JPH0680307A - シート走行状態検知装置 - Google Patents

シート走行状態検知装置

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JPH0680307A
JPH0680307A JP23389592A JP23389592A JPH0680307A JP H0680307 A JPH0680307 A JP H0680307A JP 23389592 A JP23389592 A JP 23389592A JP 23389592 A JP23389592 A JP 23389592A JP H0680307 A JPH0680307 A JP H0680307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sheet
cylinder
detection device
transmitting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP23389592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kamimura
寿 上村
Isao Kawazoe
勲 河添
Nobuhiko Tanimori
信彦 谷森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】簡単な構成で各種の状態の判定が可能なシート
走行状態検知装置を提供する。 【構成】走行シート1に接触しかつシート1の走行によ
り軸3のまわりに回転する円筒状等の回転体2の側面に
光透過部4と光不透過部5とを交互に一定のピッチで周
期的に形成し、シートと反対方向の側面から光を投射
し、反射光の状況から走行状態を判定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プリンタ,特に記録用
シート,転写用リボン等のシート状物の走行状態等を検
知するための機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,プリンタ等において,記録用紙,
転写リボン等の状態検知のため多数個のセンサが使用さ
れているが,通常被検査物の一方の面から光を照射し裏
面から透過光を検出する方式が取られているが,2個の
素子を使用するので,取りつけ用部品を多く要するとと
もに,取り付け用空間がシートの両側に必要であり,装
置設計上の制限となり,また操作性低下の原因ともなっ
ていた。また1式のセンサで各種の状態を判定すること
は、困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記のよう
な問題を解消した新規なシート状移動物体状態検知手段
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,軸の回りに回
転する円柱または円筒の側面,または回転板の円周上に
光透過部(透明部)と光不透過部(光遮断部)とを一定
のピッチで周期的に形成し,円筒または円柱の軸の側面
方向から光を投射し,ほぼ同一方向から反射光を検出す
るように構成したことを特徴とする移動体状態検知装置
であり,さらに検出出力を処理して移動体の状態の判定
を行う手段を備える。
【0005】
【作用】本発明によれば,軸の回りに回転する円柱また
は円筒の側面に光透過部と光遮断部とを一定のピッチで
周期的に形成し,円筒または円柱の軸の側面方向から光
を投射し,ほぼ同一方向から反射光を検出するようにし
た移動体状態検知装置の構成により,シート状物走行状
態等が正常であるか,あるいはまた切断が生じている
か,ジャミング(jumming)が発生しているか等
を判別して検知することができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のシート移動状態
検知装置の概略構成図である。(1)はシート、(2)
はシート(1)の一面と接触しシートの移動に従って回
転する回転対象体、例えば回転円筒であり、両端底部
(2A)に軸(3)が設けられ、円周面に沿って所定の
ピッチで光透過性部分(4)と不透過性部分(5)とが
交互に設けられ、光透過部、光不透過部はそれぞれ円筒
の軸に関してほぼ回転対象となるように形成されてい
る。光透過部、光不透過部の具体的な構成としては、不
透明円筒に透明部材または切り欠きで形成された窓部を
設けてもよいし、また透明円筒に不透明材の塗布、張り
付け等により不透部を設けてもよい。
【0007】(5)は、回転円筒(2)を通してシート
(1)と回転円筒(2)との接触面に光を投射するため
の光源部、(7)は光源部(6)から投射され再び回転
円筒を通って戻ってくる光を検出する光センサである。
なお回転対象体(2)としては、円筒、円柱の代わり
に、多角柱、角筒等の類似の形状のものでもよいが、本
発明では、主として円筒を例に説明する。
【0008】図2は、回転円筒の軸に垂直な面における
図1の装置の断面図であり、光源(6)からの光が光路
上の第一の透明部(窓1)より円筒の軸付近を通過して
第二の透明部(窓2)を経てシート(1)に照射され、
シート面で反射して、再び窓2、窓1を経てセンサ
(7)に検出される状態を示している。光路上に光不透
過部(5)が位置するときには、シート面に当たり反射
して戻る光は無いが、光不透過部(5)の表面は若干の
反射率(例えば10〜20%程度)を有する状態に形成
する等により、紙切れの場合の反射光零と区別できるよ
うに構成するのが好ましい。
【0009】図3は、光センサ(7)の検出信号の処理
を行う信号処理部の概略構成を示し、センサ(7)の出
力が異常検出用の弁別器(8),(9)に導入される。
第一の弁別器(8)はシートのジャミングの有無を検出
判定しジャミングの発生のとき出力信号を発生するジャ
ムセンサであり、第二の弁別器(9)はシートの切断の
有無を検出判定し、切断発生のとき出力信号を発生する
シート切断センサであり、第一の弁別器(8)と第二の
弁別器(9)では信号弁別の閾値が異なる値に設定され
ている。弁別器(8)、(9)のいずれに異常信号が発
生している場合にも、異常の種類に応じて警報を発生
し、かつシート駆動源の停止その他、異常の種類と程度
にに応じた処置が自動的に取られるように応用システム
が構成される。シートが正常に走行している場合には、
弁別器(8),(9)のいずれにも出力は発生しない。
【0010】図4、図5は、本発明装置の動作説明図で
あり、図4はセンサ(7)の検出出力の種類と判定結果
との対応関係を示す相関関係表、図5はシートの走行状
態ごとの検出波形図を示す関係図である。図5におい
て、(a)はシート走行状態が正常であるときの検出出
力波形であり、回転円筒(2)の光透過部と光不透過部
のピッチと、円筒の回転速度に応じた一定の周波数のパ
ルス波形を生じる。(L1)は正常走行状態でのシート
表面からの反射に基づく検出波高レベル、(L2)は円
筒の不透過部からの若干の反射による検出レベルであ
る。
【0011】(b)はシートにジャミングが発生した場
合の波形例であり、ジャミングの進行につれ、円筒の回
転速度が低下してパルス幅が次第に増大し、遂には回転
が停止すると、一定レベルの出力が継続する。ジャミン
グの発生個所が円筒のシート接触面のセンサ検出位置ま
たはその近傍の場合には、シートからの反射光は次第に
低下し、(b1)または(b2)のように変化する。
(b1)は 回転円筒の光透過部(4)がセンサに対向
した状態で円筒の回転が停止した場合であり、以後シー
トのジャミング部からの反射出力に相当するレベルL3
(例えばレベルL1の40〜60前後)の出力が続く。
また(b2)は光不透過部(5)がセンサに対向する状
態で回転停止した場合であり、以後レベルL2の出力が
継続する。ジャミングの発生個所がセンサによる検出位
置以外の場合には、ジャミングが発生するにつれてパル
ス波形の幅は増大していくが、パルス波高レベルは、
(b3)のようにL1,L2のままに維持される。
【0012】(c)図は、シート切れが発生したときの
波形図の例であり、A1時点でシート切れが発生したと
すると、シートの張力が零となり、円筒の回転が減速し
てパルス幅が拡大していき、A2時点でシートが光照射
点から消失すると、光透過部を経た照射光のレベルは零
となり(t)点、最終的には光透過部が測定光束に対向
する状態で回転停止すれば最終出力は(c1)図のよう
になり、光不透過部が測定光束に対向する状態で回転停
止すれば、最終出力は(c2)図のようにL2レベルと
なる。
【0013】以上の検出動作を要約すれば、検出出力中
の所定周波数成分の有無でシート走行状態が正常か否か
を区別でき(所定周波数成分があれば正常動作)、また
出力レベルの大小、特に零レベルの有無により、ジャミ
ングかシート切断かを判別できる。(図4、図5参照) 図6は、光センサの検出出力からシート走行状態の判定
を行う本発明方式をプリンタに適用したシステムの概略
構成図であり、(21)はデータバスライン、(22)
はCPU、(23)は印字制御のプログラム等を格納し
た制御プログラム部、(24)は可変メモリである。入
力バッファメモリ(231)、印字情報メモリ(23
2)、出力バッファメモリである。
【0014】制御プログラム部(23)は、印字情報の
編集,印字ヘッドの加熱,印字用紙,転写リボンの走行
駆動等通常の印字動作に必要な印字制御プログラムの格
納部(231),本発明に特有のシート走行プログラム
の格納部(232)等を有する。 可変メモリ(24)
は、キーボードから入力、または外部装置から転送され
たコード形態の印字情報を一次的に記憶するバッファメ
モリ(241),処理中の印字情報を記憶する印字情報
メモリ(242),印字の際ビットイメージに展開され
た印字情報を印字に進行に応じて格納する出力バッファ
メモリ(243)等の各領域を有する。
【0015】(25)は印字制御部、(26)は印字ヘ
ッド、例えばサーマルヘッド、(27)は印字用紙、熱
転写リボンの走行,停止、印字ヘッド・プラテンロール
間の接離の駆動機構であり、制御プログラム部(23
1)のプログラムに従って、印字制御部(25)が(2
6)、(27)等を制御する。(29)は処理メモリ、
(30)は図1、図2に示すようなシート走行状態検知
用光センサ、(31)はセンサ(30)の出力の増幅、
A/D変換等の処理を行う入力処理部である。図6の構
成により、シート走行状態判定の自動化とこれに基づい
たプリンタ印字動作制御をさらに進めることができる。
【0016】
【発明の効果】
1)走行シートの種々の状態を検知することができ、プ
リンタその他の装置に有効に適用することができる。 2)シート駆動とセンサー動作とを1個のローラ部材で
行わせることができ、装置構成を簡易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシ─ト状態検知装置の概略
構成図である。
【図2】図1の装置の円筒軸に垂直な面の断面図であ
る。
【図3】検出出力の判定回路の1例図である。
【図4】検出出力と走行状態判定の相関関係表である。
【図5】検出出力と走行状態との関係図である。
【図6】走行状態判定をプリンタに適用したシステムの
1例図である。
【符号の説明】
1 走行シート 2 回転円筒 2A 円筒底部 3 円筒軸 4 光透過部 5 光不透過部 6 光源 7 光センサ 8 第一弁別器 9 第二弁別器 10 ジャミング出力 11 シート切断出力

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行シートに接触し該シートの走行により
    軸の回りに回転する円柱または円筒状物の側面に光透過
    部と光不透過部とを一定のピッチで周期的に形成し,シ
    ートと反対側の円筒または円柱の軸の側面方向から光を
    投射し,反射光を検出するように構成したことを特徴と
    する,シート走行状態検知装置。
  2. 【請求項2】検出出力を処理して走行状態の判定を行う
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート走
    行状態検知装置。
  3. 【請求項3】光透過部と光不透過部との間隔に対応して
    円周方向に複数の光検出手段が配置されていることを特
    徴とする請求項1または2記載のシート走行状態検知装
    置。
  4. 【請求項4】検出出力のうち所定周波数成分の有無によ
    り、正常動作か否かの判定を行う手段を備えたことを特
    徴とする請求項1、2または3記載のシート走行状態検
    知装置。
  5. 【請求項5】走行状態の異常を検出したとき、シートの
    駆動停止または警報を発する制御手段を設けたことを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載のプリンタ用シ
    ート走行状態検知装置。
JP23389592A 1992-09-01 1992-09-01 シート走行状態検知装置 Pending JPH0680307A (ja)

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JP23389592A JPH0680307A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 シート走行状態検知装置

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JPH0680307A true JPH0680307A (ja) 1994-03-22

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JP (1) JPH0680307A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004202288A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Seiko Epson Corp エアブロー装置及びエアブロー方法
JP2012155170A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Seiko Epson Corp 搬送装置、画像形成装置及び搬送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004202288A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Seiko Epson Corp エアブロー装置及びエアブロー方法
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