について説明する。図4及 び図5は自動車用ドアトリム及びインナーシールを示すものである。
【0003】 ドアトリム1は芯材2の外面が表皮材3、クロス4で覆われており、ドアトリ ム1の上部にはインナーシール10を取付けるインナーシールフランジ5が形成 されれている。またインナーシールフランジ5には適宜の間隔をおいて係止孔6 が設けられている。
【0004】 インナーシール10は薄金属板からなる芯金7がゴムなどのインナーシール本 体8に埋設されており、インナーシール本体8の側面には複数の舌片9が突設さ れている。またインナーシール10の側面には芯金7が切り起こされて係止部材 である爪11が形成されており、この爪11はインナーシールフランジ5の係止 孔6に対応している。
【0005】 インナーシール10をドアトリム1に取付けるときは、ドアトリム1のインナ ーシールフランジ5にインナーシール10を添わせて、爪11を係止孔6に挿入 し、治工具を用いてインナーシールフランジ5の内面で爪11を折り曲げて、イ ンナーシール10をドアトリム1に固定するか、もしくはタッカーなどによって ドアトリム1に固定していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、爪11を折り曲げるための治工具の費用 がかかり、タッカーなどによる場合にはタッカーの費用がかかり、また組立ての 工数がかかってコストが高くなるなどの問題点を有していた。
【0007】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、費用や工数のかからないドアト リムのインナーシール取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のドアトリムのインナーシール取付構造は、 可撓なインナーシール本体内に埋設されて、インナーシール本体を保持する芯金 を有するインナーシールと、インナーシールフランジとを備え、芯金に形成され た係止部材を、インナーシールフランジに穿設された係止孔に係止したドアトリ ムのインナーシール取付構造において、前記係止部材を、前記インナーシールフ ランジの係止孔端縁をばね力により係止する係止片にした構成を有している。
【0009】
【作用】
この構成によって、インナーシールフランジの係止孔にインナーシールの係止 片を挿入してインナーシール本体を押し付けるだけで、ばね力によってドアトリ ムにインナーシールを容易に固定することができるので、治工具などの費用がか からず、また組立ての工数が少なくコストが安くなる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。尚、従来例で 示した部品と同じ部品には同符号を付してある。
【0011】 図1は本考案のドアトリムの分解斜視図である。図において1はドアトリム、 5はインナーシールフランジ、10はインナーシールである。
【0012】 ドアトリム1は芯材2の外面が表皮材3、クロス4で覆われており、ドアトリ ム1の上部にはインナーシール10を取付けるインナーシールフランジ5が形成 されれている。またインナーシールフランジ5には適宜の間隔をおいて係止孔6 が設けられている。
【0013】 インナーシール10は薄金属板からなる芯金7がゴムなどの可撓なインナーシ ール本体8に埋設されており、インナーシール本体8の側面には複数の舌片9が 突設されている。またインナーシール10の側面のインナーシールフランジ5の 係止孔6に対応する位置にはばね性を有する係止片(係止部材)12が形成され れている。
【0014】 係止片12は芯金7が切り起こされて断面略U字状に形成され、ばね性を有し ており、係止片12の外側寸法aはインナーシールフランジ5の係止孔6の長さ bよりも若干大きく形成されている。
【0015】 インナーシール10をドアトリム1に取付けるときは、インナーシールフラン ジ5の係止孔6にインナーシール10の係止片12を挿入してインナーシール1 0を押し付けると、係止片12が係止孔6に押されて外側寸法aが縮み、係止孔 6を貫通すると復元して係止片12の両端でインナーシールフランジ5の係止孔 6の端縁内面をばね力によって押圧して係止する。
【0016】 従って治工具などを使用しなくても、インナーシールフランジにインナーシー ルをワンタッチで容易に固定することができるので、治工具などの費用がかから ず、また組立ての工数が少なくてすむ。
【0017】 以上のように本実施例によれば、可撓なインナーシール本体8内に埋設されて 、インナーシール本体8を保持する芯金7を有するインナーシール10と、イン ナーシールフランジ5とを備え、芯金7に形成された係止部材を、インナーシー ルフランジ5に穿設された係止孔6に係止したドアトリム1のインナーシール1 0取付構造において、前記係止部材を、前記インナーシールフランジ5の係止孔 6端縁をばね力により係止する係止片12に形成することにより、インナーシー ルフランジにインナーシールをワンタッチで固定することができるので、治工具 などの費用や組立ての工数を節減することができる。
【0018】 また図2に示すようにインナーシール10の係止片12の向きを縦向きに形成 し、これに対応する係止孔6も縦長に設けることによっても上記と同様な効果が 得られる。
【0019】 さらに図3(a),(b)に示すように係止片12の形状を逆L字状に形成し てばね性を持たせることにより、係止孔6に係止片12の先端を斜めに挿入して から、インナーシール10を矢印の方向に押し付けてインナーシールフランジ5 に当接させると、係止片12の根元部分でインナーシールフランジ5の係止孔6 端縁をばね力により挟持して、インナーシール10がワンタッチでドアトリム1 に固定される。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案は、可撓なインナーシール本体内に埋設されて、インナー シール本体を保持する芯金を有するインナーシールと、インナーシールフランジ とを備え、芯金に形成された係止部材を、インナーシールフランジに穿設された 係止孔に係止したドアトリムのインナーシール取付構造において、前記係止部材 を、前記インナーシールフランジの係止孔端縁をばね力により係止する係止片に することにより、インナーシールフランジの係止孔にインナーシールの係止片を 挿入して押し付けると、係止片の両端で係止孔の端縁内面をばね力によって押圧 して係止し、ワンタッチでドアトリムに固定することができるので、治工具など の費用がかからず、また組立ての工数が少なくてすむ、優れたドアトリムのイン ナーシール取付構造を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるドアトリムのインナ
ーシール取付構造の分解斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例におけるインナーシールの
斜視図である。
【図3】(a)本考案の他の実施例におけるインナーシ
ール取付構造の作用説明図である。 (b)同インナーシール取付構造の作用説明図である。
【図4】従来のドアトリムのインナーシール取付構造の
断面図である。
【図5】従来のインナーシールの斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 芯材 5 インナーシールフランジ 6 係止孔 7 芯金 8 インナーシール本体 10 インナーシール 12 係止片(係止部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓なインナーシール本体内に埋設され
    て、インナーシール本体を保持する芯金を有するインナ
    ーシールと、インナーシールフランジとを備え、芯金に
    形成された係止部材を、インナーシールフランジに穿設
    された係止孔に係止したドアトリムのインナーシール取
    付構造において、前記係止部材を、前記インナーシール
    フランジの係止孔端縁をばね力により係止する係止片に
    したことを特徴とするドアトリムのインナーシール取付
    構造。
JP054188U 1992-07-10 1992-07-10 ドアトリムのインナーシール取付構造 Pending JPH068031U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP054188U JPH068031U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ドアトリムのインナーシール取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP054188U JPH068031U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ドアトリムのインナーシール取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068031U true JPH068031U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12963578

Family Applications (1)

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JP054188U Pending JPH068031U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ドアトリムのインナーシール取付構造

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JP (1) JPH068031U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918009B2 (ja) * 1975-05-05 1984-04-25 ク−ン、ソシエテ、アノニム 干草製造機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918009B2 (ja) * 1975-05-05 1984-04-25 ク−ン、ソシエテ、アノニム 干草製造機

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