JP2003200570A - インクジェットプリンタのキャリッジ制御装置および、これを備えたインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタのキャリッジ制御装置および、これを備えたインクジェットプリンタ

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JP2003200570A
JP2003200570A JP2002002431A JP2002002431A JP2003200570A JP 2003200570 A JP2003200570 A JP 2003200570A JP 2002002431 A JP2002002431 A JP 2002002431A JP 2002002431 A JP2002002431 A JP 2002002431A JP 2003200570 A JP2003200570 A JP 2003200570A
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movement
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JP2002002431A
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Koichi Negishi
浩一 根岸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドのホームポジションの
位置決め制御を正確に行うことができ、且つ安価に製造
可能なインクジェットプリンタのキャリッジ制御装置等
を提供する。 【解決手段】 キャリッジ11の移動方向の一方に設け
られ、突き当たったキャリッジの移動を停止せしめる衝
止部材(右側板12)と、キャリッジに設けられ、キャ
リッジのインクジェットプリンタ本体に対する移動量
を、一定時間毎に数値としてカウントして検出する移動
量カウント検出手段とを備え、或る位置からキャリッジ
を衝止部材方向に移動させ、キャリッジが衝止部材によ
り衝止した位置における移動量カウント検出手段のカウ
ント値を第1カウント値とし、キャリッジを衝止位置か
ら或る位置まで移動させた移動量カウント検出手段のカ
ウント値を第2カウント値とし、第1カウント値と第2
カウント値とを比較することにより、第1カウント値と
第2カウント値が等しい場合には、衝止部材の位置をカ
ウント開始の基準位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのキャリッジ制御装置および、同キャリッジ制御
装置を備えたインクジェットプリンタに関し、特にイン
クジェットヘッドのホームポジションの位置決め制御を
正確に行うことができ、且つ安価に製造可能なインクジ
ェットプリンタのキャリッジ制御装置および同キャリッ
ジ制御装置を備えたインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットプリンタでは、
インクを吐出するヘッドを搭載したキャリッジを往復動
作させ、キャリッジの動作と直交する方向に印字用紙を
搬送して、印字用紙に画像を形成するようにしている。
この場合にインクの乾き等を防止するにはキャリッジの
ホームポジションの位置決め制御が重要であり、ホーム
ポジションの位置決め制御を行うには、DCサーボモー
タおよびその位置を知るためのエンコーダを用いている
(例えば、特開平6−64272号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ホームポジションの位置決め制御には特別なセンサーを
使用していたので、装置(インクジェットプリンタ)の
製造コストを高める大きな要因となっていた。そこで本
発明の課題は、インクジェットヘッドのホームポジショ
ンの位置決め制御を正確に行うことができ、且つ安価に
製造可能なインクジェットプリンタのキャリッジ制御装
置および、同キャリッジ制御装置を備えたインクジェッ
トプリンタを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明は、インクを吐出するヘッドを搭載し
たキャリッジを往復動作させ、キャリッジの動作と直交
する方向に印字用紙を搬送して、印字用紙に画像を形成
するインクジェットプリンタのキャリッジ制御装置に於
いて、キャリッジの移動方向の一方に設けられ、突き当
たったキャリッジの移動を停止せしめる衝止部材と、キ
ャリッジに設けられ、キャリッジのインクジェットプリ
ンタ本体に対する移動量を、一定時間毎に数値としてカ
ウントして検出する移動量カウント検出手段とを備え、
或る位置からキャリッジを衝止部材方向に移動させ、キ
ャリッジが衝止部材により衝止した位置における移動量
カウント検出手段のカウント値を第1カウント値とし、
キャリッジを前記衝止位置から前記或る位置まで移動さ
せた移動量カウント検出手段のカウント値を第2カウン
ト値とし、前記第1カウント値と第2カウント値とを比
較することにより、第1カウント値と第2カウント値が
等しい場合には、前記衝止部材の位置をカウント開始の
基準位置とすることを特徴とする。
【0005】このようにすれば、待機側マシン側板(図
5の第1の実施の形態では右側板12)に対してキャリ
ッジを複数回(第1の実施の形態では2回)当てること
により基準位置を求めるようにしたので、ジャムによる
記録紙のはさみ込みや、ユーザによるキャリッジ押さえ
(キャリッジ当たり)などによる基準位置の誤決定を防
ぎ、より簡易にホームポジションを決定できる。
【0006】また、請求項2では、インクを吐出するヘ
ッドを搭載したキャリッジを往復動作させ、キャリッジ
の動作と直交する方向に印字用紙を搬送して、印字用紙
に画像を形成するインクジェットプリンタのキャリッジ
制御装置に於いて、キャリッジの移動方向の一方に設け
られ、突き当たったキャリッジの移動を停止せしめる第
1衝止部材と、キャリッジの移動方向の他方に設けら
れ、突き当たったキャリッジの移動を停止せしめる第2
衝止部材と、キャリッジに設けられ、キャリッジのイン
クジェットプリンタ本体に対する移動量を、一定時間毎
に数値としてカウントして検出する移動量カウント検出
手段とを備え、前記第1と第2の衝止部材間の距離に対
応した前記移動量カウント検出手段のカウント値を第3
のカウント値とし、キャリッジを第1衝止部材の位置か
ら第2衝止部材の位置まで移動させた移動量カウント検
出手段のカウント値を第4カウント値とし、前記第3カ
ウント値と第4カウント値とを比較することにより、第
3カウント値と第4カウント値が等しい場合には、前記
第1または第2衝止部材の位置をカウント開始の基準位
置とすることを特徴とする。
【0007】このようにすれば、請求項1と同様に待機
側マシン側板(図7の第2の実施の形態では右側板1
2)に一旦キャリッジを当て、更にそこから、逆方向側
板方向(図7の第2の実施の形態では左側板13)に走
査し、その移動距離を計数(カウント)し、マシンで予
め決められた走査距離と比較し、一致することでそこを
基準位置とするようにしたので、より確実にホームポジ
ションを決定できる。
【0008】また、請求項3では、請求項1記載のイン
クジェットプリンタのキャリッジ制御装置を備えたこと
を特徴とする。このようにすれば、請求項1記載のキャ
リッジ制御装置をインクジェットプリンタに搭載したの
で、ジャムによる記録紙のはさみ込みや、ユーザによる
キャリッジ押さえ(キャリッジ当たり)などによる基準
位置の誤決定を防ぎ、より簡易にホームポジションを決
定できるインクジェットプリンタを安価に提供できる。
【0009】また、請求項4では、請求項2記載のイン
クジェットプリンタのキャリッジ制御装置を備えたこと
を特徴とする。この請求項4記載の発明によれば、請求
項2記載のキャリッジ制御装置をインクジェットプリン
タに搭載したので、請求項3記載の発明よりも確実にホ
ームポジションを決定できるインクジェットプリンタ
を、安価に提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は印字用紙の搬送に対して直
交する方向に往復動作を行うキャリッジ11の動作の全
体を示した模式図であって、通常待機時に停止している
位置(インクヘッド面の吐出口が乾燥しないようにキャ
ッピングを行う場所などの基準位置)をホームポジショ
ンHPとして表している。また、キャリッジ11の走査
範囲において、マシン(インクジェットプリンタ)の壁
に当たることで、それ以上動作不可となる限界の位置
を、「衝止部材,第1衝止部材」である右側板12およ
び「第2衝止部材」である左側板13として示してい
る。
【0011】図2は、副走査の紙送りやキャリッジ11
の走査駆動を行うモータと対で設けられるシート状のエ
ンコーダ20の一例を示す平面図であって、光を透過可
能な透明部21と、光を遮断する黒帯部22より構成さ
れ、例えば1インチに300のラインペア(透明部と黒
帯部のペア)23のように均等に割り付けられている。
エンコーダ20はインクジェットプリンタ本体に固定さ
れている。
【0012】図3はキャリッジ上で、エンコーダ20を
上下から挟むように配置された透過型のセンサー30の
側面図であって、透過型センサー30を備えたキャリッ
ジ11の移動により、光が透過/遮蔽を繰り返し、エン
コーダ20に形成されたラインペア23の数を電気信号
として読み取り、そのカウント値に基づいて、キャリッ
ジ11の絶対位置,移動量,移動方向,移動速度などの
制御をすることが可能となる。各符号について説明する
と、31は発光部,32は受光部,33は光路であり、
光源としては例えば発光ダイオード,レーザ光源が好適
である。
【0013】(1)第1の実施の形態…請求項1に対応 エンコーダ20のカウント情報(カウント値)は、電源
ON中には常にキャリッジ11の動作と共に変化し、こ
れを読み取ることで、キャリッジ11の現在位置が判
る。一方、電源がOFFされると、例えば手動でキャリ
ッジ11が動かされるなどで、キャリッジ11の位置が
不定になるため、電源ONの度にイニシャル動作(初期
動作)によってその位置決めを行う必要がある。本実施
の形態は、このイニシャル動作におけるホームポジショ
ン決定動作を、特別なセンサーを設けることなく、簡易
に実行する制御装置である。
【0014】以下、図4および図5を参照しつつ、本実
施の形態の動作を説明する。図4は本実施の形態のフロ
ーチャート、図5は該フローチャートに対応したキャリ
ッジの位置を示す概念図である。電源がONされると、
まず今のキャリッジ位置を暫定的に予め決められたカウ
ント値に設定(例えば、“0”に設定)する(ステップ
S1)。次にキャッピングを行うため、キャリッジ11
が待機時にあるべき方向に、低速にてキャリッジ11を
移動させる(ステップS2、図5(A))。ここに「低
速」とは、このイニシャル動作にて、キャリッジ11を
右側板12に突き当てる為、その時の衝突による影響
(例えば部品の位置決めの狂い)が無い、十分に遅い速
度である。即ち、この「低速」の条件と、前述の「それ
以上動作不可となる限界の位置」の条件により、キャリ
ッジ11が右側板12に突き当たっても、キャリッジ1
1と右側板12との相互の位置は不動である。なお、該
遅い速度は、一定速度でなくともよい。
【0015】次に、キャリッジ11の動作と共にある一
定時間間隔にてエンコーダカウンタ情報(ラインペアの
数)を読み取り(ステップS3)、キャリッジ11が右
側板12に突き当たり、カウンタが停止するのを監視す
る(ステップS4、図5(B))。カウント停止は、狙
いの速度(キャリッジの移動速度)に対して、一定時間
間隔でカウントを見に行った時、本来進むべきカウント
値が、前回と同じ値であったことにより判断できる。例
えば前回のカウント値が“100”であり、今回のカウ
ント値が“100”であれば、キャリッジ11の停止と
判断する。停止判断が行われると、一旦モータを停止
し、その位置を改めて“0”にセットする(ステップS
5)。
【0016】理想的にはこの位置を基準に全ての絶対位
置(キャリッジの位置がエンコーダ上の何処にあるか)
が決定される。しかし、記録紙詰まりにより、キャリッ
ジ11が途中停止したり、オペレータの介在により、た
またまキャリッジ11の動作が妨げられた場合などのよ
うに、動作不良,動作異常が発生していた場合は間違っ
た位置が規定されてしまう。その結果、画像記録位置不
良,キャッピング不良によるノズル面乾き,停止位置オ
ーバーによる破損など様々な不具合が考えられる。この
不具合を極力防ぐ為、続くフローチャートでは、再度側
板位置の確認動作を行う。
【0017】まず、予め決められた一定カウント分、キ
ャリッジ11を逆方向に移動させ(ステップS6、図5
(C))、この一定カウント分の移動完了(ステップS
7、図5(D))にて再度右側板12方向に移動させる
(ステップS8、図5(E))。同様に一定時間間隔に
てエンコーダカウンタを監視し(ステップS9)、右側
板12への突き当りによりキャリッジ11が停止するの
を待つ(ステップS10、図5(F))。停止したらそ
のときのカウンタ値が“0”か否かを判断し(ステップ
S11)、“0”なら(ステップS11:Yes)1回
目の突き当てと等しい為、この位置を側板位置として決
定する(ステップS12)。
【0018】即ち、図5(C)における「逆方向移動」
のラインペア数のカウント分と、図5(E)の「再度右
低速移動」のラインペア数のカウント分とが等しいの
で、キャリッジ11の往路移動距離と復路移動距離とが
等しいことになり、前記の記録紙詰まり,動作不良,動
作異常等が発生していないと判断できる。従って、右側
板12の位置を「基準」として、キャリッジ11が移動
した場合の「絶対位置」を決定することが可能となる。
そしてこの「基準」となる位置(右側板12の位置)か
ら、マシン固有に定められるホームポジションHPにキ
ャリッジ11を移動し、待機状態となる(ステップS1
3)。従って、キャリッジ11はホームポジションHP
に正確に位置することになり、画像記録位置不良,キャ
ッピング不良によるノズル面乾き,停止位置オーバーに
よる破損等の不具合を防止することができる。
【0019】“0”で無い場合は(ステップS11:N
o)、何らかの原因により側板位置が決められない状況
のため、キャリッジイニシャルエラーの旨、表示やアラ
ームなどにより、警告し、動作を中止する(ステップS
14)。このエラー警告をユーザが認識し、エラーの原
因を取り除く。
【0020】(2)第2の実施の形態…請求項2に対応 次に、図6および図7を参照しつつ本実施の形態の動作
を説明する。なお、本実施の形態のステップS21〜ス
テップS25は、第1の実施の形態におけるステップS
1〜ステップS5の動作に同じである。電源がONされ
ると、まず今のキャリッジ11の位置を暫定的に “0”
位置とし(ステップS21)、右方向に低速にてキャリ
ッジ11を移動させる(ステップS22、図7
(A))。動作と共にある一定間隔にてエンコーダカウ
ンタ情報を読取り(ステップS23)、キャリッジ11
が右側板12に突き当たり、カウンタが停止するのを監
視する(ステップS24、図7(B))。停止判断が行
われると、一旦モータを停止し、その位置を改めて
“0”にセットする(ステップS25)。
【0021】次に、モータを逆方向に駆動してキャリッ
ジ11を逆方向に移動させ(ステップS26、図7
(C))、同様に一定間隔にてエンコーダカウンタを監
視し(ステップS27)、左側板13に突き当たり、カ
ウンタが停止するのを監視する(ステップS28、図7
(D))。停止にて、その時のカウントと、マシン固有
に決定される右側板12と左側板13間の距離に対応す
るカウントとを比較し(ステップS29)、一致とみな
せる範囲にあるかを判断する(ステップS30)。ここ
に、一致範囲とは、公差範囲でのカウンタ量を考慮した
値である。一致した場合は(ステップS30:Ye
s)、右側板12の位置をカウンタ“0”に決定し(ス
テップS31)、この位置から、マシン固有に定められ
るホームポジション位置に移動し待機状態となる(ステ
ップS32)。
【0022】即ち、図7(C)におけるキャリッジ11
の逆方向移動開始から、図7(D)のキャリッジ11の
停止までの間のラインペア数のカウント分が、マシン固
有に決定される右側板12と左側板13間の距離に対応
するカウント分に等しいので、前記の記録紙詰まり,動
作不良,動作異常等が発生していないと判断できる。従
って、右側板12の位置を「基準」として、キャリッジ
11が移動した場合の「絶対位置」を決定することが可
能となる。また、第1の実施の形態の場合と同様に、キ
ャリッジ11はホームポジションHPに正確に位置する
ことになり、画像記録位置不良,キャッピング不良によ
るノズル面乾き,停止位置オーバーによる破損等の不具
合を防止することができる。
【0023】一致しない場合は(ステップS:No)、
先の右側板12の位置または、その次の左側板13の位
置までの移動において異常があるため、その旨表示,ア
ラームなどによる警告を行い、動作を中止する(ステッ
プS33)。
【0024】(3)第3の実施の形態…請求項3に対応 第1の実施の形態に記載したキャリッジ制御装置を、イ
ンクジェットプリンタに搭載する。このようにすれば、
キャリッジはホームポジションに正確に位置することに
なり、画像記録位置不良,キャッピング不良によるノズ
ル面乾き,停止位置オーバーによる破損等の不具合を防
止することが可能なインクジェットプリンタを、安価に
製造することができる。
【0025】(4)第4の実施の形態…請求項4に対応 第2の実施の形態に記載したキャリッジ制御装置を、イ
ンクジェットプリンタに搭載する。このようにすれば、
キャリッジはホームポジションに正確に位置することに
なり、画像記録位置不良,キャッピング不良によるノズ
ル面乾き,停止位置オーバーによる破損等の不具合を防
止することが可能なインクジェットプリンタを、安価に
製造することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を発揮することができる。請求項1記載の発明
によれば、特別なセンサーを設けることなく、待機側マ
シン側板(第1の実施の形態では右側板12)に対して
キャリッジを複数回当てることにより基準位置を求める
ようにしたので、ジャムによる記録紙のはさみ込みや、
ユーザによるキャリッジ押さえ(キャリッジ当たり)な
どによる基準位置の誤決定を防ぎ、より簡易にホームポ
ジションを決定できる。請求項2記載の発明によれば、
請求項1と同様に待機側マシン側板に一旦キャリッジを
当て、更にそこから、逆方向側板方向(第2の実施の形
態では左側板13)に走査し、その移動距離を計数し、
マシンで予め決められた走査距離と比較、一致すること
でそこを基準位置とするようにしたので、より確実にホ
ームポジションを決定できる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のキャリッジ制御装置をインクジェットプリンタに搭
載したので、ジャムによる記録紙のはさみ込みや、ユー
ザによるキャリッジ押さえ(キャリッジ当たり)などに
よる誤決定を防ぎ、より簡易にホームポジションを決定
できるインクジェットプリンタを安価に提供できる。請
求項4記載の発明によれば、請求項2記載のキャリッジ
制御装置をインクジェットプリンタに搭載したので、請
求項3記載の発明よりも確実にホームポジションを決定
できるインクジェットプリンタを、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する実施の形態の全体を示す模式
図である。
【図2】同実施の形態で使用するエンコーダの平面図で
ある。
【図3】同実施の形態で使用する透過型センサーの側面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図5】同第1の実施の形態におけるキャリッジの動作
を示す模式図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図7】同第2の実施の形態におけるキャリッジの動作
を示す模式図である。
【符号の説明】
HP…ホームポジション 11…キャリッジ 12…右側板 13…左側板 20…エンコーダ 21…透明部 22…黒帯部 23…ラインペア 30…透過型センサー 31…発光部 32…受光部 33…光路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するヘッドを搭載したキャ
    リッジを往復動作させ、キャリッジの動作と直交する方
    向に印字用紙を搬送して、印字用紙に画像を形成するイ
    ンクジェットプリンタのキャリッジ制御装置に於いて、 キャリッジの移動方向の一方に設けられ、突き当たった
    キャリッジの移動を停止せしめる衝止部材と、 キャリッジに設けられ、キャリッジのインクジェットプ
    リンタ本体に対する移動量を、一定時間毎に数値として
    カウントして検出する移動量カウント検出手段とを備
    え、 或る位置からキャリッジを衝止部材方向に移動させ、キ
    ャリッジが衝止部材により衝止した位置における移動量
    カウント検出手段のカウント値を第1カウント値とし、 キャリッジを前記衝止位置から前記或る位置まで移動さ
    せた移動量カウント検出手段のカウント値を第2カウン
    ト値とし、 前記第1カウント値と第2カウント値とを比較すること
    により、第1カウント値と第2カウント値が等しい場合
    には、前記衝止部材の位置をカウント開始の基準位置と
    することを特徴とするインクジェットプリンタのキャリ
    ッジ制御装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出するヘッドを搭載したキャ
    リッジを往復動作させ、キャリッジの動作と直交する方
    向に印字用紙を搬送して、印字用紙に画像を形成するイ
    ンクジェットプリンタのキャリッジ制御装置に於いて、 キャリッジの移動方向の一方に設けられ、突き当たった
    キャリッジの移動を停止せしめる第1衝止部材と、 キャリッジの移動方向の他方に設けられ、突き当たった
    キャリッジの移動を停止せしめる第2衝止部材と、 キャリッジに設けられ、キャリッジのインクジェットプ
    リンタ本体に対する移動量を、一定時間毎に数値として
    カウントして検出する移動量カウント検出手段とを備
    え、 前記第1と第2の衝止部材間の距離に対応した前記移動
    量カウント検出手段のカウント値を第3のカウント値と
    し、 キャリッジを第1衝止部材の位置から第2衝止部材の位
    置まで移動させた移動量カウント検出手段のカウント値
    を第4カウント値とし、 前記第3カウント値と第4カウント値とを比較すること
    により、第3カウント値と第4カウント値が等しい場合
    には、前記第1または第2衝止部材の位置をカウント開
    始の基準位置とすることを特徴とするインクジェットプ
    リンタのキャリッジ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
    のキャリッジ制御装置を備えたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のインクジェットプリンタ
    のキャリッジ制御装置を備えたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7510263B2 (en) 2004-09-08 2009-03-31 Ricoh Company, Ltd Image forming apparatus
JP2012035416A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプログラム
US9211742B2 (en) 2012-11-29 2015-12-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and recording medium storing an image forming program

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